6時間目、地震・津波対応の避難訓練を行いました。
非常放送に続いて、頭部を守る避難行動や避難場所に移動する訓練をしました。
現中学生は、ほぼ東日本大震災(
東北地方太平洋沖地震)を経験していません。私たち大人が、子どもたちに語り継いでいかないといけないと考えます。
避難訓練後、東日本大震災や宮城県沖地震の講話を少ししました。
東京大学情報学環特任教授の片田敏孝先生によると、
津波避難の3原則は
1 想定にとらわれるな 自治体が作成するハザードマップでさえ、1つの参考としてとらえる。
信じきってはいけないということ。
2 最善を尽くせ 「ここまで逃げれば」と考えるのではない。
逃げられるところまで全力で逃げ続けることが大事であるということ。
3 率先避難者たれ 自分たちが逃げているようすを見て、まわりの人も逃げる。
自分たちから進んで逃げてほしいということ。
と言われています。
また、ご家庭でも、避難場所、落ち合う場所を話し合っていていただければと思います。
先人の教え「地震が来たら 津波の用心」「つなみてんでんこ」も大切なことだと思います。ぜひ、その意味を子どもたちに話してあげてください。
その後、保護者の皆様のご協力のもと、引渡し訓練を行いました。
雨の降る中、ご協力いただきありがとうございました。