創立151周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
2年生が生活科の「大谷のいいところをつたえよう」の学習で,地域で活躍されている方々をお呼びして4回にわたってお話を伺いました。
まずは,磯遊びなどでもお世話になっている「浜わらす」の皆さんがおいでになりました。
震災後,子供たちに「海の楽しさを知ってほしい」「自然の中で豊かに育ってほしい」という願いを持った皆さんが結成したそうです。
イベントに参加したことがあるという児童もいましたし,これからぜひ参加したいという声も聞こえてきました。
海岸をきれいにする活動も行っている,というお話では,スペシャルゲストも登場しました!
次にお出でくださったのは,オートボディ菅原の菅原さんです。社員の皆さんが行っているごみ拾い活動についてお話をいただきました。「大谷が大好きだから,やっているんです」という言葉に,自分もごみを見付けたら拾います,と感想を持った児童もいました。
お仕事の内容についても,詳しく教えていただきました。
3番目は「あそびーばー」の代表,鈴木さんです。御夫妻で登校時の見守りを10年以上してくださっています。震災時のことにも触れ,自分の命を守るために行動すること,地域の人はみんなつながっているんだよという思いで様々な活動に取り組んでいらっしゃることを教えてくださいました。「朝に大きな声で挨拶をしてくれると,心も体も元気だということが分かりうれしいです。」とも話されました。
最後は平磯虎舞保存会の皆さんです。
地域を勇気づけるため,また,漁に出る船の安全を祈るために踊り継がれてきたということを教えていただきました。
後半では,実際に太鼓を叩かせていただいたり,虎の中に入って動きを体験させていただいたりして,子供たちは大喜びでした。
本校6年生が,北の里浜 花のかけはしネットワークのみなさん,大谷里海づくり検討委員会のみなさんから御指導いただき,校庭の一角にある「海のお花畑」の海浜植物を大谷海岸に移植しました。
はじめに,北の里浜 花のかけはしネットワークの鈴木さんから,海浜植物の生態やこれまでの活動についてお話をいただきました。
次に,校庭へ移動し,海浜植物(ハマヒルガオ,ハマエンドウ,ハマニガナ,コウボウシバなど)を掘り起こしました。また,プランターやポットに海浜植物の種をまきました。
徒歩で大谷海岸へ行き,掘り起こした海浜植物を砂浜へ移植しました。今後も様子を見守っていきたいと思います。
地域の復興を進める活動に参加することができ,児童も満足した様子でした。御指導くださったみなさん,ありがとうございました。
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