鹿中 学校生活

今日の鹿折中

昼休み 外で運動あそび!

 
 5月に入って昼休みの校庭や昇降口付近が少し賑やかになっているのです。竹馬にのって遊んでいる生徒,縄跳びをしている生徒,ボール遊びをする生徒など,思い思いに運動を楽しんでいます。
 これは以前に行っていた「朝の縄跳び」の発展形の取組です。ある先生が生徒にアンケート調査したところ,運動をもっとしたいが,なかなかできていないと感じている生徒が大勢いることが分かりました。では,もし運動するとして,どの時間帯が適切かを尋ねてみると,昼休みと答える生徒が多かったのです。そこで,生徒たちに昼休みに外で運動したり,遊んだりしようと先生が提案し,生徒の一部が外に出てくるようになったのです。気候がよくなったことも一因かもしれません。何か適当な運動はないものかと先生が探したところ,新品の竹馬が倉庫にあることを見つけたらしく,5月からは昇降口に置くようにしています。
 広い校庭が生徒に戻ってきたのに,保健体育や部活動でしか使っていません。もったないように思います。そして,運動部活動の生徒だけではありませんし,登下校を保護者の送迎でしている生徒も多数いることから,もっと日常的に運動することを勧めたいと思っていたのです。このような運動遊びが広がって,健康を増進し,体力を高めるようになったらいいなと思います。これは自分から進んで取り組むことが大事です。昼や朝に校庭を使ってジョギングや散歩をするのも勧めたいものです。どうでしょう。
 

鹿ゴール!

 
 5月26日(日),中総体2日目を終えて生徒や先生たちが学校に戻ってきた頃,久しぶりに校庭に鹿が現れました。今回は1頭のニホンジカです。随分体が大きい鹿のようでした。「鹿がサッカーゴールの中に入っている!」「かわいいーッ!」などと職員室では盛り上がりました。気温が高い日でしたが,夕方になって幾分落ち着いてきたからなのか,悠々と校庭を東側から西側にかけて進んでいきました。歩いては立ち止まり,職員室のほうを見ています。職員室を警戒するかのようです。そして,また歩いては立ち止まるといった感じです。食べ物を探しているといった様子ではないようです。今回の登場で,鹿の「おしりは白い」ことがよく分かりました。それにしても毎回思うのですが,こんなに大きな野生生物,普段はどこを寝ぐらとしているのでしょうか。三陸道建設や大島架橋取付け道路工事のため,山は環境が変わっているのかもしれませんね。鹿さんにも頑張ってほしいですね。
 

陸上大会練習への参加者50名超

 
 50人が一斉に走り出すと校庭には,土煙が上がります。圧巻な場面です。
 
 地区中総体陸上競技大会が近づいてきました。今年は6月13日(木)に一関陸上競技場で開催されることになっています。本校では毎年参加希望者を募り,自発的に生徒がこの大会に参加しています。今年も大勢の生徒が参加の名乗りを上げてくれました。なんと全校101名の生徒のうち53名もの生徒が希望をしてくれました。みんなでこの大会を頑張るぞといった気持ちが代々生徒に受け継がれているようです。競技力の問題ではありません。その前向きな気持ちが嬉しいですね。そして,サポートメンバーとしての活躍もありがたいです。
 
 昨年のことを思い出します。昨年の今頃も校庭は復旧工事の真っ最中でした。ですから,東中才の仮設グランウンドにバスで移動して練習をしていました。今年は写真のとおり,広い校庭をみんなで使って楽しく練習ができています。幸いよい天気も続いているようです。普段の各部活動の垣根を越えて,みんなが一緒になって取り組めるのも魅力なのでしょう。とても前向きな練習風景です。期間が短いですから,疲れをためず,怪我をしないように練習に励んでほしいと思います。また,みんなで声を掛け合ってアドバイスをしながら練習したいものですね。
 
 8日(土)には,一関市で開かれる「中体連陸上教室」に大勢の生徒が参加することになっています。参加予定の生徒のご家庭には既にプリントでお知らせしていますが,ご協力をどうかよろしくお願いいたします。→「陸上教室」は天候悪化のため中止となりました(6/7・13:30)
 

生徒たちによる学級づくり

 
 昨日ご紹介した学級には,また別の目を惹くものがありました。上の写真です。どやら学級目標が決定したのですね。「極限的結戦 ~自分たちの極限の力を出し友達と団結してカベに向かって戦え~」というものらしいのです。「なんと斬新な学級目標!」と思いましたが,これが生徒にとっては,イマドキの表現なのかもと思ったのです。そして,これを教室に清書して掲示するためにどのように書くかも検討され,提案されているのです。工夫のある表現が企画されているように思います。これが完成して掲示されるのが楽しみです。表現力や企画力のある学級ですね。
 さて,下は別の学級の壁に貼ってあったものです。生徒たちは学級内でレク的な行事を行ったようですね。担任の先生に聞くと,ストップウオッチを使ったお楽しみ的な行事だったのだそうです。名付けて「第1回ギネス大会」です。上位の成績の生徒にメダルが渡され,写真をとり,その結果が掲示されていたのでした。みんなで楽しむ活動だったのですね。
 生徒たちの学校生活は,やはり生徒たちが作り出すものです。試行錯誤や工夫があり,時には個性がぶつかって対立や反目があり,それを乗り越えてよりよい集団になっていくもののようです。各学級の歩みを楽しみに見ていきましょう。生徒会のテーマも決まりました。こちらも楽しみです。
 

班活動・係活動 学級生活の基本です

 
 どの教室にも,生徒の班活動や係活動の所属や役割分担が掲示されているものです。保護者の皆さんの中学校時代も同様だったのではないでしょうか?小学校にはありましたが,高校の頃はどうだったかと考えると,あまり記憶がありませんね。中学校では,この班活動や係活動が学級生活の基本です。この活動から,自分の役割や責任を果たすこと,みんなで助け合うこと,協力して問題解決をすること,そのためにしっかり話合うことなどを学びます。これによって,一人一人に居場所のある集団が徐々にできていきます。
 ある学級の側面の壁には,左上のような掲示物がありました。一番上の段には,係や班所属,2段目には各種の通信,3段目には話合いで使った付箋紙,4段目には話合いのテーマが書かれていました。とてもよくできています。
 この学級では,一つの班が一つの係を担当する方式です。驚いたのは,班の役割の中に,班長,清掃長,特殊任務長,学習長,清掃長といった個別の役割分担があることでした。これは昔はなかったなと思いながら見ていると,各班の「◎◎長」同士が集まって話合いをしているのです。(右下の写真)例えば清掃長は「各班の掃除の取組」について,班長は「クラス全体をみたとき,よいこと,わるいこと」について,それぞれ現状→課題→解決策を話合っているのでした。1年生ながら,うーん,なかなかやるなと思って見ました。このような活動をとおして中学生は少しずつ成長していきます。ご家庭でも,お子様にどんな活動・仕事をしているのか尋ねてみてください。きっとお子様のやる気につながると思います。
 

雨の日も 「あいさつ運動」

 
 本校の登校坂にこの立派な看板があることはご存じだと思います。あいさつを代々生徒会が大事にしてきたことを表すものです。この看板に恥じないあいさつを学校生活のなかでやっていきたいものです。
 さて,現在の本校では年間を通じてあいさつ運動をしています。毎日ではないのですが,色々なグループであいさつ運動の当番となって,朝の校内にあいさつを響かせています。これも特色です。学級別,部活動別,委員会別,部活動別などの当番があります。晴れているときは,冬でも校門付近にこの集団が現れるのですが,雨が降ったときは昇降口です。この日は生憎の雨模様でしたが,1年1組の男子生徒が当番を務めてくれました。あいさつで生徒同士がつながり合い,気持ちのいい学校生活ができるといいですね。そして,校内だけでなく,家庭でも,地域でもこれを実践してほしいです。生徒の皆さん,中学生の「かっこいい」あいさつをしましょうね。食事の時も「いただきます」をしっかりとね。
 

