日誌

輝く大谷っ子~今日の出来事~

海洋サミット参加を明日に控えて

 明日は「海洋教育子どもサミットin東北」がオンラインで開催されます。気仙沼市からも多くの小中学校が参加し、自分たちの学校で行っている探究的な学びの中で見えてきたことを発表します。サミットには岩手県の小中学生や山形県の高校生も参加します。東北の地に生きる子供たちが海との共生を目指し何を語るのかと、東京をはじめとする遠方からこのサミットの様子を参観される海洋研究の専門家も多くいるそうです。

 本校では全校を代表して4年生の子供たちが発表と意見交換に臨みます。今年度の探究的な学びの中で取り組んだスナガニ調査と海洋ごみ調査の結果から分かったことを柱に、大谷の海を未来へとつなぐことについて、力強く自分たちの意見を発信します。

 今日のリハーサルでは画面に映る自分たちの姿まで細やかにチェックし、よりよい発表を目指して全員が一生懸命になりました。応援と激励に駆け付けた職員の話をきちんと受け止める姿は、もうすでに6年生や5年生に負けない「学校の代表」の姿でした。明日のサミットでの活躍がとても楽しみです。

 4年生がオンラインで行うサミットの準備を進めているとき、隣の5年生教室では、子供たちが担任と一緒に「メディアとの付き合い方を考える」という社会科の学習をしていました。新聞、テレビ、スマートフォンなどのメディアを扱うときには、それぞれのメディアのよさと問題点の両方を理解し、正しい使い方をすることが大切だということです。こちらでも、豊かに生きるための大切な学習が真剣に展開されていました。

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来年はこのクラブに…!

 3年生がクラブ活動見学を行いました。本校には家庭科クラブ、ものづくりクラブ、漫画・イラストクラブ、ICTクラブ、球技クラブの5つのクラブを設置しています。どのクラブでも6年生を中心に準備を整え、3年生に自分たちの活動の楽しさや魅力を伝えようと頑張る姿が見られました。

 子供たちが楽しみにしているクラブ活動には、主に2つの目標が定められています。1つは「自分の興味・関心を追究するための活動の計画・運営に自主的に取り組むこと」、もう1つは「異学年の児童で協力して活動に取り組むこと」です。どのクラブにおいても、子供たちは普段の授業では関わることがない異学年の友達とも積極的に関わり、互いにスポーツや製作活動を通して楽しく活動しています。

 上級生の皆さんが先生方と一緒に生き生きと活動する姿は、来年4月から仲間入りする3年生の目にどのように映ったのでしょうか。

「よし!ぼくは球技クラブと家庭科クラブに入ろう!」

(うーん…、クラブへの所属は1人1つなんだけれど…)

 喉元まで出かかったツッコミを飲み込み、わくわくしながら見学する3年生を引率し、見学はあっという間に終了です。見学を終えた3年生が集まる教室は、なんだかいつも以上に賑わっているように感じました☆ 

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気分はすっかり小学生…☆

 大谷幼稚園のばら組さん(年長児学級)をお迎えし、幼稚園・小学校の交流会「あきのおもちゃまつり」を開催しました。元気いっぱいのばら組のみなさんは、「楽しみだね!」「どんな遊びをするのかな?」「私のお姉ちゃん、小学校にいるんだよ!」と、たくさんの言葉を交わしながら、園舎から少し離れた大谷小学校を目指します。

 小学校では1年生の子供たちが園児の皆さんの到着を今か今かと首を長くして待っていました。1年生は6つのグループに別れ、けん玉、魚釣り、的当てなどのお店を準備しており、園児の皆さんを楽しませるための準備はもう万端です!

 はじめの会では、自分たちが用意したお店の紹介を行いました。原稿を読むだけでなく、園児の皆さんや幼稚園の先生方の反応を確かめながら紹介する姿から、プレゼンテーションの能力の高まりを感じました。

 おもちゃまつりが始まると、園児の皆さんは遊びに、1年生の子供たちはお店の運営に夢中になりました。どのお店にもお客さんを楽しませる工夫があったようで、園児の皆さんはもちろん、会場に向かった校長、教頭をはじめ、多くの大人も夢中に、そして笑顔になりました。

 交流会の最後は1年生の教室での給食試食会です。新型コロナウイルス感染症の流行前は例年行っていたようですが、その後は実施を見合わせていた活動であり、5年振りの実施となりました。みんなで一緒に食べるハンバーグは、いつもより更においしく感じたことと思います。

 今回の交流会には大谷幼稚園から6名の園児の皆さんが参加しました。ちょっぴり小学生気分を味わった子供たちは、それぞれの家庭に戻ってから家族にどのようなことを語ったのでしょうか。本校の1年生にとって、相手の気持ちを大切に考える、とても深い学びとなりました。御協力をいただいた大谷幼稚園の先生方、大変ありがとうございました。

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花は咲く

 6年生が海浜植物の移植作業を行いました。この活動は震災復興のための工事に伴い生息場所を失いかけていた海浜植物を守るために、大谷小学校の6年生が長年に渡って取り組んできた活動です。子供たちは校庭の片隅で大切に守ってきた海浜植物を一株ずつ掘り起こし、本来の生息場所である大谷海岸の砂浜にその株を移植します。

 にわか雨が舞う中での活動となりましたが、子供たちは歴代の先輩方が移植活動を行ってきた砂浜に降り立ち、北海道大学の先生方や浜わらすの皆様の御指導の下で、丁寧に移植活動を行いました。この地で生きることについて深く考えさせられる、大変有意義な活動になりました。

 活動の最後は学習発表会で発表した「ハマヒルガオが教えてくれたこと」の最後の場面を、大谷海岸で再現してきたそうです。もちろん最後に歌った「花は咲く」も、美しい海に向かって心を込めて歌いました。

誰かの思いが見える 誰かと結ばれている

誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に

花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう

 

子供たちの歌声と思いを受け止めながら、大谷海岸は今日も美しく輝いています…☆

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まちたんけんに出発進行~!

  2年生の子供たちが生活科の学習で今年度2回目の「まちたんけん」に出掛けました。今回の探検の目的地は子供たちが選んだ「はまなす海洋館」です。爽やかな青空の下で出発の時間を迎えた2年生の子供たちは、春先とは少し違った様子の植物や山の木々の色に目を向けながら海洋館へと向かいます。もちろんいつも見守ってもらっているお地蔵さんへの「行ってきます」の挨拶も忘れません。

 海洋館に到着すると、そこには息をのむような美しい景色が広がっていました。結婚式場から見える大海原は太陽の光をキラキラと反射させており、子供たちはその美しさにすっかり心を奪われている様子でした。

 続いて案内してもらった大広間では、施設の規模や特徴的な客室についての説明を受け、その後はいよいよインタビュータイムです。子供たちは事前に用意していた質問を……と、思っていたのですが、「この中で1番人気のお部屋はどのお部屋なんですか?」「この大広間には大体何人くらい入れるのですか?」「1日にどのくらいのお客さんが利用するんですか?「ぼく…今度家族と来てもいいですか?」と、見学したこと感じたことを基にその場で考えた質問が止まりません。生活科の学習において極めて重要となる「学びに向かう力」がしっかりと育成されていることを感じました。

 最後は大海原を背中にして記念撮影☆またひとつ、大谷の魅力を見付けた2年生の子供たちでした。

 御協力いただいた海洋館の皆様、大変ありがとうございました。

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