月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

着衣水泳

気仙沼消防署の署員様を講師にお迎えして、全学年で着衣水泳の学習に取り組みました。
着衣のまま水に入る体験を通して、水の事故時に落ち着いて行動し命を守る力を身に付けるとともに、浮いて待つことの大切さを学びます。

 

よろしくお願いします!

 

服や靴を履いたままプールに入ります。
「重い」「動きにくい」「変な感じ」
子供たちは、着衣だと普段の水泳と異なり、動きにくくなることを体感しました。

 

不意に川や海に落ちた時、一番よくないことは、慌てて暴れてしまうとすぐに溺れてしまいます。
落ち着いて浮いて助けを待つことが大事です。背浮きの仕方を教えていただきました。

 

ペットボトルなどの「浮き」になるものがあれば、それを使って浮いていられることも体験しました。

 

みんな一生懸命に浮き方の練習をしました。

 

溺れた人を見付けても、泳いで助けに行くことはせず、浮きになる物を投げ入れて助けるように教わりました。
ペットボトルを投げ入れる練習も行いました。

 

浮きになる物は、ボールやバケツ、ビニール袋など、様々な物が使えることも教わりました。

 

「ライフジャケット」が最も確実に浮いていられます。
水辺で活動するときは、大人が子供に着せてほしいとのことでした。

 

着衣水泳の学習を通して、水の事故に備えて、落ち着いて行動する大切さを改めて学ぶ機会となりました。
大変お忙しい中、御指導いただいた気仙沼消防署の署員様に御礼を申し上げます。

 

1~4年生 校外学習

今日は1~4年生の校外学習です。一関市の「猊鼻渓」と「風薫る乗馬クラブ」を訪問します。
隣県の自然に触れてふるさとの自然とのつながりを感じるとともに、動物とのふれあいや乗馬体験を通して自然や命を大切にする心を育てることをねらいます。

 

昇降口前で「いってきます!」
先日の野外活動のお返しで、5・6年生が見送ってくれました。 さすがチーム月立小!

 

バスの中では、3・4年が年長者としておもしろいクイズやゲームを企画し、1・2年生を楽しませてくれました。異学年活動の良さです。

 

猊鼻渓の舟下りは、船頭さんが竿でこぐ静かな川下りで、美しい渓谷の景色を楽しみます。

 

船頭さんが有名な断崖や奇岩を紹介してくださいますが、、、

 

子供たちが終始興味を示したのは、舟の周りを泳いでいるカモや魚たちでした。
餌をやるとカモが食べる姿を見て、子供たちはとても喜んでいました。

 

折り返し地点で記念写真をパチリ。

 

運玉投げもみんなでやってみました。陶器でできた小さな玉(運玉)を購入し、渓谷の岩にある穴めがけて投げ入れ、願いごとをする伝統的な遊びです。穴に入ると願いがかなうと言われています。
子供たちが投げた玉は穴には入りませんでしたが、職員が投げた玉の一つがみごと穴に入りました! 月立小のみんなの運気がアップしたことでしょう。

 

その後に訪れたのは、風薫る乗馬クラブです。
う、馬だ、、、大きい。

 

4年生から順番に乗せてもらいます。
視線がいつもより高く、見晴らしがよいです。

 

馬の背中から感じる揺れやリズムが心地よく、自然の風や匂いを直接感じられます

 

馬との一体感や優しい温かさに触れ、動物との絆や安心感を味わうことができました。

 

「ちょっと怖い」と言っていた1年生も、乗馬を満喫することができました。

 

馬へのエサやり体験もさせていただきました。
にんじんを手にもって直接馬に食べさせるのですが、馬の口が近付くと「うわあ」と怖がってしまいます。

 

馬舎にも入れていただきました。はじめは怖がっていましたが、次第に慣れて馬の顔を撫でられるようになりました。

 

楽しいお弁当タイム。そしてお菓子タイム。
お弁当を準備してくださった各御家庭の皆様、ありがとうございました。
このあと鬼ごっこをして遊びました。

 

学校に帰ると、昇降口に5・6年生からのメッセージボードが置いてありました! 疲れていた子供たちも表情がゆるみ、心が温まります。

 

ただいま帰りました!

 

校外学習を通して、初めて見る景色や川の流れに驚き、自然のすばらしさを味わってきました。馬にさわったり乗ったりする中で、いのちのぬくもりを感じ、「やさしくしたい」「大事にしたい」という気もちも育ちました。
準備に御協力いただいた各御家庭の皆様に、あらためて御礼申し上げます。

歯の健康教室

歯科校医の先生に御来校いただき、全学年児童が参加して歯の健康教室を開きました。
染め出しを行い、正しい歯の磨き方を実習で学びます。

 

 

最初に表彰がありました。
歯科検診で6年間連続で虫歯がなかった6年生児童に、スーパーダイヤモンド賞が贈られました。
すばらしい!