大きなホワイトボードがありました! 家庭学習

 
 1年生の教室に行ってみると,なんだか大きなホワートボード(WB)が後の出入口のところにあったのです。こんなに大きいWBがあったかなあと思って,その中身を見てみると,3人の生徒のチャレンジノート(家庭学習ノート)のコピーが貼ってあり,コメントが書いてありました。これで家庭学習を生徒に工夫させ,効果的な学習の仕方を身に付けさせようとしているのでした。3人の生徒の良さが説明されています。先生が書いたものでしょうか?生徒たちが書いたものでしょうか?それぞれの良さが紹介されています。
 時折「勉強の仕方が分からない」といって自分で勉強をしようとしない生徒がいます。そして,保護者もそのことを鵜呑みにして勉強の仕方を教えてくださいということがあります。しかし,勉強の仕方というのは「勉強するから分かるようになる」ものではないでしょうか?このことをを絶対に身に付けよう,覚えようと思って自分で工夫をするから,自分の勉強方法が身に付いてくるものだと考えてはどうでしょう。もちろん,級友の勉強の仕方はとても参考になります。まず,自分のやり方でやってみることです。そこがスタートラインです。そこから工夫が生まれてくるのです。
  

生徒総会 今年度の生徒会テーマ決まる

 
 5月20日(月)の午後,今年度の生徒総会が行われ,生徒たちは年間活動テーマなどを決定しました。いよいよ鹿折中学校72回目の生徒会の歩みが始まります。開会に当たり,生徒会の歌を全員で斉唱しました。そして,「学校の主人公は生徒なのだから,生徒が自分たちの学校生活に主体的に取り組み,責任を持つことは当然です」と校長先生からお話をされ,その活動例として,昨年の夏の甲子園大会を湧かせた秋田県立金足農業高校の「全力校歌」を動画で視聴しました。
 
 話合いに入る前に出席者の確認をして,総会が成立したことを報告し,議事に入ります。委員会活動,部活動などでの活動報告,決算報告がありました。大人と同じ総会風景です。その後,活動計画や予算案の審議に入り,丁寧な説明としっかりとした説明が繰り返され,中身のある議事が進行していきました。
 
 総務方針をすべてご紹介はできませんが,昨年度までの方針に今年の内容が加えられて説明されていました。今年度のキーワードは「みんなで創る」です。「中央委員会」というのも,その一つかもしれません。昨年の3年生が「鹿中きれいの日」を創って活動したことを参考にして取り組んでほしいと思います。
 
 ところで,生徒会テーマは,投票の結果「Be a Dreamer ~未来へ羽ばたけ~」となりました。最後に教頭先生から話合いを褒めていただき,期待を述べていただいて,総会を終了することができました。
 
 中学校では,生徒会活動の一つとして「総会」や「選挙」を生徒に指導してきました。この活動から,将来の「市民」としての資質を育て,民主的な社会の形成者としての素地を養っています。ESD(持続発展教育)と言わなくても,将来のためにずっと以前から取り組んできたのです。先人の偉大な業績であり,今も大事な教育活動だと思っています。

教育実習生 齋藤先生ありがとう

 
 5月7日(火)~24日(木)までの間,教育実習の齋藤先生が来校していました。教科は国語,学級は2年生,部活動はソフトテニス部を担当をしてもらい,それぞれの先生たちの指導を受け,教職について実際に学びました。齋藤先生は本校の卒業生です。震災直後の平成23年度に中学3年生だったということでした。災害の影響が色濃く,校庭に仮設校舎が建ったときの3年生でしょうか。あの時の鹿折中学校はそんな時だからこそ,「あいさつ」と「笑顔」を大切にしたと言います。今回は久しぶりに母校を訪れ,後輩を相手にした教育実習となりました。何と,放送室にある定番のアナウンス原稿は齋藤先生が中学生の頃に書いて貼ったものだそうです。そのまま現在も使われていることが分かりました。すごい伝統(?)ですね。実習では,教室での学習指導や生活指導に加えて,放課後はテニス部の指導を経験してもらいました。生徒には,齋藤先生と接する中で自分自身の将来を考えてほしいと話していましたが,3週間のお付き合いから,生徒が感じ,学んだものも多かったと思います。夜遅くまで実習に取り組みました。お疲れさまでした。残りの学生生活の充実を期待します。
 

家庭科学習 あなたの名前の由来は?

 
 昨日ご紹介した2年生,実は前日の5月16日(木)には,こんな学習もしていたのです。家庭科での学習で,自分の名前の由来を保護者に取材して級友に紹介するといった内容の学習です。こんな発表会があるよと噂を聞きつけていたので,ぜひ見てみたいとは思っていたのですが,「今からはじまります」と言われ,教室に押しかけてみました。
 生徒たちは自分の名前がどうしてこのように付けられたのかを取材し,そのことから自分が考えたことを堂々と発表していました。ある生徒に尋ねると,以前にも親から聞いたことはあるのだそうです。でも,思春期を迎えたこの時期に,名前に込められた親の願いや期待を改めて確かめることで,また以前とは違った考えを持つことにもつながり,意味のある活動になるのではないでしょうか。生徒はみんなしっかりと発表し,その発表に対しての級友の拍手が温かいと感じた学習の様子でした。保護者の皆様,子どもたちには親の思いが伝わってると思いますよ。2年生の生徒の今後が楽しみですね。当日は,家庭科の先生のご指名で,担任の先生も飛び入りし,名前の由来を話してくださいました。
 

2年生 「スポーツ笑顔の教室」を行いました

 
 2年生は,先日5月17日(金)にスポーツ笑顔の教室を実施しました。これは,「スポーツこころの教室プロジェクト」様からの講師派遣による教育プログラムです。本校では昨年に引き続き,2回目の実施です。「夢先生」との交流や体験談を通して,夢を持つことの素晴らしさや努力することの意義などを勉強するものです。
 当日は「夢先生」として,梅原玲奈さんに来校していただきました。梅原さんは,フリースタイル・スキークロスの日本代表として,2018年韓国・平昌オリンピックに出場した方です。
 
 前半は体育館でウオーミングアップゲームやチームワークゲームを行い,みんなで協力をして課題を解決することをゲームを通して学びました。
 
 後半は教室でのお話です。夢先生のこれまでの歩みや経験・考えをお聞きして,自分の夢を考え,育む時間です。この時の生徒の眼差しは真剣そのものであり,しっかりお話を聞いて考えていることがよく分かるものでした。
 この教室でのお話から各自が自分の夢に気付き,深め,今まで以上に理想を求めて歩めるようになるといいですね。これからの2年生の成長が楽しみです。わざわざ東京からおいでいただいた,梅原さんを始めスタッフの皆様に心から感謝を申し上げます。
 
 

月ごとに考えて活動! 生徒の委員会活動

 
   先日,5月の委員会活動の話合いの様子を見に行きました。防災委員会は,6月の防災標語を決めた後,校舎の安全点検を学年ごとに生徒が行っていました。放送委員会は,例の企画番組の話合いです。側に近づいても気にしないほど,話合いに熱が籠もっていたのが印象的です。一年生もすっかり戦力となって,自主的で工夫のある番組づくりがなされています。また,ボランティア委員会は,今年も金曜日の朝の活動を続けています。この日はいつもより早く生徒が登校してきます。そして,早速,火ばさみをもって校庭や登校坂へと散っていきます。昨年の真冬の雪の舞う中での活動を思い出します。後輩たちには,この活動がしっかりと受け継がれていることが分かります。この他の委員会でも日常的に活動が行われています。後日,他の委員会をご紹介しましょう。生徒の皆さん,頑張ってくださいね。
 

