月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

5・6年 性といのちの授業

5・6年生を対象に「性といのちの教室」を実施しました。

 

助産師・看護師の講師の先生をお招きして、御指導をいただきました。

 

「自分の体について知ろう」の学習では、模型などを用いながら、大人に近づいていく自分たちの体の変化について学びました。

 

「私も友達も大切にするために」の学習では、自分の体を守る権利について学びました。

 

ペアになってサイコロを振り、お題に沿ってスキンシップのやり取りを行うロールプレイに取り組みました。

 

ここでは、嫌なときにはお互いに「嫌です」としっかり伝えることの大切さを確かめました。

 

「みんなちがってみんないい」の学習では、人がもつ多様性と人間関係の豊かさについて学びました。
性の多様性も含め、一人一人がありのままに尊重され、お互いの違いを受け入れていくことの大切さについて確かめました。

 

今回の学習を通して、子供たちは自分自身のことだけでなく、周りの人の思いにも目を向けながら、「性」と「いのち」について考える時間となりました。

表彰朝会

今朝は表彰朝会を開き、お互いの努力を認め合いました。
今年度、子供たちはそれぞれの分野で努力を重ね、多くの表彰状が学校に届いていました。

 

本校の子供たちは、賞状を受け取る際の所作が上手です。

 

「英語検定」
おめでとう!

 

「税の絵はがきコンクール」
おめでとう!

 

所作が上手なのは高学年だけではありません。

 

「AIドリル算数クラスチャレンジ」6学年と4学年
おめでとう!

 

表彰は続きます。

 

低学年も落ち着いて賞状を受け取ることができます。

 

「図工美術作品展」
おめでとう!

 

「環境ポスターコンクール」
おめでとう!

 

「造形作品展」
おめでとう!

 

「ESD科学発表コンクール」
おめでとう!

 

「青少年健全育成文集」
おめでとう!

 

まだまだ、表彰は続きます。

 

「マイヤ書道展」
おめでとう!

 

当ブログをご覧の皆さんにも、子供たちの所作が上手な理由が分かってきたのではないでしょうか?

 

「作文宮城」
おめでとう!

 

「読書感想文」
おめでとう!

一人一人の頑張りが紹介される中で、子供たちは最後まで集中して参加し、互いの努力を認め合っていました。

 

こうした姿は、全員が日常の中で互いの所作や姿勢を見合いながら過ごしてきた、本校の小規模校ならではの環境によるものです。

個を大切にする教育活動の積み重ねが、表彰の場にも表れていると感じます。

 

 

大島小・月立小 交流会

大島小学校との交流会が新月公民館で開かれました。
両校のPTAが主催するこの行事は、今年で2年目です。ドッジビー大会を開いて楽しみます。

 

大島小学校・月立小学校の両校の児童が入り交じる4チームを、くじ引きで編成しました。

 

「交流会」という趣旨を大切にし、チーム編成後の顔合わせにも工夫が見られました。着用するビブスの胸部には白テープが貼られており、、、

 

チーム内で自己紹介を行った後、、、

 

お互いの名前をペンで書き合う時間が設けられました。
どのチームでも年長の児童が自然にリーダーシップを発揮し、活動を進める姿が見られ、見ていてとても微笑ましく感じられました。

 

なお、当日の会の運営はすべてPTAの皆様が担当してくださいました。
子供たちのために主体的に参画してくださるその姿に、改めて感銘を受けました。

 

なんと、この旗も保護者の皆様の手作りです。
思わず感心して見とれる校長。

 

試合は4チーム総当たり戦で、たっぷり行われました。

 

白熱したプレーが繰り広げられました。

 

どのチームも勝負にこだわって、本気でプレーしていました。

一方で、観戦時は「ファイト!」「がんばれ!」と他チームを応援する声が聞かれました。
市内体育祭の時も感じましたが、この子たちはどんな時も友達を思いやる気持ちを忘れません。

 

この日は朝から雪が降るほど寒い日でしたが、子供たちは寒さを吹き飛ばしてドッジビーを楽しみ、互いの交流を深め合いました。
感想発表も、両校の上級生が率先して発表していました。

 

「来年もまた会いましょう」と約束をして、記念写真を撮りました。
子供たちの交流を、保護者の皆様が率先して温かく支えてくださっていることを、改めて感じる一日となりました。

八瀬の風起こし忘年会

八瀬地域郷土文化保存伝承館で開催された「八瀬の風起こし忘年会」にお招きいただきました。
月立地区関係者の皆様と親睦を深める貴重な機会となりました。

 

各自治会長の皆様から地区の様子や農作物、熊の被害、そして今後の地域の在り方など、様々なお話を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。

 

時間があっという間に過ぎ、全員と十分にお話できなかったのは心残りですが、改めて地域のつながりの大切さを感じました。

月立小学校は地域との密な連携が生命線です。
今後とも、地域の皆様と力を合わせて、子供たちの健やかな成長を支えてまいりたいと考えます。

学習参観

2,3時間目に実施した月立子どもフェスティバルに続いて、5校時目は学習参観日でした。

 

1・2年生は体育で「跳び箱遊び」の学習に取り組みました。
跳び箱を上手に跳ぶために必要な動きを、それぞれマットや器械を使いながら挑戦しています。

 

途中で何度か、自分が「おうちの人に見せたい」と思う動きを選んで、跳び箱に挑戦していました。
どの子も自分の得意な動きを選びながら、意欲的に取り組んでいました。

 

3・4年生は理科です。複式学級ですので、3年は「物の重さ」4年は「物のあたたまり方」と、学年別に異なる単元の学習に取り組みます。

 

4年生は、鉄が炎が当たった場所から端に向かって徐々に熱が伝わる様子に気付くことができました。
3年生は、同じ物体(ねんど)の形が変わると重さも変わるだろう、と予想を立て、実験で確かめていました。重さが変わらないことに気付けたでしょうか?

