鹿中 学校生活

今日の鹿折中

校舎内で見つけたもの ③ ほっとするもの

 
 教室には「何だろうこれは?」と思う物がよくあります。左の写真は教室にあったホワイトボードの写真です。サンタクロースが描かれているので,いよいよ年末になったなと感じさせられます。生徒もクリスマスを楽しみにしているのでしょうか。それにしても,左上の生き物は「チンアナゴ」では。サンタクロースとの取り合わせが不思議ですが,なぜかほんわかと調和しているようにも感じられます。
 右の写真の「ありがとう1ー1BOX」は教室黒板左側の棚の上にあるもの。どうやら級友の様子をみていて,生徒同士が感謝したいことや良かったことを紙に書いて入れる物のようです。頑張っていることや感謝したいことを言葉に出すことで友達の良さをよく知り,感謝を伝えることに活用しているものです。感謝の言葉を受けた生徒は自己肯定感が高まることを狙っています。互いのよさを認めあって教室に温かい雰囲気が生み出されています。ご家庭でもこの発想は大事ではないでしょうか。

青少年健全育成文集「燈火」 入選おめでとう

 
 毎年実施されている青少年健全育成文集「燈火」の入選作品が発表されました。本校3年生の佐藤蓮くん,2年生の畠山詞さんの作品が入選しました。おめでとうございます。11月17日(土)の気仙沼市家庭教育大会の席上では,佐藤蓮くんが代表生徒として教育長さんから直接賞状をいただきました。そして,作品を朗読発表しました。
 「僕は走ることが嫌いだ。走った結果には勝敗がつくことが多いからだ。……」という出だし。自分の体験から生まれた文章でした。1学期の陸上大会のできごと,中総体県大会,2学期の駅伝大会のときのことなど,蓮くんの姿を思い出させてくれる内容です。この経験を胸に今後も力強く歩んでほしいと思います。
 以下に作品を紹介します。 →作文原稿 燈火30(佐藤蓮) .pdf

自己肯定感が低い! 夢や希望がもてない?

Q1 自分にはよいところがあると思いますか。(上から3年・2年・1年・全校生徒)
Q2 将来の夢や希望をもっていますか。(上から3年・2年・1年・全校生徒)

 自己肯定感とは,「自分のあり方を積極的に評価できる感情」「自分の価値や存在意義を肯定できる感情」を意味する言葉です。自分自身の能力や可能性,また存在そのものに対する判断や評価の感情です。この感情が高ければ,物事に意欲的に取り組むことが期待され,幸福感にも大きな影響を与えます。似た意味の言葉には,「自己イメージ」「自己効力感」「自尊感情」「自己有能感」「自尊心」があります。誤解を恐れないで簡単に言えば「自信」です。
 鹿中生は自己肯定感が低い。自信がない。夢や希望がもてないでいる。…これを示唆するデータがあります。1学期に行ったアンケート調査です。Q1「自分にはよいところがあると思いますか。」という質問に,明確にそう思うと答えた生徒は全校の3割弱。また,Q2「将来の夢や希望をもっていますか。」という質問に,明確にそうだと答えた生徒は全校の5割でした。極端に言えば,自分にはよいところがあるとは思えない,そのためか,将来への夢や希望がもてない。…こんな鹿折中の生徒像が浮かんできます。アンケート結果の自己肯定感は,市内の他校と比べても低い傾向にあると思われます。
 先日の職員の話合いでは,①生徒会や学級での生徒活動を充実させる→②生徒が褒めてもらう場面が増える→③生徒の自己肯定感が高まる→④学校生活や将来への意欲が高まり,幸福感が増す。→⑤学力が上がり,いじめや不登校などの問題が少なくなる。…こんな作戦を話合いました。鹿折中生を「未来に希望や夢をもって意欲的に歩む人間」に育てていきたいのです。

期末テストが終わりました 1・2年生

  
 今週の11月26日(月)・27(火)は1・2年生の期末テストでした。きっと,その前の3連休はテスト勉強を頑張っていたものと思われます。さて,テストの結果はどうだったでしょうか。頑張った分だけの成果が出ているとよいのですが……。1年生の教室を覗くと,黒板には先生からの注意事項や激励の言葉がありました。中学校に入学した後に,もう何回かテストを受験したので,受験態度もだいぶ板についてきたように思います。そういえば先々週は,始業前の学習室で担任の先生と数学を勉強していた人たちもいましたね。大丈夫,やればやるほど勉強が分かるようになるはず。そうなるまで意地を張って勉強し続けることです。やはり日頃のステップ・ノートでの家庭学習が大事だとも気付いたでしょう。この経験をいかして,これからもしっかりと,楽しく勉強しましょう。1・2年生の今後に期待します。

マインツ大学(ドイツ)齋藤武彦教授の科学講話をお聞きしました

 
 
 11月28日(水)の6校時に科学講話を実施しました。2・3年生を対象として,マインツ大学(ドイツ)の齋藤武彦教授にご来校いただき,宇宙を中心とした科学のお話をしていただきました。また,先生のこれまでの人生のお話や,気仙沼の子どもたちへの希望などのお話もしていただきました。ユーモアと知性に溢れる,先生の熱いお話に生徒はみんな引き込まれてしまいました。楽しく,刺激的な時間を過ごしたようです。コーディネーターを務めていただいた木村絵里奈先生(理科担当)にも感謝したいと思います。
 講話の中でこんなお話がありました。…「地球人は宇宙に住んでいるから,みんな宇宙人。そして,みんなクオーク(最小の粒子)でできている。違いはない。それなのに,文化や宗教の違う国の人々同士が争っている。戦争をしたり,迫害を受けたりしている。本当は地球上のどこにも国境は見えない。あると思っているだけだ。君たちは世界をもっと知ることが大事だ。いろんな人たちを知り,いろんな考え方を知ることが大切だ。世界に出てはばたこう。」…こんな内容です。科学の世界のお話から,哲学にまで発展したお話,そのお話を聞く生徒の横顔は真剣で素敵でした。