地区中総体 ご協力ありがとうございます

 
 5月25日(土)26日(日)の2日間,地区中学校総合体育大会が開催されました。大会参加のために,保護者の皆様には朝早くからお見送りいただき,また,各競技を応援いただき,たいへんありがとうございました。各競技において,生徒たちは持てる力を精一杯に出し切りました。勝負事ですから,敗戦の苦い思いもありますが,3年生たちは,これまでの3年間,各部において一生懸命に励んできたことを称えたいと思います。
  
 部活動は教科学習とは異なる貴重な教育活動です。異年齢集団での自主活動を通して,①個人として成長する,そして,②集団として成長することを目的としています。もちろん,勝敗も大事なのですが……。この3年間の部活動での経験を生かすことで,より充実した自分自身になっていくことができるはずです。競技をとおして学んだことを「宝物」にしてほしいと思います。
  
 今後も生徒たちには,目標を高く持ち,「一生懸命に生きる」ということを通して,まだ秘められている自分の良さを見つけてほしいと思っています。3年間の部活動で貴重な「種」が蒔かれたと思います。それを芽吹かせるのは生徒たちです。芽吹かせ,育てて豊かな人格の人間になってほしいものです。生徒たちが,今後も未来を夢見て精一杯に励むことを期待しています。
  
 どの競技もご紹介したいのですが,今回は卓球競技をご紹介します。本吉総体を会場にして行われた卓球競技には,本校の男女卓球部が参加しました。外部コーチにも2日間ご指導いただきました。ありがとうございました。生徒はこれまでの集大成として気迫あるプレーをしたと思います。よく頑張りました。 
  
 新人大会よりも格段に上達していることが伝わりました。惜しくも,男女ともに県大会出場を逃しましたが,よい試合ができたと思います。今後の健闘を期待します。そして,敗戦の悔しさは次回に晴らしていきましょう。
  

英語検定 「奨励賞」をいただきました

 
 3月29日付けで日本英語検定協会から「奨励賞」を頂きました。年間3回の英語検定を本校で実施し,生徒の英語力の向上に貢献したことで表彰をされたものです。特別素晴らしい賞をいただいたというものではありません。しかし,英語検定だけでなく,漢字検定や数学検定も,本校では積極的に実施しています。そして,生徒たちも検定を励みにして自分のペースで受験をし,少しずつですが実力を高めてきています。教師も受験をする生徒に放課後等の機会を利用して,アドバイスをしたり指導をしたりしているのです。地域での活躍とともに,「世界とつながる豊かなローカル」を目指す気仙沼市の人材として,多言語の能力,数学的な思考力をしっかりと身に付けたいものです。自分のレベルを知り,着実に力を高めるためにも,これらの各種検定を生かしていきましょう。生徒諸君の自発的なチャレンジを期待しています。英語検定は今年度も3回実施する予定です。頑張りましょう。

学校のツツジ きれいに咲きました

 
 学校のツツジがきれいに咲きました。気仙沼地方では5月下旬から6月上旬が見頃になるのでしょうか,ツツジがきれいに咲いています。本校で圧巻なのは校門脇の「青雲の志」石碑のある植え込みの部分です。ここには,赤,濃いピンク,薄紫,純白と4色のツツジを一度に見ることができます。実はもう一色,オレンジ色に近いツツジもありましたね。(前にご紹介したもの)ですから,本校で見られるツツジは5色あるということになりますね。新緑の季節を代表する素晴らしい花です。緑を背景にして,今,彩り鮮やかに咲き乱れています。いつ頃植栽をしたものかは不明ですが,ツバキの3月,桜の4月,ツツジの5月と,学校は春の素晴らしい環境になっています。生徒たちも,このツツジの鮮やかさを目に止めているでしょうか?中総体,生徒総会,陸上大会などの行事の真っただ中ですが,今年の春(初夏)を楽しんでほしいものです。見ていると,白いツツジは一番最後に咲くということが分かりましたよ。
 
 

総合的な学習 ねらいと内容

 
 少し前になりましたが,5月13日(月)には今年度の総合的な学習の時間の勉強についてガイダンスがありました。安全担当の阿部先生から,全校の生徒に対して毎年この時期に説明を行っています。
 本校の総合的な学習の時間は「さくら学習」と名付けています。内容は大きく2つです。一つは,「探究学習」であり,もう一つは,「防災学習」です。全校テーマは「ふるさと鹿折を見つめる ~みんなが幸せになれる社会を創る学習~」です。これは総合的な学習の時間のねらいに加えて,ESD(持続発展教育)やみやぎの志教育の趣旨を踏まえたものですが,「未来を夢見る人間」の育成には必要な学習内容だと思っています。
 
 探究学習では,特に今年は学年の学習テーマを「問い」のかたちで表すことにし,3年間の学習が,最終的に社会参加につながっていくように内容を構成しています。探究し,課題解決をすることで,学びがいのある本物の学習にしたいのです。1年生には「社会にはどんな課題があるのか?」(社会の課題),2年生には「人々はどういきているのか?」(自他の生き方),3年生には「人々はどうすれば幸せになれるのか?」(幸せと創る提案)という課題を出しています。このことへの答えを求めて,生徒の学習が促進されると考えています。生徒がどんな答えを出すのか,とても楽しみです。
 
 また,一方,鹿折中学校は防災学習にも力を入れています。どの学年も年間25時間の防災学習をします。3年間で75時間です。この他に毎月11日は「防災学習の日」として課外学習が行われます。ねらいは「生き抜く力」を学び高めることです。キーワードは,「そなえる」「まもる」「つながる」です。
 
 その際には,これまでの「支援に対する感謝」を忘れないこと,そして,学習を生かして「地域に貢献」することを大切にしています。生徒が学習することで,最終的に「地域の防災力」が向上することを目指しています。防災は鹿折地区の社会課題の一つです。震災の経験を生かして,私たちはよりよい社会を目指し,幸せを実現しなければならないと思うです。意味のある学習にしたいものです。
 

春の交通安全運動 街頭広報活動!

 
 春の交通安全運動が5月11日(土)から行われています。16日(木)と17日(金)の朝の登校に合わせて,本校生徒会の防災委員と総務の生徒たちが交通安全を皆さんに呼びかけました。場所は,国道45号線のホーマック様前の歩道です。この場所は本校生徒も横断歩道を利用して大勢が行き交う場所です。生徒同士が交通安全を意識し合って安全に登校することはもちろん,朝の通勤等で道路を走るドライバーの皆さんにも交通安全を呼びかけるものです。全国ではとても残念な交通事故が起きており,幼い命が犠牲になっています。私たちの地域で同様の事故が起きないようにしたいものです。慎重で安全な登下校をしましょう。ドライバーの皆様,地域の皆様,是非ご協力をお願いいたします。生徒諸君,朝の交通安全運動への協力,大変ご苦労様でした。頑張りましたね。
 

中総体応援エールの練習 1年生

 
 文字でお伝えするのは難しいのですが,旗揚げをした後に,「行くぞー」(おー)と3回,「フレー,フレー鹿折」(フレッ,フレッ鹿折)と2回,太鼓でドッドドドと4回,「さあー,行きましょう」(さあー,行きましょう)と2回,「一球入魂」(一球入魂)「力を込めて」(力を込めて),「頑張れ鹿中」(頑張れ鹿中)……まだまだ続くのですが,本校のエールはとても音楽的で気持ちよくできています。
 先週の1年生教室では,応援エールの練習が始まっていました。中学校に入学して初めての経験です。1組も2組も,学級ごとに練習をして準備していたようです。今週からは全体練習も始まり,今日は本番の中総体壮行会です。気合いの入ったいいエールができるといいですね。頑張れ,1年生!
 

