創立152周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
いよいよ明日は学習発表会(一般公開)です。どの学年も発表はあと1回となりました。この最後の発表を迎えるまで、児童は何度も練習を重ね、声や動きを重ね、そして心を一つに重ねてきました。明日はかわいらしい1年生の発表から少したくましくなった6年生の発表まで、全てが見どころです。ぜひ御家族の皆さんで足を運んでください。お待ちしております。
さて、小学校生活最後の学習発表会を迎える6年生と「最高学年とはどんな学年か」を話し合う時間を設けました。熱心な話合いを通して、子供たちは「最高学年」と「最上級生」が異なることに気付き始めます。「最高学年」とは、その学校の中で最も一生懸命に学習に取り組み、最も進んで働き、最も優しく仲間を支える、そんな最高の輝きを放つ学年こそ自分たちが目指すべき「最高学年」の姿。6年生はこう結論づけました。
そんな「最高学年」を目指す6年生は今日、これもまたみんなで話し合ってあることに取り組み始めました。自分たちで作業を分担し、画用紙を囲み、なにやら習字の道具を用意し始める子の姿も…。いったい何が始まったのでしょう。
答え合わせは明日の体育館で。
6年生の姿が「最高学年」の姿にぐんと近付いています。
学習発表会(児童公開)を行いました。子供たちは自分たちの学年の発表に一生懸命に取り組みました。詳しい内容は当日の会場でのお楽しみとして、ホームページでは各学年の発表の様子を写した写真を1枚ずつ掲載して紹介します。それぞれの学年の持ち味を生かし、自信を持って発表する子供たちの姿が本当に輝いていました。
<1年生 サラダでげんき>
<2年生 ぼくらは音楽たんけんたい>
<3年生 葉っぱのフレディ -いのちの旅->
<4年生 届け!響け! ぼくらの音楽祭!>
<5年生 ダンス!ダンス!ダンス!>
<6年生 ハマヒルガオが教えてくれたこと>
児童公開では、初めて観るほかの学年の発表に釘付けになる児童の姿がたくさん見られました。特に最後の学習発表会を迎える6年生の「ハマヒルガオが教えてくれたこと」は、全校児童の心に深く刻まれるような発表になりました。当日も御期待ください。
児童公開を終えると、自分たちの発表を振り返って反省会をする様子がどの教室でも見られました。4年生教室では子供たちと担任が大きなホワイトボードを囲み、ミーティングに夢中になっていました。子供たちも担任も、同じ目標に向かって語り合う時間。学校生活における最も尊い時間です。
子供たちや教員、御家族の皆さんや地域の皆さんが一つになり、「オール大谷」で創り上げる学習発表会。10月25日(土)は、最高の1日になりそうです☆
「おはようございます!」「今日も元気だね!」「寒くない?かぜひかないようにね。」
早朝の大谷のまちに、登校の様子を毎日見守っていただいている「大谷小学校スクールパトロール隊」の皆さんの声が響きます。朝の冷え込みが続いていますが、いつも温かい声掛けをしていただき、子供たちは心をぽかぽかさせて登校することができています。高学年の子供たちは、毎日声を掛けてくださるパトロール隊の皆さんと、「おはようございます!」とハイタッチをしながら登校しています。互いに顔を合わせ、挨拶をして声を掛け合うこと。これが1番の防犯対策になっています。大変感謝しております。
学校裏に設置されている「見守り地蔵」には、どの子も足を止め、しっかり手を合わせてから登校しています。1年生・2年生の中には毎日「行ってきます」」「ただいま!」と、お地蔵さんに優しく語り掛けてから登校している子もたくさんいます。心がほっと温かくなる瞬間です。
教育活動は学校だけで完結するものではありません。教育活動を温かく見守り、励ましてくださる保護者の皆様や地域の皆様の存在が、子供たちや職員の励みとなっています。
さて、毎週水曜日は今年度新設した徒歩登校奨励日「てくてくデー」となっています。歩いて登下校する子供たちの姿を温かく見守っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
4年生が大谷海岸でスナガニの生態調査を行いました。生態調査には、南三陸町自然環境活用センター(南三陸ネイチャーセンター)から阿部拓三博士に同行していただきました。
海岸にはスナガニの巣穴と見られる穴がたくさん開いていました。拓三博士はスナガニの見付け方を子供たちに説明しながら、どんどん砂浜を掘っていきます。子供たちがその手先をじっと見つめていると…出ました!スナガニです。スナガニにも種類があり、「今回の調査で見付かるかどうか…」と話されていたツノメガニが早速見付かりました。さあ、子供たちも腕まくりをし、いよいよ調査活動が始まりました。
とても小さなスナガニですが、巣穴はずいぶん深く地中へと続きます。40cm…50cm…、そこまで掘ってもスナガニはまだ現れません。中にはもう肩まで穴に入れても届かなくなるほど深く掘り続けている子もいました。巣穴の入り口が広く、体の大きいスナガニほど深い巣穴を掘る傾向があるそうです。苦労の末、ようやくスナガニが見付かると子供たちから大きな歓声が上がりました。中には3匹のスナガニを見付けた子もいて博士たちもとても驚いていました。
発見したスナガニは全て甲羅の横幅を測定し、1匹ずつ記録を残します。子供たちは拓三博士に教えてもらった雌雄の判別方法や利き手の見分け方を用いて瞬時に判断し、観察の結果を記録することができました。その後スナガニは1匹ずつ丁寧に砂浜へ。水槽から出ると素早く砂浜を歩き回り、自分のお気に入りの場所ですぐに巣穴を掘り始めるスナガニの姿に、再び大きな歓声が上がりました。
大谷海岸では、東北地方のきれいな砂浜でよく見付かる一般的な「スナガニ」のほかに、黒潮の流れに乗ってこちらの海にたどり着いたと考えられる「ナンヨウスナガニ」「ツノメガニ」も合計5匹見付かりました。ツノメガニについては大谷海岸が生息域の北限と考えられているそうで、特に貴重な発見となりました。
今回の調査では合計15匹ほどのスナガニを見付けることができた4年生。来週には拓三博士を再び学校にお招きし、活動の振り返りを行います。探究しながら見えてきたことや考えたことは11月に行われる「海洋教育こどもサミットin東北」で、4年生が全校の代表として発表します。今後の学びの深まりが楽しみです☆
学習発表会まであと1週間となりました。体育館や特別教室からは、今日も一生懸命に練習に取り組む子供たちの声が聞こえてきています。
初めての学習発表会を迎えようとしている1年生は今日、お兄さんお姉さんの練習の様子を見学しに、体育館へ向かったそうです。6年生の気持ちを込めた発表は、1年生の子供たちの心にどのように映ったのでしょうか。
子供たちと職員の「本気」で創り上げる学習発表会。各学年の一段と成長した姿を、ぜひ御覧になっていただきたいと思います☆