鹿中 学校生活

今日の鹿折中

中体連新人大会 応援ありがとうございました

 
 9月21日(土)・22日(日)に開催した中体連新人大会は,2日間の日程を無事終了することができました。外の競技は降雨の心配がありましたが,天候は予報よりもいい方向に傾き,お陰様で雨中の競技とはなりませんでした。保護者の皆様の大会参加へのご協力,そして,ご声援,たいへんありがとうございました。
 
 本校生徒は各競技において熱戦を展開し,今持てる力を存分に発揮することができました。本大会を通して多くの経験を積み,これからの下地を豊かにすることができたと思います。選手としての大会参加だけでなく,競技役員として,チームのメンバーとしてもよく役割を自覚して立派な大会参加でした。
 
 気仙沼中との合同チームで出場したサッカー部は見事優勝することができました。おめでとうございます。入賞できなかった他の競技でも充実した戦いぶりだったということでした。精一杯のプレーを讃えたいと思います。
 
 写真は,卓球会場での本校生徒の様子です。1年前の新人大会や3か月前の中総体の時と比べて格段に上達していることがよく分かる試合ぶりでした。残念でしたが,上位入賞を果たすことができませんでした。しかし,今後に大きく期待できる内容だったと思います。冬場の各大会を今後の目標にして精進してほしいと思います。
 

自転車点検を行いました 安全で健康的な登下校

 
 9月12日(木)の朝には,自転車通学をしている生徒たちが,職員室前まで自転車を持ってきました。普段は登校坂下の自転車置場において,ヘルメットだけをもって登校してくるのです。しかし,今日は登校坂の上まで自転車を運んできました。自転車点検があるからです。自転車点検は1学期にも小山輪業様のご協力をいただいて行いましたが,今回は2回目,先生たちによる点検です。自転車をいつも整備して安全な登下校をしてほしいと思っています。やはり,普段からの自主点検と整備が大事ですね。今回はどうだったでしょうか。本校の自転車通学生は10名います。
 中学生の時期は身体をつくる時期です。将来にわたって丈夫な身体,健康な身体をつくるためには,普段からの運動が重要です。徒歩や自転車での登下校がそのような健康づくりの役割を果たしてくれると思います。学校周辺は道路工事も続いており,まだまだ注意が必要ですが,安全な通学をしながら,より健康な身体になることを目指しましょう。

普通救命講習を行いました 2年生

 
 9月13日(金)には,2年生が「普通救命講習」を受講しました。これは総合的な学習の「防災」の勉強の一つとしての学習です。実施に際しては,古町消防署から7名の署員の方々にご協力を頂きました。普通救命講習とは,3時間の講習で,成人への救命処置(心肺蘇生法、AEDを用いた除細動)と,気道異物除去や止血法などの応急手当を体験学習を通して学ぶものです。終了後には「修了証」を頂戴します。この学習を本校では2年生が毎年行っています。
 
 消防署員の皆さんが,命を守ることの大切さを真剣に説明して頂き,心肺蘇生法とAEDの使い方,応急手当の仕方を丁寧に指導してくださいました。署員の皆さんの情熱と使命感を感じながら,生徒たちは真剣に学習しました。誰か代表の生徒が行うのを他の生徒が見ているといったものではなく,生徒全員が実際にやってみて体で覚える学習です。ですから,3時間を必要とするのです。2年生の生徒たちの表情はもちろん真剣で,本当に学ぼう身に付けようと思いながらこの学習に臨んでいることがよく分かりました。最後には,救急車が到着する前に,自信がなくても勇気を持って命を救う行動をとることが,命が助かる人を一人でも二人でも増やすことになると説明をいただきました。生徒はしっかりその言葉を受け止めていたようでした。
 古町消防署の皆様,熱心なご指導ありがとうございました。
 

吹奏楽部 いきいき学園文化祭で賛助演奏

 
 9月14日(土)には宮城いきいき学園気仙沼・本吉校の文化祭が鹿折公民館で行われました。鹿折地区での開催ということもあって,学園から賛助演奏のご依頼を1学期のうちにいただいていました。本校吹奏楽部は地域での行事とあって,喜んで参加をさせていただいたようです。当日の会場は大勢の皆さんに演奏をお聴き頂き,本校の生徒もとても貴重な経験をしたようです。
  
 今回の演奏では,部員がサックス4重奏で伴奏しながら,会場の皆さんに「ふるさと」を合唱していただく場面がありました。演奏と合唱とがマッチして会場が一体となることができました。「ふるさと」はとてもいい曲ですね。今まで生徒たちが経験したことのない場面だったと思います。また,アンコールも頂いて「どらえもん」を演奏した時には,手拍子をたくさんいただき,演奏の締めくくりをすることができました。演奏後には大きな拍手をいただきました。いきいき学園の皆様,ご来場の皆様,温かい拍手とご協力,お声がけをいただき,大変ありがとうございました。この経験を生徒の次の成長につなげていきたいと思います。
 

今日から新人大会 壮行会を行いました

 
 今日,9月21日(土)と22日(日)の2日間は,地区中体連新人大会が行われます。3年生引退後の新チームにとっては初めての公式大会です。学校では新人大会を控えた9月19日(木)の放課後に壮行会が行われました。
 
 壮行会は応援委員会の生徒たちの企画・運営によるものです。そして,学級でも応援歌をもう一度練習し直したりして準備をしていました。吹奏楽部の演奏に合わせて写真のように選手は堂々と入場してきました。整列後には校長先生が激励の言葉を述べました。今回のキーワードは校歌の歌詞にある「光り輝く中学校」であり,「光り輝く生徒」でした。
 
 その後,各部ごとに選手を紹介し,部の抱負を述べ,そして3年生部員の激励の言葉をいただきました。選手宣誓はソフトテニス部主将の佐々木さんが代表して立派に行いました。
 
 最後に,選手を含めた全校生徒で,応援歌や校歌を高らかに歌い,士気を高めました。どの場面でもしっかりと正面を向いて,堂々とお話しし,礼儀正しく振る舞う姿は,いつも通り立派でした。新人大会では,思う存分に実力を発揮し,各部の目標をぜひ達成してほしいと思います。この大会を契機に心身両面で更に一歩成長することを期待します。
 保護者の皆様,大会参加へのご協力や応援をぜひよろしくお願いいたします。
 

生徒会選挙が行われます! 生徒会新旧交代へ

 
 生徒会では新会長・新副会長を決めるため,2年生から新会長候補者が2名立候補し,1年生からも新副会長候補者が2名立候補して,現在選挙活動が行われています。以前にもご紹介しましたが,中学校では将来の市民になる資質能力を育むため,大人と同じように,選挙管理委員会の管理によって選挙が行われています。そして,9月9日からは選挙活動が開始されています。写真は「学級訪問」の様子です。立候補者が各学級を訪問して,公約を述べ,支持を訴えています。この後,放送による演説会を行い,また,9月30日(月)には立会演説会を行って,投票が行われます。全く大人と同じ選挙の過程を踏んで新生徒会長を選んでいるのです。このような民主主義の手続きを学びながら,「自主」「自治」「協働」「責任」「奉仕」などの大切さを学んでいるのです。生徒が将来の地域社会の担い手となる人材となるために貴重な経験となるでしょう。ご家庭でも,将来のお子様の一人立ちのため,「自立」「責任」「勤労」など,大人になるための人間教育をお願いします。
 
 

9月11日は防災学習の日 備蓄品は大丈夫?

