月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

協力

6年生を送る会が終わり、会場に飾っていた花文字を1年生から4年生で移動しました。

 

 6年生への感謝とエールを言葉です。 

みんなで協力して取り組みました。 

今日も1年生から4年生の協力している姿に感心していました。

ありがとうございました✨

 

6年生を送る会

6年生を送る会がありました。

 児童会行事のひとつで、5年生が中心となって6年生への感謝を伝える会です。

会場も温かみがある装飾で飾られました。

花のアーチをくぐっての入場です。

5年生の開会のあいさつから始まりました。

学年からの出し物です。

最初は低学年からの挑戦状です。ハードルをくぐっての競争です。

さすが、6年生は強い!

続いて、中学年からも挑戦状!長縄跳びです。

そして、6年生へ感謝を伝えました。

最後は、6年生からの出し物です。

ガヤガヤッセの続編を演じました。

本当に温かな雰囲気に包まれた6年生を送る会になりました。

 

6年生のみなさん、本当にすばらしい後ろ姿を見せてもらいました。

そして、5年生を中心とした在校生のみなさん、すてきな6年生を送る会の企画、準備、運営、本当にありがとうございました✨

 

鹿踊引き継ぎ式

早いもので3月になりました。

1月行く、2月逃げる、3月去る…本当に月日の流れの速さを感じています。

今日は、鹿踊の引継ぎ式がありました。

6年生から5年生への中立と牝鹿の指名があり、滞りなく伝統が引き継がれた瞬間に立ち会うことができました。

その後、1年生から5年生までの鹿踊の披露がありました。

その姿をみると、今までとは違って、自分たちの舞台になったという表情と演舞だったように思います。

何を伝統として継承するのか?「鹿踊」という目に見えるものは分かりやすいのですが、本当は、伝統を継承する営みの中の、高い志をもって目的を達成するねばり強さや、後輩の成長を願う優しさなどがあると思っています。その見えない部分を大人が後押しする事で、地域の伝統として脈々と受け継がれていく強さが生まれてくるものと感じています。

この1年間、伝統を守るために頑張った6年生への感謝と拍手を送りたいと思います。

6年生のみなさん、ありがとうございました✨

春と冬の行ったり来たり

朝、子供たちが登校する時間になると、吹雪が強くなり、一瞬にして雪景色になりました。

低・中学年の子供たちは、真っ先に校庭に出て、雪遊び!

業間には、雪遊びをする子供たちが増え、それぞれの時間を過ごしていました。

そして、大雪玉を使っての跳び箱!

この経験が、跳び箱運動につながる動きと感覚になるものと、来年が楽しみになりました。

中学年は、校舎前の雪かきをしてくれました。本当に働く事をいとわない中学年に成長しています。嬉しい姿です。

日々、子供たちにいろいろな種をまいて、春になってからどんな花が咲くのか楽しみです。

みんなで子供たちに蒔いた種を、あたたかく育てて参りましょう✨

縦割り班活動感謝の会

6年生へありがとうの気持ちを込めた感謝の会がありました。

 

それぞれの班ごとに6年生に楽しんでもらおうと、ゲームを通じて感謝の気持ちを伝えていました。

本当に優しく、頼れる6年生であったことが、1年生から5年生までの言葉から伝わってきました。

6年生のみなさん、ありがとうございました✨

学校評議員会

 

年度末を迎えるにあたって、学校評議員の皆様に子供たちの様子をみていただきました。

低学年は、音楽の授業で歌を歌いました。

とても懐かしい歌もあり、評議員の皆さんの心をグッと引き寄せていました。

中学年は図工の時間でした。のこぎりの使い方も教えていただきました。

高学年は社会科の学習をしていました。

評議員の皆様からは、月立小学校らしい教育活動をしていること、子供たちも頑張っていることを評価していただきました。

評議員の皆様には、1年間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました✨

もうすぐ1年生

来年度の入学に関する説明会をしました。

その中で、月立小学校の低学年の3人が、入学する2人に学校紹介をしました。

ひと昔であれば、四つ切り画用紙に、クレヨンで絵を描いて紹介していましたが、今は、タブレットを使って、動画を見せながらの説明で「こっちの方が分かりやすい…」と効率の良さを感じました。

その後は、ちょっとしたプレイタイム!低学年の3人が考えた遊びで交流しました。

4月の入学を、楽しみにしています。✨

 

おまけ

朝の読書タイム、6年生を送る会の話し合い、卒業の言葉…それぞれの学年等で、活動をしていました。

あたたかい

「もうすぐ春」を通り越して、春、真っ最中を感じさせる1日です。

寒いと外に出るのが億劫になりますが、気温が上がると外に出たくなります。

ブランコに乗って遊んでいる姿は、ほのぼのとして、いいものです。

そして、のぼり棒に登る足下は裸足で、子供の時間に必要なものごとと思って見ていました。

挑戦している子供たちからは、できそう!、降りるのがちょっと怖いんだよね…、イメージは出来たんだけど…、あっ行けそう…と、つぶやいていました。

子供がひとり言=つぶやきがある時は、外との対話=コミュニケーションを求めていることが多く、その言葉に応じることで、今度は子供自身の頭の中の思考にもって行き、体の調整が始まり、その繰り返しによって、ものごとが出来るようになっていきます。できるようになるための過程ですね。イメージが出来るようになれば、ものごとの成功に近付いている兆しです。

もうすぐてっぺんですね♪ちょっと頑張ってみますか♪

 

おまけ

3年生は国語の勉強をしていました。

世界の家の作りを考えようの学習で、ノートに自分が選んだ国の国旗を書いていました。

自分が選ぶ…とても楽しそうでした。

朝の活動

鹿踊の引き継ぎが、着々と進んでいます。

今朝も、6年生が見守る形での練習で

最初だけ中立が音頭を取って踊りが始まりましたが、途中で止まってしまう場面も…。

止まってしまうことによって、これまで6年生にどれだけ頼っていたかが分かり、その大きな姿を改めて感じる瞬間でもありました。

この繰り返しが子供たちを大きく成長させるものと信じています。

残り4週で6年生が卒業します。

本当に感謝の気持ちが募る時間でした✨

音を楽しみましょう

音楽は心を揺らします。

聞いても、歌っても、演奏しても楽しさを感じます。

今日は、多賀城市立の小学校の先生が、月立小学校の先生と子供たちの関わり方を見学に来ました。

低学年の音楽を参観し、子供たちが楽しそうに音に触れている姿を見て、緊張をほぐしていました。

若い先生のモデルになっている少数精鋭の月立小学校の先生方です。これからも子供たちと楽しい学校になるように力を注いでいければと思いました。

今日、月立小学校を見学して感じたことを、ご自身の学校の子供たちに生かして欲しいと思います。そして、これからの活躍を期待しています。

わざわざ遠いところまで来ていただいてありがとうございました。

高学年の調理実習

家庭科の調理実習の様子です。

ご飯とみそ汁の実習でした。

包丁の使い方やご飯の炊き方など基本的な食事の作り方を学びます。

 

家庭科は、日常生活とのつながりある教科です。その分、やりやすさや見通しの持ち方が楽なこともあり、子供たちが好む教科ですね。

真剣な中にも楽しさがある姿でした✨

業間縦割り班活動

今日は「けいどろ」をしました。

 

子供たちがどろうぼうで、先生方が警察です。

やってみると、子供たちのすばしっこい動きに翻弄されながらも、大人の意地で全員捕まえました。

6年生から「今度は、先生方がどろうぼう!」という声で、子供たちがけいさつでやってみましたが、

一瞬、数秒で先生方全員が捕まりました。

大人は「やっぱり、数にはかなわないねぇ…」

楽しいひとときでした✨

引き継ぎの季節

業前活動は、鹿踊の練習でした。

今日から5年生が先頭に立ち、その後ろで6年生が見守りながらの練習です。

やはり、なんでも最初は不安が付きまといます。その不安と向き合いながら、自分のできる範囲でやり始め、その範囲を広げていくのが引き継ぎの大切さですね。

6年生も限られた時間の中で、どれだけその範囲を広げる手伝いができるかですね。

練習が終わると、後片付けになります。

さっと、1年生のそばに4年生が駆け寄り、結び方のお手伝いを始めました。

困っている姿を見て、行動に移せることは、思う+やってあげる=思いやりですね。この姿を待っていました。

本当に大切な瞬間を見ました。

喜びと寂しさの行ったり来たりが続く、2月になりそうです。

全校集会

先週は、生活・総合発表会がありました。

大勢の前で話をするまでには、いろいろな準備があります。
子供たちであれば、調べるまでの動機や様々な人から聞いたことと、それに対する自分の考えや思い。それをどのように伝えるか…と、簡単には行かないものです。

今年度最後の全校集会です。
テーマは、引き続き節分から「月立小学校に住み着いていた鬼は何?」で、子供たちと考えました。

今回は、様々な考えを交流させるために、4・5年チーム、2・3年チーム、1・6年チームで話し合いを設けてみました。

結果発表!住み着いていた鬼は「さぼり」「らく(楽)したい」でした。

子供たちなりに理由があって、しっかりと自分たちの心の弱さに気付いているんだなぁ…とつくづく思いました。そして、子供も大人も何千年という時間が経っても未だに同じ鬼に彩悩んでいるのだと思いました。

鬼が住み着いても、それを上回る子供たちの成長を感じた話し合いでもありました。

立春が過ぎ、暦の上では春が始まりました。
福が宿る月立小学校となるように、子供たちと先生方、おうちの方々、地域の皆様と一緒に力を合わせて参りたいと思います。

今後もどうぞよろしくお願いいたします✨

 

おまけ

校庭のぬかるみも無くなり、久しぶりに走りました。

生活・総合発表会

今日は、子供たちの学びを伝える発表会です。

毎年、この時期に行っているもので、子供たちの成長と、いつも地域の中で勉強を教えていただいている方々に感謝する会でもあります。

オープニングは鹿踊です。


6年生は最後の鹿踊となります。


いつもながら勇壮さを感じ、月立小学校の顔になるものです。

開会までのすき間時間には、中学年の子供たちが指遊び「いっせいので」をしていました。

この遊びの「あうん」が、後の学習に役立ってきます。

開会行事です。2月3日節分ということもあり、会場のみなさんの力を借りて、月立小学校の鬼を追い払う儀式をしました。

大豆は、中学年が育てて収穫した豆。

和広さんに出来具合を聞けば、月立小学校で収穫した豆は最高!その豆を妙子さんにじっくり煎ってもらい、最後に克彦さんの八雲神社のお祓いをして、

「鬼は外 福は内」とかけ声を合わせて外に追い払いました。

月立小学校を囲む地域は、福が宿るための一式が整う地域であることを感じました。素晴らしいです。

発表会のスタートは低学年です。

1年生は初めての発表会です。


自分の興味・関心をもった昆虫や生き物を中心に発表していました。
元気いっぱいの発表は、気持ちがいいものです。

2年生は町探検とこだま農園でのサツマイモ収穫から焼きいも販売体験までです。

出来事までのいきさつも加えられ、その時の様子が見える発表となっていました。

いもほり音頭も、月立小学校に無くてはならない無形の文化になりつつあります。

 

続いて、中学年です。

中学年は八瀬川の水質監査と蚕の学習の発表です。

田村泰二さんや菅原妙子さんに教えていただいた事をまとめた上、動画等も使いながらの発表で、分かりやすい発表でした。

質問に対して、みんなで相談している姿が、とっても良かったと感じています。その時、みんなで知恵を出し合って、乗り越える事って「いざ!」の時の練習です。

そして、高学年は個人ごとの発表で、実際に見聞きした内容をまとめていました。

感謝の会では、お世話になったみなさんへ、お手紙を書いてプレゼントしました。

そして、来賓を代表して、吉田克彦さんから、月立小学校の子供たちが一生懸命頑張って勉強していること、将来の職業選択にも役立つことなど、未来につながるお話をいただきました。

子供たちの学習は、地域と密接につながっていることを再確認できた時間になりました。

ありがとうございました✨

能登半島地震の募金を送りました

子供たちが集めた募金を、気仙沼市社会福祉協議会を通じて、石川県社会福祉協議会へ義援金として送っていただくことになりました。

 

子供たちから社会福祉協議会の方に直接募金を手渡し、能登半島地震で困っている方々を助けてほしいメッセージを伝えました。

復旧・復興が1歩ずつ確実に進むことを祈りたいと思います。

 

氷割り、シャカシャカ

先週の雪がとけて、ブランコしたの水たまりが凍っていました。

氷が張れば割りたくなるのが子供心です。壊すことを覚える瞬間ですね。1月の生活目標は「ものを大切にしよう」です。真逆ですね。

子供たちの物事の判断は経験したことを基にしていることが多くあります。小さい頃の砂場遊びが例としてよく話題になりますが、最初は家庭の価値観をもって砂場デビューします。同じ価値観に出会ってニコッとして、違う価値観に出会って泣いて、その繰り返しで大きくなります。

そして、今日の姿です。氷を割る面白さと割ると水が出てぬれること、沼の氷の上に行ったら危ないよね、滑るよね、落ちたら…という生きるためのアンテナづくりの遊びです。

そして価値観が合ったから、同じ氷割りができたし、誰かが「あぶないよ」と言えば、止まったかも知れません。

いずれにしても子供たちの判断が入った遊びです。

教室に戻れば、「物は割れる」ことを当てはめながら、ものを大切にしていきます。

子供の今しかできない事を、これからも大事にしていきたいものです。

空を見上げれば、すっきりとした青空!

月立小学校を囲む自然のすばらしさを感じました✨

リアスサミットin唐桑

リアスサミットに参加してきました。

海洋教育を中心とした学習を展開している唐桑小学校5・6年生の発表を聞いてきました。
第一部はポスターセッション、第二部は「気仙沼の未来を考えよう」をテーマにディスカッションをしました。

4つのグループで月立小は2人ずつ3つに分かれて、唐桑小学校の高学年と語り合っていました。

子供たちの様子をみると、「話している」よりも「語っている」という雰囲気があり、その姿を支えているのは、月立小学校での体験活動から得た経験と学校の先生だけでは無く、地域の大人の方々も含めた社会の中の先生方の力があってと感じていました。

そこには、子供たちの思いや願い、考えを受け止め、支えてきた安心感が、子供たちのはっきりとした語りにつながっていたのだろうと思います。

子供たちの姿に誇りを感じた時間でした。

そして、その子供たちの語っている姿は表現できる場所があったからです。

唐桑小学校のみなさんとの交流が良かったからこその気付きでもありました。

唐桑小学校の子供たちと先生方に感謝しています。
ありがとうございました✨

銀世界~続き~

こだま農園の斜面は、なかなか良いゲレンデで、Tsukiスノーパークという感じでした。

校庭では、雪だるま、雪遊びをしている姿があり、気持ちよい時間でした。

季節限定の雪遊びは、ずっとずっと大切にしたいですね。

銀世界

今朝は見事に雪景色になりました。

月立小学校に通じる八瀬川沿いに道を走ると、秋は錦秋の景色が美しく、そして冬は水墨画の冬景色、素朴さのなかの本質を感じさせる地域であり、その中にある月立小の子供たちの姿に結びついているのだと感じた朝でした。

早速、バス停に行くと新月中の生徒さんがいました。立ち話で高校受験を迎える緊張と頑張っている話と、その後の未来についても聞きましたが、ポツリ「気仙沼ではなかなか場所がないんですよね…」と。

悩ましいです。ただ、この土地という場所への愛着をひしひしと言葉から感じました。

バスが到着し、元気に降りてきた子供たちと、すぐ学校に向かう道を行くか、旧校舎の方の景色を見ていくか尋ねると、旧校舎を選び、雪景色の中の旧校舎の威厳を感じていました。

そして、学校に着くと、月立小ちびっ子WORKMANが雪かきをしていました。


最初にやってきたのは、4年生WORKMANとのことで、さすが、来年の5年生と思いました。

雪→雪かき→みんなのため…という感覚をどこで身に付けるかが、これから先の人との出会いの優位性(アドバンテージ)につながりますね。昔ながらの言葉であれば「気が利くね」となります。

その後、続々と月立小ちびっ子WORKMANが集まり、せっせと雪かきです。


本当に頼れる子供たちですね。

 

つづく…

学校給食週間・食育学び教室

今日から学校給食週間が始まりました。

明治22年、山形県鶴岡市から始まった給食は子供たちの体づくりのために今も続いている大切な食事です。

今日は明治の給食がテーマでした。

そして、5校時目には、気仙沼中央給食センターの栄養教諭の先生に、給食と体によい食べ方についてのお話がありました。

給食は栄養バランスが考えられた食事で、子供たちがおいしく食べてもらえるように作っていることをクイズ形式で教えていただきました。

明日も、どんな給食が出るのか楽しみです。

おまけ

今日、中学年の教室におじゃましました。
担任の先生が出張だったため、朝の会は保健室の先生、1時間目は書き方を一緒に勉強しました。

今月の生活目標は「ものを大切にしよう」です。今朝は、自分の衣服がたためるのかな?をしてみました。

これは、来年、4年生は5年生で修学旅行に行きます。その時に、衣服の整理整頓が、限られた時間を楽しく過ごすか、生活指導で取られるのかという、貴重な時間を生み出すことが出来るかどうかになります。

