鹿中 学校生活

良さに気付く 感謝を述べる ありがとうBOX

 
 1年生の教室前の廊下の壁に写真のような掲示物が貼り出されました。何だろうと思ってみたのです。76枚の小さな紙片には文字が書いてあります。相手の名前を書き,感謝の言葉を書き,自分の名前を記しています。これは1年1組で以前から教室に設置している「ありがとうBOX」の中身を公開したもののようです。
 中学生であれ,大人であれ,人間関係の中では,様々な人と出会い,色々なことを経験します。人によっては,そんな関係の中で嫌な出来事も経験するかもしれません。人間関係とは難しいものです。しかし,物事には見方や感じ方があります。同じことでも,嫌なことと感じる場合と,良いことと感じる場合があるようです。そして,人はどうしても相手の良さよりも,嫌なところに目が行きがちなのかもしれませんね。そんなことを踏まえてなのかどうかは分かりませんが,1年1組には以前からこの「ありがとうBOX」が置かれているのです。
 感謝の言葉が70枚以上並ぶとさすがに壮観です。それぞれの良さに気付くことの大事さ,その気付きから感謝の言葉を積極的に使うことの大事さが分かるような気がします。そんなに大したことでなくとも,その人のもつ良さが伝わるものです。互いの良さに気付いて,感謝を言葉にして参考にしたいものですね。生徒のみんなの言葉が貴重なものだと思われました。