鹿中 学校生活

2年国語「説得力のある提案をしよう」 プレゼン

 
 10月30日(水)の3校時,2年生は国語の学習をしていました。単元名は「説得力のある提案をしよう ~プレゼンテーション~」(全7時間扱い)で,主たる学習目標は「聞き手の立場や考えを想定して説得力のある話を組み立てよう」です。この日の学習は,これまで①プレゼンについて知る,②企画を立てる,③④資料を工夫する,⑤中間報告会をする,⑥改善する…と学んだ後の,⑦発表を聞き合い,評価する学習でした。
 
 先生の説明の後,少し練習や確認をして班ごとの発表です。少し緊張しながらも,計画的に効果的なプレゼンをしていました。それぞれの班の工夫があって,役割分担をしっかりしながら,興味深い発表でした。キャッチコピーもなかなかのものです。
 
 言語活動は相手意識,目的意識を明確に持つことがとても大切です。今回は誰に対して,何の目的のために「気仙沼おすすめツアー」するのかということをしかり押さえることで,提案の工夫の仕方が出てきます。授業では3種類の相手が設定されていました。①「とよさぶろうさん」(気仙沼市,79歳),②「ゆりかさん」(気仙沼市,小学3年生),③「なおみさん」(仙台市,中年)です。異なる相手に対して内容や表現を工夫しながらプレゼンをしていました。
 
 発表の工夫は,「やってみた後に振り返り」をするとともに,「他の人のよさをしっかり聞き取ること」で,実感をもって理解することができます。生徒たちは,自分たちの発表にベストを尽くした後,他の班のプレゼンをじっくりと聞きながら評価をしてメモをしていました。それぞれの班のよさや工夫を理解することができていたようです。授業を見に来ていた学級担任や学年主任の先生からもお褒めの言葉がありました。頑張りましたね。
 今回の学習内容をぜひ普段の生活に生かしてほしいものです。プレゼンとはいかないまでも,人に説明したり提案したりする場面は日常の中にいっぱいあるのですから。普段の生活の中でも工夫をしてやってみましょう。