さすが4年生!みんなが上手にたたむことが出来ました。

いつもながら学校教育と家庭教育の重なりの部分が、学校教育の伸びしろになるところが多く、家庭と学校の協力関係の大切さを改めて感じていました。

そして、書き方です。まず、自分の名前はどの文字よりも丁寧に書いてほしいと伝えたところ、本当に上手に書いていました。

名前は一生使うものです。だからこそ、おうちの人に付けてもらった名前を大事にしてほしいと願いつつお話をしました。本当に、丁寧に書いていました。

姿勢もいいですよね✨

夜…

夕方から、しんしんと雪が降り、あっという間に銀世界になりました。

「真冬の冬将軍は健在だった」と、冬らしさに安心しました。

明日は、子供たちと雪で満喫できそうです✨

いい感じ

厳しい寒さからはほど遠い大寒が過ぎ、暖かい冬はいいものの、逆にこの冬でいいのかなと思いながらの1月4週目です。

そんな中での子供たちの様子をみると、やはり、次の学年の姿が見え隠れして、いい感じです。

子供たち同士も、先生との塩梅もいい感じです。

1月24日から30日は全国学校給食週間です。

どんな給食が出るのか楽しみです。

台湾からの視察

台湾の教育関係者の2名の方々が、月立小学校の複式指導について見学をしました。

同行者として文部科学省国立教育政策研究所と東北大学の方々も一緒に子供たちの勉強している様子を見学しました。

台湾と日本の教育の共通点として6・3・3の制度であり、月立小学校のように小さい規模の学校が点在しているとのことでした。

もう一つが、漢字文化をもっていることで、日本語で書かれている説明であれば、何となく理解出来るとのことです。そう考えると、台湾に行っても、漢字が読めれば何となくが通じそうです。

台湾の謝先生と葉先生には「子供たちに自己紹介して下さい」とお願いして、低学年の教室を訪問しました。

低学年の子供たちには、あらかじめ自己紹介することを伝えていましたが、ALTとは違って、本物の英語にふれて、やや引き気味でしたが子供たちも自分の名前を伝えていました。

低学年の国語から中・高の算数の授業を見学して、最後に記念写真を撮りました。

月立小学校の先生方の2つの学年を教える「二刀流」を見て、素晴らしさを語って帰りました。

月立小学校の先生方も、大谷選手と同じ「二刀流」ということを改めて教えられ、日本の複式教育の凄さを感じました。

遠いところからの訪問、ありがとうございました。

豆腐づくり体験

中学年の子供たちが豆腐づくりをしました。

もちろん菅原妙子さんが先生です。

収穫した大豆、青豆を原材料としての豆腐づくりです。

大豆をすりつぶし、型にはめ、しぼり…一通りの工程を経て、月立小製造のお豆腐が完成しました。

 

あずきは、妙子さんがあんこに変身させ、子供たちは白玉餅を作り、あんこ餅として食べました。

完成!子供たちが作った豆腐とあんこ餅です!

口に入れると大豆の香りがスウッと抜けて、口いっぱいに広がる旨みが濃く、手作りの荒さが舌触りを強め、THEお豆腐!でした。

いろいろな制限があった昨年度とは違い、本来の学校が戻ってきたことを子供たちの食べている姿を見て感じていました。

一生付き合う食事ですので、おいしく、たのしく、なごやかな時間を過ごせればと思います。

中学年のみなさん、ごちそうさまでした✨
そして、菅原妙子さん ありがとうございました✨

席書大会

校内席書大会がありました。年の初めの伝統行事で、時期はそれぞれですが市内小学校の子供たちが一筆を大事にしながらの学習です。

限られた時間の中で静かに取り組んでいました。

日中は、雪の中で体を動かす低学年の姿がありました。

今日は固まりにくい雪だったこともあり、水道の水を少し含ませて固まりやすくする工夫の中で、体験的に水が固まるための生活の知識を子供たち同士で共有しているのだと思いました。まさに遊びから学びにつながる場面に出会いました。

今日の場面には担任の先生も一緒だったので、子供たちの行為が今後の学習につながる学び履歴を共有したことになり、学習を深めるきっかけを得たことにつながります。

雪景の中、子供たちと先生の良好な姿にふれ、心がポカポカになったひとときでした。

募金活動

能登半島地震への募金活動をしました。

東日本大震災を直接経験をした子供たちも大きくなり、次の世代への継承が行われる中、日々、命を守ることの大切さを子供たちと一緒に学んでいます。

今回の地震も大人にとっては人ごとでは無く、一気に記憶と気持ちが13年前に引き戻されてしまっていました。何かお手伝いがあれば…と思っていた所に、高学年の中から募金で応援しようという思いから、今日の活動となりました。

子供たちからの募金とご家庭からの募金も集まり、月立小学校で応援している気持ちを表す事ができ、みんなで能登の皆さんを応援しようということを体験的に学んだ活動にもなりました。

「困ったときは助け合おうよ」という気持ちがあれば、友達が困っていれば行動に移すことの出来る子供たちが育ちます。

本当に高学年の皆さんを尊敬し、おうちの皆さんに感謝した募金活動となりました。

ありがとうございました。

小正月

今日は小正月です。

月立小学校の大柱に添えられた繭玉飾りが柔らかな雰囲気を作り出して、少なくなりつつある昔から伝わる大切な習わしが継承されている学校であり、他にはない景色であると思います。

 

1年生は時計の学習をしていました。


担任の先生から「5とばしで、5、10、15…」と、時計の何分の扱いについて言葉に出しながら勉強していました。

今日は小正月で小豆粥を食べたりします。例えば、お正月の準備で小豆をより分ける時に、数え方で「に、し、ろ、や、と…」と生活の中に数の遊びがあって、その家庭の中の算数と教室の中の算数が混じり合って、身に付いて日常の中で活用出来る様になっていました。

小学校算数は家庭生活との関連が密着していますので、低学年はもちろん高学年であっても意図して「させてみる」ことも大切です。
中学校に行くと頭の中での作業が多くなりますので、小学校のゆとりの時間がある時に多くの体験的学習の積み重ねが考え方のもとになっていきます。

その体験的な学習をしていたのが3年生でした。

校舎内を歩きながら消火器や消火栓の場所となぜ、そこにあるのかなどを考えていました。ここでも、きまりや法則を見つけ出す学習が始まれば自主的な学習になっていきます。

月立小の子供たちと一緒に、学ぶことのおもしろさを感じる授業づくりをこれからも目指していきたいと思います。

新月地区新年交歓会

新月公民館で、新月地区の自治会、各種団体の皆様との新年交歓会に参加しました。

月立小学校も、新月公民館を中心とした様々な地域団体の皆様方にご協力をいただいており、日々のご支援への御礼も込めながらの時間となりました。

当日は、国・県の議員の皆様方も来賓として参加して、新月地域のよさを話していました。

座席周りの方々との話では「(来賓として呼ばれて)月立小学校の学芸会(こだまステージ)は最高でした。あんなに子供たちが目を輝かせている学芸会は初めてです!」とのお褒めの言葉をいただき、嬉しい気持ちの中でひとときを過ごしました。

それもこれも、伝統の中で子供たちと先生方、そして保護者の皆様の支えがあっての今年度のこだステとだったと思っています。

今年もみなさんと力を合わせて、子供たちの目が輝きと笑みがこぼれる月立小学校づくりにご協力下さい✨

新月公民館、そして新月地区の皆さま、
今年もよろしくお願いいたします。

1週間

冬休み後の1週間が終わりました。

少しずつの学校リズムで動き始めて、子供たちと先生方との良い雰囲気の流れの中での活動が始まっていました。

朝、早く登校している中学年の姿を見つけ教室に入ると、宿題の提出かごを用意し、登校してくる友達に「おはよう」と声を掛けて、一日をスタートしていました。進んで行う事って大切だなぁと思いました。

月立小学校が求める「心豊かで」につながる姿で、一人一人が成長していることを新年になって感じています。

教室の中でも下の学年に「じゃあ、私が教える?」と、必ず相手の気持ちを確かめて行動に移している姿がありました。

伝え~答えて~伝えるという伝え合いの繰り返しがあり、そこにも成長を感じていました。学年が上がれば、自分で学習に取り組む姿に移り、学校全体で成長していることを感じています。

一人一人の成長も大事ですが、休み時間は「大谷選手グローブ」でのボールコミュニケーションをしてる姿があり、高学年が相手になりながら、遊んでいました。

幸先のよい雰囲気です。

今後も、学校と保護者の皆様と地域の方々にもお手伝いいただきながら、子供たちの次へ進もうとする背中を支え、後押しをしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします✨

避難訓練

毎月11日は防災を考える日です。

朝の会でショート訓練の予告を行い、心構えをした上での訓練です。
平時に適切な行動を覚えることで、いざという時の行動の精度が高まります。

緊急地震速報が聞こえた瞬間に、机の下に潜り込み、机の脚を押さえてジッと待ちます。

先生方は避難経路を確保した上で、次の避難に二次避難に向けての準備をします。

「指さし確認」というものがあります。どんなに確認しても見落としたり、勘違いなどのヒューマンエラーが必ずあります。それを防ぐためには確認行為である目と声と指さしという多重確認が有効で、命を預かる仕事では必ず使われます。

先生方も自然に行っている場面もあり、子供たちと一緒にいざに備えている避難訓練でした。

自然災害は必ず来るものとの考えの中で、かけがえのない命を守ることに全力を尽くす心構えを確認した時間でした。そして、これからも正しく怖がることを大切にしていきたいと思います。

おまけ

平時の子供たちは、いつも通りの表情と会話が聞こえ、いつもの時間が流れている幸せを感じていました。

 

安心できる場所が、安心して学べる時間につながっていることをつくづく感じました。

繭玉飾りづくり

3・4年生が繭玉かざりづくりをしました。


今回も菅原妙子さんに教えていただきました。

元々は養蚕をおこなう人々が蚕繭の豊作を祈願していた名残とのことです。
そう考えると、月立小に身近な風習になります。

子供たちが繭玉飾りをつくる活動は、貴重な学習になります。まさに、受け継がれてきた日本伝統の行事でSDGsの理念に直結した学習です。

そんな中、妙子さんと話題にしたのが「小正月」です。
お正月の客人のもてなしで休む間もなく働いた女性がゆっくりする時間にしていたのが小正月ですね。


そして、16日に「地獄の釜の蓋が開く日」とも言われ、この日は地獄の鬼も仕事を休み、ゆっくりする日とのことで、あの世もこの世も仕事をしないで休みましょうという日だったらしいです。その背景には、昔の商家などに勤める奉公人に休みを取らせる日とするために作られ、今で言う「働き方改革」のひとつだったように感じます。

そんな民俗学に通じる話をしていただく子供たちは、本当に幸せな小学生と思います。

妙子さんからは「もっと早くいろいろなことを聞いておけばよかったと今になって思っているんです。私が知っている少しばかりのことを(子供たちに)伝えられたらと思ってもいます」とご自身の思いを語っていただきました。

楽しそうに繭玉飾りをミズキに結わえていく姿に、消えつつある伝統文化を感じながら、月立小学校の時代を超えて変わらない価値のあるもの=不易を感じた時間でした。

そして、夕方には月立保育所でペッタンペッタン子供たちが作った餅花で飾られたミズキが届きました。

ミズキの枝が赤いのを「吉祥」、そして小枝がみな上向きなので「運が上向く」などと言われ、新年を迎えた学校に「福」が集まり、今年も地域の皆さんと良い一年にしたいと心に誓った1日でした。

菅原妙子さん、月立保育所ちびっ子の皆さん、ありがとうございました✨

冬休みが終わりました

新しい年になり、今年度の残り3か月の学校生活が始まりました。

業前に全校集会をしました。
集会が始まる前に能登半島地震で被災した方々に対して黙祷を捧げました。

 

冬休み明けの集会では、「干支」の話をしました。


干支は「十干」と「十二支」の組み合わせで、全部で60通りあること。

今年はその41番目の「甲辰」となり、「甲」には成長や実り、「辰」には、夢が叶うという意味があり、その実りや成長、夢を叶えるためにのために自分が行動できることは何なのかをじっくり考えて、動くことが大切であることを話しました。

最後は、冬休み前にも話した「一年の計は元旦にあり」と「一日の計は朝にあり」を話して、毎日の積み重ねが、一年につながる事を伝えました。

集会後には、テレビ等で報道されている大谷選手からグローブのプレゼントが届いた事を紹介し、キャッチボールをしました。

ここでも、大谷選手が夢の実現のためにしていた「曼荼羅シート」を紹介し、実際に行動して、今の大谷選手になったことを紹介しました。

今年は「行動」ですね。ちょっとの行動が出来れば、後々の中くらいの行動になります。年始めは「ちょっと 行動」から始められればと思います。

保護者の皆様には、冬休み中の大きな事故・ケガ等も無く、穏やかな冬休みにしていただいたことに感謝しています。毎日の平穏な時間と子供たちの健康にこそ幸せがあり、その笑顔がご家庭や地域の幸せにつながっていると改めて思っています。

これからも子供たちの安心できる環境を創っていければと思います。

「難を転じて福となしますように…」と月立小学校の幸せを願って、地域の方から紅白の南天(難転)を、毎年いただいています。地域の皆様方の敬愛を感じています。

令和6年もよろしくお願いいたします。

冬休み前

冬休み前の全校集会です。

朝、バス停に迎えに行き、バスの運転手さんへご挨拶をして、その後、プチ道草をしてみました。

冬のプールの水?凍ってんのかな?

実際に見てみました。凍っていました。

この季節感を感じる道草、とても大事な時間ですね。


二期制となってからも、この冬休み前の集会の意味は学校生活の振り返りと冬休みの保健面と生活面の話が中心となります。

今日の集会では、表彰も含めた集会となりました。

今も昔も、子供たちが健康・安全に過ごしてほしいという願いがいつも込められています。

新しい年を迎える=歳神様を迎えるのがお正月で、その昔は祖先を敬い、感謝するとの言い伝えもあります。その後、五穀豊穣の神様を迎え、その年の豊かな実りをお祈りしたのがお正月ですね。

小学生向けのお正月を迎える言葉の中には「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。今回の集会でも、新しい年を迎えるに当たって、それぞれが自分の中に「こんな一年にしたい!」という心構えが生まれればと思いながら話をしました。

学校であるから「勉強を頑張りたい」という言葉を子供たちは使います。ただ、学校はそれ以外にも学ぶことが沢山あることに気付いて欲しいとも思っています。

いわゆる「知・徳・体」です。知育も大事ですが、心を豊かにする人との交流から生まれる尊敬(敬い)や思いやり(優しさ)も大切です。そして、健康を維持するためには体つくり(遊び)も必要です。バランス良く学ぶ場所が、やはり学校です。

そこで、冬休みにも入りますので「一年の計は元旦にあり」と「一日の計は朝にあり」という、規則正しい生活にも結び付く話をしました。

前回の教頭先生の「自由と責任」にも通じてきますね。冬休みだから自由にしたいけど、健康を崩すからだめだよね…と子どもたち自身が気付けば、学んだことが染み入っている姿です。でも、子供の成長の中であえて失敗をさせて、学びにつなげることも大切ですね。それが子供たち自身の「自立」に向かう一日の積み重ねになりますね。
ゆっくりで、ちょっとの変化に結び付けば吉日です。

集会の後は、それぞれの学級で改めて振り返りをしたり、教室をきれいにしていました。

荷物をまとめる子供たちの姿には、少しわくわくしている気持ちも伝わってきました。

子供たちには4月から12月までの令和5年の9か月間、いろいろと月立小学校のことを教えてもらったり、手伝ってもらうこともあったり、感謝していることを話しました。

そして、地域や保護者の皆様にも、本当にお力添えをいただき、日々、子供たちの気持ちを支えてもらった事、そして、みんなでつつがなく健康に過ごせたことに感謝しております。

本当にありがとうございました✨

蚕繭の糸取り&スポーツ大会

中学年が繭の糸取り体験をしました。

もちろん蚕の学習の先生は西城道夫さんです。

座繰=糸取り機をお持ちいただき、昔ながらの糸取りをしました。

先日の蚕の学習発表会で八瀬も養蚕が盛んであったことを知り、身近な産業であったことを改めて感じました。

やはり教育素材の豊富さを感じた1日でありました。

西城道夫さん、貴重な道具とお話、ありがとうございました。

 

そして、高学年は体育館でスポーツ大会をしていました。

バスケットボールをしている所で、担任の先生も一緒になって楽しんでいました。


「師弟同行」という姿で、同じ事を、同じ気持ちで、同じ目的のために行っているからこそ、良いこと、場合によっては気まずいことが起きても、分かり合えることを学び、より良い人間関係の作り方を覚えて行きます。

先生と一緒になって作った雰囲気が安心出来る環境に結びついて行くのだろうと思いました。

今日の高学年の子供たちと担任の先生の姿に、これからの学校の未来を見たように思いました。デジタルが進んでいる今だからこそ、人と人との混じり合いも大事にしなくてはと思いました。

6年生は小学校生活のカウントダウンが始まります。

良い思い出をいっぱい詰め込んで、新しい春に向かう1歩につながる様に、学校も、おうちの方々も、地域の皆さんも、6年生の5人を応援していただければと思います。

気仙沼市図書館へGO!