中総体 頑張る部活動(校庭)

 
 
 今年度,サッカー部は部員10人での単独チームで中総体出場となりました。そんな逆境の中でも,先日のゴールデンカップでは,ベスト4入りすることができたということです。サッカー好きの生徒が集まった部活動です。ですから,冷静な工夫と気迫で中総体でも頑張ってほしいものです。練習の中で大事にしてきたことを,試合でしっかりと実践して,勝利を手にしてほしいと思います。この日はとても楽しそうな練習風景でしたね。
 
 
 ソフトボール部は2・3年生で6名の部員数となりました。1年生の入部がなかったので,残念ですが,中総体には出場できないのです。しかし,部員たちはそれでも大好きなソフトボールの練習を続けています。6月に開催される鹿折地区のソフトボール大会が今の目標になっています。3年先生にとっては,これが最後の試合となります。思い出に残る大会にしてほしいものです。互いにアドバイスをしながら着実に練習に取り組んでいる姿は素晴らしいと思いました。頑張れ,ソフトボール部!
 
 テニス部は3月までは部員数4名の部活動でしたが,1年生の入部によって3パートが揃って団体戦をすることができるようになりました。ですから,1年生は貴重な戦力となっています。1年生はルールを理解し,審判の仕方を習得するなど,たくさんのことをこなさなければなりません。でも,これまでは1パート不戦敗からスタートしていたことを考えれば,とて素晴らしいことです。練習終わりには,大きな声で校歌を歌っているテニス部です。チームワークを一層高めて頑張りましょう。健闘を期待します。
 

中総体 頑張る部活動 (体育館)

 
 
 中総体を間近にした5月16日(木)の放課後,体育館の部活動の様子を見に行くと,元気な部活動の様子をたくさん見ることができました。体育館に入るとすぐに部活動ごとにまとまって大きなあいさつをしてくれました。その後,すぐに活動に戻って練習を再開をします。礼儀正しい取組方だと思いました。立派でした。どうやら練習は,準備運動的にルーティンとなっている活動から入り,その日のテーマとなる練習への移っていくようです。それぞれが一生懸命に,きびきびと取り組んでいることがよく分かりました。
 
 
 中総体を10日後に控えた練習です。バスケットボール部も,卓球部も活気のある練習ぶりでした。試合では,自分たちの実力を出し切ることが大切ですから,心身とともに「考え方」も大事にして臨んでほしいと思います。特に,3年生は最後の中総体ですから,チームが一丸となって声を出し合い,後悔をしない試合をしてほしいと思います。これまでの集大成となる大会としてください。みんなの健闘を期待します。
 

鹿3運動 ③鹿「メディア1時間」運動

 
 鹿3運動の3つめは,鹿「メディア1時間」運動です。中学生のメディア利用については,これまでも度々情報を提供し,PTAとともに保護者の皆さんにお願いをしてきました。先日も「スマホ等安全教室」を実施しましたが,依然この問題に関する懸念は続いています。
 一番心配なのは,スマホや通信機器等でのSNS利用で「いじめ」や「ポルノ製造」等の問題行動が起きる可能性があること,また,専用ゲーム機だけでなく,スマホ等でも深夜まで「ゲーム」をしたり,「漫画」を読んだりして依存傾向となること。そのことから,子どものコミュニケーション能力が育たず,不登校や対人関係のトラブルに発展することなどです。
 これからの時代では,これらのメディア利用は不可避でしょう。ならば,上手に使えるよう,依存しないよう,直接的コミュニケーションを大事にするよう指導していくことが大切ではないでしょうか。まずは,メディア利用をセルフ・コントロールする能力を育てましょう(持ちましょう)。スマホやゲーム機の利用を「一日1時間」と目安を設けて実践してはどうでしょう。先に記事にした「シックス・イレブン運動」とも関連させたいものです。なお,スマホ等は夜9時以降は保護者に預けることは気仙沼地区学校警察連絡協議会の申し合わせ事項になっています。(気仙沼地区のルール)各ご家庭で実践していただきたいと思います。

鹿3運動 ②鹿「シックス・イレブン」運動

 
 生活習慣で大事にしたいのは,「しっかり寝る習慣」です。中学生は多忙です。特に夏場は,部活動を終えて学校を出るのは午後6時15分です。(本校)帰宅すると7時頃になるのではないでしょうか?帰宅後に中学生がすることは…着替え,夕食,休憩や娯楽,家庭学習(学年+1時間が目安),家族の団らん,入浴などです。なかには,塾や習い事のある生徒もいるでしょう。これらを終えると就寝はいつになるのでしょうか。1日はいつでも24時間しかありません。24時間の中にこれらの生活を組み込まなくてはならないのです。ですから,どうしても「睡眠が軽視されている」のではないかと思います。しかし,睡眠が不足したとき,意欲の減退,体調の悪化,慢性疲労,集中力や笑顔の減退,イライラや不安の増加などが起きてしまいます。これではいけません。一日24時間をセルフプロモーションできる能力が必要です。その中で,決まった時間帯に「7時間」は良質の睡眠をとることが必要です。安定した生活リズムが効率の良い日常生活を生み出し,成長期の子どもたちの健康と成長を支えます。
 また,調査によれば,7時間~8時間の睡眠をとる中学生の学習成績が一番よいとの結果が出されています。恐らくこれは「自律心」や「自己管理能力」が学習成績に影響するからだと思うのですが,真実はどうでしょうか。今回の鹿「シックス・イレブン」運動の背景がここにあります。夜は11時には寝ましょう(寝せましょう),朝は6時には起きましょう(起こしましょう)。一日がより有意義になると思います。

鹿3運動 ①鹿「あいさつ」運動

 
 自然に上手なあいさつができる人を見ると,ああ,いいなと思ってしまうことは誰にもあるのではないでしょうか。あいさつで他の人によい印象を与えることは,相手だけでなく,その当人にとっても重要なことですね。多くのみなさんから好感をもって接してもらうことができるからです。あいさつは「人間関係の入口」をつくる働きがあります。人は多くの人々と接することで様々なことが分かるようになります。まして,子ども時代は多くの人々と触れ合い,関わることで,成長する機会を得るのです。ですから,あいさつ(入口)が上手かどうかは大きな問題です。あいさつで人とつながることができる「心の体質」をつくりたいものです。
 社会生活や職業生活でもあいさつは大切ですが,子どもの時代に人に対して積極的に関わり,交流してよりよい関係をつくる心の体質を育むことを大事にしたいものです。デジタルな人間関係が増えてきていますが,直接顔と顔を合わせて紡ぐ人間関係が基本です。「おはようごさいます「さようなら」「ありがとうございます」など,相手の顔を見てはっきり言えるように,小中学校時代から育てましょう。このことを家庭,地域,学校で取り組みましょう。

「鹿3運動」を始めます ご家庭でのご協力を!

