鹿中 学校生活

10月 防災学習の日 地域の一員として

 
 10月の防災標語(防災委員会)は「身の回り 台風に備え 再確認」でした。実にタイムリーだなと思って標語を見ていたのです。先日の台風19号の際には,本校体育館が避難所となり,50名以上の皆さんが避難をされました。家族と一緒に避難をしてきた中学生が自主的に活動をしていたということもお聞きしています。とても嬉しく思いました。
 さて,今月11日の防災学習の日のテーマは「地域の一員としてできること」でした。副読本を活用して,「地域とともに活動する意義を考えてみよう」「地域の一員として災害時の役割を自覚しよう」ということが内容となっていました。生徒はいつもと同様に一生懸命に学習していました。
 しかし,ワークシートに記入する様子をみて変だなと思ったことがあります。ワークシートに記入する生徒の鉛筆が動かないのです。その問いは「地域とともに活動する意義は?」「地域の一員としてできることは?」という問いでした。これは1・2年生に共通していたように思います。…生徒たちは地域の中での自分の活動イメージがまだ具体的に持てていないのではないか。生徒たちは地域と自分とのつながりをまだ自覚できていないのではないか。…このように思わされました。今後の鹿折中学校の課題の一つだなと思わされた生徒の様子でした。