気仙沼市図書館へ行ってきました。

これまでも一冊の本を通じて、物語に出てくる人、人物伝に出てくる人、作者という人など、読書を通じて沢山の人に出会えるのが本であることを1年間を通じて話をしてきました。

今日もそのひとつで、市図書館を実際に見て、その仕組みにふれるだけでも見聞が広がります。

まず、図書館の仕組みについての学習です。

月立小学校にも来ている移動図書館です。

2階には、一般の利用者の方々もいましたので、静かに見学しました。

気仙沼市を形取った机もありました。

初めて見せていただいた、気仙沼図書館の書庫です。約24万冊所蔵されているそうです。あまり見ることの出来ないバックヤードです。

その後は、本をそれぞれ選んで、借りました。

1時間ほど自由に本を見たり、読んだりとした時間を過ごしました。


図書館のお隣には、子育て支援センターも併設されており、小さい子供たちとそのお母さんたちのホッとする場所になっていました。

いろいろな方々の居場所になっているのだなぁと思いました。とても良い場所です。

昼食は併設されているカフェで楽しく食べました。

子供たちのためにクリスマスの雰囲気のランチを用意してもらいました。


ご厚意で、子供たちへのピラフのおかわりもいただきました。

そして、スタッフの方々の子供たちへの配慮にも感謝しております。

カフェの方に少しにぎやかになってしまったことを伝えると「私たちも、子供たちの声を聞くと、すごくいいなぁと思って時間を過ごしました。こちらこそ、楽しい時間でした」とのことでした。

本当に、市図書館という空間にいる方々の温かさをひしひしと感じた時間となりました。

今日の出会いに感謝しています。
みなさん、ありがとうございました✨

取材

今日は三陸新報の後藤記者が来校し、早稲谷鹿踊に関係する取材を受けました。

鹿踊の継承について、これまでの歴史とこれからの歩みについての取材でした。

月立小学校での練習の始まりは低学年の段ボール太鼓からであり、その姿をぱちり!

この姿は、新年号?になるとのことでした。お正月から縁起の良い八瀬になりそうですね。

楽しみです。

もう一つ、5年生が社会科の「情報」について学習している時間であったことから、急遽、後藤記者に5年生からの質問に答えていただく質問タイムをお願いしました。

情報を発信するに当たって、気をつけていることや情報を発信するための工夫など、時間のないところでしたが、丁寧に答えていただきました。

教科書で勉強するもの良いですが、直接、情報を扱っている「記者」に聞くことが出来たことは、本当に良い時間でした。

いつもながら、子供たちのために、いつも丁寧に取材をしていただき、そして、子供たちの学びのためにご協力をいただき、感謝しています。

ありがとうございました✨

天気予報通り、雪の朝となりました。

校庭もうっすら白く雪が積もり、子供たちがどんな雪の遊びをするのだろう?と思いながら1日が始まりました。

まず最初は、「雪かき」です。

大人から見れば作業ですが、子供たちはスノーシャベルを使って雪押し遊びです。

そこに、先生が活動の中でやり方を教えて、それを子供たちは学び入れて、一人前に育って行きます。あそびからまなびです。

2年生と3年生が雪かきに参加してきました。今日のような活動を繰り返し、上手く育つと、雪が降ったから雪かきが必要!という社会性の芽が育って行きますね。

次が、生活科の自然に触れる学習です。思いっきり冬に親しむ大切な学習です。


日本には四季があります。その折々の風情にふれることで日本人が大事にしてきた趣や情緒を豊かにします。その原体験が雪にふれ、氷にふれ、風にふれたりする「五感」を使う事です。国語の学習で冬に関連する新しい言葉に出会ったとき、言葉を辞書で調べて、自分の体験を結びつけられることで納得した学びになります。それにつながる大事な雪の日ですね。そこに先生が混じることで、学校生活全体につながりが出てきます。

そして休み時間は、学年を超えての遊びです。

作った雪だるまを見せてもらいました。


その様子には、雪を集めては冷たい雪に触れた手を振って雪を払い、口元でハァァと息を吹きかける低学年の姿があり、その姿を見た上の学年は、急いで雪を丸めて、きりの良いところまで作って、低学年が続きをするなど、言葉にはない情緒的なやりとりがありました。

子供たちって、遊びの中でいろいろと優しさを温めているんだなぁと、感じていました。

日中はおてんとう様がでてきたので、どんどん雪が消えていきました。

子供のうちにしなければならない遊びは沢山あります。

雪遊び、この冬、あと何回遊べるのでしょうか? 

これから本格的な冬が訪れます。どうしても朝夕の送迎は氷雪路に出会います。月立・八瀬地域全体で交通安全で良い年を迎えられればと願っています。

健康に勝るものはありませんね✨

一枚の生地から

家庭科の学習の中に「生活を豊かにするための布を用いた活動」があります。今回は、それぞれが作ってみたい日用品を通して学習を進めていました。

今回も、いつもお世話になっている「こだま隊」の皆さんにボランティアとして力を貸していただきました。

最初は一つ一つの作業に時間を費やしていましたが、慣れると早くなります。


子供たちの学ぶ力はすごいものです。

手が覚えてしまうという感覚でしょうか?

練習の積み重ねですね。

さて、どんな作品に仕上がるのか、楽しみです。

学びの力試し

今年1年の学びの力試しの時間(標準学力調査)がありました。
国語と算数、6年生は英語の問題があり、今の自分の力を試していました。

勉強した時間という道は過ぎて行きます。そこで時々、同じ道を歩いてみたり(振り返り)や、別な所から眺めてみる(他の教科)と、はっきりと道順(地図)が見えてきます。今日の力試しは、その道順を確かめる時間だと思います。担任の先生と進む方向の微調整をして、次の学年につながればと思います。

この日の午後は、新月中学校で先生方の交流研修会がありました。

新月中学校区の新月中、新城小、そして月立小の先生方が集まり、この校区の小中の子供たちの健全育成に向けて、学校の学び、地域の中の子供たちの育ちのあり方を共有する時間になりました。

月立小OBの先輩方も、一生懸命に勉強していました。

小中連携の9年間の時間の大切さを感じました。

まなびとあそび

低学年におじゃますると、図工の学習をしていました。見ている方の想像を膨らませてもらう製作途中の作品に触れ、本当におもしろいなぁ…と思います。

どうしても大人は既成概念が頭をかすめて、子どもの世界を子どもの世界として見られなくなってしまいます。今日の図工の時間を見ていると、担任の先生が子どもの世界をそのまんま受け入れて、没頭させて、楽しませて、子ども自身の世界を広げる時間にしているのだと思いました。

業間は、昨日のメンバーみんなでドッヂビー!風は強かったけれど、動いた後は「体、あったまった!」と言って、教室へ戻って行きました。たわむれる時間、いいものです。

昼休み、低学年の教室に行くと、タブレットを3台並べて面白いことをしていました。子どものやることは面白いものです。

映像をこだま化にしてしまうタブレットの使い方です。この発想が、いつしか困難な課題に直面したときの基礎体験の考え方になるのだろうなぁ…と思いました。これを沢山させてあげたいものです。

途中、「あっ、雪!」と外を眺めると、ちらちらと白い粒が見えました。

冬なんだなぁ…と。

そして、大掃除!江戸時代には12月13日「煤(すす)払い」として定められ、その日から大掃除が始まり、歳神様を迎え入れる準備で縁起が良いので、お正月に向けて様々な準備を行うには最適時期に入ります。月立小も大掃除の日でした。

子供たちに「今日、何の日か知ってる?」と尋ねると「大掃除を始める日ってテレビで言ってた!」との答えもあり、そうそう!!と話が弾みました。

♪暦の上ではディセンバー…今年も早かったなぁ…と思いつつ、子供たちの一生懸命に掃除に取り組む姿をパチリと納めました。

県内ではインフルエンザ罹患者の高止まり、お隣の岩手県でも同じ話題で報道されています。うがい、手洗い、栄養と睡眠を子供も大人も気を付けて参りたいものです。

健康が第一です✨

性といのちの教室@高学年

今日は、NPO法人プロジェクトK にじのわ助産院の助産師 大森美和さんを講師先生に、高学年の子供たちに「自分を大切にすると 人も大切にできるお話」をテーマに、一緒に勉強する時間がありました。

そして今回は、大森さんの授業を参観したいという、気仙沼市立病院で助産師をしている佐藤助産師、熊谷助産師、吉田助産師、授業ボランティアの村上助産師、今回の企画を担当している市子ども家庭課の小野寺保健師の総勢6名の皆さんと一緒に勉強しました。

子供たちとの自己紹介タイムを経て、人それぞれがもっているパーソナルスペース(=自分と相手との距離)の中に、入っていい?、触れていい?と、必ず相手の意志を確認し、いいよ!という「同意」をもらうことが、自分も相手も大切にすることにつながることを、体験的な活動の中で教えていただきました。

ただ、そこには「暗黙」という雰囲気や思いがあり、これからの様々な人間関係の中で学んで行くのだろうと思いました。

聞かれたくないこともあれば、聞きたくないこともあります。見られたくないものもあれば、見たくないものもあります。その両方を考えながら、自分の行為を調整するのがこの小学生の時期に必要な育ちです。

そして、大森さんからも「いや」と言えること、「にげる」こと、「相談」できることが、大人になることなんだよ…と、安心できるお話がありました。

子供たちは、まだまだ調整の時期であり失敗もします。そこをいろいろな活動を通して学んで行きます。性別や立場を超えて、人を尊重し、自分の気持ちも大事にできるよう、しなやかな強さを育てて行きたいと思います✨

とてもいい時間となりました。

大森さんを含めて様々な方々と一緒に時間を過ごし、子供たちの勉強を見守っていただいた事に感謝しています。

ありがとうございました✨

朝の集会

今朝の集会は、教頭先生からのお話でした。

テーマは「自由と責任」です。

自由って、何だろう?から始まり、日本とアメリカの文化の違いから、自由のとらえ方、責任の持ち方について一緒に考えました。


学校の中には、大人の社会よりもこまかい決まりがあり、大きくなるにつれて少なくなっていくこと、そして、自分で考えて、選択することの大切さを一緒に学びました。


子供たちの自立に向けて、これからも学校と保護者の皆さんと一緒に歩みたいと思います。

誘われて!校庭でドッヂビー

業間時間、中学年の男の子に「天気が良いので、外で遊びませんか?」と声を掛けられました。

今日は本当に冬を感じさせない日和で、外に出て遊ぶには絶好日和でした。

誘われれば、もちろん!何をして遊ぶか!になります。
そこで、PTAレクリエーションでも楽しんだドッヂビーで遊びました。

靴でコートを作り、みんなでルールを確認して、スタート!

低中学年が混じっての戦いでしたが、コートが狭いこともあり攻守展開が忙しく、運動量は大!でした。これぞ、学校の休み時間!で、なかなかいい感じでした。

対戦になれば感情のぶつかり合いがあり、自己主張があり、そこで、上級生からたしなめられたり、おだてられたり、人間関係のノウハウを覚えて行きます。そこに、大人がいて、良い行為を認めることで、うまい取り交わしを覚えて行きます。
そこも、学校で学べるところだと思います。

先生が子供自身が楽しんでいる時間を共にすることで関係性が深まっていきます。子供たちからの大人への糸張りが始まりますね。

今日、誘ってくれた中学年の男の子には感謝しています。誘い合う事って大事な行動です。特に小さな学校では、みんなで誘い合って遊べれば最高です。高学年の役割はそこにもありますね。その最初のひと言を大事にできる子供たちを育てていければと思いました。

素敵な誘いに感謝です✨

ありがとうね‼

新月地区青少年育成協議会 講演会

新月公民館を会場に、青少年の健全育成に向けての講演会がありました。

「南極と北極から地球を観る」を演題に、国立極地研究所の熊谷宏靖さんから、ご講演をいただきました。

月立小学校に縁がある方で、いつもの講演以上にのめり込んで、そうだよなぁ…と心を動かして聞きました。

南極の氷がとける音も聞かせてもらい、プレゼンで出てくる南極の氷原がググッと近付いてきました。

南極大陸は、南極条約によって守られ「理想の大陸」と呼ばれ、各国の協力と分担によって守られていること。そして、日本は「オールジャパン」で体制が整っていることを聞いて、みんなで南極大陸を大切に守ろうという姿が見える講演でありました。

大人の参加者に加えて、月立小の子供たちの姿もあり、プチ笑顔交換しました。そして、最後の質問コーナーでは、南極観測で使われている車両についての質問をしていました。

その時に感じた事を、その時の知識の中で、ふしぎだなぁ、どうなんだろう…を質問できる姿は、今日、蚕の学習の発表と同じ姿に似ていました。

話を聞いて、素直に自分の今の心の揺れで感じたことを言葉で表現できることは、学校での学び方を表しているものと感じました。

さらに、講演会が終わって、パイプ椅子の片付けまで一生懸命に取り組む姿がありました。

その瞬間だけをみれば「えらいねぇ」で済んでしまいますが、月立小学校で保護者の皆さんがいつもご協力をいただいている片付けがあって、その姿を見て、子供たちは外でも同じようにやっているものと感じました。これも、昨日、今日でできる姿では無く、日々の中で社会を支える一員としての心情が養われている姿となったからと思いました。

講演会での学びも大きかったのですが、同じように子供たちの姿に感銘し、その土台作りには、いつもの保護者の皆様の関わりがあってこそと思いました。

月立小学校の子供たちの振る舞いは、みんなを笑顔にすることができる子供たちであることを改めて思ったひとときでありました。

子供たちの姿を見て、今日一日に感謝しています。
ありがとうございました✨✨

蚕の学習発表会

今回の学習参観日は、月立小学校で取り組んでいる蚕の学習発表会でした。

総合的な学習の時間の入り口の学年が3年生で、中学年が蚕の学習に触れ、その学習の学び方を生かして高学年につながって行きます。

そして、今回はこれまでの蚕の学習を月立小学校として受け継ぎ、学校代表として6年生が表彰に行ってきてもらいました。

さらには、5年生が会全体の進行役を務め、低学年が発表を聞いて感想を表現するなど、限られた時間の中で、それぞれが何を伝えようとしたのか、それが伝わったのかを、子供たち一人一人も考える時間になりました。

保護者の皆様からは、八瀬地区で養蚕が盛んであったこと、着物を大事に受け継ぐ方法や、そこには大きな意味があった事なども教えてもらい、大人の皆さんの貴重な経験や思いにも触れることができました。これは学校にとって良い学びの時間であったと思います。

その後の、質問の時間は、答えられたかよりもその質問に何とか答えようとしている子供たちの姿にこそ意味がありました。正解が見えているもの、分からないものもありましたが、今もっている情報と仲間の判断も借りながらの協働活動で、推測と推論の中で答えていた姿が、求めている子供の姿でありました。

あのような子供たちの姿は、昨日、今日で出来るものではありません。
これまでの保護者の皆様と先生方との、子供たちへのaiがあってこそだと感じました。


安心感がある場所だからこそ、子供たちがわいわい相談して、何とかなる!との発表につながったのだと思います。

最後まで、温かい拍手で子供たちの背中を押していただき、ありがとうございました。

そして、蚕の学習を数十年と支えていただいている西城道夫さんと菅原妙子さんには、まだまだ教えていただきたい事も沢山あります。

これからも月立小学校の大切な社会の中の先生としてお願いいたします。

本当にありがとうございました✨

親子ふれあい給食

親子ふれあい給食は、3年ぶりに行われた行事です。

今回は、内科校医の三条雅英先生と歯科校医の菅原恭先生にも、お越しいただいてのふれあい給食になりました。

校医先生には、各種検診で子供たちの様子を診ていただいていますが、今回、ご一緒にいかがですか…とお願いしたところ、コロナ禍明けの子供たちの様子を見ることができる機会に快くお引き受けいただきました。

保護者の皆様も、初めて食べる方も、久しぶりに食べる方も、給食がおいしいとの感想をもらいました。子供たちも、おうちの方と一緒に食べる姿がいつもより楽しそうに見えました。

いつも通り、委員会の担当から給食の献立紹介がありました。今日はサメ肉を使った料理です。

終わりに、校医先生からお話がありました。友達との関わりを大切にして欲しいこと、食事のときに楽しく食べて欲しいこと、このような取り組みも先進的で良いことなど、子供たちへの願いや学校の取り組みへの労いのメッセージもありました。

これからも、健康を大事にできる子供たちを育てて参りたいと思います。

校医の三条先生、菅原先生 ありがとうございました✨

先生方の学びの時間

今日は指導主事訪問の日でした。

月立小学校の子供たちの力を伸ばすためには、先生の授業が子供たちにとって楽しく、面白く、分かることが大切です。そこで、先生も勉強する時間が指導主事訪問です。

中学年の授業を、他の先生方も一緒になって考えて、実践と振り返りをします。

教科は算数です。

今、分数の勉強の真っ最中で、図や数直線等を使って計算ができる意味付けや、それの説明を繰り返して覚えて行きます。

今回、指導主事訪問での振り返りが、これからの1年生から6年生までの授業に生かすことができるように、先生方と一緒に子供たちにとって楽しく、面白く、分かる授業に変化させて行きたいと思います。

鹿踊親子教室閉講式

鹿踊親子教室の閉講式がありました。

高学年の装束を身につけての鹿踊を見る度に「かっこいいなぁ」と思うばかりの1年間でした。

最初の頃の練習を見ていると、大丈夫だろうか…と思う事もありました。ただ、夏が過ぎる頃になると、全体のまとまり感が漂い、芸としての姿が見えてくる嬉しさも感じていました。

日々の積み重ねの大切さを感じます。

一流になるための1万時間の法則がありますが、それには「時間(量)×質」が必要です。質が悪ければ、何をしても上達しないことを語っています。

鹿踊の質を上げているのが「親子教室」と保存会の方が学校に来て教えている場面だと思います。学校での時間×保存会の方との時間=子供たちの格好いい姿(伝統の継承)ですね。