 

続いて、今年度の検診で虫歯がなかった児童に、ダイヤモンド賞が贈られました。これからも継続してくださいね。

 

歯の染め出しを行います。朝に歯を磨いてきたばかりですが、磨き残しがある部分が赤く染まります。

 

赤く染まった部分を手鏡を使って確かめながら、自分で描き出します。普段の自分の磨き方で、うまく磨けていない部分はどこなのかを把握します。

 

磨き残しがあった部分を中心に、時間を掛けて歯を磨きます。歯の汚れを全て磨いてきれいにすることができました。

 

歯科校医さんから、虫歯の防止には歯磨きだけでなく、食生活の改善が必要なことを教えていただきました。
一日3食の食事だけなら虫歯になるリスクは低く、甘いジュースや菓子をとることが、虫歯につながるそうです。
ジュースや菓子をとるなら短時間にして、長時間糖類が口の中にある状態を作らないことが大事だと学びました。

 

最後に児童代表が御礼の言葉を述べました。

歯科校医の先生には、毎年ご多用の中、児童に正しい歯の磨き方について丁寧に御指導をいただいており、児童に歯や口の健康についての意識を高めることができています。長年のご尽力に、心より感謝申し上げます。

3・4年 少年消防クラブ 2回目

今日は、3・4年生が防災・安全を学ぶ少年消防クラブの2回目です。「花火の正しい遊び方」「消火器の使い方」を消防署員さんから御指導いただきます。

 

まず、正しい花火の遊び方を教えていただきました。「花火を人や燃えるものに向けない」「手持ちの花火は手持ちの位置に注意する」など、全部で11個の約束を確かめました。

 

次に取り組んだのは、なんと花火の遊び方実習です。
なんと楽しい学習でしょう!!

 

もちろん、ただ遊んでいるのではありません。
所員さんからマンツーマンで花火の持ち方や向きの指導を受けます。

 

消火器の使い方実習にも取り組みました。
水が発射される練習用の消火器を使って、まとに当てようとしますが、最初はなかなか当たりません。

 

やはり、消防署員さんからマンツーマンで御指導をいただきました。

 

学習をふりかえり、一人ずつ感想を発表しました。
「初めて消火器を使った。使い方が分かってよかった」「花火で遊ぶときは、教わった約束を守って安全に遊びたい」などの感想が聞かれました。

 

体験を通して得た学びは、心にも体にも残る“生きた学習”となります。夏休み前に、子供たちは安全への理解をしっかりと深めることができたと思います。

5・6年 野外活動 3日目

野外活動も3日目。最終日です。

 

この日も朝のつどいでは、旗の掲揚と司会を月立小の子供たちが担当しました。全員でラジオ体操を行い、元気に一日をスタートさせます。

 

朝食をしっかりとります。この食堂では、のべ5回食事をさせていただきました。
このあと、自分たちが使った部屋を掃除して、寝具類を丁寧にたたみ、荷物の整理整頓をするなどの退所準備をしました。

 

志津川での最後の活動は、マイスプーン作りです。
自然の家周辺でとれる木の枝をスプーンの柄して、世界で一つだけのスプーンを作ります。

 

それぞれの児童が選んだ枝の端を丁寧にヤスリがけして、穴を開けます。穴にボンドを流し込んだら、スプーンの先の部分を押し込みます。

 

楽しさの中にも真剣さを忘れない。そんな月立小の子供たちの姿に、毎回感心させられます。
木の柄にニスを塗って、乾燥させれば完成です。

 

持ち帰ったこのスプーンで、子供たちは最初に何を食べるのかな。

 

退所式まで時間があったので、各自、3日間の活動の振り返りを始めました。
「先生、こう書いたのですがどうでしょう?」「どれどれ‥」
帰校後の解団式での発表準備も整いました。

 

退所のつどいでは、所員さんに3日間お世話になった御礼をしっかりと伝えました。

 

念を入れて、みんなで所員室を訪れ、他の所員の方々にも感謝の気持ちを伝えました。3日間、本当にお世話になりました。
ささやかではありますが、こうした活動の積み重ねが、子供たちの「生きる力」へとつながっていきます。

 

志津川自然の家ともお別れです。3日間、たくさんの思い出ができました。

 

学校に戻ると、昇降口にこんな素敵なメッセージボードが置かれていました!
在校児童全員からの、温かい「おかえりなさい」のメッセージです。
3日間の活動で少し疲れた体も、このメッセージを見たとたん、元気がわいてくるようでした。

 

帰校のつどいも、最後までしっかりと行いました。
みんなお疲れ様!