「心の授業」(ストレス対処講座)を行いました 

 
 先週の11月19日(月)と20日(火)にはスクールカウンセラーの國政友子先生による「心の授業」を各学級ごとに行いました。これは毎年実施しているものです。
 始めに先生からは以下の説明がありました。ストレスへの対処法には,①親や先生に相談する,聞いてもらう,②友だちに話をする,聞いてもらう,③自分へのおまじないの言葉を使う,④リラクゼーションをする(深呼吸やストレッチ),⑤歌う,好きな曲を聴く,スポーツをする,思いっきり泣く…などがあること。また,やってはいけないことは「人を傷つける」「自分を傷つける」「物を壊す」ことです…とも説明されました。その後,畳に寝転んで「漸進性弛緩法」(体を緩めることで心が元気になるリラックス法)を実際に試しました。
 人生にはストレスはつきものです。その発散のために,誰かの悪口を言ったり,誰かを攻撃したりしてはいけませんね。ストレスを自らコントロールすることが大切です。自分流のストレス対処法をぜひ身につけてほしいと思います。

ペア・スピーチに取り組んでいます 朝の学級活動

 
 
 案外,生徒同士の人間関係ができていないのではないか…担任の先生のそんな反省から,ある学級では朝の活動でペア・スピーチに取り組み始めました。そのついでに,話すスキル・聞くスキルを身に付けさせたいという先生の企みでした。そして,他の学級でも同じような取組が行われています。(ルール)①30秒で最近の出来事を話そう。②スピーチの中で必ず接続詞を使おう。(ポイント)①会話の一文を短く話そう。②論理的に話そう。(今週の接続詞)「そして」…こんな内容の張紙が教室に見られます。楽しく話し,楽しく聞いて,互いの人間関係を育むだけでなく,言葉の力をつけようとしているのです。これは,特に指示を受けて始まった取組ではありません。担任の先生の思いとアイディアが生かされています。生徒は楽しそうです。いい結果が表れることを期待します。

地域でも活躍しています 浪板虎舞 

  
 生徒たちは地域でも活動し活躍しています。一例をご紹介します。上の写真は宮城県指定無形民族文化財に登録されている「浪板虎舞」の様子です。これは,先日,鹿折小学校で「海洋教育こどもサミット」が開かれた折に,アトラクションとして虎舞を披露したときの写真です。浪板虎舞は航海の安全を祈願するものです。この日は,本校3年生と2年生がこの公演の実施に協力しました。素晴らしい笛の音を奏でて会場を盛り上げました。学校だけでなく,生徒たちは地域でも貴重な人材として活動しています。また,地域の大人と一緒に活動することで,様々な勉強をさせてもらい,地域の一員としての自覚をはぐくんでいます。地域の皆様,どうか今後も生徒たちを温かくご指導ください。よろしくお願いいたします。

校舎内で見つけたもの ② 保健委員会ポスター

 

 
 校舎内には色々な掲示物があります。今回は保健委員会の生徒たちが描いたポスターを紹介します。換気と風邪予防,歯磨きの励行,インフルエンザの罹患防止などを呼びかけるポスターが見られます。優しいタッチで描かれた,さりげないポスターですが,校舎内を歩く度に自然と目に入ってくるものです。いいですね。
 いよいよ冬到来です。インフルエンザの流行が心配な時季になりました。どの生徒も「うがい」や「手洗い」をしっかりして,罹患しないようにしたいものです。3年生は受験を控えた大事な時期です。1・2年生も健康維持に留意して学校生活を充実させましょう。先週月曜日のある教室では,10以上の生徒がマスクをしていました。少し気がかりです。心と体の健康を大事にしましょう。
 (お願い)発熱したときは,登校を見合わせ,医療機関での受診をお願いします。インフルエンザは伝染病です。咳エチケットなどを意識しましょう。インフルエンザに罹ったら,一般には発症から5日,解熱後2日までは,登校できないことになっています。医師からの指示を得て登校させてください。

スマホ使用 学習に影響

 1週間近く前には,保護者の皆様にお子様の通信機器へのご指導と管理について,学校とPTAの連名で文書をお届けし,お願いをしたところです。その後,11月20日(火)の河北新報には「スマホ利用と学習への影響」についての記事が出ていましたのでご紹介します。
 記事の内容は以前から指摘されていたことですが,ご家庭ではどのようにお感じになられていたでしょうか。「スマホ利用が1時間以上になると学習効果を打ち消す(学習が身に付かない)」というのは今や定説です。スマホに限らず,通信機器利用は一日1時間までにするというルールをご家庭で検討されてはどうかと思います。本校生徒の実態をみると,通信機器の利用で一番多いのは「一日1~2時間利用している」と答える生徒です。ですから,多くの生徒が危険なゾーンに入っていると学校では感じています。家庭で子どもが機械と過ごすのではなく,家族と直接声を交わし,互いの顔を見るコミュニケーションができたらなと思うのですが。

平和に関する作文コンクール 3年三浦楓さん 優秀賞おめどとう

 
 11月17日(土)には市役所で気仙沼市平和学習報告会が行われました。最初に「平和に関する作文コンクール」の表彰がありました。本校3年生の三浦楓さんが見事優秀賞を受賞し,市長さんから直接賞状をいただきました。おめでとうございます。学習発表の部では,他の受賞者とともに,三浦さんも受賞作文「平和への一歩」を朗読しました。そして,一人一人が平和の種をまいていくことの重要性を述べました。たいへん堂々と立派に発表することができたと思います。難しく,大きな課題ですが,平和な世界の実現を求めて,中学生でも考えたり,できることを実践したりしていきましょう。
 作文の内容を紹介します。→ 作文原稿 平和作文30(三浦楓).pdf
 

3年1組「給食基本法」って何?