それらの継承活動を支えているのがおうちの方々と思います。

前にも綴りましたが、自分の育った場所の文化を言えることが、ふるさとを愛する気持ちとなってこれから膨らんで行きます。今は、まだ膨らみが小さいですが、何年、何十年と時間と共に大きく膨らみ、いつしか誇りをもって自分の生まれ育ったことを語れる大人になるのだと思います。

本当にうらやましい限りです。

鹿踊保存会の皆様には、本当に感謝しています。
ありがとうございました✨

なんとなくクリスマス

12月に入り、冬休み前の学習のまとめを感じる毎日になってきました。

年が明けると、新しい学年への準備期間の色が濃くなってきます。そう考えると、今、12月から冬休みの振り返りが大切になってきますね。

低学年は、文集作りをしていました。これも1年を振り返っての作文となりますね。どんなことが心に残って書いたのか楽しみです。

中学年は図工をしていました。自分の顔を描いている3年生の描写力のすごさ!いい感じでした。

4年生の心に映っている今を表す作品も、季節感があったり、流行感があったりと面白さを感じました。自由な想像はいいなぁと思いました。

委員会活動では、お掃除をしている姿もありました。


放送室は毎日使っているので、きれいになれば、気持ちよくアナウンスできそうです。

子供たちには、鈴の音が近付いてきているのでしょうか?
楽しみです✨

八瀬の風起こしの会

4年ぶり開催の「八瀬の風起こしの会」に出席しました。

月立地域の自治会長の皆様方と地域の有志の方々、そして菅原市長もお越しいただいてのにぎやかな会となりました。

月立小学校からは、蚕の学習奨励賞、気仙沼市教育功績者表彰受賞の報告をしました。そして、いつも大変お世話になっている地域の皆様へ御礼をさせていただきました。

時間の許す限り、地域の皆様とお話させていただき、その言葉一つ一つから月立小学校に思いを寄せていただいていることを感じてきました。

本当にありがたい限りです。

菅原市長からも、子どもと高齢の皆様が一体となった土地柄で、モデル地域であるとのお話もありました。

タイトルの「風起こし」
風を起こすことって大変と思います。そして、どんな風を起こすかが大事なんだろうとも思いました。

「君子の徳は風なり」という言葉を見つけました。意味は、風が草をなびかせるように、君子はその徳によって人々をなびかせ、教化するとのことです。「徳」の風を起こせば、よい人々が育つことになるのでしょうね。

今、大河ドラマ「どうする家康」でも、徳について語っています。「徳」によって、本当の仁政を行うことを王道、「武力・権謀」によって、借り物の仁政を行うことを覇道と叫んでいました。

さらに、見つけたのが「凧が揚がるときは向かい風」との言葉にも出会いました。追い風よりも、向かい風の方が、場合によって子供たちの力が伸びることもありますね。

地域の方々との交流は、本当に勉強になることばかりでした。以前にも綴りましたが、地域の方々全員が子供たちにとって先生なのだと改めて感じた夜でした。

八瀬の風起こしの実行委員の皆様方、
ありがとうございました。

今月の歌♪ジングルベル♪

今日から12月です。
毎日、朝の放送で今月の歌が流れます。

♪走れそりよ♪風のように♪ ジングルベルです。

曲の中に流れてくるベルや鐘の軽やかな音色は「良いお知らせ!」という意味があり、子供たちの心の中のワクワク感も増してきますね。

そして今宵、夜の体育館ににぎやかな声が響き渡りました。


PTAレクリエーションです。

おうちの方々と一緒に子供たちも集まり、楽しいひとときを過ごしました。

サンタの帽子をかぶり、クリスマスカラーの衣装をまとい、雰囲気そのものにワクワク感がありますね。

レク種目の一つ目は「長縄跳び」です。


子供たちがいつも跳んでいる運動です。デモンストレーションで子供たちが披露し、大人も真似て跳びました。

さすが、大人チーム!上手です!

保育所ちびっ子チームもチャレンジしてみました。

そうしたら…2回!跳びました!!すごいですね。

レク種目二つ目は「ドッヂビー」です。


大人も子供たちも、投げて、逃げて、当たって…とあっという間に時間が過ぎました。

最後は、プレゼントを手にして、楽しいひとときが終わりました。

そして、無事に終えたことが何よりです。

健康こそが宝物で、大切なプレゼントです。

空を見上げると、きらきらと星が瞬き、いい夢が見られそうです。

みなさん、楽しい時間をありがとうございました✨

脱穀

中学年が収穫した大豆などの脱穀をしました。

こだま隊のkazuhiroさんに脱穀の仕方を教えていただいての活動です。

あいにくの小雨模様だったので、ブルーシートで簡易軒先での作業です。

収穫した大豆の束をブルーシートに打ち付けて、鞘から豆を取り出す作業を続けて、豆を拾い集めます。

この後は、食品にするための加工になります。

さて、どんなおいしい食べ物に変身するのか楽しみです✨

そして…

書写の学習をしていた低学年、子供たちの書く文字からも、成長を感じてしまいます。

ひらがながもつ柔らかさ、漢字を始筆~走筆~終筆で書き上げる子供たちの指先を見ただけで、子供たちの頑張りを感じて嬉しくなります。

給食時間は、中学年と一緒に食べました。
コロナ禍の黙食から、和やかな時間の中で子供たちの会話を聞くと、今日の出来事から、給食メニューの話題と、食事時間の大切さを感じました。歯磨きもしっかりしていました。

鹿踊りの練習会もありました。

11月も明日が晦日です。そして師走…1年の早さを感じます。
良い年を迎えるためにも子供たちと1年を振り返って、充実した師走にしたいと思います。

消防署見学&薬物乱用防止教室

中学年の校外学習で、気仙沼消防署に行ってきました。

今年度、少年消防クラブの会員となった中学年の胸にキラリと光るバッチを付けての見学です。

教科書での勉強と実際に見聞きした体験とを結びつけることで、本物の知識として積み上げられる時間です。

帰ってきた中学年の感想発表を聞きましたが、出発前にそれぞれが知りたいことに対して、見学や消防署の方々から聞いてきたことを発表していました。

とても実のある見学だったのだと感じました。

そして、

高学年は薬物乱用防止教室がありました。

気仙沼保健所の武川さんから、薬物の危険性について資料を使って説明を受けました。

最近のニュースで取り上げられている薬物が含まれている「グミ」の話もあり、体に及ぼす怖さを教えていただきました。

知人や友人から誘われて薬物に近付いてしまう事がほとんどで、その「気軽さ」が恐ろしさにつながっているとの話もありました。

最後に、薬物乱用防止が書かれたクリアファイル等をいただきました。

「絶対にやらない」と誓った学習でした。

朝の集会&あすなろコンサート


今朝の集会は、情報モラルについての話です。

キーワードは「信頼」でした。

タブレットの使い方を話題に、子どもたちに正しい扱い方を考えてもらいました。

様々な情報が溢れている社会の中にいる子供たちにとって大切な事は、適切な判断力になります。その判断力を支えるものが正しい知識と道徳観になります。

学校では学習に関係のあるコンテンツを知らせ、学習が進んだ発展的な部分については子供たち一人一人の判断によるコンテンツ選択となります。その判断力を学校と家庭とで養うことで、ネット社会やSNSのトラブルから身を守ることにつながります。

その一番の支えになるのが子供への「信頼」です。

子供を疑うことによる「あ~信じてもらっていないんだ…」よりも、子供を信頼して「信じてもらっていたんだ…」と見守ることが、本当の道徳観を育てるきっかけになります。

いつもながら、子供は大人のコピーではなく、子供の時間を使い、失敗をしながら育ちます。そして、大人になって行きます。

今日の集会の様子を見ていると、担当の先生の話にうなずき、心の中での相づちがあり、真剣に聞いていました。

読み書きそろばんと言われた時代から、タブレットが含まれる現代社会には必須の道具です。

上手に使いこなしていければと思います。

 

そして…

3校時目は、あすなろコンサートでした。

プロの音楽家がボランティアで学校を訪問し、子供たちに生演奏の音楽をプレゼントしていただきました。

今回は、フルート演奏者の芦澤曉男さんとマリンバ演奏者の熊谷昇子さんが来校しました。

フルートの音は小鳥のさえずりと表現されることが多く、柔らかく高いかわいらしい音を響かせ、マリンバの音は木の精がささやき歌っているかのような優しい音色で、自然に囲まれた月立小にお似合いの演奏会となりました。


子供たちも、一曲一曲に心を揺らし、お二人の演奏技術に目を奪われ、芸術の秋を締めくくる時間となりました。

心地よい音楽をありがとうございました✨

月立子どもフェスティバル~Tsuki☽フェス~

月立子どもフェスティバルは、子供たちの自主的な活動(児童会活動)で、遊びを通して人と人との結び付きや遊びそのものを純粋に楽しむ祭典です。Tsuki☽フェスとも呼ばれます。

児童会活動の中心は高学年の子供たちです。
今年のフェスの企画から始まり、4年生以上の実行委員で2つのお店を出し、1年生〜3年生、大人の皆さんに楽しんでもらえることを目標に活動していました。

月立保育所の子供たちも招待しました。楽しんでもらえるかドキドキです。

開会式では、保育所の子供たちにも並んでもらいました。本当に月立小の子供たちの受け入れる気持ちのよさを感じていました。地域の学校ですね。

まずは、それぞれの店の30秒CMがありました。自分たちのお店のコンセプトを分かりやすく伝える時間です。

そして、フェスティバルの時間です。遊園地、TDLに負けないくらいの時間限定の遊び場です。子供の時の遊びの経験は、これからの創造性につながっていきます。いつもながらの遊びから学びです。

単純な遊びは、説明という時間はあまり必要なく、すぐに遊べます。その分、遊ぶ時間が増えます。シンプルさはいつも大事ですね。

月立保育所の子供たちが遊びに来ていただいたことで、月立小学校の子供たちの活動の幅もやはり広がります。小さい子とのやりとり、小学生同士のやりとり、大人の方々とのやりとりと、このフェスで3つの応対の仕方を学んでいきます。本当に学校での学びを実践している時間となります。

楽しい時間が過ぎるのは早いもので、月立保育所のみなさんとのお別れの時間になりました。本当にありがたい限りです。

続いて、大人の皆さんが遊ぶ時間です。30秒CMを同じように発表してからの開始です。

子供たちの遊びを提供している姿からは、他者への献身的な気持ちだけが見えて、純粋さを感じていました。子供の時の相手の喜びの姿を自分の喜びとする気持ちの芽生えがはっきりと見えて、感じたフェスでした。

感想発表には、楽しかった思いを伝える言葉とともに、高学年は、「来年も~」という後輩たちに、これからを託す意味も含まれ少し寂しさを感じました。ただ、その思いは5年生以下の子供たちにもしっかりと伝わったと思っています。

やはり、月立小学校のよさは、月立保育所の子供たちと先生方、保護者の皆様、学校の子供たち、地域の先輩方等と、みんなで子供たちを育てて行こうという気持ちが、伝統や継承といった所に全て集約されているものと再認識しています。

これからも、大事に大事にして行きたいと思っています。
フェスへの参加、ありがとうございました✨

気仙沼市教育功績者表彰~敬老帳~

月立小のこれまで地域とともに歩んできた功績が認められ、気仙沼中央公民館を会場に表彰を受けてきました。

現在、保健図書福祉委員会の取り組みとして作成している「敬老帳」が評価されたものです。本当に喜ばしいことです。

昭和43年(1968年)から55年という半世紀越えの取り組みがあり、今年度の委員会代表2人が表彰式に参加してきました。

記念写真の撮影が終わった後は、ホッとした姿となりました。

三陸新報社の取材も受けました。いつもながら、取材担当の方には、丁寧に質問していただき、子供たちにとっては、国語の学習の聞く・話すの発展的な場面です。このように地域の子供たちのために貢献していただいていることにも感謝しています。

今年の受賞となりましたが、これは月立小学校の伝統として地域・保護者の皆様と学校の子供たち、そして、これまでの先生方が大切に守ってきたことに対する受賞と感じています。

学校に存在している古い敬老帳は、昭和48年(第6号)であります。

それ以前のもの昭和42年から昭和47年までは、地域の方々がお持ちと思います。もし、地域の方で保管されていれば、ぜひ、お見せいただければと思っています。これからの伝統の保存につながります。

本当に11月は月立小学校のこれまでの取り組みが評価されることが多く、それらは地域の皆様が月立小学校を大事に育てきた=子供たちを育ててきた姿であると思っております。

これからも、地域の大切な月立小学校として、大事に育てていただければと願っております。

地域の皆様、PTAの皆様、保護者の皆様、これまでの先生方、
本当にありがとうございました✨

おまけ

気仙沼市長さんのX(旧Twitter)にもつぶやかれています。

花壇の模様替え

子供たちと一緒に花壇の模様替えをしました。


秋から春にかけて、花壇を彩るのが「パンジー」です。

縦割り班ごとに、分担して植え始めます。

紅葉の季節が過ぎ、雪化粧までの間をかわいらしく飾ってもらいます。

学校での活動の最後は振り返りです。
この「振り返りをすることが最後にある!」ということが、子供たちの中に意識されていれば、活動の一コマで感じた「自分だけの思い」を伝える準備が始まります。

この準備ができている=「心構え」を育てながら、小学校から中学校とつながっていきます。

今日の担当だった先生が、子供たちの心構えを育てる=未来をのぞかせてもらう時間を作ってもらいました。

そして、きれいな花壇に変身しました。

いつもながら、日々の積み重ねが大事ですね✨

やまびこ杯フットサル大会

いよいよフットサル大会です。


本吉体育館に集まり、大会に臨みます。
みんな元気そうで安心しました。

体育館に入り、ボールを持ってシュート練習です。
みんな楽しそうで、これからの試合に期待を感じます。

開会式を待っている姿も学校の姿と同じで、日々が映し出されているのだと感じました。凜々しい月立小学校の子供たちです。

試合が始まりました。

初戦は大島小学校、二回戦目は小泉小学校です。


審判の千葉さんも話していましたが、リスペクト=尊敬・感謝の気持ちが根底にあり、フットサルを通じての戦いですが、お互いの頑張りを称え合えればと思います。

ピーというホイッスルの音で、子供たちが動き始めました。

自分が練習してきた事を発揮することが、まずやらなければならないことです。


おうちの方々の大声援も、子供たちを勇気づけ、熱いプレーが沢山ありました。
「さぁーいくぞー!!つ・き・だ・て!!」
月立小のおうちの方々が、よりフットサル大会を熱く、活気立てていただいた応援だったと思いました。

子供たちの真剣な気持ちが伝わってくる表情と動きが、心を動かし、未来の自分作りをしている一瞬一瞬と頼もしく感じて見ていました。

今回が複数3校での最後の大会ということで少し寂しさを感じますが、小規模校同士で、子供たちの健全育成に向けた営みへの貢献度は大きく、そして「やまびこ杯」という冠を継承しながら、毎年続けてきた各校PTAの皆様、今年度の運営校であった小泉小学校PTAの皆様、先生方に感謝しています。

勝負事ですから、歓喜もあれば、落胆もあります。両者とも今回の経験をどう生かせるかで、今日の大会の意味付けがされますね。

子供たちの頑張りに、今日一日、浸りたいと思います。

今日のやまびこ杯に感謝しています。

ありがとうございました✨

やまびこ杯に向けて

明日はやまびこ杯フットサル大会です。

放課後の練習も今日で終わります。
その仕上げのミニゲームをしました。

子供たちにとって、サッカーを通じて、体を動かす楽しさ、みんなで集まる楽しさ、サッカーゲームに浸る楽しさと、いろいろな楽しみ方があります。

生涯スポーツにつながる気持ちは、体を動かす楽しさと集まる楽しさでしょうか。

明日は、大会です。


勝利という目標は同じです。


終わった後の、喜び、悔しさは付きものですが、今日、みんなでプレーできた喜びを共感できればよいと思います。

自分の力を出し切って、楽しい時間を過ごしましょう✨

道徳~おれたものさし~

低学年の道徳の授業がありました。

今回は「おれたものさし」という題材を通して、友達の考えに出会い、そして自分自身の考えに出会うことが子供たちの道徳性を高めます。

道徳は小学校6年間、中学校3年間を通して、社会の多様性を認めながらより良い社会を作る一員としての心情形成につながる学習です。そして、人の生き方について考え続ける営みと思います。

道徳に限らず、先生が一方的に「正解なるもの」を伝えようとせず、「わかっているけれどなかなかできない自分」「それでもよりよく生きたいと願う自分」を認め合い,子どもと共に生き方を考え続ける教室であることが最も大切と考えています。そして、日々の道徳性の育ちには周りの子供たちの力も必要であることを大人が共通認識して、「子供たちをみんなで育てて行きましょう」という共通目標が、家庭教育や学校教育の安定につながるものと考えています。