 

さまざまな活動を経験させていただいた志津川自然の家の皆様、そして子供たちの準備や活動を陰で支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで、楽しく充実した活動となりました。
そして何より、子供たち自身が本当によく頑張り、たくましく成長することができた3日間となりました。

 

5・6年 野外活動 2日目

2日目の最初の活動は、朝のつどいです。

 

旗掲揚係と司会は月立小が担当でした。他校の子供たちもいるので、普段の朝会より緊張します。

 

ラジオ体操をみんなで行ったあとは、学校紹介を行いました。代表児童は落ち着いて立派は発表ができました。

終始、月立小の子供たちの態度や挨拶が立派で、他校の先生からお褒めの言葉をいただきました。

 

午前中の活動は、ウォークラリーです。班ごとに山道を歩き、課題を解いて、設定時間どおりのゴールを目指します。

 

地図を頼りにコースを進みながら、課題を見付けて解いていきます。途中で道を間違えてしまい、引き返すこともありました。

 

海から突然、霧が流れてきて、さっきまで明るく広がっていた景色が白く包まれます。無事にゴールにたどり着けるでしょうか、、、

 

片方の班が戻ってきました! 課題は満点、時間は設定より15分も早く着きました(減点です)。でも、すばらしい!

 

もう一方の班がなかなか帰ってこなくて心配しましたが、やっとたどり着きました。途中で道を間違えたとのこと。20分遅れのゴールです。
「お帰りー!」「待ってたよ!」先に到着していた仲間たちが迎えます。

 

全員が無事にゴール!
大人の手を借りず、仲間と協力しながら困難を乗り越える中で、子どもたちの表情には自信とたくましさがにじんでいました。

 

午後の活動は、洋上めぐりです。ボートは揺れるので、一人ずつ安全に留意しながら時間を掛けて乗り込みました。

 

ラムサール条約に登録された志津川湾の自然や、カキなどの養殖の様子などを見学させていただきました。

 

夕べのつどいでも、代表児童が学校紹介を行いました。落ち着いてゆっくり発表することができました。月立小の子供たちは、みんな堂々と発表できるのは、少人数ながら普段から人前で発表する経験を積んでいるからだと思います。
そのあとは、他校の子供たちと入り交じりながらゲームで遊びました。

 

夕食のあとの活動は、キャンドルサービスです。
火の神(校長)と共に4人の火の子が入場して、セレモニーが始まります。

 

「友情」「協力」「努力」「希望」の4つの火の子が誓いの言葉を発表し、そのあとで全員に分火します。

 

全員で会場中央の燭台に点火します。

 

第2部は、お楽しみの時間です。班ごとにスタンツを披露し、笑いあり驚きありの楽しい時間となりました。
最初の班は、笑いを誘う寸劇を演じ、そのあとはかっこいいダンスを発表しました。

 

 もう一つの班は、スピード感あふれる激しいダンスを発表しました。めまぐるしく入れ替わるフォーメーションに、上下左右へと大きく跳ねるダイナミックな動き。
圧巻の演舞に、会場は拍手喝采に包まれました。

 

締めくくりは、全員で踊る「マイム・マイム」と「ジンギスカン」。
7人の子どもたちと職員3人、全員が息を切らしながら夢中で踊りました。
全員で踊りに夢中になったため、写真はこの1枚しかありません。

 

最後は、火を送るセレモニー。
火の神の話に耳を傾け、子どもたちは静かに炎を見つめ、自分の決意を順に発表しました。
一人ひとりが、「自分の言葉に責任をもちたい」「風に負けない炎のように強くなりたい」など、自分の言葉で思いを語っていました。

 

全員で反省会を行い、この日の活動も終了、就寝です。
今日もよく頑張りました!

5・6年 野外活動 1日目

6/24(火)から6/26(木)まで、5・6年生は志津川自然の家にて2泊3日の野外活動に取り組みました。

活動のテーマは「One for All, All for One (一人はみんなのために、みんなは一人のために)」です。
志津川の海の自然を心身で感じ取りながら、集団活動の喜びや感動を味わわせることをねらいます。

 

昇降口前で出発のつどい。子供たちの表情は真剣です。

 

保護者の皆様や下級生の子供たちが見送ります。
これぞ月立小、という心温まる光景です。

 

志津川自然の家に到着して、入所式とオリエンテーションを行いました。所員さんから施設や生活の約束について説明を受けました。

 

1日目午前中のメイン活動は、いかだ作り体験です。協力していかだを作り、海に乗り出して、海の楽しさを存分に味わいます。

 

竹で骨格を作ります。竹が交差している16カ所を全て頑丈に結びつけます。なかなか骨の折れる作業です。

 

竹の上にチューブを4つのせて固定します。チューブを傷つけないよう、バランスよく結ぶのが難しいです。

 

いかだをひっくり返して、コンパネをのせて固定します。自分たちが座る場所になります。いかだらしくなってきました。

 

完成しました!!
お昼を食べた後は、作ったいかだで海に乗り出します。

 

いよいよ作ったいかだで海に乗り出します。
大丈夫かな、ひっくり返らないかな、、

 

風の音と波の揺れが体に伝わってきて、冒険の旅に出るような気持ちです。

 

仲間と力を合わせて漕ぎながら、みんなの笑顔がこぼれました!