 
 毎月11日は「防災学習の日」です。9月の学習は「備蓄品」について考える内容でした。1年生の教室では,担任の先生が「どんな備蓄品が必要か」と質問をしていました。生徒は自分の考えを述べていましたが,今度はプリントによって必要な備蓄品を改めてチェックしていました。真剣な学習ぶりです。最終的には自分にとって必要な備蓄品のランキングを考えていました。分かっているつもりでも,死角があるものです。そして,状況によって必要な備蓄品も異なります。何度も考えてよい内容だと思いました。
 しかし,この日の習は学校では未完成でした。生徒はプリントを家庭に持ち帰り,保護者と一緒にもう一度考えることになっているからです。家庭内での防災への話合いはとても大事です。そして,定期的に地域での話合いも必要ですね。学校,家庭,地域での取組が貴重な命を守り,被害を軽減することになると思います。教室には防災マップが貼られています。避難できる場所などがどこにあるか,日常的に確認しているのです。私たちの日常の中に「防災」があることを大事にしていきましょう。
 

英語暗唱大会・少年の主張地区大会 3年生活躍

 
 9月10日(火)には地区英語暗唱弁論大会がはまなすホールで開催されました。本校からは3年生の及川さん,秋山さんが出場して立派な発表をしました。2人とも夏休みの期間を使って英語暗唱に取組み,練習を重ねてきた成果を十分に発表することができました。当日は堂々と発表し,ミスなくしっかりと実力を発揮することができていまいした。今回の自分の取組をぜひ自信にし,更なる進歩につなげてほしいと思います。
 また,翌日,9月11日(水)には,少年の主張地区大会が大谷中学校で開催されました。本校からは3年生の新野くんが出場しました。新野君は「これからの僕たちへ」と題した発表です。友だち関係の大切さを述べ,そこから新たな関係づくりを提案するものでした。これまでの同級生との関係を大事にするからこそ,新たに踏みだそうと提案するものです。中学生の日常生活の本音に基づく,貴重な意見だったと思います。発表後に新野君は「やりきった」と述べていました。そのように感じられる発表ができたこと,とてもよかったと思います。
 今回の英語暗唱も主張も文化祭でご覧頂きます。どうかお聞きになってください。
 

テストを目標にして頑張ろう! 自分からチャレンジ

 
 3週間前に2学期が始まりましたが,始業式の後にはどの学年も学力診断テストがありました。夏休みの期間を使ってこれまでの学習を復習し,理解を確かなものにして臨んだテストでしたが,その結果はどうだったでしょうか?生徒の皆さんは点数に一喜一憂せずに,テストの度に自分自身の学習がどうだったのかを振り返り,その振り返りを学習への意欲にしてほしいと思います。やっぱり「自分」が動かなければ何も変わりません。小さくても一歩を踏み出すこと。そして,一歩を継続することです。やればやるほど実力がつくものです。
 不思議なことに学習への努力を続けていても学力は直線的に右肩上がりにはならないようです。多くは階段状の右肩上がりになるのです。努力を続けていても全然点数に表れない期間があります。その代わり,あるとき一気に伸びる時がくるのです。途中で諦めると,その時を経験することができないのです。コップに水を注ぐのと同じです。最初は変化がないが,ある時,あふれ出すのです。それを信じて続けることです。「続けること」は才能です。3年生は,今週末にまたテストがありますね。よい取組とよい結果を願います。
 

サルスベリが咲いています 中庭

 
 「夏の花」はと問われて,皆さんはどんな花を答えるでしょうか?夏ならノウゼンカズラもいいですね。あのオレンジ色のたくさんの花が咲いた姿は如何にも夏だなあと思うのですが,残念ながら本校にはないようです。色々な花が咲く季節でもありあすから,「夏の花は?」の答えも多様でしょう。
 少し前にアジサイを紹介した学校の中庭では,今,サルスベリが咲いています。サルスベリの赤も夏を象徴する赤だと思うのですが,どうでしょう。(ピンクや白もありますが…)今,中庭で背の高い灌木の上部に特徴的な色の花を咲かせています。季節のもつ生命力の強さがこの色に表現されているように思います。でも,もうサルスベリの花もそろそろ終わりです。つまり,秋の訪れです。今度はどんな花が咲くのでしょうか。生徒の皆さんにもこの花の赤に注目してほしいです。今年の夏を覚えておきましょう。
 ノウゼンカズラ →花言葉「名声」 夏の季語
 サルスベリ   →花言葉「雄弁」 
          樹皮がなめらかでサルも滑るからこの名前に

授業研究会をしました(1年・数学)

 
 9月9日(月)には授業研究会を行いました。今回は1年生の数学の授業でした。単元名は「方程式 方程式とその解」です。全14時間扱いの3時間目の授業を当日は行いました。授業の目的は「等式の性質を使って,方程式を解くことができる」ようにすることです。この日は台風通過中のため,非常に湿度が高く,蒸し暑い天気でした。しかし,そんな教室環境の中でも1年1組の生徒たちは真剣に学習をしていました。とても立派でした。
 先生としては,生徒が①学習の見通しを持つ,②自分の考えを持つ,③ペアやグループや学級全体で話合う,この3つを授業の大事なポイントにしていました。実際はどうだったでしょうか。うまくいったでしょうか。
 やはり,教室では教えられてばかりではいけません。自分で考えることが非常に大事です。自分で考えるから楽しくなり,学習成果が定着し,学力となるのです。そのためには,ノートに考えをしっかり書くとか,情報をメモするとか,同級生に話したり,聞いたりしてみるといった行為が有効です。主体的な学習や対話的な学習が,確実な学びにつながるようです。学習はアクティブにしていきましょう。
 

保育実習(2年) 鹿折こども園様にご協力いただきました

 
 9月9日(月)は台風15号が接近するため,強い風雨が予想され,予定通りに「保育実習」を行うことができるか心配されました。しかし,予想よりも台風の影響が弱かったので,生徒は鹿折こども園に歩いて行き来し,無事に実習を終えることができました。大変幸運に恵まれました。そして,鹿折こども園様には今年度も生徒の実習にご協力をいただき,大変ありがとうございました。
 
 この学習は家庭科の学習の一つで,毎年2年生が行っているものです。ねらいは,幼児の心身の発達を理解し,発達の状況に応じた関わり方を工夫し,ふれあいの楽しさや喜びを味わうものです。将来の父母となるための体験学習であり,同時に自分自身の発達を自覚する学習内容でもあります。
 
 出会いの会を行った後は,おもちゃを使った体験学習に入ります。生徒は班ごとにおもちゃをつくり,工夫して幼児と遊びました。1班は「ビー玉ころころ・段ボールトンネル」,2班は「ピタゴラスイッチ・お菓子屋さん」,3班は「すごろく・ギター」,4班は「もぐらたたき」,5班は「クラッカー・卵パック迷路」,6班は「魚釣り・ぐるぐる紙コップ」です。それぞれよく工夫していました。
 
 実習中の生徒の表情も素晴しく,充実して学習したことがその表情から分かります。今後はこの体験をどう生かして生活し,成長していくかです。見守っていきたいと思います。ご協力ありがとうございました。
 

技術室で これは何?