子供たちがもっている価値観が違うのは当たり前です。その価値観の違いを、お互いに歩み寄りながら、批判ではなく理解することで視野が広がっていきます。

最後は、モデリングという子ども自身に擬似的体験を通して、深い学びにつなげていました。

毎日のちょっとした積み重ねが大事なのですね。

大地のつながり~岩井崎への校外学習~

高学年の総合的な学習で、岩井崎へ出掛けてきました。

八瀬と岩井崎をつないでいるのが「化石」です。

本当であれば、八瀬の森を見学してから岩井崎の予定でしたが、森の熊さんの活動が活発であったため、岩井崎での活動となりました。

今回は、階上の「シーサイドファーム波路上」の見学もしました。ネギを生産している佐藤さんから、震災後から本格的に始めたネギ生産の思いを聞くことができました。

子供たちからは、おいしいネギ作りのコツや、どこに出荷しているのかなどの質問もあり、佐藤さんからは、作っているネギの甘みを味わってもらいたいとの話がありました。

帰りには「黒潮の香り」という立派なネギをいただきました。

岩井崎へ移動して、岩場のウミユリの化石の話を聞き、八瀬も大昔は海であったことを知りました。

何万年という月日があっての大地の動きです。地球の歴史から比べれば、人類の歴史はまだまだと感じます。

校歌の3番に♪太平洋の波の色 文化を広くたずねつつ♪まさに、子供たちのこれからの可能性を楽しみになった学習となりました。

朝の教室と6年生の新城小交流会~

今朝の教室の風景は、低学年はさつまいも洗いと、焼きいも作りの後片付け、中学年は読書、高学年は新城小学校6年生との交流会の準備をしていました。

低学年の3人は、ブルーシートを雑巾で拭いて、たたむ作業をしていました。

焼きいも店の開店と売りが気持ちの頂上!!その後は気持ちが少しずつ下がり気味になるのは一般的です。しかしながら、3人の姿を見ると、その余韻があり、せっせと後片付けに励んでいました。気持ちの持続にはエネルギーが必要ですね。そのエネルギーは、閉店後からのご家庭での「ほめほめパワー」と思っています。

そして、担任の先生へのつなぎがうまくいっていたからこその姿に見えました。やはり、ご家庭と学校の力を合わせた取り組みは、子供たちの育ちにはとても良いことと改めて感じました。

中学年は、静かに本を読んでいました。

興味があるもの、立ち読みの様に流し読むのもよし、ひとつを深く、広くたくさん、どちらも自分の知識となって取り込まれていきます。学校での読書のよさは、担任の先生が何を読んでいたのかが分かる所です。その「何を読んでいたのか」が、これから一人一人のよさを伸ばすきっかけになります。

高学年の6年生は、新城小学校の6年生との交流に向けての分担ごとの打合せをしていました。

当たり前ですが「言葉」で伝えることから、担任の先生から主語、述語の関係についてアドバイスをもらいながらの準備です。学んだことを表現する場面として、もう一度確かめることで本当の力となります。土曜日の焼きいも店の場面と同じですね。

そして、1時間目の交流会です。

ゲストは新城小学校の6年生ですので、司会は月立小学校が務めました。あいさつから始まり、月立小学校の紹介の後に、いよいよ交流です。

月立小学校の5人が、小グループの司会を務め、自分の好きなゲームや食べ物、スポーツなど、それぞれが「お題」を設定しての交流です。

緊張気味で始まりましたが、時間が進むにつれて慣れてきたのか、笑顔になる時間も増えて、最後は和気あいあいの雰囲気で終わりました。

新城小学校のみなさんを見送り、その後の談話では、「なんか、いい感じで安心した」「楽しかった」などのつぶやきも聞かれました。

その言葉の通り「安心感」のある交流会になったと思います。

気持ちの交流が出来れば、所属がどこであろうと、人数が何人であろうと、あまり関係がないことを、新城小学校と月立小学校の子供たちから教えられたように思います。


「どちらも、とても良い中学生になるんだろうなぁ」と思わせてもらった45分間でした。

新城小学校の6年生のみなさん、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします✨

大盛況!月立小焼きいも店@にいつき軽トラ市

冬を感じさせる肌寒い朝です。

今回もお天気に恵まれて、にいつき軽トラ市の場所をお借りして、年1日限りの「月立小焼きいも店」の開店となります。

今日も朝早くからこだま隊のみなさんの力を借りて月立小からドラム缶焼きいも機と保温器を運び出し、保護者の方々のお手伝いを受けて特設販売テーブルを組み立てと子供たちが書いた看板を張って開店の準備をしました。

お店の開店を知らす「のぼり」もあって、これは令和3年度の子供たちが書いたもので、伝統を後ろ支えにした「名店」であることが分かりますね。

今年の低学年の3人が画用紙いっぱいに書いた看板です。文字が「虹色」で、虹には「幸運の前触れ」や「あなたの夢が叶いますように」という心強い後押しにもなるとのこと。今日、このお店に来ていただいたすべての方々に幸せのきっかけを届けられる焼きいもになりそうですね。

少し風が強かったので、保護者の方の知恵で、看板の後ろに石を貼り、なびき防止ができあがりました。大人の知恵です。この知恵も子供たちに伝えたい伝承技術です。

開店が9時ということで、にいつきパーキングには早い人では8時半頃から車で待っている方々の姿もあり、本当に楽しみにしていただいていることを感じていました。

お店のバックヤードでは、昨日遅くまで焼いた「焼きいも」を入れた保温発泡と箱に入れた生さつまいもが並べられ、隣では、火入れしたドラム缶と保温器で焼きいもの温め直しが始まりました。

特設店には、販売の値札と生さつまいもが並べられ、まずは、子供たちのリハーサルが始まりました。2年生は昨年度の経験がありますので思い出しながらのイメージ作り、1年生は初めてということもあり、ひとつひとつを確認しながらの時間となりました。

にいつき軽トラ市には、他のお店もありますのでお隣のお店にご挨拶をさせていただきました。

この「あいさつ」も1つの学びです。欧米でのいわゆる挨拶は、知っている人へする事は当たり前で、それ以上に知らない人に向けてするのが挨拶であり、人と人とのつながりを広げるきっかけの手段です。文化を広げることが上手い人は「あいさつ」が上手い人なのかも知れませんね。

そうなると、この軽トラ市への出店も、子どもの育ちにとっては大きな意味がありますね。

9時開店の10分前からオープニングセレモニーがあり、伝統の「いもほり音頭」の披露となります。この音頭は本当に貴重でYouTubeを探しても出てこない”ここだけ”の音頭です。

伝統になりつつある月立小無形文化遺産「月小いもほり音頭」登録となりそうです。

いよいよオープニングです。低学年3人がお店の前に並び、あいさつをして始まりました。

沢山の来店者の皆様に囲まれての踊りです。


音頭といってもPOPな音楽となっていて、子供たちもノリノリで踊り始めます。途中、曲が切れてしまった場面もありましたが、そこはご愛嬌です。会場のみなさんの「大丈夫だよ」という温かい気持ちが会場を包み込み、再スタート!手拍子も始まり、純日本的な時間となりました。

お約束のアンコールもありオープニングが終わりました。

さぁ、いよいよ開店です。年に1日の開店で、長い行列になりました。

今年度は、最後尾を示す表示を作りました。先生方も大活躍です。

本当に毎年、子供たちの活動への熱い応援を「来店」という形で表してもらっていることから、昨年度も、お手元に届けられない状況もありました。そこで、今年から一世帯5本までの販売で、もっとお買い求めいただく際には、もう一度並んでいただくことにしました。

「みんなで幸せを分け合う」という気持ちになっていただき、それが、子供たちに見せられる大人の後ろ姿になれば…と思っています。

さてさて、約60分の販売時間には、温め直しの焼きいもが、子供たちの販売スピードに追いつかず、ご来店いただいた皆様には周りの景色を眺め、お隣の方との文化交流、他の軽トラ市での買い物等も一緒に満喫していただきました。スローフード宣言都市気仙沼ですね。

気仙沼市はスローシティ国際連盟に加盟し、国内では群馬県前橋市と気仙沼市が認証を受けています。このスローシティーの理念はスローフードにもつながり「地域で採れた食材の利用」「生産者と生活者の関係づくり」等も含まれ、目指すところは、その地域ごとの伝統や考え方、文化(芸能)、食、史跡などを残しつつ、より便利に人々が暮らせる世界を目指していくことで、本来の人の生き方と豊かさを見直しましょうとも考えられます。

今回の子供たちの焼きいも店は、それらの全てを包括している活動になっていて、生産から販売までを通じて、人と人との交流を広げる時間になったと考えています。ちっちゃい所から、少しづつの活動がつながりを持てば、小さなリスペクト(尊重)が重なりあう、大きなネットワーク(つながり)になる1つの例になりますね。

月立小学校のこれまでの活動の奥深さを見せられ、一歩進んだ未来に魅せられた時間です。

60分後には、全て販売が終わりました。


子供たちもやりきった充実感がありました。その姿の裏には、この60分間に来店いただいた全ての方々の子供たちを応援しようという気持ちと、子供たちの「頑張っているよ」という気持ちの交流が1つの「さつまいも」を通して行われたからと思っています。これが「温かさ=人のぬくもり」と思っています

報道機関のみなさんの取材も受けました。このときも、学習したことを表現する時間となります。沢山の学びがあった焼きいも店であったと思います。

子どもが「おがっていく姿=育っていく姿」の楽しみ方を知っている大人の方々ばかりで、この地域、この地方、この日本の文化の素晴らしさも感じさせられたひとときでありました。

たった1日の開店で、60分後には閉店という、儚さがあるお店ではありますが、その一瞬にかける思いには夢がありました。

また、1年後、子供たちが多くの方々に少しの幸せを届けられるように、地域の方々や保護者のみなさんの応援をいただき、にいつき軽トラ市に戻ってきたいと思います。

にいつき軽トラ市に関係しているみなさま、こだま隊のみなさま、保護者のみなさま、そして、市内外から足を運んでいただいたみなさまに感謝しております。

そして、この地域の人と人とをつなぎ、市内の学校の良さを伝えていただいている三陸新報社と気仙沼ケーブルネットワークの方々にも感謝しています。

様々な方々とのつながりの中で、ご協力とご支援をいただいています。
これからも月立小学校のフォロワーとして応援をお願いします。

ありがとうございました✨

 

いつも ↓↓ 子供たちへの応援「いいね」 ↓↓

ありがとうございます!

い~し♪焼~き♪いも~♪

こだま隊のみなさんのお力を借りて、石焼きいも作りをしました。

朝の7時から火入れが始まり、子供たちの活動が始まる8時頃からサツマイモを手作りドラム缶焼きいも機に入れ始まりました。

そんな中、低学年の子供たちが、こだま隊員にあいさつに来ました。朝のあいさつとおいしくお芋を焼いて下さいのお願いです。3人の子供たちの熱い思いも込めた焼きいもになりそうです。

ドラム缶で焼いている様子も学習の1つです。空気の取り入れ口から見える炎を見つけて、燃え方を観察したり、煙突から出ている揺らめく空気に不思議さを感じ、今日、五感で感じたすべてが、これからの理科や家庭科等の対流という知識に結び付く前提の体験として取り込まれ、じわりじわり本物の力として根付きます。そのための体験的な学習です。 

月立保育所のみなさんも見学に来ました。


保小連携も子どもの育ちを支える大切な交流です。保育所の子供たちにとっては、小学校生活に触れながら、慣れる=環境適応の機会であり、低学年の子供たちがモデルとなって、やり方を理解していく営みがあります。小学校の子供たちにとっては、保育所のみなさんに教えるという活動をしながら、学んで来たことを表現=活用していく学び直しが行われます。この関係はとても良い学習効果として現れますね。本当に良い時間です。

いつもながら、月立小学校を取り巻く地域の人、もの、出来事すべてが学習素材であって、幸せな子供たちと思っています。ありがたい限りです。

昨日、子供たちにきれいに洗ってもらった艶々のサツマイモが、熱を加えることで内側からの蜜があふれて、おいしさとなって手に取った人の笑顔に結びつき、ひとときのしあわせに繋がればと思います。

こだま隊の方々のお陰で、準備が整いました。夜遅くまでありがとうございました。

明日の軽トラ市が、出す側も、受け取る側も幸せに包まれればと願っています✨

やまびこ杯に向けて

今日から、フットサル大会に向けた放課後練習が始まりました。

今年は、小規模校の3校での対戦となります。
3校の交流会が目的ですが、子供たちにとっては「勝負ごと」という分かりやすい出来事としてが目的になりますね。

「勝負ごと」という舞台に上がるまでの自分との対話が大切であり、この1週間が子供たちの心の成長にどう結びつけられるかになります。

アスリートの大谷選手も、自分日記の中での目標と振り返りによって自分を成長させてきました。やはり王道ですね。

子供たちも練習後の先生との対話や自分日記等があれば、それが王道となります。

せっかくやるのであれば、みんなで新しい自分に変身できるような時間にしたいものですね。

来週の土曜日向けて、みんなで頑張りましょう!

サツマイモ洗い

今日は土曜日の軽トラ市の準備のサツマイモ洗いがありました。
低学年の3人とおうちの方々の協力をいただき、1本1本サツマイモの土を丁寧に洗い流すと…秋色といった所でしょうか、きれいな艶のある紫色に変身!

沢山のサツマイモを洗いました。

明日、焼きいもにするのが楽しみです。

収穫の秋

枝豆の収穫です。

中学年が種をまいたものが大きく育って、今日が収穫吉日となりました。
いつもの通り、収穫の仕方を教えていただいてから作業開始です。

枝豆の収穫です。

 収穫したものをリヤカーに乗せて運んで、天日干し…これから次の「食」につなぐ活動を楽しみにしたいと思います。

 おまけ

今日、11月1日に受賞した蚕の学習について、三陸新報の取材を受けました。

 

朝の集会・サッカー教室

今朝は朝会がありました。
11月はみやぎ教育月間です。そこで、ポスターを活用して「自立」についての話をしました。

ポスターには「宮城県民ひとり一人が健全な自立的人間であるか否かを反省し、また自覚するとともに家庭・仲間・地域の人々等で子どもの教育の在り方、及び生涯学習について考え、話し合い、夢を語る機会であり、その機会を「みやぎ教育の日」と称する。」と書かれてあります。

子供たちには難しいので、少し簡単にして、「反省」を「振り返り」、「自覚」を「気付き」として話をしました。

「みやぎ教育月間」は、宮城県の条例で定められているものです。6年生は社会科の学習で条例についても勉強済みで、話を聞いた後、「あ~それかぁ」と納得していました。

子供たちに「自立」って聞いたことある?と質問すると、言葉自体は、何となく聞いたことがあるみたいでした。ただ、その意味は?

そこで、5つのことを話しました。
①「毎日の生活リズムが整っている」
②「自分の考えを決められる」
③「働いたお金を上手につかえる」
④「社会(集まり)での責任がもてる」
⑤「男女がそれぞれを大事にできる」

子供たちへの問いで、小学生でも5つのことが出来るようになってきているけど、6年生は1年生よりもできることが多いのはなぜか?すると6年生から「経験があるから」とのつぶやきがありました。さすがの6年生です。

続けて、その経験は小学生のみんなは、どこでしていますか?3年生からは「教室」、5年生からは「学校」、そこから、みんな「学校」という言葉が出てきました。

学校は子供たちの社会的自立に向けて、日々担任の先生や周りの友達、保護者のみなさんや地域の方々に力を貸してもらいながら、毎日「自立」に向けての生活をしていることに子どもたち自身も少し気付いた様でした。

この11月を楽しく勉強に気持ちを向けた1か月になればと思います。

さらに、今日はサッカー教室がありました。
昨年度も来ていただいた、元なでしこJAPANの中田麻衣子さんです。

中田さんとの話の中で「失敗をしながら、成長することが大事ですね」との話題になり、子供たちの育ちのためには、失敗をさせないよりも、失敗を通して成長を促すことの大事さを短い時間で共有できたように思いました。本当に子供たちにとっての失敗は大事な経験です。

そして、サッカー教室です。


保護者のみなさんにも参加していただき、体を動かす楽しさと心地よさ、そして、同じ時間を共有していることが、とても良い時間であると、中田さんとも話をしました。

本当に楽しい時間を過ごせました。
中田さん、ありがとうございました。

月立子どもフェスティバルに向けて

今朝は、縦割り班での子どもフェスの話し合いをしました。
上学年の子供たちが、1年生から3年生の子供たちが楽しめる催し物を考えます。自分が楽しむのではなく、下学年の笑顔が生まれる催し物を想像を膨らませながら相談していました。

そこでも、やはり6年生の司会が上手で、最高学年の成長を感じました。
もちろん、先生方のアドバイスもあり、ワクワクいっぱいの子どもフェスになりそうな予感をしています。当日は、おうちの方々も足を運んでいただき、子供たちを励まし、支えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

上学年が子どもフェスの話し合いをしている時に、2年生が給食センター見学の準備をしていました。

新城小学校の2年生と合同での見学会で、そこで月立小学校の紹介があり、その練習をしていました。1年生と3年生に向けてのリハーサルで、タブレットを使って上手に発表をしていました。3年生からも、良かったことと、もっと良くなるために…の提案があり、1年生から3年生も学び合う姿が見られ、これが月立小学校の良いところ!と心でつぶやきました。

2年生の見学の様子も、担任の先生から様子を聞くと、とても落ち着いて見学して、学校紹介も、臆せず堂々と発表していたとのことでした。

給食センターの方々への質問も、見て、聞いて、感じたことを質問して、2年生のお手本となるような時間になったと喜んでいました。本当に3年生に向かって育ちを感じる2人です。

6時間目は委員会活動があり、2つの委員会ごとに活動をしていました。

今週は、週末に焼きいも軽トラ市があります。保護者の方々のお力を借りての活動です。どうぞよろしくお願いいたします。

おかえりなさい

6年生のみなさんが帰ってきました。

表彰を受けた会場の舞台を見ると、その豪華さを感じられずにはいられません。


本当に貴重な体験をしてきたものと思っています。

その6年生が報告に来ました。
表彰状と記念盾を授与され、6年生から感想を聞きました。

感想の多くは、会場の豪華さに驚き、東京という八瀬とは違う景色やそこで生活を営んでいる人がもっている価値観の違いなど、学校では学ぶことのできない体験をしてきたものと感じています。