 

 3年1組の教室に「給食基本法」というものが掲示されていることに気付きました。(写真)
(1条)3ー1の給食の象徴は超給食長(ある生徒の氏名)である。
(2条)給食を残しそうな人は食べそうな人にゆずる
(3条)4時間目が終わったら速やかに並ぶ
(4条)「いただきます」は心をこめて言う
(5条)残り3分で食べ終わっていない人は無言で食べる
(6条)給食長の命令に従う
(7条)給食を食べることは生徒の権利であり義務である
 給食をおいしく食べよう!
 …こんなことが書いてあるのです。担任の先生に聞くと,給食の残食が多いので少しでも減らそうと,生徒が発案してこんな基本法をつくり,楽しく取り組んでいるとのこと。なかなか面白い発想です。学級通信によると,11月14日は「完食DAY」と名付けて取り組み,3年1組スタート以来,初の完食だったそうです。無理をして食べることはないのですが,残食の問題に気付き,自分たちで楽しく課題に取り組むことはとてもいいことです。また,一人一人の違いにも着目し,気遣いをしながら配膳をしたり,食事をするのもいいですね。
 SDGsと関連づけることはないのですが,この活動にこんな関連があるかもしれません。世界にはちゃんと食べることができない人々がいます。「食品ロス」の問題もあります。
  

ボトルキャップ たくさん集まりました ご協力に感謝


 先週金曜日,11月16日,朝の光景です。校舎1階を大きな袋をもって歩いてきたのは1年生の福祉委員のメンバーです。以前にお伝えしましたが,2学期も地道に取り組んできたボトルキャップの収集。その結果がこんなふうになりました。しばらくは,校舎のとあるところで保管をしていたようですが,この日はいよいよ搬出。どうやら先生の自家用車に積み込んだ様子です。さて,どのくらいのワクチンに替わるのでしょうか。生徒の活動ではありますが,ご家族の皆様にもご協力をいただいた結果です。これを生徒の活動の達成感や自信に結びつけたいと思います。今後ともご協力をお願いします。
 (追記)その後,調べてもらったところ,個数は18,420個,ワクチンにして新たに約11分になったということでした。

防災学習の日 火災に備えて


 この図は何を表しているか,お分かりでしょうか。…11月13日(火)の「防災学習の日」に1年生の教室に書いてあった図です。担当の先生が書きました。これは,火災の際に階段の角の部分には空気が残されていることを説明しています。
 今回の「防災学習の日」では,火災想定の避難訓練(16日・金)を控えて,火災の際の避難はどうあればよいかを学習しました。下のワークシートはその際に記入した2年生のものです。大事なことがしっかりと書かれていることに関心しました。

 ①とにかく早く逃げる。②口を覆う。③低い姿勢で逃げる。④絶対戻らない。⑤下へ逃げる。…と書かれています。
 また,ワークシートに記入したことをもとに,学級で仲間と話し合う姿勢も立派でした。日頃のこんな真剣な学習が,災害のときに本当に役立つ力になるのだと思いました。今後も大事にしていきたい学習内容です。
 

鹿中きれいの日実施 ごくろうさまでした

 
 11月16日(金)には生徒会の新企画「鹿中きれいの日」が実施されました。この企画は「四四(鹿)十六」にちなみ,毎月16日を特別清掃の日と定めて,普段は行わない部分をきれいにし,気持ちよい学校生活にしようと実施しているものです。1学期にも行いましたが,なかなか思うように日程がとれないことが多かったのですが,今月は16日に実施することができました。今回は「部活動単位」での清掃活動でした。野球部・ソフト部は校庭側溝・フェンス周辺を,男女バスケ部・男子卓球部は,体育館フロア・ギャラリー・ステージ・倉庫などを,女子卓球部・吹奏楽部は登校坂を,サッカー部は昇降口・校舎前を,ソフトテニス部は部室棟前を担当してくれました。たいへんお疲れ様でした。冬場を前に校舎が一段ときれいになったようです。

半年ぶりの身体計測 変化があります

 

 11月12日(月)には男子生徒,14日(水)には女子生徒が,半年ぶりに身体計測を行いました。中学生の時期には,数ヶ月の間に体格や顔つきが大きく変化し,急に大人びて見えることがあるものです。さて,本校生徒はどうでしょうか。一生健康で過ごせるような,丈夫な体をつくってほしいものです。視力検査の様子を見ていると,こんな大きな文字も見えていないのかと驚くことがあります。また,眼鏡を使用しているのに見えていないこともあります。視力が低下して眼鏡が合わなくなっている例も少なくないようです。お子様の発育や健康状況について,親子間で話し合い,確かめてみてはどうでしょう。中には考え事をしてよく眠れていない生徒とか,夜更かしで睡眠不足となっている生徒もいます。すっきりとした目覚めで,一日を前向きに過ごさせたいものです。

市内図工美術展に出品しました

  
 
 

  11月9日(金)から11日(日)までの3日間,リアス・アーク美術館で市内小中学校図工美術展が開催されました。この美術展は日常の教科学習の中で創作された作品を展示し,その学習成果を広く皆さんに紹介するものです。本校からは5人の生徒の作品が紹介されました。絵画の部には,3年菅原直樹くん(上の左),3年小松美穂さん(下の右),2年及川真矢さん(下の左),1年村上優衣さん(上の中),デザインの部には,1年吉田瑛仁くん(上の右)です。授業の中で,それぞれが工夫し,意欲的に取り組んだ作品です。素晴らしい作品ができましたね。おめでとう。