   
   上の写真の物体は本校技術室の後ろの棚にあったものです。何でしょう?実は4つの物体があるのではなく,一つの物体を4つの面から撮影したもので,四方から撮影するとこのように見えるのです。答えは左下のとおりです。これは「積み木」でした。戸棚の中にポツンとこれが置かれていて,なんだろうと思ったのですが,結構可愛い絵が描かれていていいなと思うのです。どうでしょう。誰が作ったものか,いつ頃作ったものか,わかりません。これは推測ですが,夏休みの技術の宿題で誰かが作ったもの。あまりに上手にできているので,技術室の備品にしてしまったのかな。または,家庭科の保育実習で使う「おもちゃ」を作ったら,こんなおもちゃを作ったのかな。…想像が膨らみます。思わず遊んでみたくなるいい作品ですね。
 ところで,右下の写真は同じく技術室の前方の棚の上に置いてあるものです。これは船の模型のようです。昔,文化祭で学級制作などがあったときに,どこかの学級で作ったものかな。やはり,経緯はよく分からないのですが,立派な船の模型です。
 

花丸 保健講話を実施します ぜひ保護者の皆様のご参加を

  
  保護者の皆様には今週9日(月)にプリントでご案内をいたしましたが,9月27日(金)に保健講話を実施します。今回の保健講話は,ぜひ学校においでになって,生徒とご一緒にお話をおききいただきたい内容です。
 講師は小児科医:田澤雄作先生です。田澤先生は,多くの子どもたちを診察してこられたご経験から,過度な映像メディアの利用が子供の健康にどのような影響を与えるのか,警鐘をならされています。本校の生徒たちでゲーム・ネット依存が心配される生徒が全生徒の3割に当たることを以前にご紹介しました。今回は正しく生徒のそのような実態を踏まえた講話内容になっています。当日は,実例をあげていただき,メディアとの付合い方や,親子のコミュニケーションや絆づくりについてお話を頂きます。保護者の皆様がお仕事をお休みいただいてお聞きになってもいいくらいのお話が聞けると思います。どうか大勢の保護者の皆様のご来校をお待ちしております。なお,ご都合がつかない場合は,鹿折小学校でも,9月29日(日)に田澤先生がお話をされます。そちらでお聞きなってはいかがでしょうか。「メディアにむしばまれる子どもたち」(教文館)は田澤先生の著作です。ごちらもご参考にされてはどうでしょう。この保健講話は「鹿3運動」関連行事です。
 

まちづくり学習(3年) ご協力ありがとうございました

 
 9月6日(金)の5・6校時には,3年生がまちづくりについての学習を行いました。学習のねらいは,気仙沼や鹿折地区のまちづくりの課題を見つけ,社会の一員としての自覚を高め,主体的に解決しようとする態度を育てるものです。そして,将来に対して夢と希望をもって,志を立て,目的意識をもった生き方を考えさせるものです。この学習は3年間の総合的な学習のまとめです。
 
 9月6日の学習はこれから始まる単元のスタートにあたる内容です。実施に際しては,気仙沼防災教育推進委員会の栗原誠様にコーディネートをしていただきました。そして,当日は3名のゲストティチャーをお迎えしました。気仙沼まちづくり支援センターの塚本卓様,鹿折まちづくり協議会の小山睦史様(本校卒業生),東京で弁護士秘書をしていらっしゃる白幡彩様(本校卒業生)です。
 
 栗原様からは阪神淡路大震災のときの公営住宅の人々のお話からコミュニティーの重要さを,塚本様からは復興とは何か,気仙沼の復興はどのような状態かを,小山様からは鹿折地区のまちづくり協議会は,何を目指してどのような活動をしているかなど,全国→気仙沼→鹿折といった流れでお話を伺い,生徒は地域づくりについて考えました。お話を聞く生徒の姿勢立派でや真剣な表情をしています。生徒がゲストティーチャーのお話を正面から受け止めて,課題を感じ,まちづくりの必要性を感じている様子が伝わりました。
 
 今回初めて本校でお話をしていただいた白幡様は,鹿折地区の自宅を震災で失ったそうです。その辛い気持ちから中々気仙沼には帰れなかったそうです。しかし,東京から,気仙沼の人々が気仙沼を守ることへの強い意識と行動力を持ち続けて頑張っていることをいつも素晴らしいと思っていたそうです。今回は4年ぶりに帰郷したとのことでした。お話の中で,子供の頃,自分のお母さんが近所の一人暮らしのお年寄りをいつも気に懸け,そのお年寄りにご飯やおかずをよく届けに行っていたことなどを紹介していただきました。そして,鹿折中生徒には,組織やコミュニティの中で「人々に寄り添いながら一人一人がリーダーになってほしい」と希望を述べていただきました。母校の生徒に心からのメッセージを発信していただきました。わざわざ東京からおいでいただき,ありがとうございました。
 6時間目は生徒たちのグループワークでした。地域の方との交流会を実施するのに際して,どのようにすればいいかを考えました。今後の学習の進展が楽しみです。
 

健康課題④ ゲーム・ネットへの依存リスク 全校3割

 本校の健康課題の4つめは,ゲームやネットへの依存リスクです。
 本校では「鹿折中学校版ゲーム・インターネット依存自己評価シート」を養護教諭が作成し,1学期末に全校生徒に自己評価をしてもらいました。これは,いくつかの質問に答えてもらって,ゲームやインターネットへの「依存傾向がどのくらいあるか」を評価するものです。そして,その結果は下のようになりました。

 自己評価の結果によって,依存傾向の強い「①高リスク使用者」と,潜在的にリスクを抱えている「②潜在的リスク使用者」,依存はしていないと思われる「③一般使用者」に結果を集約すると,上のような結果が出ました。一口で言えば,全校生徒の約3割がゲームやネットへの「依存リスク」を抱えているという結果です。学年が上がるとその傾向が強くなっています。実は,本校職員からは普段の様子から見るとリスク保有者はもっと多いのではないかという感想が聞かれました。生徒の心身の健康,やる気や前向きさ,心の柔軟性や対人関係,学習成績等に善し悪しに関わる重要な問題だと捉えています。学校保健委員会では,保護者間で協力して,一緒になって指導することも必要ではないかというご意見もいただきました。下には生徒たちの感想をいくつか紹介します。

可愛らしい怪物現る? コキア

 
 運動会のときに気づかれた方もいらっしゃると思いますが,職員室前の花壇にはサルビアとマリーゴールドがきれいに咲いています。これは,主に用務員の三浦さんが植栽したり,管理したりしているものです。6月だったでしょうか,7月の初め頃だったでしょうか,花壇を整理し,新たにマリーゴールドとサルビアを植栽してくれました。養護教諭の豊田先生や生徒のYさんも手伝ってくれていました。それが今,赤と黄の花を咲き誇らせているのです。夏らしい元気な花ですね。学校に活気を与えてくれます。
 しかしよく見ると,可愛らしい「もじゃもじゃの怪物」も登場していますね。これは去年はありませんでした。「コキア」とう植物らしいのです。別名「ほうき草」とも言われるそうです。アニメ「魔女の宅急便」に出てくる,魔女の空飛ぶほうき,あれは,このコキアから作るものなのだそうです。用務員さんが,可愛らしい目玉をつけてくれたので,生徒を見つめたり,ウインクをしたりしているように見えますね。ちょっと楽しい気持ちになります。コキアは秋には真っ赤に紅葉するそうです。楽しみです。

! 明日9月9日(月)は弁当持参,通常授業です

 気仙沼市教育委員会から下記の連絡がありましたので,お知らせします。
 「台風15号の接近が予想されていますが,明日9日(月)の市立小中学校の授業については,①通常登校で授業を行うこととします。ただし,②弁当持参となりますので,ご家庭のご理解・ご協力をお願いします。状況等の急転があった場合は再度通知します。」
 上記連絡について,なにとぞご理解・ご協力をお願いいたします。また,登校時に風雨が強い場合もありますので,安全な登校についてご指導とご協力をお願いいたします。もし,変更等があった場合は再度ご連絡いたします。