 
 鹿折中学校の生徒を今後伸ばしていく上で最も重要なことは「生活習慣」を向上させることです。生活習慣といっても色々なものがありますが,とりわけ私たちが重要視しているのは,①あいさつの習慣,②活動と睡眠の時間帯管理の習慣,③スマホやゲームなどのメディア利用の習慣だと思われます。
 保護者の皆さんは,既にご存じの通り,この生活習慣に問題があることは昨年度の学校評価の結果から明らかなことでした。そして,生徒自身もそう感じており,私たち学校職員も問題視・不安視していることです。もし,これらの生活習慣が改善・向上したら,鹿折中生徒の①前向きさが高まり,②学力は向上し,②問題行動が減り,④健康が増進されることが期待できます。
 この度,鹿折小学校と中学校がこの「生活習慣の向上」に共通して取り組むことになりました。小中で協力し合い,ご家庭の理解と協力を得ることで「強力な推進力」を得られると考えるからです。名付けて「鹿3運動」です。学校ではこれを働き掛けてまいります。鹿折小・中の子どもたちを一層伸ばすために,是非ご家庭からのご協力をお願いします。
 ※このポスターをご家庭の目立つところに貼ってください。(印刷配布済み)
 →鹿3運動 ポスター.jpg

2年生総合 「職業講話」を実施しました

 
 
 5月10日(金)に2年生の総合的な学習で「職業講話」を行いました。これは今年初めて実施するものです。2年生の総合的な学習のテーマは「人々はどう生きているのか?」(自他の生き方)です。このことを探究しながら,3学期にの立志式につなげ,「みんなが幸せなる社会」をどうつくるかを考える学習へと発展します。
 今回の職業講話では「ハローワーク気仙沼」から及川様,小山様に学校においでいただき,興味深いお話を熱心にしていただきました。大変ありがとうございました。生徒にとって今まで知らなかったことや分からなかったこと見えてきたり,未来を考える貴重な機会となりました。内容は①ハローワークの仕事,②13歳の進路,③何のために働くのか,④仕事に出会うために,⑤自分を知ること,⑥自己理解ワーク,⑦仕事を知るなどでした。生徒の表情がその学習の有意義さを物語っていると思います。
 
 先日の1年生の学習では「メモ力」を話題としましたが,2年生も同様に素晴らしいものでした。更に凄いのは2年生の「質問力」です。お話をお聞きしているだけでは,真の理解には至りません。お話に対して感じたことをお伝えしたり,疑問をお尋ねしたりして「対話」することが,本物の理解をもたらすのです。このことがよくできるようになってきた2年生の姿を見ることができました。素晴らしいです。メモしたり,話合ったりすることで「自分の考え」をもつことが「質問力」を生み出してるようです。
 
 自分自身を生かして職業をもち,社会に参加することで,家庭を支え,社会を豊にできる人になってほしいものです。そして,自分自身の幸せをたくさん感じてほしいものです。頑張れ,2年生!
 

通学路の様子はご存じですか?

 
 雨上がりの先日,5月7日(火)のこと,地域の方からお電話をいただきました。昨晩は結構強い雨が降っていたのですが,生徒が登校する頃には雨も上がって,ああいいなと思っていたのです。しかし,通学路はそうではなかったようです。お電話の内容は,学校の下の住宅地を通る通学路が冠水しており,生徒の徒歩通学に支障があるはずだということでした。早速,防災担当の職員が現場を見に行くと,写真のような風景となっていたそうです。恐らく少し前には,これ以上の冠水があったものと思われます。お電話でご指摘のように,徒歩通学の生徒は大変だったと思われます。通学路の様子を確認していかなくてはと思いました。
 実は,本校では正式な通学路を指定していません。それは震災以降,あちこちで道路工事等が行われており,状況が定まらないからです。未だに通学路を正式に指定しかねてい状況なのです。ですから,今回の情報提供は貴重でした。学校はもちろんですが,各ご家庭でもお子様の通学路について,雨天時や夕暮れ時などの状況もご確認いただけたらと思います。地域のことは学校以上にご家庭がご存じだと思いますが,今回のように状況変化があったときは思わぬ事態となるのですね。
 また,車両だけでなく,クマなどの動物による懸念,声がけ・つきまといなどの不審者への対応にもご指導をしていただきたいですし,大きな地震等が発生した場合の通学路上の一時避難先についてもご家庭で話題としていただきたいと思います。親の送迎に頼らない「徒歩通学」「自転車通学」は生徒の心身の成長にとっては重要なことです。これを安全にさせることが大事だと思っています。どうぞご理解いただき,ご協力をよろしくお願いいたします。
 

学校の新緑 素晴らしい季節になりました

 
 写真は5月1日(水)の登校坂の様子です。草木の緑と桜の花びらのピンクのコントラストがきれいです。先日までは上を見上げていた登校坂の風景でしたが,この日はピンクの絨毯の上を歩くことになりました。下を眺める,この桜も素晴らしいですね。
 
 上の写真は,校舎の中庭を撮影したものです。先日は白木蓮が素晴らしい白い花を付けている様子をご紹介しましたが,あっという間に緑が青々としてきました。朝の光を浴びて輝く緑の様子をご覧ください。この風景と子どもたちの風景がとてもマッチしているのです。
 
 これも先ご紹介した校舎正面の椿の落花です。株の下にはたくさんの椿の花が落下して,まるで花の絨毯のようです。植え込みのパンジーとも一体化しているのです。とても豪華な絨毯です。
 
 ツツジもきれいに咲きました。校地内のいたるところで春の花々が咲いているのです。素晴らしい青空が広がった朝には,登校する生徒たちの1日の頑張りを励ましてくれているようです。

修学旅行 特別生放送!

 
 3年生の修学旅行隊は,5月10日(金)に2泊3日の旅行を終えて無事に鹿折に帰ってきました。保護者の皆様,ご協力たいへんありがとうございました。
 ところで,9日(木)の昼の放送では,放送委員が東京で自主研修中の3年生に電話インタビューをして,修学旅行特別番組を生放送していました。この日は,新大久保で買い物中の3年生の先輩に電話をかけ,天気の様子を尋ねたり,活動の様子を尋ねたり,激励をしたりして,楽しくリアルな放送でした。とても意欲的な番組づくりです。バックに流れた曲は,吉幾三さんの「オラ東京さ行くだ」,クリスタルキングさんの「大都会」でした。中学生がなんでこんな曲を知っているのと驚いてしまいました。放送委員には,うまくいかなくて悔しかった部分もあったようですが,このような企画放送ができるのは素晴らしいことです。反省点を生かして上達していきましょうね。期待しています。
 

中学生の子育て

 
 小学生のように手はかからなくなりましたが,中学生の子育ては難しいと思います。各ご家庭ではどうでしょうか。中学生には中学生の子育てが必要です。
 今日は図書のご紹介です。左の図書は「友だち幻想」という新書(ちくまプリマー新書,菅野仁)です。人間関係というものについて,多くの示唆を与えてくれる良書です。以前,市教育長さんが中学生にこの本を薦めていましたが,中学生の保護者の方々が読まれても有益ではなかいかと思います。特に,友だち関係について考えることの多いお子様をお持ちの保護者の方にはお薦めです。
 右は,昨年,日本PTA全国協議会が創立70周年記念に際して出版した物です。様々な家庭の子育ての逸話が紹介されています。子どもと共に学び,共に乗り越え,親として成長するために役立つ図書です。子育てにはどの家庭にも当てはまる正解というのはないのかもしれません。我が家の子育てを考え,実践するのに役立つ図書です。
 子どもを育てることと,親として成長することは,裏表の関係です。ですから,子どもの成長を導く私たちの学びは大切です。子どもを育てながら,私たちは大人として成長しなければならないのです。

1年総合的な学習 防災講話を行いました 


 
 
 5月8日(水)の5・6校時に1年生は総合的な学習を行いました。1年生の学習テーマは「社会にはどんな課題があるのか?」(社会の課題)です。今回は社会の課題の一つとして「防災」を考えます。小学校までの学習で,このことを随分勉強をしてきたと思いますが,中学生ですから,防災上の課題を知り,その課題にどう取り組むべきかを考えさせたいと思います。
 当日は気仙沼市役所総務部危機管理課からお二人の講師をお招きし,様々な災害の可能性と情報入手の方法を教えていただきました。1年生の生徒たちは,実によくお話を聞いていたと思います。休憩時間にも先生と地図を見ながら会話をしています。そして,関連する質問を積極的に行うことができていました。これからの学習が楽しみです。
 それにしても,一番感心したのは「メモ」です。1年生の生徒はお話を聞きながら,思い思いにメモをとっていました。積極的なお話の聞き方に加えて,意欲的なメモの取り方でした。この学習習慣は小学校で培ってきたのではと思いますが,とてもよい習慣だと思います。下の写真はその様子を撮影したものです。今後,工夫のあるメモ,自分の考えや気付きを深めるメモの取り方に発展させたいものです。
 