中学校見学会開催 新入生に期待しています

 
 
 11月13日(火)には中学校見学会を開催しました。鹿折小学校6年生38人と校長先生,担任の先生,養護の先生に本校においでいただき,来年度入学することになる本校の学校生活の様子を見学していただきました。挨拶の後,英語と数学の授業を体験してもらいました。次に,部活動の様子を見学してもらい,いくつかの説明をしました。はたして中学校の印象はどうだったでしょうか? この見学会をとおして,中学生になる準備をしてもらうことはもちろんですが,残りの小学校での学習や生活の充実をぜひ図ってほしいと思っています。小学校生活の充実の上に,中学校生活の充実があります。しっかりと小学校でのまとめをし,希望をもって中学校に入学してほしいと思います。保護者の皆様には,例年3学期にご説明する機会がありますが,お尋ねになりたいことがありましたら,いつでもご連絡をお願いいたします。なお,当日の資料を下に掲載いたします。ご参考にされてください。
 〇校長資料   中学校見学会 校長資料30(鹿折中).pdf 
 〇生徒心得   H30 生徒心得(改定版).pdf
 

作曲コンクール 5人がチャレンジ

 
 11月12日(月)には本吉地区の作曲コンクールが行われました。本校からこのコンクールにチャレンジした生徒は5人です。5・6時間目の音楽室には,キーボードを使いながら,真剣に譜面と向きあう5人の姿がありました。音楽であれ,言葉であれ,絵画等であれ,自分のイメージを作品としてまとめ上げていく作業は楽しいものです。そして,自分の作品が完成したときには大きな喜びとなります。入選するかどうかに関わらず,そんな創造的な時間は貴重です。きっと良い作品ができたことでしょう。5人のチャレンジを讃えます。

校舎内で見つけたもの ①

  
 校舎内にはよく見ると色々なものがあります。生徒や先生を自然と和ませてくれるもの,励ましてくれるもの,考えさせるものなど……。今回は「和ませてくれるもの」をご紹介します。左は,正面玄関の公衆電話機の脇にあるサボテンです。最近,登場しました。真ん中は,生徒昇降口の正面にかなり前からいるもの。名前は「デンバクン」です。放送委員会の生徒が作成し,リクエストなどを受け付けるキャラクターボックスとして活躍しています。右は,ある教室のホワイトボードに書いてある似顔絵。なかなか上手く描けているようです。こんな先生が確かにいますね。

通信機器所有の実態 …ご家庭でもご指導ください

 上の表は生徒が,スマートフォン,携帯電話,タブレット,通信機能付きゲーム機,個人PCなどをどのくらい所持しているかを表しています。この結果から次のように言うことができると思います。
※1 全校生徒の4割はスマホを所持している,携帯と合わせると5割となる
※2 1年生のスマホ所持率は1割程度だが,2・3年生は4~5割である
※3 タブレット3割,ゲーム機8割,PC1割弱であり,通信機能はほとんどの生徒が持っている
※4 LINE等のSNSの利用実態は不明だが,ほとんどの生徒はそれが利用可能な状況にある

 学校では生徒がLINE等でどのようなやりとりをしているのかを把握することが難しい状態です。(基本的に家庭で行っている,プライバシーの問題)ですから,ぜひ保護者にお子様の実態を見ていただきたいと思います。しかし,保護者は我が子のことであっても指導しにくいというのが現実だとお聞きします。(そんなときは買い与えないでください)本校でもLINE等のやりとりで,生徒同士が誹謗中傷されたり,誤解されたり,人間関係が悪化したりする事例が見られ,大変心配な状況です。また,画像の送付や個人情報の流出なども心配です。学校では「携帯・スマホ安全教室」などを実施して指導していますが,保護者の御協力をぜひいただきたい内容です。いじめなどに発展する可能性のある機器ですので,よろしくお願いいたします。賢く,正しい使い方,健康的な使い方をさせましょう。

現代の課題  いじめ・SNS・自死


 とても残念な事件です。誰も幸せにはなれません。先週金曜日,11月9日の朝の職員打合せで,この新聞記事を職員全員で確認しました。この記事を他人事としてとらえずに,想像力を巡らせてイメージ豊かに読み取りたい。そして,私たちの学校で同様なことが起きないために,必要な手立てを実際に打たねばならないと確認しました。
 この不幸なできごとを踏まえ,いじめ,SNS,自死等について,学校と家庭が,それぞれ取り組まなければならないことを,着実に実行していきたいものです。また,生徒会の力を引き出していきたいものです。

生活意識調査


 学校では,全校生徒に対して,毎月,生活意識調査を行っています。個々の生徒が学校生活を,今,どのように感じているか,困りごとはないかなどを把握し,一人一人の理解と改善に努めるものです。
 上は11月7日(水)に実施したアンケート用紙の一部です。いつも,学校生活が楽しいと答える生徒は圧倒的に多いのですが,その理由の1番は「友達」との関わりが楽しいというものです。2番目は「勉強」が分かる,「部活」が楽しい。3番目は「先生」がやさしい,楽しいとなります。結果を待つまでもなく,生徒にとって「友達」の存在は学校生活の明暗を決める大きなポイントだと分かります。そして「勉強」が分かることも,中学校では実に大きなポイントです。逆に考えれば,友達付き合いや,勉強がうまくいかないと,中学校生活は大変な苦痛になるということです。ですから,「いじめ」や「学習不振」などは無視できない,重大な問題です。この問題に学校と家庭で協力して取り組みたいものです。今月は教育相談が予定されていますが,有意義な話し合いをしたいと思います。どうかご協力をお願いします。