健康課題③ 視力低下 半数がC・D以下

 健康課題の3つめは視力の問題です。
(健康課題③:視力低下)裸眼視力C・D以下(0.6以下と0.3未満)の生徒が全校生徒の約半数に達する。しかも,増加傾向にある。
(所見・意見)
学習や運動で力を発揮できるよう視力の状況にも注意が必要である。視力低下者には受診を勧めたい。また,眼精疲労の予防に取り組む必要がある。メディア機器(スマホ,パソコン,ゲーム機,テレビ等)の長時間使用も視力低下の一因と見られる。機器利用のルール作りをし,自己管理できるようにしなくてはならない。最近はドライ・アイの薬の処方が増えている。メディア機器の利用との関係が疑われる。親が主導権をもって機器利用をやめさせたり,学校も機器利用を禁止することなども必要ではないか。

地区中総体 駅伝競技 頑張りました ②

 
 さて,男子の競技開始は11時15分からとなりました。本校の男子1区は3.3㎞・小松くん(2年),2区は2.7㎞・小野寺くん(2年),3区は2.7㎞・吉田くん(2年),4区は2.7㎞・畠山くん(2年),5区は2.7㎞・作並くん(2年),6区は2.7㎞・吉田くん(3年)が出場しました。
 
 補員としての参加は,鈴木くん(2年),中村くん(2年),尾形くん(1年)の3名です。また,役員補助として,及川くん(2年),小野寺(瑛)くん(2年),小野寺(柊)くん(2年),小山くん(1年),畠山くん(1年)が参加しました。みんな夏休みから厳しい練習を共に乗り越えてきた仲間です。女子チームと同様にチームが一丸となって一生懸命に取り組みました。
 
 この夏は特別な暑さでしたが,そんな中で必死に取り組んで力を付けてきたメンバーです。時には膝や腰に痛みを感じ,苦痛に苦しんだこともました。練習中に足首を捻挫したり,嘔吐したり,体調不良で走れなくなったときもありました。そんな練習を過ごしてきたのです。
 
 当日は全力を出し切りました。しっかりとした考え方や態度で試合に臨んでいたようでした。走り終えた仲間を心から讃えている様子がたくさん見られました。
 
 「才能に恵まれる」ということありますが,こつこつと毎日練習できることは才能の一つだと思います。本校の生徒はそんな才能を持っています。この夏,継続して励んだこの駅伝から,自信を得て,更なる努力のできる人になってほしいものです。1・2年生をリードしてきた部長の吉田くん(3年),お疲れ様でした。来年の後輩たちにぜひ期待をしてほしいと思います。
 また,練習にご協力をいただき,当日は応援をしていただいた保護者の皆様に感謝をいたします。ありがとうございました。
 

地区中総体 駅伝競走 頑張りました ① 

 
 9月5日(木)は地区中総体駅伝競技の実施日でした。この日を目指して7月下旬から一生懸命に取り組んできた生徒たちは,タスキをしっかりとつないで健闘してくれました。津谷地区表山田の周回コース周辺では,地域の皆さんによって,この日のためにヒマワリをたくさん咲かせて頂き,選手を応援してくれました。選手はヒマワリにも応援されて,一生懸命に走ることができたようです。感謝いたします。
 
 さて,昨日は降雨予報の出ている曇り空でしたが,天候も回復し,雨に見舞われることはありませんでした。女子1区は3.3㎞・村上さん(2年),2区は2.7㎞・工藤さん(1年),3区は1.6㎞・高部さん(2年),4区は2.7㎞・畠山さん(1年),5区は2.7㎞・小山さん(2年)が出場しました。補員は菅野さん(1年),松本さん(1年)です。チームが一丸となって競技に取り組みました。
 
 試走を2回実施して練習を積んできたので,戸惑いも少なく,皆実力を出し切ったようです。残念ながら入賞は果たせなかったのですが,しっかりとタスキをつないでくれました。
 
 互いに声をかけ励まし合って競技をしている姿はとても素晴らしいものでした。1・2年生7名で取り組んできた練習の集大成でした。試合後に男子チームと一緒にとった写真は晴れ晴れとしています。やり切った充実感あったのでしょう。よく頑張りましたね。来年につなげることを期待します。
 

健康課題② むし歯や歯肉の状態▲ 2極化

 以前に取り上げた「学校保健委員会」での他の話題,本校の健康課題の2つめをご紹介します。
(健康課題②:むし歯・歯肉の状態▲)むし歯が多い。(健全な歯の保有率は全国平均64.6%だが,鹿折中は36.0%)歯肉の状態もよくない。(全校生徒の42.0%が歯肉炎で要観察または要治療に該当)
(ご意見・ご助言)口腔の状態は個人差が大きく,2極化している。家庭の環境や指導力によって,はっきりと良い生徒と悪い生徒に分かれ,両極端である。むし歯や歯肉炎は予防できる病気である。食べ物に注意し,ブラッシングを習慣化していけばよい。家族ぐるみで予防に努めることが大切。親子が一緒に食事をし,一緒に歯を磨くことができるようになるといい。学校でしているように,生徒が生徒に働き掛けるような指導もいい。


運動会のお昼の時間 生放送! 放送委員会

 
 運動会当日の「昼の放送」をお聞きになったみなさんも多かったと思います。お昼を食べて,休憩をとる一時に,毎年,放送委員会が活躍して皆さんに放送をお届けしています。運動会の前半の出来事について生徒同士がインタビューしたり,話題を広めたり,後半への期待を述べたり,お昼のお弁当のことを紹介したり,なかなかの実況放送なのです。前半を称え,後半を盛り上げ,疲れを癒やしてくれる放送です。こんな運動会当日の放送企画を実施している中学校はないと思います。なぜなら,午前中の運動会の放送だけで普通は精一杯だからです。
 鹿折中の伝統は「生徒活動の充実」です。生徒全員が所属している委員会活動が日頃から充実しているからこそできる放送企画だと思うのです。貴重な休憩の時間の中での放送,ご苦労様でした。今年も楽しんで聞くことができましたよ。ありがとう。
 

お陰様で運動会を実施しました ②

 
 生徒は運動会の個々の競技に精一杯に取り組みました。適当に手を抜いたり,ふざけて笑いをとることに走ったりすることもなく,みな真っ直ぐに競技をしたと思います。それは,個人の競技でも団体の競技においても同様でした。
 
 そして,仲間が競技しているときには,積極的に大きな声を出して応援し,その成果に喜び,うまくいかなくても励まして,これも素晴らしい姿を見せてくれました。
 
 最後には,全員リレーで盛り上がり,はまらいやでフィナーレとなるプログラムでした。はまらいやで円陣をつくって一つになる姿は,今回の運動会を象徴するものだったと思います。保護者の皆様,暑い中,最後までご声援いただき,ありがとうございました。
 
 どの学年もしっかりとした態度で一生懸命に臨んだ運動会は,中学生の良さを十分に表現していたと思います。未来に期待をしたくなる,素晴らしい姿だったと思います。中でも全校をリードした3年生の活躍は立派でした。閉会式では,副実行委員長の藤村さんが生徒を代表して挨拶を述べ,今回の運動会を総括してくれました。生徒が主体となった行事ができましたね。吹奏楽部の皆さん,開閉会式での演奏,たいへんありがとうございました。
 

お陰様で運動会を実施しました ①

 
 8月31日(土)は,晴天に恵まれ,大運動会を予定通り実施することができました。天気予報では,少し前までは雨天が予想されていましたが,生徒の思いが天に通じたのでしょうか,素晴らしい天気でした。
 