ESDへの導入 世界と自分の関係

 
 
 5月7日(火)の朝会で,世界と自分を考えるお話を校長先生が行いました。この内容は,気仙沼市が取り組んでいるESD(持続発展教育)や宮城県の志教育の趣旨を踏まえたものです。昨年度も総合的な学習や教科学習の進展する前に全校生徒に対してお話しして理解を促し,意欲を高めるよう行っていたものです。
 お話では,まず,宮澤賢治の『農民芸術概論綱要』の中から「世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という言葉を紹介しました。このことに疑問をもち,世界が全体幸福になるということはどんな状態になるのかを考えると,国連が提唱する「SDGs」が一つの答えになるはずだというお話です。次に,エチオピアの13歳の少女の日常生活を動画で視聴し,世界には課題がいっぱいあること,その課題に対してみんなが行動していく必要があることを生徒は理解しました。そして,自分たちが今できることを精一杯にやっていこう,そのことで最終的に「みんなが幸せになれる 民主的で 家族のような社会(学校・地域)」を目指そうと話されました。
 少し難しい内容でしたが,2回目の今年は,生徒の理解も進んでおり,みんな真剣な眼差しでお話を聞いていたのが印象的でした。先生たちもこのことに興味をもってお話を聞いていたようです。本校の教育活動のベースにこの考え方をしっかりと根付かせて,未来へのアプローチができる教育をしていきたいものです。
 
 
 

修学旅行 出発!

 
 昨日5月8日(水)に3年生は修学旅行に出発しました。東京方面への2泊3日の修学旅行です。集合は朝5:35分に鹿折公民館です。寝坊したり,忘れ物をしたり,体調が整わなかったりする生徒はいないか,少し心配でしたが,予定された時刻にみんなが集合し,出発式となりました。
 式では校長先生や教頭先生がお話をしましたが,3学年PTAの秋山様からもごあいさつをいただきました。そして,実行委員長の新野くんが代表であいさつを述べると自然と拍手が湧きました。3年生は見送りの保護者のみなさんや先生方にあいさつをして,出発したのです。みんなと一緒に東京方面での旅行を楽しく行い,一層絆を深めて,更なる成長を果たして帰ってきてほしいものです。先生と一緒に進めてきた,これまでの準備を生かし,保護者の皆さんの御協力に応える,素晴しい修学旅行にすることを願っています。3年生の保護者の皆様,朝早くからのお見送り,大変ありがとうございました。
 

授業参観 ありがとうございました!

 
 
 4月25日(木)の参観授業の様子をご紹介しましょう。この日のある学級の朝の会では「今日はいいところを見てもらう日だ」と話合っていたようでしたが,いいところはしっかり出せたでしょうか?
 支援学級の授業は英語です。イースターのことを勉強していたようです。「イースターエッグ」というのがあるのだそうです。ALT:ディラン先生が写真を見せて説明してくれました。1年生は,どちらの学級も「学級目標をつくる」学級活動でした。①自分の考えをもつこと,②級友と話合うことが大事にされていましたね。どんな目標になったのでしょう。2年生は理科の授業です。実験をして確かめる授業です。小グループでの活動が上手にできる2年生です。どのグループも質の高い学習活動でした。
 
 3年生も「学級目標をつくる」学級活動でした。ワークシートで3月7日の卒業式をどのように迎えたいかを考え,そのために自分たちの足りないこと,高めたいことをはっきりさせ,そのことから現在の目標設定をしていました。これは「バックキャスト・アプローチ」というやり方です。友達のよい意見も参考しながら,結果,3年生は自分たちの学級目標を決めました。「Action!~僕らにできる最大限~」です。これからが楽しみな目標ができましたね。
 保護者の皆様,生徒たちの学習の様子をご覧いただき,大変ありがとうございました。ご家庭からも学習活動にご助言をいただければと思います。
 

スマホ等安全教室を実施しました 

 
 4月25日(木)の授業参観日にはPTA総会が開かれましたが,授業参観の後には「スマホ等安全教室」を実施しました。本校では毎年この時期に,この教室を実施しています。当日は,気仙沼警察署生活安全課の少年警察補導員:永井千智様に講師をしていただき,全校生徒でお話をお聞きしたのです。本校生徒の約半数はスマホ等を所持しています。また,スマホでなくてもインターネットにつながる通信機器を所持している生徒も多数いるので,ほとんどの生徒がLINE等のSNSを利用することができるのが実態なのです。この機器を使って,友人同士でトラブルとなったり,犯罪被害にあったり,また,加害側になったり,とても心配なことが起きる可能性があるのです。いじめ等の問題も心配です。もし,スマホ等を利用するのならば,使い方や危険性をよく押さえた上でルールを守って利用してほしいものです。ご家庭でのルールづくりもぜひお願いします。また,利用時間が長くなってしまわないよう,利用は1日1時間以内に抑えてほしいと思います。校内へのスマホ等の持込は原則禁止となっています。フィルタリングはもちろん,安全で賢明な利用をしてほしいと思います。お子様への保護者の方からの適切な関与やご指導をぜひお願いいたします。
 

中央委員会で生徒会テーマを審議 3案に絞る

 
 4月24日(水)の放課後に中央委員会が開催されました。委員会の代表や部活動の代表に生徒会総務が加わった,生徒総会に次ぐ重要な会議です。ここでは,今年度の生徒会テーマをどうするかが話合われていました。各学級から提案された案を見ながら,3つの案に絞り込む作業をしていました。小グループで意見を交換したり,全体で意見を述べたり,挙手で意志を確認したりして,会議は進められました。結局,3つの案すべてが3年生が提案したものになったのですが,それぞれのテーマ案に込められた真意を生徒がよく解釈をしながら,今年度にふさわしいものを選んでいたようです。前向きな気持ちが伝わってくる会議でした。更に3つの案を検討し,意義付けをして生徒総会でテーマが決定するものと思います。言葉に酔わずに,目指すものをしっかりと見据えて考えたいものです。昨年の「Break The Limit ~新時代を切り拓け~」を受けた意味あるテーマを定めてください。
 

一日の学校生活の流れを身に付ける 習慣形成!

 
 新1年生は,中学校での学校生活を1ヶ月行いました。学校生活の流れを身に付けることができたでしょうか。よい習慣を持つことはとても大事なことです。そして,適切な時間の感覚を身に付けることも必要ですね。さて,この一月の学校生活はどうだったでしょうか。写真は学校生活の場面を紹介しています。
 左上は登校後すぐに行う「朝読書」の様子です。自分の好きな図書を持ち込んで先生も一緒に読書をする時間が10分間とられています。そして,朝の会。(右上)日直が司会を務めます。進行表があるので,それを読み上げていけばできるようになっているのですが,内容を頭に入れて司会できるようになるといいですね。しかも,大きくはっきりした声で,相手を見ながら,笑顔でできるようになりましょう。
 
 左上の写真は,朝の会で実施している「ペア・コミュニケーション」です。人間関係を広げたり,コミュニケーション能力を高めたりするアクティビティです。どの学級でもこんな活動をしているようです。右の写真は,生徒の持ち物。黄色い用紙は,「ステップカード」です。家庭学習の記録をします。保護者の皆さんにも記入していただくものです。赤いファイルは「大事なものファイル」と呼ばれるプリント類の収納用具。どの生徒もこれを活用しています。水色のものは,「道徳の時間のファイル」です。整理整頓や記録の習慣は大事にしたいものですね。
 
 左上は,給食当番の様子です。身支度や手際の良さ,衛生的な配膳,短時間での作業など,上手にできているでしょうか。右上は,下校する生徒の様子です。安全な登下校の習慣はどうだったでしょうか。この鞄の中の荷物はいつ出したり入れたりしていたのでしょうか。自分の生活時間帯の中にきちんと位置づけて,いい習慣形成をしてほしいものです。

