創立152周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
令和3年度の2学期が終わりました。終業式は体育館がとても寒いことや感染症防止を考慮してリモートで行いました。代表児童3名が2学期できるようになったことや心に残ったこと,これから頑張りたいことになどついて発表しました。
明日から冬休みです。生徒指導主任からも話をしましたが,安全や健康に気を付けて楽しい冬休みにしてほしいと思います。
12月に入り,今年も書きぞめの練習が始まりました。今週は,毛筆の代表候補児童が宮城野書人会の芳賀さんに書き方のポイント教えていただきました。丁寧な指導のおかげで,筆の使い方や字形の整え方など多くのことを学ぶことができました。芳賀さん,ありがとうございました。
教室では硬筆の練習に真剣に取り組む様子が見られました。どの学年も書きぞめが冬休みの宿題になっています。頑張って練習に取り組んでほしいと思います。
今年度も4年生が海洋プラスチックごみを減らす取組として,「みつろうラップ」作りをしました。みつろうラップは水洗いすることができ,抗菌や保湿の効果もあります。初めてアイロンを使う児童もいましたが,材料や作り方を覚え,安全に楽しく活動することができました。
教えてくださったNPO法人浜わらすのみなさん,ありがとうございました。今年度の学習発表会を12月7日,8日の2日間に渡って実施しました。
1年生「できるようになったことを発表しよう」
3年生「身近な場所の避難の仕方を考えよう」
「まちのお年寄りと仲よくなろう」
4年生「大谷海岸のごみについて追究したことを発表しよう」
5年生「大谷の環境・漁業について調べたことを発表しよう」
6年生「探ろうふるさと,考えよう大谷の未来」「鼓笛隊演奏」
3年生が前浜漁港でわかめの種付け体験をしました。当日は気温が低く寒かったものの,前日までの雨はやみ,海はとても穏やかでした。
種付けは,スパイキーという道具を使い,ロープの編み目にわかめの種を挟んでいきます。みんなすぐに作業に慣れ,上手に種付けができました。収穫が楽しみです。教えてくださった菊地さん, 浜わらすの天澤さん,畠山さんありがとうございました。
2年生が生活科の「大谷のいいところをつたえよう」の学習で,地域で活躍されている方々をお呼びして4回にわたってお話を伺いました。
まずは,磯遊びなどでもお世話になっている「浜わらす」の皆さんがおいでになりました。
震災後,子供たちに「海の楽しさを知ってほしい」「自然の中で豊かに育ってほしい」という願いを持った皆さんが結成したそうです。
イベントに参加したことがあるという児童もいましたし,これからぜひ参加したいという声も聞こえてきました。
海岸をきれいにする活動も行っている,というお話では,スペシャルゲストも登場しました!
次にお出でくださったのは,オートボディ菅原の菅原さんです。社員の皆さんが行っているごみ拾い活動についてお話をいただきました。「大谷が大好きだから,やっているんです」という言葉に,自分もごみを見付けたら拾います,と感想を持った児童もいました。
お仕事の内容についても,詳しく教えていただきました。
3番目は「あそびーばー」の代表,鈴木さんです。御夫妻で登校時の見守りを10年以上してくださっています。震災時のことにも触れ,自分の命を守るために行動すること,地域の人はみんなつながっているんだよという思いで様々な活動に取り組んでいらっしゃることを教えてくださいました。「朝に大きな声で挨拶をしてくれると,心も体も元気だということが分かりうれしいです。」とも話されました。
最後は平磯虎舞保存会の皆さんです。
地域を勇気づけるため,また,漁に出る船の安全を祈るために踊り継がれてきたということを教えていただきました。
後半では,実際に太鼓を叩かせていただいたり,虎の中に入って動きを体験させていただいたりして,子供たちは大喜びでした。