 入場行進の後の開会式では,実行委員長の吉田君がこの運動会にかける思いをしっかりと述べてくれました。立派な挨拶でした。校長先生からは,未来を明るいものと感じられるような中学生の姿を発信しようと呼びかけがあり,PTAの畠山会長さんからも生徒に対して温かいお励ましのお言葉をいただきました。緊張感のあるよい開会式ができました。
 
 開会式後のプログラム1番は「エール交換」です。これは今年の新プログラムです。運動会のスタートに当たって,男子が女子を,女子が男子を互いに応援するのです。その演技には男子の良さ,女子の良さ存分に発揮されていました。いいアイディアでしたね。
 
 競技では,今年は「学年対抗方式」がとられました。もちろん,上級生にはハンディが付けられています。学年同士が競い合い,互いの力を引き出していたようです。もちろん,係の仕事がしっかりと行われなければ運動会はできません。きちんと仕事に取り組む姿はいつもどおり立派でした。その中で充実した競技が行われたので,観客の皆さんも楽しんでいらっしゃいました。保護者の皆様,駐車場誘導や来賓接待,PTA種目等へのご協力,大変ありがとうございました。
 

中学生代表者会議 総務の生徒3名が参加しました

 
 少し前のことになりましたが,第50回中学生代表者会議が8月22日(木)に開催されました。本校生徒会からは会長の吉田君を始め,3年生の及川さん,2年生副会長の中村君の3名が参加し,生徒を代表して様々な活動に取り組みました。今回の代表者会議は,東京都日野市の中学生約20名も参加して互いに交流をしながらの会議となりました。
 
 会議ではアイスブレーキングでゲームを楽しんだ後,各校の生徒会活動の紹介がありました。ポスターセッションでの各校の発表・交流でしたが,本校の生徒は「鹿中キレイの日」「あいさつ運動」「ボトルキャップ回収活動」「鹿3運動」などについて真剣に説明をしていました。(右上・左下の写真)工夫のある意義深い実践に各校の生徒は非常に興味を持った様子でした。
 
 さて,本題はワークショップでの話合いでした。今回会議では以下のようなテーマについて話合いがなされました。いじめを許さない学校をつくるための生徒会活動を提案しよう,スマホに支配されないための10箇条を提案しよう,10年後,令和10年の中学校の姿を 提案しよう,中学生ができる自然災害への備えを提案しよう,地球規模の環境問題に中学生として何ができるか提案しよう…以上5つのテーマでした。いずれも興味深いテーマです。どんな内容が提案されたのか知りたいものですね。少し難しかったかもしれませんが,この議論を本校の活動にも活用したいものです。3人の代表生徒の皆さん,たいへんご苦労様でした。
 

まる 運動会を実施します!

 お陰様で晴天に恵まれました。運動会を予定どおり実施します。スタートは午前9時です。駐車場は校庭南側です。保護者の皆様のご協力をなにとぞよろしくお願い申し上げます。
(昨日のエール交換の練習風景)
 

明日は運動会 天候に恵まれますように!

 
 計画は以前から練ってきましたが,運動会への練習は8月27日(火)からの4日間だけです。天候がイマイチでしたので,十分な時間がとれなかったのですが,その中でも生徒たちは最大限の準備をしてきました。今回は,そんな事情から,生徒の地力が試される運動会になると思います。生徒の練習の様子を見ていると,1回目はダメなことが多いようです。しかし,指導や指摘をして2回目をさせてみると,しっかりと修正して立派にできる。…こんな様子が多く見られました。その吸収力や堅実さは立派だと感じます。後は生徒の「本気」がどこまで発揮されるかで,演技の完成度や当時の成果が決まるのでしょう。
 
 準備運動もしかりとできているようです。不安といえば,閉会式での校歌斉唱がどうかなと思います。今の子どもたちは,外で大声で歌うということがあまりないのです。さて,どうなるでしょうか。
 
 もちろん,放課後にも長縄跳びやムカデなどの種目の練習を生徒たちは重ねてきました。そして,除草作業にも進んで取り組んでいます。練習風景を見学に来たのか,いつものお客様(鹿)が現れました(右下の写真の〇印)が,生徒たちはいつものことで驚きもせず,何食わぬ顔で無視をして練習を続けていました。やがて,鹿はフェンスの向こう側の森に帰っていきました。生徒が相手にしてくれないので,がっかりしたのでしょう。
 ところで,今年も吹奏楽部の演奏で入場行進します。吹奏楽部は遅くまで残って練習をしてきました。また,部活動対抗リレーは今年もやります。生徒と先生が楽しくリレーの打合せをしていました。(右下)ご期待ください。
 どうか明日は大勢の皆様にご来場いただきたいと思います。運動会へのご協力をお願いいたします。開会は午前9時です。校庭南側の駐車場をご利用ください。(晴天時のみ)
 

学習相談日でしっかり学びました 2学期への準備

 
 8月21日(水)と22日(木)は部活動ごとに集まっての学習相談日です。3年生も久しぶりに登校をして学習をしました。いつもは音楽室で楽器に触れて練習をしている吹奏楽部も,体育館や校庭でボールを使って走り回っているバスケ部やサッカー部も,この日は机の上に教材や宿題を出して,一生懸命に午前中2時間30分の学習をしていました。分からない所は友達や先生に聞いて解決することを求めているのですが,そういった場面よりは各自の課題に集中をして黙々と取り組んでいる生徒がとても多かったように思います。夏休み宿題の追い込みをする生徒もいれば,学力診断テストや受験の勉強をする生徒もいました。
 
 この学習の様子をみていて,やはり,自分自身で学習計画を立て,取り組むべき課題をはっきりさせてコツコツ自学できることは大事な能力なのだなと思わされました。とても集中力のある学習ぶりでした。しかし,勉強は自分だけでは解決できない場面も必ずありますね。そういうときには,先生や友達に積極的に質問したり,協力を求めたりすることは,これもとても大事な能力だと思います。まず,個人でベストをつくし,そして,互いに支え合ってしっかりと学んでいきましょう。
 

除草作業 PTA役員を中心とした有志の皆さん

 
 8月25日(日)の午後,PTA役員の皆さんと有志の皆さんよって,校庭の除草作業をしていただきました。日曜日でお休みの方も多かったと思いますが,せっかくのお時間を活用して頂き,除草作業にご協力をいただき,心より感謝申し上げます。
 広い校庭が戻ってきたことはとても嬉しいことですが,生徒や職員だけの作業では追いつかないほどの草の勢いです。校庭の部分は土が軟らかいからでしょうか,大分草が生えてしまいました。用務員さんが毎日のように除草作業をし,生徒や先生が取り組んできましたが,それでも追いつかないのが現実です。今回は20名を超えるPTAの方々が機械をや軽トラを駆使して作業をしていただきましたので,一気にきれいになり,爽やかな環境にすることができました。運動会を気持ちよく迎えることができます。暑さの中ので作業へのご協力,本当にありがとうございました。
 

運動会「演技図説明会」を実施 生徒と先生

 
 8月31日(土)は運動会を実施ます。生徒にとっては,生徒会テーマ「Be a Dreamer ~未来へ羽ばたけ~」を実践する場,そして,これまでの支援に感謝して支える側になることを実践する場,さらには,みんなで創る生徒会を実践する場です。中学生の元気や前向きさを運動会を通して発信することで,鹿折中学校の良さを見ていただこうと考えています。
 そのために,8月22日(木)には生徒と先生が一緒になって「演技図説明会」を実施して,当日の朝からの動きを確認し合いました。確認する中で問題点に気付き,修正案を出して計画をよりよいものに練っていく作業を行いました。午後1時からの1時間30分,丁寧な話合いが綿密に進められました。実行委員の生徒の皆さん,ご苦労様でした。中学生の力をしっかりと見せる運動会にしましょう。
 今年の運動会は「学年対抗」で行います。保護者の皆様には当日の生徒たちの活動の様子をぜひご覧頂きますようお願いいたします。また,生徒たちに温かいご声援をお願いいたします。

