創立152周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
昨夜遅くから降り続いた雪の影響で、校庭は一面の銀世界となりました。朝早く出勤した職員で雪かきをしていると、遠くの方から「おはようございます!」と、元気な挨拶が聞こえてきます。雪は日中も降り続きましたが、寒さに負けず、大谷っ子は今日も元気いっぱいです。
まだ誰も足跡を付けていない校庭に1番乗りしたのは2年生。担任と一緒に時間を決めて雪の上を走り回り、雪遊びを思い切り楽しんでいました。業間時間には全ての学年の子どもたちが校庭に飛び出し、久しぶりに積もった真っ白くて柔らかい雪の感触を楽しむ様子が見られました。1年生もお兄さんお姉さんに混ざって雪合戦に挑戦です☆
6年生の中には、雪遊びから戻ってきた低学年の子たちがすべって転ばないようにと、進んで雪かきにいそしむ男の子の姿もありました。「これも僕たち6年生の役割ですから!」と、誇らしげな表情を浮かべて働く6年生。いつもよりぐっと大人っぽく、とても頼もしく見えました。
この行動のおかげで、雪で滑ってけがをしてしまった児童の数はゼロ!次回雪が積もったら、職員と一緒に朝から雪かきに混ざってもらおうかと思います。
今月24日に行う引継ぎ式に向け、5・6年生が中心となって鼓笛の練習を行っています。大谷小の鼓笛隊は4年生以上の子供たちで構成しており、毎年6年生が主役となってリードします。現在はバトン、小太鼓、大太鼓…と、役割ごとに練習と引継ぎを行い、次のリーダーとなる5年生が先頭に立って頑張っています。
今日は自分たちに動きやリズムを教えてくれた6年生が見守る中での合同練習。5年生の緊張感もぐっと高まります。
卒業した先輩方から受け継いできた大谷小の伝統を守ってきた6年生は、少し心配そうに、でも温かい表情を浮かべながら5年生の様子を見守っていました。6年生の思いを受け、5年生も動きや演奏に熱が入っています。
鼓笛だけでなく、校舎内では5年生が6年生の姿を見て自分たちで学び、進んで行動しようをする光景が多く見られます。昨日の配膳室でも、5年生、6年生の子供たちがチームワークよく各学年の給食の片付けに協力していました。
大谷の伝統はこうした5・6年生の姿から生まれ、大切に受け継がれてきたのだと、大変強く感じる光景でした。
今日は節分です。2年生の教室の前には、退治したい心の鬼の絵がずらりと並んでいます。
「ねぼすけ鬼」「わすれんぼ鬼」「すききらい鬼」「わがまま鬼」「だらだら鬼」。2年生が自分たちの生活を振り返り、一生懸命考えたかわいらしい鬼の姿と名前に、思わずにっこりしてしまいます。
20年ほど前の大谷小学校では、当時各家庭から集金していた児童会費を使って節分用の豆を袋で購入し、学級ごとに担任が鬼役を務め、豆まき大会を行っていました。当時、元気のよい高学年の男の子が鬼に扮し、低学年の子供たちからうれしそうに豆をぶつけられる姿も大変印象に残っています。
時代は変わり、今では学校で豆まき大会を目にすることはほとんど無くなりました。でも、日本の伝統文化を守り、継承しようとする人々の願いや思いに大きな変化はありません。今夜は家族で節分のイベントを開催する御家庭も多いかと思います。「ねぼすけ鬼」「わすれんぼ鬼」の退治に続き、「インフル鬼」の退治も忘れずにお願いします。
感染症拡大防止のための緊急措置を解除し、今週から全ての学年で通常通りの授業を行います。しかしながらインフルエンザは依然として猛威をふるっていますので、学校では引き続き手洗い・うがいと手指消毒、マスクの着用等の基本的な感染症対策を呼び掛けていきます。御家庭でもお子様の健康観察をお願いいたします。
2
さて、本日は令和8年4月に本校に入学予定である新1年生の保護者の皆様に来校していただき、入学説明会を行います。2か月後の入学式に向けて胸を高鳴らせている新入学児童の皆さんを温かく迎えることができるよう、職員一同、心を込めて準備に当たっていきたいと思います。
5年生が道徳科の学習で、「親切な行い」について、深く考えました。今日の授業の様子を紹介します。
~教材のあらまし~ (東京書籍5年「新しい道徳」『くずれ落ちただんボール箱』より)
ショッピングセンターに買い物に来ていた「わたし」と友人の友子は、はしゃいで走り回っている小さな男の子が、お店の人が積み上げていた段ボール箱にぶつかって崩してしまう場面に遭遇します。男の子はそのままおもちゃ売り場へと走って行きましたが、崩れ落ちた段ボール箱はまだそのままで、近くにいるお客さんは誰も手を差し伸べようとしません。「このままにはしておけない」と思った2人は、勇気を出して段ボール箱を拾い集め、丁寧に積み上げていきました。一生懸命にその場を元に戻そうとする2人でしたが、そこへやって来た店員さんから、「困るわねこんなにしてしまって。ここは遊び場じゃないのよ。」と、言われます。店員さんはぶつぶつ言いながら2人のことをにらみつけています。「これからはこんなところで遊ばないようにね!」そう言って忙しそうにお店の奥に向かう店員さんの背中を、2人は黙って眺めることしかできませんでした。
担任と一緒に教材文を読んだ子供たちは、登場人物である「わたし」の立場に立って、自分だったらどのような気持ちになるかを話し合いました。「せっかくいいことをしたのに怒られて、自分だったらかなり嫌な気持ちになると思う」「え…私たち悪いこと何もしていないのに…」「親切になんてしなければよかった」子供たちは「わたし」になりきって深く考えました。
道徳科では「対話」が学びの鍵を握ります。音読や黙読をとおした教材文との対話、毎日同じ教室で過ごす友達との対話、赤ペンを持って声を掛ける担任との対話。5年生の教室では、今日も教室のあちこちで学びを深めることにつながる「対話」が自然発生していました。共に学び合おうとする学級の風土がしっかり築かれてきたことを感じます。
授業の終末では、子供たちが書くことを通して自分の心と対話をします。登場人物の気持ちに共感したこと、普段の生活経験の中で自分が感じたことを振り返りながら、「親切な行い」について自己内対話を深めて考えます。
担任からの「この時間で考えたことを、早速今日の給食の準備や掃除の時間に行動で示していきたいですね」という声掛けに、きりっとした表情で返事をした5年生。感染症の流行等で、当番の仕事はどれも人員不足になりそうですが、今日もいつもと同じように手際よく協力して活動することができそうです☆