学校の紅葉

 朝晩の寒さが一段と強く感じられるようになりました。あの暑い夏のことが,この頃は懐かしく思われます。2学期の教育活動に追われて取り組んでいるうちに,もう後半に入っていることに気付きます。どんな成果が2学期にあがっているのか,これから確かめることになります。11月は教育相談を実施したり,期末テストを実施したりする月です。また,3年生は教育相談で進路希望の決定をします。どの学年の生徒も,勉強面や生活面での自分の進歩を感じれるようになりたいものです。
 校舎中庭の様子をご紹介します。だいぶ色づいてきましたね。3階から見下ろすと,美しい赤が目に飛び込んできます。
 

指導主事訪問での研究授業 生徒も先生も頑張りました

 先週の水曜日,10月31日には指導主事訪問がありました。これは本校の授業の様子を見ていただいたり,関連書類を見ていただいたりして,外部の先生方からご指導をいただく機会です。今年度は,各学年から一つずつ,計3つの授業を見ていただきました。(下記参照)指導にあたっては本校の先生たちがチームを組んで指導方法を検討しました。生徒は,普段の素直さや頑張りをもとに,積極的な学習ができたようです。おいでいただいた先生方からは,生徒の元気さや前向きさ,学習場面での協力の様子などをお褒めいただきました。本校では「分かる,できる喜びを実感させる学習指導の試み」を研究テーマにして,よりよい授業実践を目指して取り組んでいます。この実践が,今後,より多くの成果を上げて,更に笑顔の多い中学校になれたらと思います。
 ・1年1組 英語 「Unit7 ブラジルから来たサッカーコーチ」   及川貴行 先生
 ・2年1組 道徳 「反省と向上」              柏木 啓 先生
 ・3年1組 音楽 「日本の歌の美しさを味わおう『花の街』」 佐藤 巧 先生

  

福祉委員会で ペットボトルキャップ回収中

 
 生徒会の福祉委員会では1学期からペットボトルキャップの回収を全校生徒に呼びかけています。これは自宅から持ってきたキャップを昇降口の学級ボックスに入れて集め,ユニセフを通してポリオワクチンを購入する資金にしてもらうものです。「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し,福祉を推進する」といった国連の提唱する目標(SDGs)の一つを視野に入れた活動です。中学生にもできることを考えて着実に取り組む鹿中生徒の態度は立派だと感心します。1学期に集まったキャップは6,672個(16.68㎏)です。1,600個でワクチンを1人分購入できるので,約4人分のワクチンを全校で寄付したことになります。昔からある,地味な活動ですが,実に尊い活動です。もちろん生徒は2学期も頑張って収集しています。更に尊い命を守ることがでることでしょう。実はこの活動はCO2削減にもつながっています。1学期のCO2削減効果は52.5㎏でした。ご家庭の皆様にもご協力をお願いいたします。
 (関連するSDGsの目標)

総合防災訓練実施 ご協力ありがとうございました

 昨日11月4日(日)は,晴天の下,総合防災訓練を実施しました。各自治会の皆様,地域や保護者の皆様,たいへんありがとうございました。今年は鹿折地区が気仙沼市の訓練会場となっていた訳ではありませんでしたが,防災の取組は日頃からの積み上げが大事です。自治会などでの小地域ごとの取組によって安全な地域生活が実現できることから,今年度も生徒が居住している地域ごとの活動をお願いしました。災害時には学校のできることは限られます。ぜひ地域で子どもたちを守る活動,また,子どもたちが地域で貢献する活動を進めることができればと考えています。今後ともどうかよろしくお願いいたします。第2部の学校で行った訓練の様子を以下の写真でご紹介します。
                 

ソフトボール部 県新人大会3位 おめでとう

 昨日11月3日(土),仙台市海岸公園野球場で開催された県新人体育大会ソフトボール競技において,本校・米山中・佐沼中の合同チームが3位入賞を勝ち取りました。おめでとうございます。先週日曜日には1回戦を栗駒中と戦って勝利し,2回戦を富沢中には逆転勝ちで勝利して,準決勝に駒を進めていました。準決勝は優勝した高森中と対戦。初回・2回と相手に得点は許したものの,満塁ホームランで5ー4と追い上げ,粘りを見せ,逆転を目指しましたが,最終回に突き放されて敗戦となりました。守備でも攻撃でも実力をしっかりと出し切り,堂々とした試合ぶりでした。県大会の準決勝にふさわしい拮抗した試合ぶりでした。ソフト部の皆さんには,これを自信にして,学校生活を一層前向きに行ってほしいと思います。関係者の皆様,保護者の皆様のご協力に感謝をいたします。
  
 

防災学習教室「希望の部屋」

 
 本校の2階,1年生教室と2年生教室の間に「希望の部屋」と名付けられた教室があります。この教室は「防災学習教室」です。震災時には体育館が避難所となっていました。避難所での生徒の活躍の様子も紹介されました。当時の避難所で使われていたもの,多くのみんさんからいただいた支援の品々,温かいお励ましをいただいた寄せ書きや色紙,その後の防災学習の内容を示す写真などが常時展示されています。災害当時のことを忘れずに伝え,今後の防災への取組を充実させるための教室です。今年の「総合防災訓練」(明後日)の様子も展示されることになるでしょう。11月4日(日)は鹿折地区の自治会の皆様,保護者の皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

素晴らしい虹がかかりました


 10月31日(水)の5校時でした。1年生が英語の学習を元気よく行っていた頃,校舎の北東側に大きな虹がかかりました。あまりに素晴らしい虹だったために,思わず写真をとりました。何か良いことの前触れかもしれませんね。期待しましょう。
    虹の足            吉野 弘
 
  雨があがって
  雲間から
  乾麺みたいに真直ぐな
  陽差しがたくさん地上に刺さり
  行手に榛名山が見えたころ
  山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
  眼下にひろがる田圃の上に
  虹がそっと足を下ろしたのを!
  野面にすらりと足を置いて
  虹のアーチが軽やかに
  すっくと空に立ったのを!