 

いかだ遊びの次は、バナナボート体験です。
グループごとに乗せてもらいます。

 

出発! 轟音をたててジェットスキーがボートを引っ張ります。体中に当たる風としぶき!

 

2つの班ともあっという間に終わった衝撃体験でした、、
インパクトがありすぎで、おそらく多くの子供たちが「一番の思い出はバナナボートです」と言うと思います。

 

次は野外炊飯です。自分たちでカレーライスを作って、今日の夕ご飯とします。

 

学校の調理実習で練習したとおり、カレーを作っていきます。

 

飯ごう炊さんは、子供たちにとって初めての経験です。うまくご飯が炊けるでしょうか?
木の棒を使って飯ごうに耳を当てることで、音の変化から炊き上がりのタイミングをつかみます。

 

ごはんも上手に炊けました! 盛り付けて、、、

 

いただきまーす!! とてもおいしいカレーライスでした。

 

野外炊飯の片付けを終わらせ、ナイトハイクに出発します。

 

暗い山道を進むと、、、何か怖いものが出ないかな、、

 

出たー!!! 怪人?宇宙人!?

 

保護者有志の皆様が駆け付けてくださり、怪人に扮して応援してくださっていたのでした。

 

ありがとうございました!

 

盛りだくさんの体験をした1日目でした。
入浴の後は班会議を行い、しっかりと1日の反省をしてから就寝しました。お疲れ様!

水泳学習スタート!

気温30度を超える真夏日になり、水温も基準を超えましたので、今日から水泳学習を開始します!

 

全学年で入ります。みんなで体操をしてからシャワーを浴びます。

 

プールサイドに腰掛け、徐々に体を水に慣らします。
つめたーい!!

 

みんなでぐるぐるプールを回りながら、体が水に流される感覚や浮く感覚を思い出します。

 

徐々に水流が強くなり、遊園地のアトラクションのようになってきます。流される~!

教員は複数体制で子供たちを見守り、安全対策に抜かりはありません。

 

次は今までと逆向きに回ろう! なかなか進まない!?
水の流れの強さを体感します。

 

その後十分に自由遊びの時間をとってから、、

 

現時点での泳力チェックもしました。

 

どの教科の学習にも共通して言えますが、特に水泳学習においては、子供が自己の目標をもち、その達成に向けて取り組んでいくことが大切です。
一人ひとりに寄り添った指導の充実を図っていきます。

早稲谷鹿踊親子教室 開講式

本校では、地域に約200年前から伝わる「早稲谷鹿踊」の継承活動に取り組んでおり、業前や総合的な学習の時間に全校で取り組んでいます。
希望する上学年児童は、早稲谷鹿踊保存会の皆様から直接指導を受けるために親子鹿踊教室に参加しています。

今日は今年度の開講式に出席させていただきました。

 

会場は八瀬地区郷土文化保存伝承館です。

 

保存会の会長様はじめ、ご来賓の皆様からのご挨拶がありました。子供たちは背筋をのばし、しっかりと話を聞いていました。

 

子供たちが今年度の抱負を発表しました。みんな真剣な表情です。

 

「ぼくは中立(なかだち)役として~できるようになりたい」「わたしは高学年として下級生に~できるようになりたい」など、事前に考えてきた思いを、一人ひとりがしっかりと話しました。

 

児童は、地域の伝統文化に関わる中で、それを受け継ぐ責任の重さを感じつつあるのだと感じました。
下級生の手本になろうとする姿勢は、自分の役割を意識しながら、伝統の意味を自分なりに受け止め、消化しているのだと思います。

 

最後に、子供たちが演舞を披露してくれました。現時点では完成には至っていないかもしれません。しかし、子供たちの真剣な表情や、会場に響く気持ちのこもった太鼓の音、力強い掛け声からは大きな一体感が感じられ、とてもすばらしい発表だったと感じました。

 