満開の桜の下で 生徒が頑張った4月

 
 本校の校木は「桜」です。昭和62年に校木として制定されました。そのため,桜を積極的に植樹したのでしょう。以前にご紹介したように,今年も素晴らしい花をつけてくれました。しかし,それも10日ほど前には散ってしまいました。桜の花を背景にして生徒たちは充実した学習をしてきました。慌ただしく4月は過ぎましたが,生徒たちの頑張っている様子を美しい桜の風景と共にご紹介しましょう。
 左上は国語の時間の様子です。詩の創作なのだそうです。情景と心情を考えるため,桜の木の下で実際に情景を観察していました。この桜の情景からどんな作品ができたのでしょう。さて右上は,放課後の部活動の様子です。ソフト部の生徒たちが準備運動をしています。脚がよく上がっています。
 
 左上はテニス部のランニング。生徒は大きな声をテンポ良く出しながら走っていました。右上は,サッカー部の活動。夕方のグランド風景です。
 
 生徒たちが勢いよく走り出しています。これはある日の5時間目の風景,2年生の保健体育です。授業の前に行う準備運動のようですね。生徒たちは,平成最後の桜の花を見ながら一生懸命に活動し,そして4月が終わりました。よいスタートを切ることができた1学期です。連休明けの学校生活が楽しみですね。

専門書の寄贈 ありがとうございます!

  
 たくさんの美術関係の専門書を生徒のために頂戴しました。4月22日(月)のこと,本校の卒業生の方からお申し出があり,多数の図書を頂戴しました。ある方の所蔵本だったのだそうですが,美術や写真,デザインなどの非常に珍しい,希少な図書なのです。従って,一つ一つの出版部数も少なく,価格も高価なものばかりです。中を開いてみると,初めて見るものが多く,驚かされたり,発見させられたりするものがたくさんあります。いただいたすべての本を図書室に入れて,生徒が日常的に見ることができるようにしたいと考えています。創作意欲や美的なセンスが刺激されて,生徒たちが自分の表現を工夫するのに役立つことを願っています。ご希望によりご氏名をご紹介することは控えさせていただきますが,このたびのご寄付,大変ありがとうございました。お陰で図書室を充実させることができました。(写真でご紹介した図書は寄贈された図書のほんの一部分です。)
  
 

NEW 1年生 部活動入部 スタートの部集会

 
 4月22日(月)の放課後には,今年度最初の部活動集会がありました。前週に1年生の正式入部が決定し,メンバーが確定したことを受けた集会です。部活動ごとに1~3年生が集まって,今年度の部活動をどう進めるかを話合いました。部活動は自分の意志で種目を選択し,3年間進んで取り組むものです。これは,生徒主体の活動でなければと思います。異年齢集団の中で様々な経験をし,個人としても,集団としても成長してほしいものです。
 上の写真はサッカー部の様子です。今回は10人で中総体等にチャレンジすることなりました。そのフォーメーションはどうするか,生徒たちは真剣に話合っていました。工夫をして頑張りましょう。頑張れ,サッカー部。
 下の写真は吹奏楽部の集会の様子です。これまで4人で活動してきた吹奏楽部ですが,新入生の入部によって人数がだいぶ増えました。嬉しいことです。これまで以上によい演奏への期待が増しています。コンクールには全員が出場することなどが先生から宣言されていました。そして,3年間の活動をとおして,①礼儀正しさと互いを思いやる心,②忍耐力と健康な体,③コミュニケーション力を付けることなどが説明されていたようです。
 どの部も,単に入賞だけでなく,入賞を目指す過程で「人間力」や「集団力」を高めることを目指しているのです。
 

校庭にキツネ登場! 本当ですか?

 
 4月23日(火)の昼休みのこと,一人の男子生徒が校庭に出てきて足早にソフトボールのグランド方向に行ったのです。そうしたら,ALTの先生もその生徒を追いかけるように校庭に行きました。なんだろうと思って様子をみていると,何かを探しているようすです。後で聞くと,給食時間に2階の2年生教室からキツネのような小動物が見えたのだそうです。そこで,食事を終えた男子生徒が2年生を代表(?)して確かめにきたのだそうです。でも,残念ながら見つけることができずに,ゆっくりと引き上げてきている写真が左上の写真なのです。
 しかし,2年生の観察は正しかったようです。やっぱりキツネらしい動物はいたのでした。引き上げてくる途中,その小動物が再度現れ,今度は野球グラウンドの方向に逃げていくのでした。右上の写真の印の中に動物がいるのがお分かりでしょうか。印の所を拡大してみると,下のようになります。やっぱり,キツネのように見えますね。鹿だけじゃないんだと思ったり,道路工事が進んで居場所がなくなったのかとも考えたりしました。望遠レンズを付けておけばよかったと反省したのですが,時既に遅しでした。でも,写真の男子生徒とALTは,この後,しばらく校庭の真ん中で楽しげに会話をしていたのは事実です。キツネのおかげですね。
  

晴れ 3年生 卒業アルバム撮影

 
 4月19日(金)の朝のこと,始業前の校庭に制服の一団が現れ,南側の桜の木の下に集合し始めました。ああ,あれだなと分かったので追いかけてみることにしました。その2日前に学年主任の先生が卒業アルバムの集合写真を桜の花を背景に撮影したいと話していたのです。この一団は3年生の生徒たちでした。先日,担任の先生の机の上に封筒がたくさん載っていたので,何だろうと近づいてみると,「3月7日の私へ」という表書きがありました。一年後の卒業式の日に自分が読むための手紙を書いていたのです。中学校最後の1年を自分の考えをもって充実して過ごすために,自分に向けた手紙を書いているのだと思います。中身は知りませんが,この1年を大事にして過ごしてほしいものです。素晴らしい天気の朝,満開の桜の下で撮った写真が卒業アルバムを飾り,一生の思い出を象徴するものとなることを願います。また,友情を深め,良い成果を上げる3年生になってくれることを期待します。
 

笑う 開校記念! 校内球技大会で盛り上がりました

 
 
  
 少し前のことになりましが,4月17日(水)は開校記念日でした。今年は鹿折中学校73年目の年となります。校長先生からは,歴代の歴史の中でも,昭和49年に県陸上大会で男女アベック優勝したことが紹介されました。そして,今,生徒がどれだけ充実した学校づくりをするかが最も大事とお話しされました。
 その後,学級委員会の皆さんが進行役となって,恒例の球技大会が楽しく実施されました。準備運動も開会式も立派でした。対戦も応援も一生懸命に取り組んでいた様子が印象的です。仲間と一緒に楽しみました。最後に優勝した3年生と先生チームの対戦も行われ,先生チームは遠慮をして生徒に負けてくれました。今年度の行事の中でも大いに楽しんだ,最初の行事となったのではないでしょうか。今後の行事も楽しみになりましたね。学級委員会の皆さん,企画や進行,大変ありがとうございました。
 
 

授業 学校教育で一番大切な場面

 
 時々反省することがあります。ホームページで学校の様子をご紹介ているのに,一番大事な場面をご紹介することが少ないのではないかと…。どうしても,見栄えの良い行事の様子だったり,絵になる笑顔だったりしがちなホームページですが,学校で一番大事な教育活動は各教科等の「授業」です。よい授業(学習)には,生徒を元気にさせる力があります。また,未来を感じさせ,友達と親しくなり,協力して取り組み,共に生きる良さを感じさせる力があります。生徒に自信をもたせ,生徒を前向きにさせる行為です。教科等の学習は,単にテストで「点数をとる」ためのものではありません。
 この教育活動に,私たちはもっと全力を尽くさなければなりません。鹿折中学校のテーマは「主体的に学習する生徒をどう育成するか」です。教師がもっと授業に集中し,生徒も授業で全力を出し切り,家庭学習もして,よい学習にしなければなりません。授業の成果は「かけ算」だと思います。「教師の指導力」×「生徒の学習力」=「学習成果」です。教科学習(指導)は,先生と生徒の協働作業がなのです。このことがどのように行われているかを,もっとホームページでご紹介しなければと反省するのです。
 

眼鏡 視力測定 えっ,見えてないの?