  その足の底に
  小さな村といくつかの家が
  すっぽり抱かれて染められていたのだ。
  それなのに
  家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
  ……おーい、君の家が虹の中にあるぞォ
  乗客たちは頬を火照らせ
  野面に立った虹の足に見とれた。

  多分、あれはバスの中の僕らには見えて
  村の人々には見えないのだ。

  そんなこともあるのだろう
  他人には見えて
  自分には見えない幸福の中で
  格別驚きもせず
  幸福に生きていることが……。

保健講話「思春期とストレス」 全校生徒でお聴きしました

 10月29日(月)の5・6校時に保健講話を全校生徒でお聴きしました。講師は東北大学大学院教授(震災子ども支援室長)の加藤道代先生です。先生からは,①思春期の気持ちの特徴,②自分で心の調子を整えること,他の人の力を借りること,③話を聞いてあげることの大事さ,④大学生の体験や中学生へのメッセージなどつについて,分かりやすく,丁寧にお話をしていただきました。
 お話を伺って,生徒からも質問がありました。Q1解決できない,どうしようもないことがあったときはどうしたらいいですか? Q2勉強などで自信をつけるにはどうしたらいいですか? Q3腹式呼吸のほかにリラックスする方法はありますか? Q4先生ご自身のストレスの解消法はどんな方法ですか? …など,とても素直でよい質問でした。
 この講話をとおして,生徒が自分自身や友達についての理解を深め,今後ストレスとうまく付合っていくことができるようになることを願っています。加藤先生からは生徒の学ぶ姿勢を褒めていただきました。ありがとうございました。
 

総合防災訓練 事前学習を行いました

 10月26日(金)の5・6校時は総合的な学習の時間です。内容は,11月4日(日)に実施する総合防災訓練の事前学習でした。各グループごとの研修や準備をしました。例えば,気仙沼市総務部危機管理課から講師を派遣していただき,避難所開設訓練「HUG」(避難所開設のための図上訓練)をさせていただきました。また,鹿折公民館さんのご尽力で栄養士会からお二人の栄養士さんをお招きし,非常時の食事づくり(サバイバル飯→サバ飯づくり)を学習させていただきました。生徒は各自の担当ごとに真剣な面持ちで学習しました。訓練当日にこの学習を生かしてほしいものです。ご指導やお世話いただいた皆さんに感謝を申し上げます。
   
   

漢字検定44名受験 それぞれのチャレンジです

 先週のことですが,文化祭直前の10月19日(金)に,漢字検定が行われました。なんと全校で44名の生徒が受験しました。全校の3分の1以上の生徒が受験し,各自の目標に向かってチャレンジしたのです。やはり,学習は継続して自分から取り組むものです。今回のように大勢の生徒がチャレンジしたことは嬉しい限りです。その前向きさが普段の学習や生活にもきっとよい影響を与えると思います。生徒の皆さんの良い結果を祈ります。また,11月17日(土)には数学検定が実施されます。こちらも頑張ってほしいものです。
  

2色の校庭 災害の記憶 総合防災訓練

  
 本校の校庭は,よく見ると2色になっています。これは色が濃くなっている部分には仮設住宅が建っていたからです。8月まで行われた復旧工事は現状復帰を原則とする工事のため,仮設住宅に使用していた部分のみ工事が行われました。その際にはソイレックスというリサイクル土壌を入れて,ぬかるみやほこりの防止を図っていただきました。そのため,前の校庭の色とは異なる色になったのです。これはむしろ良かったと思います。なぜなら,この校庭の色の違いがいつまでも震災の記憶を残してくれるからです。この色の違いが物語るものを受け止めて,生徒は学び,職員は学校づくりをしなければと思っています。11月4日(日)には鹿折小学校さんと共同で総合防災訓練を行います。保護者の皆様,地域の皆様,どうかご協力をお願いいたします。

大勢のご来場ありがとうございました 文化祭実施

 10月21日(日),爽やかな秋空の元に今年度の文化祭を実施することができました。ご来賓やご家族の皆様,公営住宅の皆様,卒業生の皆さんの前で,生徒はそれぞれの発表を生き生きと行うことができました。皆様の温かい拍手やお褒めのお言葉に,生徒・職員一同,たいへん感激をしています。今年度の鹿折中学校の教育活動をご覧いただき,心より感謝をいたしております。また,PTAの皆様にはお休み処の運営,駐車場誘導などでご支援をいただきました。大変ありがとうございます。そして,これまでの学習活動のために,お話をしていただいた外部の先生方,ご指導いただいた地域の先生方に心より御礼申し上げます。

全校合唱「大切なもの」
  
 2年「さくら学習」発表の一コマ
 3年「さくら学習」発表のまとめ
  
 1年「さくら学習」発表の一コマ
 学級ごとの帰りの会の様子
 

校舎前のサルビア いよいよ終わりです

 校門を入ると校舎前に真っ赤なサルビアが一列に咲いています。毎日,生徒たちの登校を見つめ,そして見送ってくれました。また,この花の前で生徒は挨拶運動をしていました。爽やかな環境を演出してもらったサルビアです。用務員の佐藤さんが植栽し,手入れをしてくれたものです。いよいよ朝夕には肌寒さが感じられる季節になりました。そろそろサルビアの花も終わりになる頃でしょうか。明日の文化祭では,多くのお客様がいらっしゃいますが,この花がお迎えをしています。どうかご覧になってください。