これからも子供たちの頑張りを応援していきたいと思います。
早稲谷鹿踊保存会の皆様、御指導をどうぞよろしくお願いします。

プール開き朝会

今朝はプール開き朝会です。

校長からは「各自がめあてを立てて、水慣れや水泳のスキルを高めること」「学習の約束を守り、安全第一でプールを使うこと」の2点を話しました。

 

体育主任からは、水泳学習の約束について話しました。合い言葉は「あとふでがき」です。
 あ‥プールサイドは「あ」るく
 と‥「ト」イレは事前に
 ふ‥他の人の体に「ふ」れない
 で‥「て」すりのある階段からプールに入る
 が‥「か」らだをきれいに
 き‥先生の話をきちんと「き」く

 

また、水泳は「命を守る学習」であることを、全員で確認しました。

 

養護担当からは、水泳学習にむけての体調管理等について話しました。

 

子供たちは一人ずつ、今年の水泳学習に当たってのめあてを発表をしました。
中学年の子は、「息継ぎをおぼえたい」「クロールを覚えたい」などのめあてを発表しました。

 

低学年の子は、「水にもぐれるようになりたい」「長く泳げるようになりたい」などのめあてを発表しました。

 

高学年の子は、「自分は水泳が苦手だけど○○ができるようにがんばりたい」「昨年は○○mまで泳げたので今年は○○mに挑戦したい」など、自分の力に応じて具体的にめあてを発表していました。さすがです。

プールへの注水も完了しましたので、水温が上がり次第、水泳学習を始めます。安全に留意しながら個に応じた指導を行い、子供たちの泳力を伸ばしていきたいと考えます。

花の苗植え

花の苗植えをしました。
みんなで集まって、6年生が進行します。

 

説明をしっかり聞いてから、、

 

作業開始。まず花の苗を、花壇に等間隔になるよう並べていきます。

 

6年生が間隔を確認します。ちゃんと並べられたかな…

 

等間隔できれいに並べられました。

 

手で穴を掘り、苗を一つずつ丁寧に植えました。

 

花壇の縁にこぼれた土も手で戻して、美しく仕上げます。

 

最後に水をたっぷりかけました。

 

月立小には天然の花畑もあります。これはこれで美しいですが…

 

毎日水やりを行い、花壇にたくさんの花を咲かせたいと思います。いっぱい咲いて、学校を彩ってほしいです。

心肺蘇生法研修

放課後に職員の心肺蘇生法研修会を開きました。
水泳指導において万が一の際に、子供たちの命を守るためです。

 

消防署員をされている保護者の方を講師にお招きして、御指導をいただきました。

 

練習用の救命キットを使って、心肺蘇生法を職員全員で実践します。
意識と呼吸の確認を行い、必要であれば胸部圧迫を開始します。

 

胸部圧迫は1分間に100~120回のテンポで、傷病者の胸が5cm程沈み込むようにしっかり圧迫します。数分間の練習で、ふらふらになるほど体力をつかいます。

 

AED(自動体外式除細動器)の使い方も確認しました。救命時に胸部圧迫と併用して使用します。

 

ほかにも、AEDの発動条件等や気道確保の仕方など、救命処置時に必要な知識を全て御指導いただきました。
大変お忙しい中、本当にありがとうございました。

これからプールでの水泳学習が始まります。心肺蘇生法を実践するような事態が起きないよう、子供たちの安全指導には最新の注意を払ってまいります。
安全を最優先しながら、楽しく実りある水泳学習に取り組んでいきたいと考えています。

市内体育祭 全員がベスト更新

5・6年生7人が市内体育祭に参加してきました。
朝7時前に学校に集合し、会場の気仙沼小にジャンボタクシーで移動します。いってきます!

 

「会場に人が多くて怖いなあ…」などと言っている子もいましたが、体を動かせば緊張もほぐれます。さっそくウォーミングアップ開始!

種目ごとに分かれて、練習に取り組みます。
「月立小のトラックより小さい気がした」「走りやすいかも」などと感想が聞かれました。やる気が高まってきたようです!

 

市内の大勢の仲間たちと一緒に開会式に臨みました。
代表児童の旗持ちも立派でした。

 

女子ソフトボール投げ。なかなかいい記録が出て、会場がどよめきました。「やった、入賞できるかも!」応援していた子供たちも色めき立ちます。

 

5年男子100m走。タイミングよくスタートを切り、駆け抜けました。
「がんばれー!」みんなで大声で応援します。

 

女子800m走。「自分のペースで走りたい」と言っていましたが、途中で一人抜きました。
「いいぞー!」応援していた子たちも盛り上がります。

 

6年女子100m走。走者が横一列で駆け抜け、いい勝負になりました!
「何位になったかな!?」応援している子は、自分事として心配します。

 