学校での学びは頭でっかちになりがちです。そこを現実(リアルさ)に足をつけながら、バランス良く深みのある知識に練り上げるのが体験活動です。その体験活動を脈々と受け継いで来たのが蚕の学習であり、月立小学校の様々な体験活動です。

そして、様々な人とのふれ合いがその原点であることも忘れてはならないと思います。

今回の6年生が感じた、これまで感じてきた価値観と、ひとつ外の世界に触れた価値観の違いを、1年生から5年生まで伝えて欲しいと思います。

そして、これからも月立小学校が受け継いで来た体験活動と人とのつながりの中で、子供たちを育てていきたいと思いました。

12月の参観日は、今回の報告会を予定しています。6年生のみなさんの発表を楽しみにしたいと思います。

 

おまけ

低学年に行くと、釣り堀がありました。

遊ばせてもらいました。

 

みやぎ教育月間~蚕の学習の表彰~

2学期に入り、早いもので1か月が経ちました。

宮城県は11月を、明日のみやぎを担う子どもたちを育むため、家庭、地域、学校が連携して教育の充実を図ることをめざして「みやぎ教育月間」としています。そして、11月1日を「みやぎ教育の日」としています。

今日、11月1日に6年生は、これまでの蚕を活用した学習が評価され、東京で表彰を受けています。月立小のこれまでの取り組みの素晴らしさが評価され、喜びいっぱいの11月がスタートしました。

6年生の姿が無く、少し寂しさがありました。
1日の始まりは鹿踊りの練習です。いつもなら6年生が声を掛けて始まりますが、今日は5年生が練習を引っ張っていました。ほんの少し、来年が見えた感じもしました。

ただ、6年生という先輩の姿は頼りになっていたのが、今日はよく分かりました。
何でもそうですが、先輩がいるうちは何となく安心感がありますが、いざ、自分となる緊張感が5年生の姿からも感じ「6年生ってすごいなぁ」と改めて思いました。

6年生が帰ってきたら、旅の話を全校に聞かせてほしいと思います。

花壇の植え替え準備

業間に花壇の植え替え準備をしました。

夏から秋を彩っていたマリーゴールドやサルビア等の花々に感謝しながらの活動です。

縦割り班ごとに分担された場所を整理していきます。

みんなで次のお花を植えるのを楽しみにしたいと思います。

ようこそ先輩~ありがとうございました~

2日目の職場体験が始まりました。

だいぶ慣れてきた様子で、今日は一緒に縦割り活動に参加してもらいました。

給食も一緒に食べました。

慣れることの大切さは、言うまででも無く緊張が続くと、それ自体がストレスになります。ただ、業務を正確に進める、安全に進める等にはストレスが良い刺激となることもあり、そのバランスの取り方を経験的に学ぶ機会が職場体験にも含まれていますね。

月立小学校の子供たちも、いろいろな経験をしています。どこの学校よりも発表する機会も沢山あり、物事に触れる時間も多くなります。そのよさを生かしながら、これからも保護者の皆さんや地域の方々とのつながりの中で、子供たちの活動の中での子供たちの強さ、つきだての「つ」の強さを育てて行きたいと思います。

職場体験の最後は、中学年からの手作り感謝状を贈りました。

小学生にとってもとても良い2日間になりました。

新月中学校の頼もしい先輩方!ありがとうございました。

先輩方のこれからを応援しています。

職場体験~新月中の2人を迎えて~

25日~26日の2日間、月立小学校を卒業した2人が職場体験にやってきました。

朝の全校集会で、ひと言あいさつをもらいました。
2人とも、一緒に活動する事を大事にしたい思いを発表していました。

1時間目から、それぞれの学級に入り、担任の先生のお手伝いをしてくれました。


勉強のアドバイスもしてもらいました。

とても丁寧に対応している姿に「やっぱり中学生だな~」と思いました。小学生は「○○先生」と呼んで、親しみをもって話をしていました。

5校時目は、6年生の教室で「ようこそ先輩」の授業をしていました。
中学生2人からは、中学校の勉強の大変さの話もあり、一生懸命に試験勉強をするようにとのアドバイスもありました。

リアルな話です。

そして、1日目が終わりました。

今日は、緊張感の中での体験で、疲れたことと思います。
ゆっくり休んで、また、明日、元気に小学校での職場体験を楽しんでほしいと思います。

中学生の2人の先輩、ありがとうございました✨

読み聞かせタイム

こだまステージ発表会が終わり、1日の休みを過ごしての登校となりました。

子供たちに、発表会での頑張りを伝え、その感想を聞きながらの1日に始まりでした。

ご家庭で録画した動画を見たことや、褒められたこと、出掛けたことなど、よい時間を過ごしたのだと思いました。ありがとございました。

そして、今朝は読み聞かせでした。

低学年では、紙芝居を読んでいました。


今回は、読み聞かせにプラスして、手遊びをしました。
「権兵衛さんの赤ちゃん」です。子供たちの中には「やったことある」「なつかしい」と言った感想もあり、その当時の事を思い浮かべながら遊んでいました。


中学年は、本の読み聞かせにプラスして、チャレンジ!新聞クチャをしていました。


新聞紙を片手のみで、丸くするチャレンジです。コツをつかんでしまえば、何でもない動きですが、利き手ではないほうが難しいです。

高学年は、物語の読み聞かせでした。

読み聞かせは聞く活動ですので、子供たちに言葉が入って行く時間です。
入った言葉は同じでも、受け止めた側はそれぞれです。同じ感想を持ったかも知れませんし、違うかもしれません。その同じ、違いを感じながら、自分のこれからに役立てて行くことが読み聞かせの時間の大切な所です。

もう一つが、読み聞かせで来ていただいた3人の先生からの様々なメッセージです。世代も違えば、思いも違います。その違いの中から、優しさという温かさを感じ取ることで、子供たちのこれからを支える標のひとつになります。

世代間がつながっている月立地域のよさを生かした活動を、これからも大切に守って行ければと思います。

読み聞かせボランティアの先生方、ありがとうございました。

こだまステージ発表会

今朝の気温は3℃


ひんやりとした体育館で始まった発表会でしたが、終わりには温かい拍手に包まれ、子供たちは、地域の方々や保護者の皆様方に、本当に大切にされていることを感じていました。

開演前の準備の時間です。

衣装を身につけ、気持ちが少しずつ高まりますね。

開会のことばから始まり、月立こども神楽、目黒のさんま、月立保育所のみなさんのスーパーマリオブラザーズ、ミュージックワールド、ガヤガヤッセの国、閉会のことば…と子供たちの頑張りがはっきりと見えた時間でした。

「開会のことば」

「月立こども神楽」

「群読落語 目黒のさんま」

「これからもよろしくね☆」月立保育所

「ミュージック Worlds」

「世界でいちばんやかましい音~ガヤガヤッセバージョン」

ここに来るまでには、それぞれの学級での子供たち同士の話し合いがあり、アイデアがあり、挑戦があり、それを支えていた先生方、おうちの方々がいました。そのひとつひとつの積み重ねが、今日の姿になったのだと思います。みんなの力です。 

そして、多くの皆様にお集まりいただいたことも、子供たちの励みになっていたのは間違いありません。みなさんに見てもらっていることそれだけで、子供たちを勇気づけていただきました。

また、月立保育所の3人のお友達も、大きな舞台を経て、ひと回り成長したように見えました。

保育所の所長さんからも「小学校の子供たちも、この前と違ってより良くなりましたね」とのお話がありました。

この地域のつながりという「絆」が、子供たちの育ちをよりよくさせているものと考えています。そして、人と人とのふれ愛(合い)があって成り立つものと思います。

これからも、月立小学校の子供たち16人だけではなく、月立保育所、新月中学生も含めて、地域の子供たちを応援していただければと思います。

さらに、発表会終了後の後片付けまで、保護者の皆様、地域の皆様にお手伝いいただき、教職員全員、ありがたく、感謝しております。

今日のこだまステージ発表会、本当にありがとうございました。

子供たちの笑顔が、何よりの宝物でした✨

芸術の秋~本番まで12時間~

今日の体育館は、いつもよりグッと寒さを肌で感じています。

そんな中でも、明日の本番を楽しみにしている子供たちの姿がありました。
ステージでの練習を見ると表現することの楽しさを味わっている姿があり、この姿の原点は、小学校入学前の保育所などの幼児教育にあるんだろうなぁ…と感じていました。

そして、練習の中には先生方の姿があり、より良くするための道筋を見せながら、上手くいったところを褒めて、笑顔で返してくる子供たちの表情から先生方も力をもらって、その繰り返しで、表現力も、豊かな心もお互いに響き合って高まっているものと思っています。これが「師弟同行」ですね。

本当に明日が楽しみになります。

 

今朝の高学年の朝の会では、担任の先生から明日に備えての心構えと今日一日の過ごし方の話がありました。今週は、ずっと学校の生活が続いていることから「疲れ」が心配であることですね。やはり、健康があっての発表です。特に6生は最後のこだまステージ発表会ですから、小学校生活の思い出のひとつにして欲しいと思っています。

ほかの学年も、それぞれの時間の過ごし方で、ゆっくりとした時を過ごしていました。

5校時は、4年生以上の子供たちで会場準備をしました。

整った会場を見ると、明日が待ち遠しくなります。

マチコミでもお知らせしましたが、会場は寒いと予想されます。暖かい服装と膝掛け等をお持ちいただければと思います。

では、12時間後の開演となります。
月立小学校の体育館で、お待ちしております✨

高みを目指して

日曜日のこだまステージ発表会の公開に向けての最後の仕上げの練習が始まりました。

児童公開が終わった後に、全校で感想の伝え愛♡(合い)をしました。
自分の学級以外に向けての感想発表で、それぞれが自分の感じたことを話していました。

今回の発表は「○○年生から…」ではなく、順番を決めないフリーで行いました。

子供たちの中には、友達の発表を聞いて、それをモデルにしながら発表する事も多々あります。そこには一人一人の心構えの作り方があり、そのタイミングを自分が知ることも、これからの自分の学びの中では大切です。

子供たちの感想からは「本当にサンマを食べたくなった」「踊りが良かった」「表現がさすがだと思った」など、お互いのよさを認め合って、素直に伝えられる言葉をもっている子供たちであること感じました。

先生方も伝え愛♡です。

小学校の先生から保育所のみなさんへのメッセージを送り

保育所の先生から小学校の子供たちへメッセージをいただきました。

そして、保育所の子供たちからは、お礼のプレゼントをいただきました。

  

今日の練習は、いろいろな振り返りをした後の姿でした。

担任の先生方にも褒められ、お互いの称え愛♡(合い)があり、その肯定された思いが、より良い姿をさらに求める気持ち「高みを目指して」となります。

日曜日のこだまステージ発表会では、子供たちの生き生きとした姿が見せられるように、残り1日を大切にしたいと思います。

おうちの方々には、子供たちの頑張りや活躍を称える大きな拍手や声援の準備をお願いします✨

ランチタイム

児童公開の後、月立保育所の皆さんと1・2年生の皆さんとのランチタイムです。

あと半年後には、1年生としてお迎えする大事な保育所のお友達です。
1・2年生も、小さい保育所の3人が来たことで、立ち位置の変化に意気揚々と給食時間を過ごしていました。

立場が子供たちを成長させる姿を垣間見た時間になりました。
小さい子供たちの面倒を見ようとする気持ち、上級生として頑張らなければと思う気持ち、その気持ちの変化が、言葉遣いや行動を自分から変化させている姿となり、来年度が楽しみな子供たちです。

保育所の所長さんとも「お互いに子供たちに良い影響を与え合っていますね」との話題にもなり、幼保小の連携の大切さを改めて思いました。

小規模のよさは、小回りが効く所と考えています。平均化された学校や地域の姿も知りつつ、その地域やそこに住んでいる皆さんの知恵と力を最大限に生かしながら、子供たちの可能性を広げたり、高めたりしていきたいと思いました。

これからも保育所の皆さんと力を合わせた、協働的な活動を楽しんで参りたいですね✨ 

おまけ

児童公開の集合写真です✨

とても良い笑顔ですね(^_^)

 

→→→ 10/16記事「さおり織り」 Upしました。

こだまステージ発表会~児童公開~

こだまステージ発表会が近付いてきました。
今日は、その児童公開の日です。

今年は月立保育所のちびっ子のみなさんの参加もあり、にぎやかさを感じる発表会になる予感をしています。

演目は、全部で7つです。


オープニングを飾るのは、低・中学年です。これから始まる楽しい時間を迎えるのではなく、迎えに来てもらった感じを受けました。

次は、伝統ある塚沢神楽です。


短い時間の練習ではありましたが、予想していた完成度を超える演舞を見て、舞台に立つことの大切さを、改めて子供たちから教えてもらいました。本番も楽しみです。

校長挨拶では、月立保育所の3人のおともだちの名前を聞いてみました。
ドキドキすると思い、最初は低学年の3人にモデルとなって話してもらい、その後に、保育所のおともだち3人に話してもらいました。

緊張しながらも自分の名前を発表し、月立小学校のみんなの拍手に包まれました。

そして、低学年の群読落語「目黒のさんま」です。話を聞いているだけで、サンマを焼いている光景が目に浮かび、匂いが漂い、見応え、聞き応えがありました。

次は、かわいらしい月立保育所のみなさんの登場です。
あのスーパーマリオブラザーズの世界観の中での表現活動でした。PTA会長さんはクッパ大王、私もエキストラでワリオで参加しました。

保育所の先生方の手作り大道具・小道具があり、幼児教育の環境構成の大切さを感じていました。環境によって育ちが小さくもなり、大きくもなるのは小学校も幼児教育も同じだと思っています。保育所の先生方の子供たちの心を揺らしながら、自分で歩む力を育てていただいた子供たちを、小学校でその育ちの続きをさせていただく喜びも感じました。

次の中学年は、ノリノリの子供たちの動きに目を奪われました。見ているだけで心ウキウキでした。

やはりトリを務めるのは高学年の朗読劇です。国語の教科書の物語を高学年の創作をいれた作品にしました。

安心して見られる所が、高学年らしさなのだと感じました。そして、担任の先生と一緒に創り上げているからこそ、安定感が見える劇になっているのだと思います。そして、閉会の言葉があり、自分の感じたことや思ったことを素直に伝える姿を下級生に見せられることも児童公開の役目のひとつなのだと思いました。

おうちの方々に披露するまでの、残された少しの時間を大切にして、子供たちの満足感とおうちの方々や地域のみなさんの、「あ~月立小の学芸会(こだステ)、本当によがったね✨」と感じられるように仕上げて行ければと思います。

仕上がりまで、あと3日、お待ちください。

さおり織り

今日のクラブ活動は「さおり織り」です。
昨年度と同じ山岸先生に教えていただきました。

実際に織りを進めると、手際よく織っていく姿に驚きました。タンタンと織って作品に仕上げていきます。

子供たちの夢中さは、その活動と作り上がっていく面白さにハマっている状態で、これが学びであると感じました。そもそも子供たちは「夢中人」ですから、どんどんハマらせて、そこから全てを広げて行った方が良いのかも知れません。もちろん、後から学習したことが結びつく事もありますね。

1時間という時間では、思う存分に製作するところまでは至らなかったと思いますが、さおり織りの面白さには十分触れられたものと思いました。

人の五感は大事なセンサーですから、織機に触れて、糸ごとの手触り感や張り具合、色合い等、デジタルでは味わえない事柄が沢山あります。幼少期や児童期の五感に働きかける環境はとても大切だと感じています。

タブレットやスマホはとても便利ですが、やはり使い方が大切で、子供たちのバランスの良い育ちとなるように、学校もご家庭も含めた環境を考えて行かなければと思います。

これからも、子供たちの五感に働きかけながらの活動を考えて行きたいと思います

和食給食~タイムスリップ 江戸時代~

気仙沼市中央給食センターの栄養教諭の岩渕 鈴先生と一緒に、和食給食を通して日本の食文化についての勉強をしました。

今日の給食は「江戸時代」の食事です。
6年生は社会科で歴史の勉強を学んでいることもあり、勉強の重ね学びができる機会にもなりました。

日本は畳文化があり、最初は畳の上に給食を用意しようと思ったわけですが、おうちの方から特別お膳を貸していただくことになり、一気に江戸にタイムスリップし、子供たちの実感の度合いが高まった中での学びとなりました。

鈴先生からは、お箸やお椀の持ち方を教わり、マナー違反とされている「嫌い箸(きらいばし)」や、お椀をもって食べることの意味も教えていただきました。

そして、実食です。

今日のメニューは、「麦ご飯、呉汁、鯖の塩焼き、即席漬け」でした。いろいろな知識も一緒に取りながら食べると、口に運んでいる食材の感じ方が変わり、食という文化の再発見の中での食事となりました。

そして、久しぶりの全校での給食時間となり、特に低学年は、みんなで食べることの楽しみも含んだ給食時間となりました。

毎日の食事ですが、「人は一生で何食食べられるのか?」を考えると、「1日3食×365日×人生80年=約8万8000回」と言われます。1年生は、3食×365日×7歳=7,665食、6年生は、3食×365日×12歳=13,140食となります。給食時間は、その3分の1ですので、その意味は大きくなります。