ALTジェイコブ先生着任 2学期が始まりました

 
 8月26日(月),2学期が始まりました。爽やかに澄んだ空気と日差しの下,2学期の始業式が行われました。式に先立って,新しく着任されたALTのジェイコブ・サイズ先生が生徒に紹介されました。ジェイコブ先生はアメリカのノースカロライナ州出身で,この7月に来日し,本校を始め市内の小中学校で勤務されます。以前には日本の大学に留学していたこともあるそうです。自己紹介では「わんちゃんが好き」と話されていました。とても日本語が上手です。これからよろしくご指導をお願いいたします。
 
 その後,2学期始業式です。校長先生は,2学期は「結果を求めよう」と話されました。まず,自分たちに期待をし,そして,自分たちのことが一層好きになって2学期を終えたいといった内容のお話でした。また,生徒同士が支え合うこと,励まし合うことが見られる学期にしてほしいという期待も述べられました。生徒は真剣にお話を聞き,2学期への意欲を高めていたようです。
 式辞に続いて,各学年の代表生徒が各自の抱負を述れました。1年生は菅原君,2年生は村上さん,3年生は藤村さんがしっかりとした意見を堂々と発表してくれました。藤村さんからは「3年生が中心となって学校が一丸となっていきましょう」と力強い呼びかけをしてくれました。その通りですね。鹿折中生の2学期の成果を心から願いたくなる始業式でした。会場となった体育館の横には今年度の生徒会テーマがカラフルに掲げられていました。生徒会総務の皆さんの力作です。ありがとうございます。(写真右下)
 

学校保健委員会 鹿折中生の健康課題① 肥満

 
 8月20日(火)に学校保健委員会を開催しました。本校では毎年この時期に開催していますが,1学期の健康診断等を踏まえて,生徒の健康課題を理解し,改善の方向性を探る会合です。学校医の佐々木先生,学校歯科医の熊谷先生,学校薬剤師の白幡先生には,お忙しい中,時間を割いて本校においでくださいました。また,畠山PTA会長さん,秋山3学年委員長さんにもご参加いただきました。大変ありがとうございました。当日の会議で話題となった本校生徒の健康課題については,今後シリーズで概要をお伝えする予定です。
 まず,一つ目の課題はこれです。(下)
(健康課題①:肥満)3年生男子を除いて,本校生徒は肥満傾向にある。特に,2・3年生女子は深刻な状態。
(ご意見・ご助言)身長は難しいが,体重は自分で管理できるものです。車の利用が問題。都市部ではよく歩いている。日常的な運動,やりたくなる運動,続けられる運動が必要。給食はおかわりしないようにすべき。親が太ると子供が太る傾向がある。そこで,家族ぐるみでメタボ解消に取り組むことが大切。世間では糖尿病のⅡ型(成人型)が増えている。肥満状態では長生きできない。
  

復興盆踊りで 表彰・演奏

 
 8月11日(日)には鹿折地区復興盆踊りが開催されました。震災後の鹿折地区復興を象徴する地域の行事です。開会式には市長さんを始め,大勢のご来賓の皆様がいらしていました。この行事では,中学生に「うちわ」のデザイン画が依頼されいました。今年も全校から大勢の生徒がデザイン画を提案してこの行事を盛り上げています。当日はデザイン画で最優秀賞をいただいた藤村さん,優秀賞の及川さん,特別賞の菅原さんの3年生3名が表彰を受けました。おめでとうございます。素晴らしい作品でした。
 
 また,本校の吹奏楽部が鹿折地区の皆さんの前で堂々と演奏を披露しました。吹奏楽コンクールを終えてから,この日のために練習を重ね,頑張ってマスターしてきた曲を披露してくれました。この日の演目の中には2・3年生の3人だけで演奏する「ケルベロス・ドラムス」も含まれていました。この曲は去年のアンサンブルコンテスト県大会に出場したときの打楽器の曲目です。圧倒的なインパクトのある曲です。大勢のみなさんにこの曲を聴いてもらってとてもよかったと思いました。人数が増えたとは言え,まだ部員10名での演奏です。一人一人の実力をもっと高めていくために,今回の演奏は役だったと思います。応援していただき,楽器の運搬などいつもご協力をいただいている保護者の皆様には厚く感謝申し上げます。
 

狭山まつりで賑わう

 
 8月10日(土)には第4回狭山まつりが鹿折小学校で行われました。事前に参加希望をとって事務局に報告していましたので,大勢の生徒がこのお祭りに興味をもち,参加したいと思っていることが分かりました。ご存じの方も多いと思いますが,狭山市の皆さんは震災後に気仙沼を励ましていただき,鹿折小学校にたくさんご支援していただいたのだそうです。現在,高校1年・2年になる本校卒業生は,小学校の修学旅行では,狭山市の有志市民の皆さんのご厚意で関東方面に修学旅行をさせていただいたと聞いています。現在は「狭山まつり」と姿を変えて,温かい交流活動が続いているのだそうです。当日は生憎の天気でしたので,急遽,体育館の中での活動となりましたが,大勢の小中高生が集まって賑やかに狭山まつりが開催されていました。大変,ありがたいことです。小学校の保護者の皆様も先生方も大勢ご協力されていました。ありがとうございました。心温まるお祭りになっていることがよく分かりました。震災を機に,多くの皆様方からお励ましをいただいてこれまで歩んできたことを折にふれて思い出し,それに報いる生き方をしなければならないと改めに感じた行事でした。
 

背中が語る

 
 顔の表情が,その生徒の内面をよく表しているのは当然です。学校では様々な表情を生徒たちは見せてくれます。そして,時には言葉より雄弁に,その内面を表現しています。ですから,子どもたちの表情をしっかりと見ることは常に大切なことです。基本です。
 ところで,生徒の背中もなかなか雄弁なものです。背中は無防備で,誰かに対して身構えていないからでしょうか,素の生徒の姿が現れるような気がします。背中で語るのは大人だけではないようです。中学生の背中も結構語ってくれます。生徒の後ろ姿でその子の思いや考えを知ることがあるのです。熱意や努力,戸惑いや不安も知ることもあるのです。一人一人への興味関心が,子どもに対する眼差しや言葉を生んでいくことになると思います。表情はもちろん,どんな後ろ姿をしているのかも,しっかりと見て,理解を深めて,私たちは一人一人の子どもたちに関わっていきたいものです。
 

1学期末 生徒の意識調査 【伸ばしたい面】

 昨日は,意識調査から見られる生徒のよい面をご紹介しました。今日は,一方,今後の課題として伸ばしたい面をご紹介しましょう。
 簡単に整理すると下のようになります。
 生徒は ①難しいことに,失敗を恐れないで挑戦することがないと思っている。
     ②自分にはよいところがあるとは,あまり思っていない。
     ③
自分の未来に期待し,その実現に意欲をもつことが少ない。
     ④社会の未来に期待し,その実現に意欲をもつことが少ない。
     ⑤自分の生活習慣は良いとは思っていない。(問題があると思っている)
     ⑥将来,外国に留学したり,国際的な仕事に就こうとは思っていない。
     ⑦「鹿3運動」の「シックス・イレブン」(睡眠)を実行しているとは思っていない。
     ⑧「鹿3運動」の「メディア1時間」を実行しているとは思っていない。
 全体的な傾向ではありますが,上のような傾向がまだ見られるのが現実です。やはり,自己肯定感や自信,将来への意欲や社会参画意識,健全な生活習慣などが本校生徒の課題となるのです。学校や家庭で「褒める」「励ます」「叱る」を上手にすることで向上させていきたい項目です。
 以下にいくつかの項目を詳しくご紹介します。
 