その頃、女子ソフトボール投げの結果が発表されました。みごと入賞です!
「すごかったね!」「おめでとう!」テントに戻ってきた友達をみんなでお祝いします。

 

男子ソフトボール投げ。本番直前も、友達とキャッチボールをして肩慣らしをしていました。
渾身の力を込めて投げます。「いけー!」

 

6年100m走。招集前はかなり緊張していました。
友達もそれが分かっているので、スタート前からみんなで応援しました。「がんばれー」「こっち見てるかな?」
前傾姿勢がとれた美しい走りができました。

 

子供たちは、自分の競技だけでなく友達の応援にも一生懸命です。大声を張り上げて、思い思いの言葉を飛ばします。
「いけー!!」「がんばれー!!」
「そこだ! 抜かせるぞ!」
「☆%*¥$!!(何と言っているのか分からない)」
他の学校の子にも、惜しまずに拍手や応援をしていました。本当に素晴らしい子供たちです。

 

男子1000m走。各校の脚力自慢の子たちが競い合いう中、最後まで必死に食らいついて走ります。
途中で何人か抜かしました。「いいぞー!」「いけー!」みんな絶叫で応援します。

本人は事後に「いやー、みんな本当に速かった」と感想を述べていました。自分の力を出し切り、自分の立ち位置を知る貴重な経験となったことでしょう。

 

最後の400mリレー。会場は割れんばかりの声援で埋め尽くされます。いいスタートです!

 

2走が一人抜かしました!「いけー!!」
ノールックのバトンパスがばっちり決まります。何度も練習した成果です。

 

大声援の中、バトンはアンカーへ…

 

魂の力走。懸命に走る子供たちの姿は、本当に美しいです。

 

全員の競技が終わり、緊張がとけて、表情もやわらぎました。

 

みんな、よくがんばったなあ!!

 

競技中は、以前お世話になった先生方が、何人も月立小テントを訪れてくださり、子供たちを激励してくださいました。ありがとうございました。

 

また、前日からテント等の物品の搬入に御協力いただいた保護者様、当日会場に駆け付けて応援をいただいたり、差し入れをしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

何十年も受け継いできた伝統の応援幕(昭和39年度卒業生一同様寄贈)が、今年も子供たちを勇気付けてくれました。

 

本日の大会出場で、出場した7人全員が自身のベストタイムを更新できました。
練習を頑張った子供たち、そして子供たちの力を引き出してくれた先生に拍手!

今後も子供たちが活躍の場を広げていけるよう、引き続き御支援をよろしくお願いいたします。

 

大豆の種まき

3・4年生が大豆の種まきをします。
今日もいつもお世話になっている地域ボランティアの方に御指導をいただきます。

よろしくお願いします!

 

大豆を2個ずつ20cmくらいの間隔を空けて置いていくことを教わります。うまくできるでしょうか?

 

一人ずつ容器に大豆を入れてもらったら、作業開始です。

 

4者4様の姿。横歩きで作業する子がいれば…

 

後ろ歩きをして、自分の靴を目安に間隔を図る子もいます。

 

この子は、畝をまたいで、前に進みながら作業をしています。

 

この子はしゃがんで前進しながら作業をしていました。

それぞれの個性が出ています。それぞれの子が、その時点でベストな方法を考えて取り組みます。

 

大豆の上に土をかぶせます。講師先生にやり方を教わります。ぼくも鍬を使えるかなあ…

 

見よう見まねで挑戦します。もちろん見ただけではうまくできません。

 

鍬の使い方を、手取り足取り教わります。月立小ならではの、とても贅沢で尊い体験です。

 

腰が痛い…

 

御指導のおかげで、なんとか最後まで、自分たちで大豆の種まきを終えることができました。

 

ちょっとつかれたけど、やりとげた充実感が表情に出ています。

今年は、大豆の栽培から豆腐作りまでを御指導いただきます。食の原点・命の循環・自然と人のつながりを体験的に学ばせていきたいと思います。

鹿踊り指導

3年生以上は総合的な学習の中でも早稲谷鹿踊りに取り組んでいます。今日は活動1回目の日です。今年も、早稲谷鹿踊保存会の会長様にお越しいただき、ご指導をいただきます。

 

まずは通しで演舞を見ていただきます。5,6年生は太鼓の音が力強く、声や動きも大きく見えます。

 

もちろん3,4年生も頑張っています。みんな真剣な表情です。

 

今日は、輪になって演舞する際に、中立(なかだち)役の6年生が中央に入るタイミングについて、繰り返し指導をいただきました。

 

今年度最初の総合的な学習の鹿踊り練習でしたが、上学年の子を中心に、とても意欲的な取り組みでした。

これからも伝統文化の継承を通して、地域への誇りと感謝の気持ちを育てていきます。

 

サツマイモの苗植え

 

今日は1・2年生がサツマイモの苗植えをします。

毎年お世話になっている地域ボランティアの方に講師に来ていただきました。今日のために畑の土作りや畝立ても、全て準備をしていただきました。本当にありがとうございます。

 

こだま隊の方や保護者も一緒に参加していただきました。
今日はよろしくお願いします!