これからも、給食時間を大切にしていきたいと思います。
そして、今回の江戸時代の雰囲気作りのための「お膳」を貸していただき、ありがとうございました✨

おまけ

三陸新報の取材を受けました。新聞でその様子もご覧いただけますので、お楽しみにして下さい。

さつまいも掘り

秋の恵みを感じずにはいられない活動が「さつまいも掘り」です。

苗植えの時は、小雨の中の活動でしたが、今回の芋掘りは晴天!
月立保育所のみなさんと一緒に、気持ちよい芋掘りでした。

 今回は中学年のサポートもあり、低学年の時の経験が生きた心強いみなさんでした。

保護者のみなさんとこだま隊のみなさんのお手伝いも強力で、本当に助けられています。そして、kazuhiro-sanや、おてんとう様のお陰で、大収穫になったと感謝していました。

1か月間の熟成を経て、軽トラ市でのお裾分けとなります。

今年も、おいしいサツマイモになりそうです✨

火災避難訓練

朝夕に寒さを感じる事も多くなり、暖房をONにする時期が近付いてきていますね。

学校では、空気が乾燥し、火災発生が心配されるこの時期に、火災避難訓練を行います。今回も気仙沼消防署古町出張所の署員の方々に、子供たちの避難の様子を見てもらい、そして、消火器を使った模擬消火訓練と煙体験も行いました。

校舎内の火災発生を想定し、校庭南側に避難しました。
「お・は・し・も」を守りながら、短い時間で避難できました。

その後は、消火器の使い方を学びながらの消火訓練です。
練習用の水消火器を使って、4年生以上の子供たちが実演しました。

隊員の方に、使い方の指導を受けてから、いざ、実演です。
みんな落ち着いて火元に見立てた対象物に水を当てることができました。

その後、消防車と救急車の見学をしました。

本物に出会うことのよさは、「本物」ということ自体に大きな意味があります。デジタル化が進み疑似体験できる仕組みはありますが、自分の五感を使っていろいろなことを感じ、その「すごいなぁ」と印象にもつことが、子供たちの未来作りのきっかけに大きく影響を与えているものと思います。座学だけでは足りないものです。

そして、煙体験です。

安全な煙であることの説明を受けた後に、姿勢を低くすることや壁伝いに避難すること等、目の前が煙で見えにくい状況でも、避難する方法を教えてもらいました。

煙の中は、本当に前が見えず、この様な状況に至ったら慌ててしまうことを考えながら、子供たちの避難行動を見ていました。

最後は、みんなで振り返りをしました。

古町出張所の所長さんから、火事を発見したら「火事だ!!」と周りに知らせることで、人が集まり、初期消火活動や避難行動が動き出すことや、自分の命は自分で守る大切さを教えていただきました。

6年生の代表の挨拶では、消防隊のみなさんも命がけで働いて、私たちを守っていただいている事への感謝を伝え、避難訓練が終わりました。

質問がある子供たちは、少しの時間をいただいて興味・関心があったことや疑問に思ったことを質問していました。子供たちの心を揺さぶった体験活動だったと感じています。

やはり、直接体験を伴う学習の強みは、子供自身が自分から動き出す姿にあります。その姿を創り出すことが、学校の良さです。

低学年は、大人に与えられた動線をなぞる練習をして、中学年からは、自分から進んで動線を創り出していき、高学年は他の動線も眺めながら、自分らしい動線を見つけ出していく…そんな歩みが子供たちを大きく育てていくものと、今日の子供たちの姿から学ばせてもらいました。

いつもながらではありますが、八瀬地域は他にはない直接体験が出来る教育素材が沢山あります。その素材を生かして地域のみなさんと子供たちの良さが引き立つ活動をしていきたいと思います。

開校記念の集会

始業式の後に、開校記念集会をしました。


本当であれば10月1日の開校記念日に集会を行う予定でしたが、お休みが多かったこともあり、延期していたものです。

長く、長く、長い年表を作り、「謎解き、開校記念特集」と題して、子供たちには謎解きをしてもらいました。

まずは、資料の年表を見て、どんな事が書かれているのかを読み取ることから始めました。

いつも使っている教科書にもいろいろな資料がありますが、慣れてしまうと読み取りがおろそかになります。つまり、刺激がない状態であると、頭の中の動きも鈍くなります。

ちょっと頭を使う謎解きでした。

年表には西暦がありますので、開校年月日と今の年月日があれば、月立小が何歳であるのか分かります。そこをどうやって見つけるのかが謎解きの鍵になります。

まず、謎が何であるのかを予想し、その答えを聞いてみました。もちろん「お手上げ」もOKです。最初に1年生から聞いて、2年生が謎が何であるのかを当てました。それから、3年生、たぶん…謎の問題はこれでしょ…と当てました。

それから、6年生、謎の問題と答えを言い当てました。さすがです。

資料に何が書かれてあり、開校記念日の問題として何が出されるのかという想像力がないと、今日の謎解きは出来ません。初めての謎解きに出会って、思うようにならない姿もありましたが、それも学校だからよしとします。ただ、これが今求められている子供たちに必要な力です。困難な問題に出会った時、どうやって乗り越えるかです。

そのためには、毎日の学習が「謎解き」でなければなりません。攻略方法を教えてもらい、それを活用して、挑んでいく…よい姿になります。

最後には、年表に月立地区の102歳の大先輩が生まれた元号を見つけて、月立小学校の伝統を守ることの大切さに、みんなでうなずいていました。

開校記念の日の児童代表の言葉は、もちろん6年生が作文発表をしました。


月立小の3つのよさについての発表では、「みんなが優しいこと」「学校がきれいなこと」そして「伝統を受け継いできたこと」でした。これまでの先輩方が大事にしてきた伝統を、自分たちも引き継いでいくことの大切さを発表しました。

年表を見ただけでも、100年単位の継承がなされてきたことが分かります。
すごい事です。

ぜひ、おうちの方々も、地域のみなさんも、長く、長く、長い年表を見に来ていただければと思います。そして、子供たちが挑んだ謎解きへの挑戦を待っています。

「私までお声がけ下さい。お相手いたします。」

おまけ

今日の昼清掃では、全校でこだまステージ発表会に向けての体育館掃除をしました。

1年生から6年生まで、自分たちのお掃除分担計画にそって、一生懸命に体育館をきれいにしていました。やっぱり、6年生の先輩の存在は大きく、頼りになる姿を下級生に見せてもらっています。

6年生に感謝です。ありがとうございます✨

第2学期始業式

今日は雨上がりの朝になりました。
月立小を囲む山にうっすらと霧が見えました。


「秋の霧は晴れの兆し」と言われ、簡単に言うと、高気圧がやってきて地表が冷えた結果が朝の霧となって、日中は晴れになります。

すっきりとした青空が見えて、気持ちよい2学期のスタートになりそうと思いました。

バス登校のみなさんを迎えて、月立小OBの中学生を見送り、1日がスタートしました。


みんな元気そうで、まず1つ目の嬉しさになりました。

 

多目的ホールに行くと、低学年が歌を歌っていました。

集まっている中学年も座りながら、一緒に歌っていました。

 

2学期の始業式には、16人全員が集まり、子供たちの顔を見ただけで嬉しくなります。

2学期は3月までの長い期間になり、それは、6年生は中学生になること、1年生から5年生までは次の学年への準備期間であることを話しました。その中で、話し言葉、読み言葉、聞き言葉など「言葉」を大事にすることと、言葉を鍛えるトレーニングをすることも話しました。

立場が変われば言葉も変わります。特に6年生は最高学年から中学1年になります。そこにはマナーがあったり、相手を敬う言葉があったりもします。気持ちを正しく受け止めたり、伝えたりすることも大切になることも一緒に話しました。

もう一つは「目」です。「目は口ほどにものを言う」と言われるように、言葉と目がコミュニケーションでは大切になることも話しました。

児童代表は6年生が発表しました。

よい結果を求めすぎる余り、気負ってしまうことがあった反省を踏まえて、結果よりも、その過程を大事にしたいことを話していました。全くその通りですね。結果は良くも悪くもその時の一瞬ですが、そこまで至る道のりこそが、自分の力になります。後悔しないように、自分の歩む道を一歩ずつ足跡を残す事が大切と改めて教えられたような気がしました。

校歌を歌って終わりました。

3月までは長いようですが、あっという間です。16人の子供たちが3月に「いい1年だったね」と振り返ることが出来るように、全力で担任の先生方と一緒に子供たちを育てていきたいと思います。

まずは、今日を元気に迎えられた事に対して、おうちのみなさんに感謝しております。


ありがとうございました✨

秋休み

3連休後の秋休みです。

秋の天気は変わりやすいもので、日曜日の青空は過ぎ去り、今日は雨降りの1日でした。

雨の日ではありましたが、雨粒がしたたるホウセンカもアサガオも、その透明感に清らかさを感じてしまいました。いいものです。

雨の日は、澄みきった空と同じように、そのものの美しさに出会う瞬間にもなりそうです。見る側の心構えですね。

校庭では、ブランコの下に出来た水たまりで、カラスが行水をしていました。

浅い水たまりでスズメがかわいらしく水浴びしているのは見たことがありますが、カラスの水浴びは、本当にバシャバシャと水浴びを思いっきり楽しんでいるように見えました。見ている方が気持ちよくなってしまいました。

そんな雨降りでしたが、図書整理ボランティアの皆さんが大粒の雨の中でしたが来校していただきました。いつもながら、Teaタイム(おじゃっこ飲み)に招かれました。

雨降りの話から、ソバ刈り取りが雨で延びたことや葡萄摘みの話題、AIの話もあり、多岐に渡っての話がポンポンと出てきて、楽しい時間でした。
ありがとうございました✨

いつも読み聞かせで、子供たちに本を読んでいただいていますが、私の方からは、子供たちへ「今日のひとりごと」というきっかけで、様々な話題にふれさせて欲しいことをお伝えしました。

今日のAIの話では、生成AIで作成された情報が基になって間違った痛ましい結末になることも話題に出ていました。

子供たちのこれからの社会では、AIの情報と自分がもっている情報とで判断することになり、その自分がもっている情報は人生経験や教訓が混じっていた方が、最終局面で歯止めが掛かかるきっかけになることも共有できたTeaタイムでした。有意義な時間でした。

「ソーシャルボンド」と呼ばれる社会的絆の中に子供たちがいる限り、様々な価値観の中で子供たちが育ちます。その価値観をおうちのみなさんや地域のみなさん、そして私たち教職員も力を合わせて、月立小の子供たちをみんなで育てていければと思っています。

明日から2学期が始まります。


これからも、どうぞご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

第68回新月地区市民運動会

今日も、さわやかに澄み切った秋空に恵まれました。

月立小を含む新月地区は、本当におてんとう様に守られて、晴天の下での運動会が始まりました。
開会前には、月立小学校の地区の皆様にもご挨拶をさせていただきました。

今回の運動会は、コロナ禍と天候による中止を含めて5年ぶりの開催とのことです。本当に久しぶりの開催で、運営の方も大変との話を聞きました。

月立小学校区の地区の皆さんも参加していました。地区の列を眺めると月立小の小学生の姿もあり、嬉しくなりました。

全体的には、小学生の参加は少なく、貴重な小学生の参加者です。

紅白玉入れには、月立小の参加者として頑張って玉を投げ入れている姿があり、「がんばれ~」と応援しました。学校での経験が生かされていた姿でした。

その他にも、大人の4人一組でボールを運ぶ競技や「短距離王」という走競技がありました。

年少さんのかわいらしい姿もありました。

そして、運動会の最後は「はまらいんや」と「気仙沼音頭」でした。

以前(八雲神社の前夜祭のブログ)にも書き込みましたが「はまらいんや」と「気仙沼音頭」は、世代をつなぐきっかけになるものと改めて思った所です。今日の場所で、子供たちも知っていたらみんなの輪に入るきっかけになると思いました。

閉会式では地区のプラカードをもって先頭に立っている姿があり、これも市民運動会のよさであると感じました。

久しぶりの運動会ということもあり、ゆったりとした時間の中で、新月地区の皆さんの楽しんでいる笑顔にふれることができ、気持ちの良い運動会に参加させていただきました。

この新月地区のよい雰囲気をこれからも大切に出来るよう、月立地区の皆さんと一緒に学校という場所を通して力を注ぎたいと思います。

運動会の開催に関わった実行委員の皆様を含め、今日、参加した方々に感謝したいと思います。

ありがとうございました。

1学期終業式

今日は1学期の終業式でした。

今朝はバスで登校するみなさんを迎えにバス停まで歩きました。

ススキと青空の景色が気持ちよく、季節の移り変わりの早さを感じ歩いていると、次は稲刈りの終わった田んぼにキジの姿が…落ち穂をついばんでました。あっ!肝心なきびだんご…忘れた…と思いました。

新月中学生と気持ちよくあいさつを交わし、ちょっと雑談をして3人を見送りました。

3校時目の多目的ホールに集まり、4月10日に始めてあった子供たちの姿を思い出すと、一人一人の成長を感じていました。

私の方からは、国語の物語文を勉強する時に「気持ち」を考えていた6年生の授業を例に、言葉の大切さを話しました。

子供たちには、日々の会話も頭の中で「文」に直していることと、その文は言葉の集まりであり、その言葉は友達や周りの人を嬉しくさせたり、喜ばせたりすること。一方で、相手を悲しませたり、嫌な思いにさせたりすることにもあることを話しました。

その言葉を豊かに使うためには、言葉を沢山覚えていることが必要で、いろいろな本を読んで言葉を増やすことが大切であることも話しました。

1学期を振り返っての作文発表は、2年生と4年生の代表から1学期の出来たことと2学期に頑張りたいことの発表がありました。

それぞれの発表を聞くと「ウンウン、そうだよね」とうなずける姿が思い出され、日々の瞬間の大切さを改めて思い、その瞬間を出会えた喜びも感じていました。担任の先生方は、学級の子供たちのその姿に日々ふれることができ、うらやましく思いました。

短い秋休みですが、11日(水)の2学期始業式に向けて、ゆっくり心と体を大事にして、元気に会いたいと思います。

おうちの皆様には、4月から今年度が始まっていますが、その4月を迎える3月下旬の春休みから子供たちの健康と気持ちを整えていただいたものと思っておりました。さらに、今年度が始まってからは、日々の生活、行事に向けて支えていただき、そして、様々な活動に参加していただき、今日までたどり着くことができました。本当にいただくことが沢山あり、教職員全員で感謝している所です。

すぐに2学期が始まりますが、今後も月立小学校の子供たちの教育活動を支えていただければと思います。

本当にありがとうございました。

おまけ

休み時間に、久しぶりに校庭で遊んでいる姿がありました。
外で遊ぶのも楽しいものです。

給食時間の低学年では、力試し問題に挑戦していました。

まだ、勉強していない所の問題を出して見ると…何とか今もっている全部の知識を働かせて答えを見つけていました。地味な時間ですが、この積み重ねが2年後、3年後、4年後の本物の力に育つ手応えも感じて、子供たちの姿にワクワクしています。そして、帰りの会の前の荷物準備をしていました。

中学年は、帰りの会が終わった所でした。

高学年、また明日の挨拶の瞬間に間に合いました。

本当に、高学年には学校を引っ張り、支えてという二足、様々な三足のわらじで頑張ってもらいました。さすが学校の顔の6年生です。

改めて月立小の全校の子供たちには、一緒に歩むことが出来た感謝の気持ちしかありません。
16人のみなさん、ありがとうございました✨

今日の話題~だまっチャ・塚沢神楽~

昼休みに、またまた「だまっチャ」で遊んでいる子供たちがいました。昨日とは違ってペアを作って対戦しようとなり、トーナメントでの戦いになりました。

一見、簡単そうに見えますが、なかなかお手玉を点数の上に置くのが難しく、得点が取れない場面も沢山ありました。

低中高の学年が一緒になってゲームするも、高学年が調子に乗っていると、低学年がたしなめることもあり、立場が逆転することも…。それでも、高学年は素直に思いを受け入れて改める姿に、どの友達も大事にしている気持ちが伝わってきました。とても良い姿でした。

5時間目、高学年は塚沢神楽の学習をしました。

教えていただくのは、chiba-sanです。
いつもなら、すぐに神楽の動きを教えてもらうのですが、今年は塚沢神楽の歴史から教えていただきました。

ルーツをたどれば、一関の山谷地区から伝わったもので、人から人に伝わり、月立の地に根付いたとのことです。その後、形が変わること無く今に伝わり、今日、子供たちに伝わり始めているのです。

本当に大切な神楽だと感じました。

こだまステージ発表会では、子供たちに伝わり始めた神楽の一端を披露します。お楽しみにしてください。

おまけ

中学年は、国語の勉強をしていました。

詳しく説明する言葉=修飾語の学習です。これは、子供たちの日常でよく見かける場面はスピーチです。必ず話した後に「質問はありませんか」と周りに尋ねます。その場面がもっと詳しく聞きたい部分で、逆に詳しく説明しなければならない言葉が必要となります。関連性を見つけて「あっ、そうなんだ」と子供たちの納得につながると、身に付きます。理解に伴う「納得」ですね。

高学年は、物語文の勉強をしていました。

前回の学習内容を映し出し、今日の勉強につなげて、登場人物の言葉から学習を深めていっていました。

ほかの友達の考えを聞くことで、自分の考えの際がはっきりとしてきます。

いよいよ、明日は1学期の終業式です。
まずは、みんなでいろいろなことが出来た喜びと感謝の中で、それぞれの目標の振り返りができればと思っています。

明日に向けて、Good Night☆

今日の話題~「だまっチャ」~

久しぶりにみんなで遊びました。

パラリンピックの「ボッチャ」をヒントに、お手玉での「だまっチャ」です。


昨日、少ない人数で遊べるものを考えて、今日はみんなでやってみました。

お手製のいいところは、子供たちのアイデアが生かせる所です。自由があると子供たちは創造的にゲームを作ります。自分たちでルールを作って、それを守って行きます。はみ出すと、当然、叱られます。