 
 4月15日(月)の放課後には,全学年の身体測定が行われました。その中の「視力測定」の会場が会議室だったので様子を覗いてみたのです。会場ではいつもの視力測定の風景がありました。指で答えを示す生徒もいれば,「右」とか「下」とか答える生徒もいて様々な様子です。それにしても,こんなに大きな文字が見えていないのかと驚く場面がたくさんありました。なぜ,そんなに視力が悪化したのでしょうか? きっと普段の生活習慣が関係しているはずだと思うのですが,真実はどうなのでしょうか。学校ではもちろんたくさんの文字を見ますから,視力に応じて眼鏡等の使用も適切に行ってほしいものです。そして,何よりこれ以上悪化しないよう生活習慣を見直してほしいと思います。昇降口には先日の入学式でいただいたお祝いのメッセージを掲示しているのです。しかし,この文字は生徒には見えていないかもしれないと感じさせられる出来事でした。
 

会議・研修 交通安全教室を実施

 
 4月16日(火)には自転車通学をする生徒に対して交通安全教室を行いました。この教室の実施に当たっては,気仙沼警察署の皆さんにおいでいただき,ご協力をいただきました。当日は4名の署員の皆様に優しく丁寧にご指導いただき,感謝申し上げます。
 この教室では,始めに自転車での交通安全についてクイズを交えてご指導いただきました。後半は自転車運転のシュミレーターを使っての学習です。塾への道,商店街への道など幾つかのデジタル上のコースを生徒が自転車を漕ぎながら進みます。失敗すると障害物にぶつかって転倒したり,自動車に轢かれたりします。代表生徒が運転するのをみんなで見ながら,危険の存在と対処法を学びました。それにしても,こんなにも後方確認や左右確認が必要で,大事なのかと改めて思わされました。生徒はこのシュミレーターを使った学習で普段の運転を見直すことができたようです。自転車でも安全な登下校しましょうね。
 

まる 今年も見事に咲きました! 鹿折中の桜

 
 
 
 先に去年の桜をご紹介していましたが,今年も見事に咲いてくれました。皆様に2019年の桜をご紹介しましょう。登校坂は両側に桜。色の違いが見事に紅白,素晴しいです。校庭にも桜。西側と南側は並木になっています。やはり品種の違う桜が混じっているようです。満開の桜の下で生徒たちは運動をしたり,勉強をしたりと春を味わっていました。この桜のように,いろいろな努力が花を咲かせてくれることを祈ります。なお,本校は昭和62年に校木を桜と制定しています。
 今日は,授業参観日でPTA総会が行われます。保護者の皆様にもこの桜をご覧になって頂きたいのですが,どうも生憎の天気のようです。
 
 

にっこり 春! 昼休みの風景

 
 先週16日(火),春の陽気につられるように校庭南側の土手の桜が咲き出しました。とてもいい天気です。この日の昼休みのこと,数人の男子生徒が土手に集まってきたなと思って見ていると,桜の木の下で遊んでいるのです。土手に寝転がったり,わざと斜面を回りながら転げ落ちたり,ボールを蹴ったりと様々な過ごし方をしています。その気持ちがよく分かる,春の昼休みの風景です。また,西側のバスケットボールゴール付近には女子生徒がいました。ゴールに向かってボールを投げたり,その様子を眺めて声をかけ,談笑したりしています。こちらも長閑な風景です。春が来て本当に良かったなと感じているのでしょう。校舎の中庭にはには白い大きな花が咲き出しました。白木蓮です。コブシも中庭で咲き始めているのですが,白木蓮はその花が大きく,純白の花が美しいのです。桜ももうじき満開となるでしょう。
 

1ツ星 第1回委員会活動 今年の作戦会議

 
 新学期が始まって早速組織づくりがありました。本校では,生徒全員がどれかの委員会に所属するのです。もちろん自分の希望で所属するのが原則ですから,昨年に引き続き同じ委員会で活動する生徒もいます。昨年度の経験を生かしての活動は徐々に活動の質を高め,後輩も指導する力も身に付いています。これもいいです。しかし,希望しても人数枠の関係で所属できない場合もあります。「今年は◎◎委員会に入れなかった!」という声も聞かれていました。でも,新しい委員会で今までにない活動ができるのもいいことだと,前向きに考えてみてはどうでしょう。
 それにしても,活動の内容をより良くするには,「話合いの質を高めること」が大事です。先日,校長先生は委員会任命式で「話合いを上手にしよう」と提案していました。このことを今年は意識して委員会活動をしましょう。今年の委員会活動に期待します。
 

昼 新学期スタート 2週間

 
 新学期が始まって2週間が経ちました。慌ただしく時間が過ぎたのですが,生徒の皆さんのスタートはどうだったでしょうか。今回は保護者の皆様に2週間前の学校のスタート時の様子をご紹介します。
 左上の写真はスクールバスで生徒が学校に到着した時の様子です。小学生も乗ってきます。中学校で生徒が下車した後,小学校まで行くのです。浦島地区は災害で通学路が未整備のため,スクールバスが配車されています。今年はバスを利用する児童生徒が少し増えたと生徒は話していました。運転手さんとの仲もよいそうです。早く道路がよくなるといいですね。左上の写真,教室に行くと担任の先生からのメッセージや連絡事項が黒板に書かれています。直接話すだけでなく,こんなかたちでコミュニケーションしたり,指導したりすることもいいですね。
 左下の写真,朝の会が始まる前には,教室の前で生徒同士が談笑しています。どんな話をしているのでしょうか。それぞれのクラスの様子を話題にしたりしていると思います。右下の写真,授業の合間には写真撮影です。これは生徒名簿などに使うものですが,昨年度の卒業生を送る会では3年分の写真の変化をスライドで紹介されて生徒の歓声が上がっていました。新年度のスタートの様子でした。
 

晴れ 大島に自転車で行きたくなる?

 
 芥川龍之介の「トロッコ」のように,思わぬ展開となってしまい,家から遠く離れた所まで来て途方に暮れることは,子どもの頃にはよくあったものです。ところで,自転車で遠くまで行ってみたいと感じるのは,中学生なら無理のない衝動かもしれません。先日開通した「気仙沼大島大橋」(鶴亀橋)を渡って大島に自転車で行ってみたいと思う生徒がいるのではないでしょうか? 少年少女の自転車でのそんな冒険があるとしたら……? この道路は少し危険かもしれませんね。①の写真は大島大橋です。②の写真は大橋よりも鹿折側にあるトンネルです。
 
 ③道路はカーブをしているところもあり,比較的見通しはよいのですが,④のような風景も出てくるので,ドライバーも自転車の少年もよそ見をするかもしれません。また,あの堤防で釣りをしようなどと考えて,自転車でやってくることもあるかもしれませんね。
 
 ⑤⑥の写真は段々鹿折の町に近づいているのですが,時間帯によっては交通量が気になります。だいぶスピードも出そうな道路です。
 
 ⑦は,大きなクレーンが見えます。造船所があるところの写真です。ここはまだ新しい道路が開通していないので,ヘアピンカーブで従来の道に接続しなければなりません。そして,⑧の写真の向こうには浪板橋があります。橋の付け根には信号機があり,道路は上り坂です。自転車で通るときは結構危険ではないでしょうか。
 橋が架かって良かったのですが,新しく心配なことも出てきたようです。交通量も増えているようです。登下校だけでなく,お子様の休日の行動にもご注意ください。