日々の出来事

日々の出来事

総合的な学習の時間(向が丘楽習)フィールドワークを行いました

 先週、期末テストが終わった12日(金曜日)の午後、総合的な学習の時間(向が丘楽習)のフィールドワーク第1回目を行いました。
 本来は7月に行う予定でしたが、台風のため、安全を考え、延期していました。

 2回目に備えて、事業所等に電話でアポイントを取る生徒、小泉海岸や大谷海岸などで海ごみや野鳥などの調査をする生徒がいました。
 個人が一人一人のテーマにそって行っているので、活動もばらばらです。
 よい研究になるよう、期待しています。
 2回目は、より多くの生徒がフォールドワークに行くことを期待しています。

電話でアポイントを取る生徒たち

拾ったごみはこんな感じ

杭のようなものも流れ着いてました

今回は、全体的にごみは多くありませんでした
生徒から、河口付近によく見られる
ミサゴ(鳥類、猛禽類)の巣があることを
教えてもらいました

調査が終わって休憩中

ガスボンベを見付けたので、消防に連絡したら…

大谷海岸で調査中 これは何?

道の駅 大谷海岸で

期末テスト2日目

 今日は、期末テスト2日目、1時間目に回ってみました。
 どの学級もどの生徒もみんな一生懸命問題に取り組んでいました。

 明日からは3連休。
 1、2年生は、新人大会前の練習試合が多いです。
 14日(日曜日)は、小泉の八幡神社の祭典と第5回小泉祭です。
 小泉の生徒の皆さん、3年生の参加を期待しています。

 有意義な休みを過ごしてください。

毎月11日は「防災を考える日」

 気仙沼市では、平成28年5月26日に開催した防災会議において、毎月11日を「防災を考える日」として、市地域防災計画に位置付けました。

 これは、東日本大震災の教訓を忘れず、今後も発生の恐れがある地震・津波などへの備えについて、家庭や地域などで振り返りや点検などを行う機会にしていただくことが目的です。

 市から毎月テーマが伝えられます。
 震災を振り返りながら、日頃の備えについて、月に1回は家庭や学校、職場、地域で話し合うようにしましょう。


(気仙沼市のホームページから)

 令和7年9月のテーマは「重ねるハザードマップを活用しよう」です。(添付ファイル 202509 重ねるハザードマップを活用しよう.pdf

小泉幼稚園の職員研修会に参加してきました

 8日(月曜日)、小泉幼稚園の職員研修会が行われました。
 幼保小中の連携として、中学校も案内をいただき、参加していきました。「小泉のよさをつなごう!」というテーマで岩手県立大学の島田直明先生を講師にお招きし、「三陸海岸の海岸と海浜植物」という演題で講話をいただきました。
 その後、小泉海岸の河口付近に移動し、島田先生から丁寧に海浜植物についての説明をいただきました。岩手県では珍しい海浜植物も小泉海岸にはたくさん生息しているようで、地域の新たな魅力を改めて発見してきました。
 砂浜、高波や潮位の変化等による海水の流入など、植物にとっては厳しい環境の中でも、たくましく育つ海浜植物。

 生徒の皆さんも小泉海岸に出かけた際は、ぜひ海浜植物を探してみてください。


小泉海岸に移動して、実際に海浜植物を探してきました


島田先生のガイドでたくさんの海浜植物を発見


ハマヒルガオ
花は咲いていませんでしたが、
ピンク色でアサガオによく似ている植物
葉はハート型をしています。


ハマゼリ
岩手県レア度3の植物
枝の先にたくさんの小さな白い花を咲かせる
岩手県では生息している砂浜は少ないようです。


何やら色鮮やかな幼虫もいました
タイミングによっては海水に浸る場所に咲く植物にも
こうした幼虫がいたのには驚きでした


ウミミドリ
水に浸かっても平気な植物のようで宮城県では絶滅危惧種
こうした海浜植物は、海水によって移動し、
次の年は別の場所で成長することもあるのだそうです
環境に負けない、力強さを感じてきました。


砂浜にはカニもいました

世界遺産 縄文展を観てきました

 学校の出来事ではないですが…。
 6日(土曜日)、15日(月曜日 敬老の日)まで東北歴史博物館で開催されている世界遺産 縄文展に行ってきました。

 「遮光器土偶が見ていた世界」とパンフレットに書いてあるように、2021年に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の出土品や東北の縄文文化圏の象徴である「遮光器土偶」、さらに、「国宝土偶」など、世界に認められた縄文文化と1万年以上も続いた持続可能な社会とはどのようなものであったのか、「北の縄文人」のすがたや暮らしが紹介されていました。
 気仙沼市の遺跡からは、田尻遺跡(新城)や波怒棄館遺跡、台の下貝塚(小原木)から出土した埋葬の方法などの展示がありました。
 宮城県からは遮光器土偶が2つ出土しています。
 1つは旧田尻町恵比須田遺跡、もう1つは前任校の学区にあった石巻市北上町泉沢貝塚です。恵比須田のものは縄文展に展示されていました。泉沢貝塚のものは常設展の方にそのままありました。
 未だに謎である遮光器土偶 非常に興味深く観てきました。

 入場者数が3万人を超える人気の展覧会になっています。
 歴史に興味がある皆さんは、ぜひにと思います。

 写真撮影可でしたので少し紹介します。

恵比須田遺跡 遮光器土偶

石巻市北上町泉沢貝塚 遮光器土偶(右)

造形がすばらしい

小さくかわいらしいシャチでした

縄文の頃から 気仙沼ではマグロが食べられていたようです

実際に使用されていたらしい火焔型土器