この子供たち同士で自ら創り上げていく姿こそが、今の求められている姿です。

今日は久しぶりに子供たちの笑顔が戻ってきた1日でした。

今週の金曜日は終業式です。みんなそろっての終業式になればと願っています。

早く、元気になって下さいね。

おまけ

低学年は、テストをしていました。学期末は振り返りの時間にもなります。

中学年は、歌の練習をしていました。

高学年は、こだステの準備です。分担して取り組んでいました。この力を合わせている姿が、

学校のいいところですね✨

音楽コンサート

今日はアーティストの皆さんが来校しての音楽コンサートの日でした。

芸術の秋にぴったりの催し物です。

拍手で3人のアーティストの皆さんをお迎えして、コンサートが始まりました。

最初は「小さい秋みつけた」です。音楽室に響き渡るソプラノの澄んだ歌声と、バリトンの深みある歌声の重なりもあって、月立小を取り巻く山々のこれからの紅葉を思い浮かばせてもらいました。

その後は、ソロでの歌を聴かせてもらい、ドイツ語やイタリア語、アレルヤ=神様への感謝を伝える歌が続きました。

ピアノソロでは、本来ならば静かに聴くのがマナーですが、ワークショップ形式での演奏を披露していただき、本当に粋な計らいの中で聴かせていただきました。子供たちにとって、一生の宝物になる経験だったと思います。

 

  

いよいよ終わりの曲は「乾杯の歌」を聴かせてもらってエンディングとなりました。

子供たちへの今日の出会いのプレゼントとして、こだステで歌う曲のアドバイスをもらいました。

オクターブを一気にかけ上がる音は、体を振らないで安定させて歌うことや、歌を歌う時の姿勢と笑顔が大事であること「キラキラした表情で歌うといいよ」とのアドバイスをもらって実際に歌うと、最初とは違う歌声を感じさせる仕上がりになりました。


子供たちの心に響いた素敵な時間であったと思いました。

今日参加した子供たちには、この貴重な時間を友達に伝えて、こだステでは歌声に笑顔をのせておうちの皆さんに届けられるように全校で頑張りたいと思います。

3人のアーティストの皆様、ありがとうございました✨

神無月

10月が始まりました。今日も澄みきった青空で、すがすがしい空気の中で始まりました。

通学路のコスモスの桃色も鮮やかで、秋の雰囲気を感じさせます。

今月は「神無月」とも言われ、全国の八百万の神様が出雲の国に集まり会議に参加するために、地方が留守になることからの言い伝えです。月立小の神無月の始まりは、先週に引き続き静かな学校でスタートしました。

低学年も、少しさみしさを感じる時間が流れていました。
そんな中でも、生活科の学習で作った、息を吹き込むと飛び出すおもちゃで楽しんだり、算数の学習で、きまりを見つけて答えを導き出す勉強をしていました。

高学年も同じで、今、目の前にあることに取り組んで、にぎやかさを待っている様でした。
もちろん、こだステの準備でできることを考えて、取り組んでいました。

やはり、全員がいないと、どこか調子が出ない雰囲気をみんなから感じます。そう考えると、家庭も学校も健康でみんながいることのありがたさに感謝しなければとつくづく思います。

早く元気になって、また、楽しい学校にしていきましょう。
待ってるよ✨

今日の話題~静けさ…中秋の名月~

すっきりとした青空で、今朝は気持ちよい朝でした。

フェンスの朝顔の葉っぱの形を見ると「♡」で、昨日のトランプ遊びが残っている感じがしました。

いつもの様に、子供たちの朝の挨拶を待っていましたが、鳴るのは「プルルルル」の電話の音でした。お休みの連絡です。

「おはようございます」との声が聞こえてくるものの、その声の数が少なく、静かな朝でスタートしました。

低学年の教室では、昨日の国語の勉強をしていました。お友達と一緒に勉強する「学び合い」をしていました。

そして、こだステの準備も…。

中学年もこだステの準備をしていました。

発表会で発表することも大切ですが、準備から参加する事で、様々な思いと演技が重なり合って、よい発表会になります。これが、準備は大人が全部やってしまうと、子供たちはいわゆる「お客さん状態」になってしまいます。とても良い時間でした。

高学年も台本作りをしていました。

こだステの全部が終わって、作文を書く時に、本番だけでは無く、その本番に至るまでのすべてを振り返りながら、6年生は小学校生活最後の発表が思い出になります。思い出の記憶は、感情と行為が重なり合うと強く残ります。良いことは良い思い出として、大人になった時「あの時、こうだったな~」となります。

その強く残ることを生かした勉強であれば、とても良い勉強になります。毎日の授業で、手を動かし、耳で聞いて、目で文字を追って…先生の心を動かす言葉があれば、良い学びにつながります。

午前中、静かな時間を過ごしているうちに、先生方と校医の先生と相談して、子供たちの健康があって、学校生活が成り立っていることを踏まえて、午後の下校を早め、中学年のお休みする期間を設けました。

子供たちの健康もそうですが、やはり大人の健康も大事であると思っています。

この土日と中学年のお休みの期間を、おてんと様からの「健康を大事にしてね」というメッセージと思ってもらい、ゆっくり休んでいただければと思います。そして、元気になって、また、楽しい学校生活となるように願っています。

今日は中秋の名月です。


今日の月は満月で、中秋の「満月」は、次回7年後とのことです。
7年後は、6年生は19歳、1年生は中2です。多分、あっという間なんでしょうね。

短歌に「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月(詠み人知らず)があります。これは、月ごとに月を見ており月を見る機会は多いが、月を見るというならこの月の月だろう…とのことです。

「月月の月」を眺め、秋の「恵み」を感じながらの中秋の名月、やっぱりこう思いました。

月立小から見える月、とてもきれいだなぁ。

今日の話題~スピード~

高学年の教室に行くと、今日はヨッシーとキノピオと、そしてスター☆


ちょっとした遊び心が、子供たちの気持ちに融和を働きかけ、一体感や帰属意識を高めていきます。ほんのちょっとのことが学級の力を高めて、子供たち一人一人の向上心にも影響を与えますね。

今日の遊びガチャは「トランプ」でした。
高学年で、前にスピードをしたとのことだったので、みんなでやってみました。


どうやってスピードを知ったの?と聞くと、担任の先生から教えてもらったとのこと。前にした時は、先生がナンバーワンだったと答えていました。勝負師で良いと思います。

そして、実際にやってみるとやっぱり面白く、高学年が下学年に教えていることもあり、楽しい時間を過ごしていました。

中学年は、ALTのショーン先生と英語の勉強をしていました。

明日は9月最終日です。
早いもので、今年も残り3か月です。
最近、気温の変化も大きく、体調を崩してしまう子供たちもいます。
今まで以上に、子供たちの健康に気をつけていただき、12月までを大切に過ごしたいと思います。
今後も、どうぞよろしくお願いいたします。

おまけ

放課後に、黒板のみぞをキレイにお掃除している姿を見ました。


誰に言われたことでは無く、進んで行うその姿に高学年の頼もしさを感じました。
誰もができることではありませんので、今日のその姿の君に「感謝」と「拍手」です。
ありがとうね✨

マジックショー

今日は、子供たちの感性を輝かせるマジックショーがありました。
仙台を拠点に活動している「翼」さんです。


石巻出身で、甲子園に出場したご経験もあり、その話題にも触れていただき、子供たちに目標に向かって取り組むことの大切さも話していただきました。

そして、月立保育所の皆さんにも声を掛けた所、一緒に見る機会にもなり、地域の子供たちの娯楽の時間になりました。

マジックショーでは、子供たちの「えー」「なんで?」「見たことある」などなど、自然に湧き上がる心の声が、歓声となってホールに響き渡り、その合間には大きな拍手に包まれる60分間となりました。

マジックショーに驚き、トークショーで笑いに包まれ、翼さんの世界に取り込まれ、包まれた時間になりました。

子供たちの心が揺れると自然に動き出します。
保育所の子供たちの姿を見ると、心が揺れた時には、後ろを向いて先生に話しかけて、ニコニコしながら会話を楽しんでいる姿がありました。言葉をつかっての対話がまだまだ難しい小さい子供の心を動かしながら会話する保育所の先生方の姿から、学校に入学してくる子供たちの心を同じように動かしながら子供たちを育てて行かなければならないと感じました。これからも、良い連携の中で、地域の子供たちを一緒に育てて行ければと思います。

保護者の方々にも集まっていただき、本当にありがとうございました。
そして、翼さんにも、とても楽しい時間を作っていただきました。

これからも、子供たちの夢をふくらませる時間を作って行きたいと思います✨

今日の話題~作文と算数~

高学年の教室に行くと「スーパーマリオ」が待っていました。


夏休み明けは、子供たちの作文や絵画作品の審査会があり、そのため、先生方の外出が多くなります。
いつも先生が導く学習も大切ですが、こういった機会は、これまでの先生との時間が生きて働くかを試す機会にもなります。
担任の先生は事前に準備をしていきますが、予定外の事に直面したとき、これまでの判断基準に基づいて子供たち同士で相談して乗り越えて行きます。その姿に、担任の先生の後ろ姿が感じられれば安心です。今日の高学年には、担任の先生の姿がしっかりと見え、日々、担任の先生と子供たちが通じ合っていることを感じました。

そして、今日の業前活動は「学習タイム」で、タブレットを使っての復習と予習に取り組んでいました。高学年にもなると、やること、為すことが素早くなり、頼もしさを感じます。

1時間目は「作文」で、それぞれの方法で、それぞれの思いを書き始めました。

作文は、思ったり、考えたりしたことを文字に起こしていく活動です。会話では、自分の思いを楽しく喋っていても、作文になると…。そこは、本を読んだり、同じ小学生の作品に触れたりすることで「文の定型」が見えてきます。読み聞かせも同じように、耳から文型が入り、書く活動を支える力になります。学校での読み聞かせも大事な時間になります。できる限り、直感が働く勉強へのシフトチェンジにつながる、日々の繰り返しを大事にしたいものです。

低学年は、算数の振り返りまとめをしていました。

勉強したこと(頭の中に入ったもの)を書くこと(外に出す)で、もう一度、勉強したことの整理の時間です。作文と同じで、直感が働く学びに育てるためには、この入力と出力が大切になります。学校は、その繰り返しです。

そして、雨模様だったので、遊びガチャをしました。

今日は「絵しりとり」となり、みんなで絵を描いて、楽しみました。タブレットもいいのですが、やはり、人と人とでガヤガヤするもの楽しいものです。

遊びガチャには、縄跳びやドッジボール、気仙沼音頭、ジンギスカンなど、誰かがやったことのある事柄が入っています。どれが出るのかは、これからのお楽しみです。

 

おまけ

芸術の秋です。

何かを作る事って、楽しいですね✨

今日の話題~三陸新報の取材・こだステetc.~

昇降口を見ると中学年がそろって入ってきました。
今朝は、ほんのわずかながら肌寒さを感じていました。子供たちも薄手の長袖を着ての登校で、秋の風になったのを感じました。

低学年教室前では、飼育箱のいきもの様子をみんなで確かめていました。
みんなで同じものを見て、どうだろう?どうだろう?と会話するのも楽しいものです。

そして、先週の金曜日の敬老帳の完成について保健図書福祉委員会の子供たちが三陸新報社の取材を受けていました。委員長が代表で取材を受け、完成した思いを答えていました。

低学年と中学年の合同音楽がありました。
こだまステージ発表会に向けての練習で、みんなで声と振りを合わせての練習をしていました。練習ではありますが、子供たちの笑顔と響く声で楽しさが伝わってきました。自分で好きな楽器を使っての表現も取り入れ、音を楽しむ姿に見ている方も心がウキウキしました。

3・4年生の教室に行くと、子供たちが書いた黒板メッセージがありました。4年生が書いたメッセージでした。その思いを聞くと、今日、中学年の教室に来てくれた先生方にお礼を伝えたいとの思いで書いたそうです。本当に、頼もしい4年生です。

図工の時間も一緒に過ごし、4年生は液体粘土を使った作品への色づけ、3年生は、カラーセロファンを使った、色とりどりの作品を作っていました。図工は、その作品作りにある面白さに触れると、たまらなく没頭できます。勉強は「面白さ」に触れると、忘れられない宝物なります。

9月も今週で終わりになります。いよいよ、来週からは10月です。
運動の秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、実りの秋…と、4月からの6か月間の力試しにもなります。10月からの6か月間は、春に向けての力蓄えにもなっていきます。

今日の中学年を見ても、やはり4月に出会った頃とは違い、心の成長を感じます。3年生から6年生が「ギャングエイジ」の時期となり、大人への反抗も見えて、それが成長の証ともいえます。この時期は、とても大切な時期になり子供扱いではなく、一人の人としての対応が必要となります。

小学校は、6歳から7歳になる1年生から始まり、思春期の入り口の12歳までを過ごします。その期間を、担任の先生とおうちの方々との協力と連携の中で、子供たちの育ちを支えます。いつもながら、失敗をしながら、自分の足跡を確かめて、新しい一歩を作ります。小さい一歩でも、足跡となります。その足跡をこれからも大事にして、「それでいいんだよ」という思いを伝えていければと思います。

いつもながら、何よりも大切なのは健康です。うがい、手洗い、しっかり食べて、よく眠って、元気な姿を見せてほしいと思います。

 

おまけ

当番に一生懸命と夢中な姿です。

 

敬老帳の完成式

今朝の集会は、敬老帳の完成式でした。

保健図書福祉委員会の司会で始まりました。

委員会の方から、みんなで作った敬老帳のお披露目と、作成に協力してもらったお礼の挨拶がありました。

学級の代表が、敬老帳づくりでの思いを発表しました。
敬老帳を読んで元気になって欲しいことや、きれいな字で書いたこと、全校のみんなの気持ちが届けば良いことなど、その子が感じた思いを発表していました。

全校の子供たちには、55号まで続いてきた伝統と同時に、敬老帳の作成を通して学ばなければならないことを中学年の作品で紹介しました。

その作品には「…おじいさん、おばあさんがしてくれたように、低学年の友達に優しくしてあげたいです。」と書かれていました。

それは、月立・八瀬地区の地域の皆さんの「子育て(人育て)」で大切にしている事が、子供に伝わり、その子供が同じように小さい子に接していく営みが、伝統として残っていることを表す文であったように感じています。今の社会に必要な「人とのつながり」の継承がしっかりと根付いている姿にも見えました。 

そして、自分が受けた優しさは、他の人に広げることが大切であることを子供たちに話しました。

これまで月立小を卒業した皆さんは、私が感じたことを脈々と受け継いでいるからこそ、学校に対しても優しく、そして支えていただいているのだと、子供の作品から教えられました。

これからも、思いやり=これは必要と思ったらば行動することの大切さを育てていければと思います。

地域のつながりを感じる、すてきな完成式でありました✨

今日の話題~黒板メッセージ~

今日は雨模様でした。

低学年の教室に行くと図工の作品が窓に飾られていました。
ちょっとだけ雨の憂鬱さが和らぎ、空間に浮かぶ作品の色彩の面白さを感じていました。

学校は、子供たちの想像を膨らませて、ものを生み出す創造の場所なんだとひとつの作品から改めて教えられました。

低学年の朝にお邪魔しました。
業前活動は読書でしたが、低学年の3人に「紙芝居読んでもいい?」と聞くと「いいよ」と答えが返ってきたので、まずは紙芝居を読みました。読み終えると「私も読みたい」と言ってきたので、読んでもらいました。

自分から「やりたい」ということは、心が動いたから出てくる言葉です。その言葉を出すために、先生方は、日々子供たちと話をして、思いを共有して、どんどんやらせて、成功と失敗があって、自分から学んでいける子供たちを育てたいと思っています。今日の朝の喜びは、この瞬間にありました。

紙芝居を読んでいる言葉、抑揚、声の大きさなどなど、本当に上手に読んでいました。子供たちの可能性を見つけ出し、そこをどれだけ伸ばせるかが、学校という場所と思いました。


そして、朝の会。1日のめあてを確認するとき、新しいめあてを付け加えました。それも、何かを生み出したい、子供たちの思いが朝の会に表れたのだと思います。そこには、担任の先生の子供たちの思いや願いを受け入れながら、毎日を過ごしている現れと感じています。
これからの月立小を支えて行く、すてきな低学年の3人です。

 

続いて、高学年の教室に行ってみました。
今日は、担任の先生が出張だったので、黒板メッセージがありました。

前回はアンパンマンでしたが、今回はちいかわです。本当にちょっとしたイラストですが、そこに含まれる担任の先生のメッセージの温かさを感じます。

5校時目は社会の勉強で、5年生と6年生それぞれが勉強していました。6年生は、自分の学習と友達と一緒になって勉強している姿があり、早めに終わるとタブレットで、ゲーム的要素もある学習アプリをしていました。5年生は、教科書を見て相談しながらの勉強タイムでした。

帰りの会も、いつもの様に進めて、1日が終わりました。

黒板には、高学年の子供たちからのReちいかわでした。

子供たちの心の優しさも感じた1日でした。

 

おまけ

合同体育の様子です。

からだを柔らかくする動きをしていました。