 

サツマイモの苗は寝かせて植えます。
根っこはここの節から出てくるんだよ。

へえ、そうなんだ、、、2年生は昨年も習っていますが興味津々です。

 

植え方は、こうやって横の土をどけてやります。
苗を寝せたら、土をしっかりかぶせること。分かった?
、、、うーん。

 

少々不安ですが、苗植え開始!

 

こうだったかな、、、
最初は土の掘る深さがつかめず、講師さんや先生に教えてもらいます。
何回か植えるうちに、こつがつかめてきました。

 

子供たちは、サツマイモの苗の植え方を自分なりに理解できるようになると、一つひとつの作業が手早くなるようにも思えます。しかし実際には、逆に時間をかけるようになります。これは、自分の中で理想の植え方を思い描き、それに近づけようと細部にこだわり始めるからです。

「教え込まれる学び」ではなく「育っていく学び」。子供のこだわりや時間のかけ方を温かく見守ることが、学びを深めるうえで大切です。

 

水をたっぷりかけてあげます。大きく育ってね。

 

体操着と軍手の汚れ具合が、今日の活動の充実度を表しています。

御指導いただきました地域ボランティア様、お手伝いいたいたこだま隊、保護者の皆様、ありがとうございました!

プール清掃

6月から始まる水泳学習に向けて、全校でプールを清掃します。
前日までに排水しましたが、プールの底にヘドロがたまっています。

 

プールサイドの除草、塵集めを丁寧に行います。

 

プールの縁の部分も苔やドロがこびりついています。たわしで懸命にこすります。

 

プールの底のヘドロを少しずつ排水口に追いやりながら、みんなで磨き上げていきます。

 

みんなで磨いて、プールがきれいになりました!

 

ばんざーい!

 

このあとの放課後には、保護者の皆様にもお集まりいただき、仕上げの作業をしていただきました。
プール周辺の除草、除草シート設置、プールサイド除草の仕上げ、プール際清掃の仕上げ、金網にからまった蔓除去、壊れた用具庫の扉修理、蜂の巣除去、プールサイドへの人工芝設置など、、、たくさんの御協力いただきました。本当にありがとうございます!

おかげで6月から気持ちよく水泳の授業ができます。
感謝の気持ちをもち、安全第一で水泳指導を行っていきます。

竜巻想定 避難訓練

先日、国内で竜巻による事故がニュースでありました。
今日は業間に、竜巻・ミサイル想定の避難訓練を実施しました。

いきなり避難後の写真ですが、放送で竜巻による避難指示を受け、素早く避難しました。子供たちの表情にも緊張感が浮かびます。

場所は、音楽室・トイレにつながる廊下です。防火隔壁を閉じると、外壁から遠い場所で窓が無く、竜巻・ミサイル想定で最も安全な場所となります。

 

竜巻は国内で年間20回も発生しているそうです。
校長からは、大切なこととして
(1)警報が出たら頑丈な建物に避難すること
(2)警報が解除されるまで窓の少ないところで身を隠すこと
を教えました。また、近くに大人がいればきちんと言うことを聞くこと、いないときは訓練を思い出し「自分で行動する」ように伝えました。

命を自分で守れる子供になれるよう今後も指導していきます。

業前鹿踊り

今朝も業前活動は鹿踊りの練習です。児童の自主的な活動として取り組んでいます。

 

6年生が指示を出して、、

 

みんなで何度も合わせてみます。
音がなかなか合いません。

 

その都度、相談し合う6年生たち。どうしよう、、もっとこうすれば、、、

 

見守っていた先生から指導を受けます。
泊譜の資料と高学年のお手本は同時には見られないこと、高学年児童が叩いて見せるより、高学年児童が低・中学年児童に寄り添って教えてあげた方がいいことを学びます。

 

指導を受けて、6年生も自分たちの配置を工夫しました。
再び練習開始。みんな真剣です。

人にものを教えるということは、とても難しいこと。でもその分、学びも大きくなり、悩みながら身に付けた力は一生の宝となります。

地域の伝統を「自分たちの手で」守っていける月立の子供を、これからも育てていきます。

心を一つに 運動会

霧雨模様の中での運動会となりました。

どうしても子供たちの頑張る姿を保護者・地域の皆さんに見ていただきたいと考え、雨脚が強くなる前に、子供たちの種目を駆け足で実施しました。

校庭を一周する入場行進はカットし、バックストレートから真っ直ぐ入場しましたが、緊張感のある凜とした行進でした。

 