 
 

1学期末 生徒の意識調査から 【良い面】

 1学期末に,生徒の変容や指導の手応えを把握するために,生徒の意識調査を行いました。その結果,生徒の意識では,よい面として以下の内容が見えてきました。
 生徒は ①毎日,家庭学習に取り組んでいると思っている。
     ②学校での毎日の授業に集中して取り組んでいると思っている。
     ③自分から進んで挨拶をしていると思っている。
     ④学校に来るのが楽しいと思っている。
     ⑤生徒の活動が充実し,主体的な学校生活になっていると思っている。
     ⑥他の人に優しく接していると思っている。
     ⑦今,「鹿3運動」の「挨拶」を実行していると思っている。

 個人差や学年差があるのは当然ですが,大きく見ると上のような傾向がアンケートからはみられているのです。まだまだと感じられる部分もありますが,いい傾向です。
 下にいくつかの項目を詳しくご紹介します。


 

更新をしばらくお休みします

 
 7月20日(土)から夏季休業期間に入りましたが,鹿折中の生徒たちは元気にこの夏を過ごしているようです。一昨日は,中学生最先端科学研修に参加した3年生2名の生徒が帰ってきました。また,中総体東北大会相撲競技に参加した大和田君もよい相撲ができたようです。とても暑くて気持ちのいい夏空が広がる日の多かった夏休み前半でした。この暑さの中で取り組んだ,生徒それぞれの頑張りが2学期の成果となって現れることを心から期待しましょう。
 さて,このホームページも,しばらくの間,更新をお休みいたします。再開は8月21日(水)を予定しています。また,ご覧いただければ幸いです。

河北新報報道 「勉強中スマホ年々増」 

 
 7月28日(日)の河北新報報道にとてもびっくりさせられました。「勉強中スマホ年々増」「中3は6割超」「学力の低下懸念」と見出しの付けられた記事は,仙台市の児童生徒の調査結果を示しながら,このような内容を説明していました。左上の表はその記事の中に示されているものです。仙台市の中学3年生の「60.7%はスマホで音楽を聴きながら勉強している」「44.8%はスマホで動画を見ながら勉強している」「40.5%はスマホで通信アプリを使いながら勉強している」「25.1%はスマホでゲームをしながら勉強している」ということを表しています。仙台市は東北大学と協力して以前からスマホ使用と学力の関係を調査しており,「1時間以上使用すると学習効果を打ち消す」と説明していました。そんな関心から,今回の調査を行ったものと思われます。
 スマホを使いながらの「ながら勉強」が広がっていることに驚きと恐れを感じました。「スマホが子どもたちを飲み込んでいくのではないか」という恐れです。右上のイラストはネット上で紹介されているものですが,うまくこのことを表現しています。私たちに警鐘を鳴らすものです。
 「勉強をするなら,スマホをいじらず,集中して取り組むこと」…こんなことは言われなくとも分かっていることですが,どうでしょう。メディアを賢く利用すること,セルフコントロールすることがとても大切ですね。他人ごとではない問題です。左下のグラフは先の新聞記事に示されているものです。右下は関連する仙台市の調査結果です。参考にしてください。
 

登校坂 横断注意の看板が増設されました

 
 7月下旬のこと,登校坂の自転車置場付近の交差点に目立つように「横断注意」の立看板が立ちました。ご承知の方も多いと思いますが,この付近は道路がS字状にくねっており,見通しがきかなくなっている所です。国道45号線側からの細い道を生徒が登下校することが多いのですが,最近は大島架橋が実現したためか,以前より自動車の通行量が多くなった気がします。特に,学校側から坂を下っていくとスピードも出がちとなるため,自転車置場から登校坂の反対側(歩道側)に横断する生徒は十分に車に気をつけなければならないのです。
 先日は地域住民の方からご指摘をいただき,教育委員会や警察署,気仙沼市役所から現場を見ていただきました。そして三陸道工事をされている三井住友建設様にもご相談し,注意喚起の看板を増設していただいたり,既に設置されている看板を目立つ場所へ移動していただいたのです。お陰様で皆さんに注意をして往来していただく環境が整いました。感謝申し上げます。送迎等で来校される保護者の皆様は既にご承知と思いますが,十分にご注意いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

職場体験学習への御協力 大変ありがとうございました

 
 随分前のことになってしまいましたが,7月11日(木)・12日(金)には2年生の職場体験学習を実施しました。今年も多くの事業所の皆様のご理解とご協力をいただき,生徒たちは貴重な学習をすることができました。また,保護者の皆様にも送迎等でご協力をいただきました。大変ありがとうございました。
 
 2年生の学習テーマは「社会の中で人々はどのように生きているのか。(また,自分はどう生きたいのか。)」です。今回は,5月の職業講話,そして6月のキャリアセミナーを経て,職業について学び考えてきたことを,実際の事業所にお邪魔して仕事をさせていただくなかで更に深く理解しようというものです。「社会の厳しさ」「人との関わり方」「一生懸命さ」「マナーやルール」などをこの学習で体感することができたと思います。2年生の生徒もとても意欲的に取り組んだ様子です。大人の世界を少しだけ見せて頂き,将来の自分の在り方や社会というものについて深く理解をしたと思います。ご配慮をいただき,温かくご指導いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 
(ご協力いただいた皆様)
 気仙沼市立病院様,気仙沼警察署様,気仙沼薬局いちご・とまと店様,気仙沼市鹿折こども園様,ケーネット様,気仙沼市役所様,ネクサス気仙沼店様,ヤマダ電機松川前店様,トヨタカローラ気仙沼様,宮脇書店気仙沼様,未来屋書店新気仙沼店様,株式会社加和喜フーズ様,やましち建設株式会社様,やまなか家気仙沼店様,美容室ヴィヴィッド気仙沼店様,有限会社丸竹造船所様
 

お魚関連ポスター 多数!

  
 校舎内には様々なポスターなどが掲示されています。ここに集めたのはお魚に関連するポスターです。水産業が基幹産業である気仙沼市ですから当然と言えば当然ですが,お魚に関連するポスターが結構目立ちます。上の写真は,左から①旬の魚を紹介するポスター,②様々な魚を紹介するポスター,③毎月第3水曜日の「みやぎ水産の日」をピーアールするポスターです。
 気仙沼の子どもたちですから,季節によって市場に上がる魚が異なることは当然知っていると思うのですが,地元の旬の食材の美味しさを実感で分かっていてほしいものです。その時々の美味しいものを知っていることはとても大切です。そして幸福なことだと思います。旬の美味しいものを分かち合い,楽しみながら,故郷の魅力を感じてほしいですね。下のポスターは「みやぎ水産の日」にちなんだレシピを紹介するポスターです。思わず食欲がそそられるいいポスターです。さて,今年もカツオの水揚げ日本一となることができるのでしょうか?戻りカツオも楽しみにしたいものですね。
  