生徒会任命式・引継式を行いました

 10月16日(火)に生徒会役員と各種委員会委員の任命式を行いました。また,新旧生徒会総務(役員)の引継式も行われ,新会長に校名旗が手渡されました。これまで学校をリーダーとして引っ張ってきた,旧生徒会長:生駒大地くんを始めとする3年生の皆さんに感謝をしたいと思います。そして,新会長:吉田俊生くんを始めとする2年生諸君の今後の活躍に大きく期待をしたいと思います。前校長:熊谷長悦先生は,生徒会が活発に活動し,みんなの居場所がある,楽しい学校になることを願っていました。そして,今年度もそれを目指して鹿中生はしっかり取り組んできました。これからも,この伝統を確固としたものにしていきましょう。
          
任命書を手渡される新会長:吉田俊生くん

           
校名旗を手渡す旧会長:生駒大地くん

各学級での合唱練習

 
 各学級ごとにコンクールに向けて合唱練習が行われています。学級や学年の個性に合わせた選曲が行われ,いよいよ合唱も仕上がってきました。なかなかいい曲ぞろいです。今日は,校内で曲の1番だけを披露するリハーサルが行われ,真剣な取組の様子がうかがわれました。いよいよあと2日です。最後の仕上げに期待します。
1年1組 「怪獣のバラード」

2年1組 「 With  you  smile 」

3年1組 「君とみた海」

3年2組 「 虹 」

文化祭ポスター  各準備が進んでいます

 10月21日(日)文化祭の開催をお知らせするため,生徒たちが工夫してポスターを作成しました。校内はもちろん,鹿折地区内にも貼らせていただき,多くの方のご来場を呼び掛けています。ポスターは5種類あります。どれも工夫のある作品となっていますので,下にご紹介いたします。当日のために,生徒は頑張って準備をしています。学級や全校での合唱もだいぶ仕上がってきました。どうか当日はご期待ください。
   
   
ご来場をお待ちしています!
 

気仙沼市内小・中学校音楽祭で演奏しました 吹奏楽部

 10月17日(水)に,第12回市内小・中学校音楽祭が市民会館で開催されました。本校では毎年,吹奏楽部の生徒が参加しています。今年度は,顧問の佐藤巧先生の指揮の下,7名の部員が素晴らしい演奏を披露しました。曲目は「アンダー・ザ・シー」と「ルパン三世のテーマ’78」です。楽しい曲,躍動感のある曲を部員がしっかりと演奏し,場内から大きな拍手をいただきました。新しい楽器に挑戦したり,掛け持ちをしながら演奏したりした今回の演奏でしたが,これからの飛躍につながる良い手応えを得ることができました。文化祭でも発表します。ぜひお聴きください。

板橋かずゆきさんから葉書が届きました

 10月4日(木)に本校で講演をし,歌を聴かせていただいた,板橋かずゆきさんから下のようなお葉書をいただきました。当日のことについて書いてくださっています。生徒がよくお話を聴いてくれたこと,そして感想を寄せたことに,ご自身も感動し,「明るい未来を信じて楽しい毎日を」というメッセージが添えられています。どうか読んでほしいと思います。
 私たちも,当日のお話の内容を思い出し,もう一度,自分の中で板橋さんの言葉を確かめてみたいものです。

文化祭に向けて 全校合唱も練習中

 いよいよ文化祭が近づいてきました。本校では10月21日(日)に文化祭を開催します。当日はどうかご来場いただき,生徒の学習発表や展示をご覧いただき,多くの皆様に生徒の頑張りを感じて頂ければと思います。
 さて,今年の全校合唱曲は「大切なもの」です。練習不十分な状態ですが,先日10日(水)には全校での練習を行いました。全校生徒で初めて行う体育館練習,まだ音程がとれていなかったり,歌詞が頭に入っていなかったりと,十分な合唱にはなっていません。でも,最後の1週間できっちりと仕上げて,当日は最高の合唱を披露できるとと思います。中学生の元気や本気を文化祭でも示してほしいものです。鹿中生の頑張りに期待します。保護者の皆様,どうか今年の全校合唱をお楽しみにしていただきたいと思います。

本吉地方中学生弁論大会で優秀賞! 3年 岸佑衣子さん

 10月11日(木)に新月中学校で開催された第56回本吉地方中学生弁論大会で,3年岸佑衣子さんが優秀賞に輝きました。岸さんは,「世界を変えることができるのだろうか」という問いをもち,国連が発表したSDGs(世界を変える17の目標)から,目標3「すべての人に健康と福祉を」 を取り上げ,自分の問いをどのように探究したかを説明しました。その上で,「つながり」を広げながら,中学生の自分たちであっても,できる行動をとっていきたいと話しました。SDGsには,目標17「パートナーシップで目標達成を」という目標があります。ここに問題解決の道を見出したというのです。現代社会の課題と中学生の志が爽やかに述べられた弁論でした。入賞おめでとうございます。原稿等は後日ご紹介します。
  

学習相談日 自学自習できることが基本です

 10月9日(火),部活動を行わない日です。そして,その日は本校の場合,「学習相談日」となることが多いのです。この日の放課後は,部活動ごとに決められた教室に集まり,思い思いに自学自習に励みました。自分で教科や教材を決めて行う学習です。どの教室でも真剣に取り組んでいる姿がありました。学習したことを身につけるためには,やはり各自の努力が必要です。小学校までの学習とは違いますから,しっかりと身につける学習を今後も工夫して取り組んでほしいと思います。また,友達同士で質問をしたり,教えたりといった取組もとても大事です。先生はもちろんですが,仲間と学ぶことを意識していきましょう。この日,教室では節度のある学習がなされ,仲間との協力の様子が見られていました。学力の向上が期待できますね。月曜日にこのような学習を行うことで,ぜひ1週間分の自学自習のペースづくりをしてほしいものです。工夫をして家庭学習を楽しく充実させましょう。
  