 

優勝杯返還、校長挨拶、PTA会長様からの激励のお言葉と、子供たちは立派な態度でした。

 

赤白代表児童の選手宣誓も、言葉一つ一つに思いを込めて、しっかりとした発表でした。お客様から大きな拍手を受けました。

 

運動会の歌を全力で歌い、、

 

準備体操も過去一番に張り切って行いました。

 

これが校長が選んだ今年の運動会のベストショット。

荒天の中ぞくぞくとご来校いただいた皆様が、子供たちと一緒にラジオ体操をしてくださる姿。子供たちはその姿を間近で見て、どんなにか心強く、幸せだったことでしょう!

  

まずは徒競走。

スタートする度にお客様から大きな声援をいただき、雨雲を吹き飛ばす雰囲気で会場が盛り上がります。

 

スタート前の「一言発表」では、「いいぞー、○○!」「がんばれ~、○○!!」子供たち一人ひとりに、大きな声援をいただきました。

スターター役の体育主任は「地域の皆さんの温かさに思わずほろりとしてしまった」「子供を真ん中にする、とはこういうことか」と語っていました。

 

大声援を受けて、ここ一番の走りを見せようと、子供たちも頑張ります。

 

荒天にもかかわらずどんどんお客様が増えてきて、ますます子供たちも頑張ります。

雨雲レーダーを見て、子供たちの走競技を早めることを決めました。
続けて、メインイベントの全校リレーです。

スタート! 大声援!

 

いけーっ!

 

おいつけーっ! 2周してもほぼ同着のすばらしい勝負!!

 

歯を食いしばり走る!

 

みんな固唾をのんで勝負の行方を見守ります。

 

一人少ない白組6年生は2回目のバトンを受け取り、ゴール目指して走りました。

子供たちが全力を出し切り、最後までデットヒートの好勝負となりました。子供たちの全力を引き出してくださった会場の皆様のおかげです。

 

大綱引き。渾身の力で引っ張る!

 

劣勢の白組に助っ人の校長も頑張りますが、赤組は強かった、、、

 

子供たちに負けじと、大人も参加するのが月立小。
本気の大人たちの競技をみて、子供たちも大興奮しました。

この後、未就学児のかけっこも行いましたが、雨脚が強くなり、屋内実施に切り替えました。

玉入れ。玉が50個以上も入る好勝負!

 

そして大人たちも黙ってはいません。
PTA役員さんたちの絶妙なトークを挟んで、競技スタート。

 

大人が本気でやる玉入れは迫力満点。結果発表は未就学児も手伝います。みんなで参加してつくり上げる運動会です。

 

そして、校長が妙な出で立ちでスタンバイをして、、、
金色に輝く月立のダンス隊が登場!!何が始まるのか!?

 

マツケンサンバの陽気なリズムが流れ、PTAのおたのしみ種目「パンドロサンバ」の開始! 子供たちもみんな陽気に踊ります。

 

職員も踊ります!

 

最後は会場のみんなで踊ります!大フィーバー!!

 

まだまだ踊ります。締めは全員で踊る「気仙沼音頭」!
これだけ踊り明かす運動会は、他に無いのではないでしょうか。

 

どれだけ楽しんでも、気持ちを切り替えて閉会式ができるのが、月立っ子のすばらしいところです。きちんと整理体操もして、、

 

赤組優勝、おめでとう。

 

白組も赤組の勝利をたたえ、最後まで立派な態度でした。

 

事後、高学年の教室では、丁寧に活動を振り返る姿がありました。
年長者としてのリーダーシップや使命感は、こうした地道な取組の先に少しずつ芽生えてくるものなのでしょう。

 

今日の運動会を引っ張った高学年児童7名。みんないい表情!
ありがとう、君たちが下級生たちの手本となって引っ張った結果、すばらしい運動会となりました。

 

この後も親子でお弁当を食べ、さらなるお楽しみタイムがスタート。屋体内に「くじびき屋」「魚釣り屋」そして「かき氷屋」まで登場!!子供たちを楽しませていただきました。

荒天にも関わらずたくさんの保護者と地域の皆様に駆けつけていただき、様々な御協力をいただきましたことに感謝申し上げます。学校・保護者・地域が「心を一つ」に子供たちの活躍の場をつくり上げた運動会となりました。「子供たちを真ん中にした教育」とはこうあるものか、と再認識することができました。
こんな素敵な運動会を一度でも経験したら、この地域が大好きになるに決まっています!

 

今年度はまだ始まったばかりですが、今後も引き続き、御協力と御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。