みなと祭り 「はまらいんや」踊り出場 3年生

 
 8月3日(土)には「みなと祭り」が開催され,この日は恒例の「はまらいんや」踊りが市内各団体の参加によって賑やかに開催されました。本校は毎年3年生PTA行事としてこれに参加していましたが,今年も3年生の保護者の皆様のご協力の下,3年生が元気よく踊りを披露し,盛り上げてくれました。当日は特別な暑さの中でしたので体調面の心配があったのですが,練習の成果を踏まえて,3年生は学年の絆を感じながら精一杯に踊りを披露してくれたようです。今年はこの仲間で過ごす最後の1年です。良き思い出を作ることができたのではないでしょうか。3年生の先生方や教頭先生の協力もありました。この祭りでの団結を2学期以降の学校生活で発揮してくれることを期待します。3年生の保護者の皆様,ご協力大変ありがとうございました。
 なお,お祭りにはジュニア・リーダーや高校の部活動など,3年生だけでなく,1・2年生や卒業生が各種団体のメンバーとして出場し,元気な踊りを披露していました。鹿中生のそれぞれの団体での活躍も大変嬉しく思いました。ご苦労様でした。
 

暑さの中 エアコン設置工事ありがとうございます

 
 先週7月30日(火)には梅雨明けし,いよいよ夏らしい夏になりました。外の気温が35℃を上回る中,普通教室に設置するエアコンのための工事が始まりました。まずは電気の配線工事です。屋上からベランダの天井部分に配線する工事がこの暑さにも関わらず行われました。作業員の皆さんは長袖長ズボンの作業着に姿です。そしてヘルメットを着用されています。大変な作業だったと思います。月曜日から水曜日までの3日間,一生懸命に工事をしていただきました。大変ありがとうございました。今後はお盆明けの作業となるそうですが,完了するのはまだまだ先のことになりそうです。
 どうやらこの夏の暑さのためにはエアコンは使用できないようですが,今冬の暖房に間に合うようです。現在,市内で一斉に工事に着手しているとのことですが,全ての学校が対象となるため,どうしても工期が長くかかるのだそうです。それにしても,この暑さの中のお仕事です。たいへんありがとうございます。
 

青いあじさい

 
 つつじは中総体のときに咲く。あじさいは1学期末に咲く。…どちらの時期も学校は忙しく(年中かもしれませんが?)花をしっかりと眺める余裕がないのが常です。
 今年のあじさいも終わってしまいました。先日,中庭に咲いているあじさいに気付いたので,写真だけはとって置こうと思ってシャッターを切ったのです。
 「青いあじさい」だとだけ思って,写真を撮ったのですが,よく見ると色は同じでも花の形状が異なっていることに気付きました。すっかり同じ品種だと思い込んでいたのでした。こんな花をつけるあじさいもあるのですね。(右)隣同士の株だったので,そして色味も同じだったので,自分の思い込みに気付かなかったのです。
 よく物事を見て,しっかりと見極めることを大事にしなさいよと教えてくれているように思いました。些細なことですが,教訓にしておきたいものです。学校でのできごとにも当てはまるかもしれません。

夏休みの図書室の風景 それぞれの取組

 
 先週の美術室の風景です。夏休みでも,中学校では様々活動のために生徒たちが登校し,仕事をしたり,勉強をしたりして頑張っています。この日も,そんな生徒たちで美術室は賑わっていました。
 左上の大きな紙は,生徒会の今年度のスローガンを掲示するために総務の生徒が制作している大看板です。担当の先生からの助言を受けながら大作に挑戦中でした。また,右上の生徒はやはり生徒会総務の生徒です。8月22日(木)の中学生代表者会議で行うポスターセッションのために,発表内容を考えて,分かりやすく模造紙にまとめているところでした。
 
 右上の女子生徒は3年生。運動会で使う学級旗のデザインを仲間と相談中です。昨年度に最優秀となった自分たちの旗の原画を参考にしながら,今年の構想を新たに練っている様子です。今年もよい作品ができるといいですね。
 左下の生徒は,学級に掲示するみんなの目標の清書を担当し,黙々と取り組んでいました。自分から学級に貢献しようとして頑張っていました。右下の男子生徒たちは1学期に取り組んだ美術科のデザイン作品の仕上げです。どうやら仕上げが夏休みの課題となっているようです。良い作品になるよう最後の仕上げを頑張ってくださいね。
 それぞれの夏休みの中で,それぞれの努力が行われています。残りの夏休みを有意義に過ごすよう,前向きに,計画的に活動をしていきましょう。
 

3年生 はまらいんや練習

 
 この写真は,7月25日(木)に撮ったものです。夏休みなのに3年生が大勢集まって何かに取り組んでいると思っていたら,音楽が校庭で鳴りはじめました。港まつりに3学年行事で参加する「はまらいんや」の練習だったようです。
 この踊りそのものは,小学校でも,そして中学校の運動会でも行っているので馴染みではあるのですが,今回は3年生たちが独自の振り付けを工夫して打ち合わせている様子です。当日は長い時間を全力で踊りきることになるので気力・体力の充実が大切です。卒業を前にした学年の行事としても大事なものとなるでしょう。良き思い出となるよう,そして,更なる団結力が生まれてくるようになることを期待します。楽しい時間を仲間と過ごしてほしいと思います。頑張れ,3年生。

駅伝練習 頑張っています

 
 夏休みに入って,7月23日(火)から希望者による駅伝練習が始まりました。今年は1・2年生を中心としたメンバーとなります。大勢の生徒たちが朝からこの活動に取り組んでいます。暑さの中で危険を伴う可能性のある取組なので,体育科だけでなく先生たちも大勢協力をしてこの練習を行っています。
 生憎,最初の2日間は雨天のため,体育館での活動となりましたが,生徒たちはやる気に満ちていました。競技力を高めて選手として駅伝大会に出場することを目指すだけでなく,この活動で持久力を中心とした自分の体力を高め,丈夫な体づくりを行うとすることを目的として取り組んでいる生徒もいます。もちろん部活動での基礎体力づくりに役立つとも言えるでしょう。
 
 この練習を毎年見ていて思うことですが,人が一生懸命に物事に取り組み,自己の限界と向き合っている姿はとても素晴しいものだと感じるのです。この子たちは,こんなふうに頑張れるのだから,これからの人生でも色々なことがあるだろうけれども,歯を食いしばってきっと乗り越えていけるはずだなと感じてしまいます。ぜひ,駅伝への取組を通して,自分はやればできるんだという感覚を伸ばし,成長への可能性を感じてほしいと思います。駅伝にはみんなで取り組むことで得られる喜びもあります。これからの練習の充実を期待します。8月5日(月)は試走です
 

県中総体相撲競技 大和田君健闘!

 
 7月21日(日)に栗駒中学校の相撲場で行われた,県中総体相撲競技に本校2年生の大和田君が出場しました。大会は体重別,学年別,個人総合の3つの試合が行われました。大和田君は体重別リーグ戦で3勝を挙げて第3位となり,東北大会に出場することになりました。また,学年別も第3位でした。おめでとうございます。
 
 小学校からスポ少で研鑽を積んできたとのことですが,当日はたった一人でのチャレンジでした。しかし,体格の上回る相手にも臆せず,正面からぶつかっていく相撲が印象的でした。やはりこれは鍛えていなければできない競技だと感じました。中学生ではありますが,体と体がぶつかり合い,物凄い音が響きます。そして,土俵際の攻防も見応えのある,素晴しいものでした。大和田君は寄り切り,寄り倒しで相手を制していました。きっと恐怖心もあるだろうと思いましたが,大和田君は無心に相手に向かって責め続けました。相手が上回る部分も勝負事ですから当然あるわけですが,言葉少なに自分の相撲を取り続ける姿はとても立派でした。今回の入賞,そして,東北大会への出場おめでとうございます。今後の活躍を期待します。