  

ソフトボール部 登米地区大会優勝 おめでとう

 既にお知らせしていましたが,10月6日(土)に延期となっていた登米地区中体連新人大会ソフトボール競技で本校ソフトボール部6人が所属する3校合同チームが,ついに優勝を果たしました。おめでとうございます。当日はまず,津山中と対戦し,0ー15でコールド勝ち,次に中田中と対戦し1ー8で勝利し,見事4戦全勝で優勝を勝ち取りました。急造の合同チームではありますが,それぞれのチームの良さを出し合い,一丸となって取組んだ優勝です。監督の先生の指示をしっかりと実践した試合ぶりは見事でした。県大会でも更に良い試合ができることを期待します。保護者の皆様,応援ありがとうございました。

鹿折地区市民運動会で大活躍 中学生の元気発信!

 10月7日(日),鹿折地区市民運動会が開催されました。本校生徒は,部活動やジュニア・リーダーなどで大勢が参加し,運動会を大いに盛り上げました。部活動顧問の先生たちも生徒とともに競技に参加をしました。これは昨年に引き続きのことです。本校生徒会には,中学生の元気を発信し,これからは地域を支える側になるという目標があります。正しくそのことを多くの生徒が実践してくれました。地域の皆さんに中学生の元気はもちろん,鹿折中生との良さを存分に表現してくれたように思います。このことが,鹿折地区を明るくし,盛り上げることにつながると感じました。地域との連携を今後も模索し,実践していきたいものです。どうか中学生にも地域からのご協力をお願いします。ご家庭の皆様のご理解とご協力にも感謝を申し上げます。
  
  
  
  

高齢者体験を実施しました 1年生

 10月5日(金),1年生は総合的な学習の時間の学習として,「高齢者体験」を行いました。これは,気仙沼市が行う「担い手育成事業」の一環でもあります。本校では1学期に引き続き,高齢社会の問題点を考える学習のシリーズとして,これを行いました。実施に当たっては,医療法人くさの実会・介護老人保健施設「リバーサイド春圃」のご協力をいただき,当日は3名の職員さんにご指導をいただきました。生徒は重い装具をつけ,腰を曲げ,目や耳が不自由な状態を身をもって体験しました。また,車いすに乗せてもらったり,車いすで介助をしたりと様々な体験をさせていただきました。生徒には「楽しく,貴重な体験」でした。しかし,高齢者の方は決して「楽しい」わけではなく,むしろそのことで生活の困難を普段から感じていらっしゃることをご指導いただきました。リバーサイ春圃の皆さんの熱心なご指導に感謝を申し上げます。
  
  

盲目のシンガーソングライター板橋さんとの交流

 10月4日(木)に講演会を実施しました。「ネバーギブアップ・生きる喜びを歌う」講演会です。鹿折中学校ではこれを「板橋かずゆきさんのお話と歌をお聴きする会」と名付け,鹿折小学校5・6年生の児童とともに,全校生徒が有意義な時間を過ごしました。不幸にして盲目となられた,シンガーソングライターの板橋さんの歩みを,素晴らしい歌とともにお聴きしました。板橋さんからは,人生をあきらめない,命を大切にする,夢を大事にする,形を変えた夢の実現の仕方もある,人に貢献する幸せもある…など,多くの示唆に富んだお話を,優しく穏やかな語り方で伝えていただきました。ご自身の経験に基づくお話でしたので,感銘深くお聴きし,納得させられるものでした。謙虚で前向きなお人柄にも感銘を受けました。お話や歌の後には交流の時間を設け,生徒たちがグループで話し合って,板橋さんに感想やお礼を述べました。生徒の真剣な話し合いや発表も素晴らしいものでした。今回の講演会は,気仙沼ライオンズクラブ様(会長:小野寺健蔵様)からのご提案によるものです。当日は大勢の会員の皆様にお世話いただきました。板橋さんやライオンズクラブの皆様に心から感謝を申し上げます。
  
  
  
  

勉強も頑張れ 中間テスト実施

 10月3日(水)には,全学年で中間テストが実施されました。生徒たちは,どの学年も,真剣にテストに臨んでいました。今回のテスト勉強はどうだったでしょうか? それぞれの努力に応じて,よい結果がでることを期待します。学習が好きになることは,学習がよくできるようになることの源です。そのためには,まず,いつも自分の問いをもって学習していくことが大切だと思います。また,学習の仕方を自分で工夫するとともに,定着の確かや振り返りを自分からすることも大切だと思います。学習が好きになれたらいいですね。やはり,「自分から」が大切です。そして,毎日の学習が大事です。勉強面でも鹿折中の力を存分に発揮してほしいものです。
  

生徒会役員改選 立会演説会・投票

 9月28日(金),6校時,生徒会役員改選に伴う立会演説会が開催され,投票が行われました。会長候補,副会長候補には,それぞれ2名ずつ生徒が立候補しました。投票の結果,会長には吉田峻生くんが,副会長には中村未宏くんが選出されました。吉田くんは「みんなでつくる生徒会」をテーマに掲げ,生徒会や学校を活気あるものにしていこうと呼びかけています。また,中村くんは,新時代を拓くことを実現させるために,あいさつの充実や地域との連携を掲げていました。他の立候補者も堂々と自分の考えを述べ,そして,応援弁士の皆さんもとても立派な演説でした。新しい生徒会に期待をしたいと思います。また,これまでの生徒会役員の皆さんにも感謝したいと思います。