 

5・6年生は図工です。5年生は糸のこぎりを使った木工、6年生はそれを発展させ金属と木材を使った工作に取り組みました。

 

保護者の皆様にも手伝っていただきながら作業を進めました。
保護者との作業に少し気恥ずかしくしている様子も見られました。これも高学年児童としては自然な成長の姿です。
(まんべんなく写真が撮れずすみません)

 

学年や学習内容は異なっても、どの子も意欲的に取り組む姿が印象的でした。お忙しい中、たくさんの保護者の皆様に参観していただき、子どもたちの励みになりました。
今日の学びを通して、子どもたちの成長や達成感がさらに深まった一日となりました。

月立子どもフェスティバル

感染症予防のため1週間延期した「月立子どもフェスティバル」を開催しました。子供たちが待ちに待った児童会のお祭りです。

 

まずは全体会を行います。はやる気持ちを押さえて児童会の歌を歌い…

 

司会の進行のもと、上学年が1月前から準備してきた出店の紹介をします。
今年のお店は「ピンポンカップイン」と「ペットボトルボウリング」

 

そして「ピンポン競争」「シルエットクイズ」の4店が出店されます。
どれも楽しみです。

 

上学年のお店の準備ができたようです。下学年の児童が会場の体育館に向かいます。

 

「いらっしゃい! いらっしゃい!」

 

シルエットクイズ。黒塗りの絵を見て5つのキャラクターの名を当てます。答えが当たると「当たりです!」と子供たちが盛り上げてくれます。

 

ピンポンカップイン。
ピンポン球を遠くに置かれたカップの中に投げ入れます。

 

バウンドさせてもよいのですが、ねらったとおりに真っ直ぐに玉を飛ばすことが難しかったです。玉がカップに入ると「入った!」と子供たちが盛り上げてくれます。

 

ここは、ペットボトルボウリング。なにやら盛り上がっています。


聞くと、1年生がスペアを2回出して、最高得点をたたき出したとのこと! すごい。

 

くじを引いて行うのは、ピンポンダッシュ。
くじの結果によって、ピンポン球を入れる器が大きなざるになったり、小さなスプーンになったりします。

 

子供たちは、球を落とさないように、慎重に足を進める子が多かったです。

 

校長もやってみましたが、球を落としてしまい、減点されました。

 

よく見ると、怪しいお店が…

 

空き缶釣りのお店でした。参加するとオリジナルのバッジをプレゼントしてくれる良心的なお店でした。

 

…と、1時間子供たち同士で楽しんでいる内に、保護者の皆様が来校。
もちろん、後半戦は、保護者の皆様にも楽しんでいただきます。

 

各お店についてアピールをしてから、今度は上・下学年の子供たちみんなでお店の仕事を分担し、来てくれた家族を楽しませます。

 

いよいよ大人の部、開店!

 

「いらっしゃい、いらっしゃい」

 

「カードに名前を書いてくださいね」

 

保護者の皆さんが「きっと分からないわよ」と言いながら、意外にたくさんのキャラクターの名前をご存じでびっくり!

 

ピンポンダッシュでは、子供たちより果敢にスピードを上げて走っている大人が多かったです。挑戦する姿勢を子供たちに見せつけていました。

 

ピンポン球の投げ方も、大人の方は千差万別。上投げで直接カップインを狙おうとしていた人もいて驚きました。

 

ボウリングは、1年生のスペア2回の大記録を抜こうと、たくさんの強者が挑戦し盛り上がりました。(しかし、ついに1年生の記録は破られませんでした。)

 

もちろん、ちょっと怪しい空き缶釣りのお店も開いていました。

下学年の子供たちも「おうちの人たちを喜ばせよう」と一生懸命に自分の役割に取り組む姿が見られました。

 

表彰の準備を行い、閉会式です。

 

1位になった児童には、児童会から表彰がありました。
授与の際の立ち居振る舞いからは、自分たちで作り上げたイベントに対する誇りや達成感をしっかりと感じている様子がうかがえました。

 

なにやら後ろでも、大人の表彰式が行われていたようです。

 

子供たちの感想発表では、楽しいイベントをつくってくれた上学年への感謝の気持ちや、次年度への抱負、最上級生としての使命感、など学年に応じた感想が聞かれました。

 

事後には、上学年が会場の片付けをしている間、下学年児童は上学年児童へのお礼の手紙を書いていました。いつもより丁寧な字になるよう心掛けながら、一字一字、ありがとうの気持ちを綴っていました。

 

月立子どもフェスティバルは、子供たちがやりたいことを具現化し、楽しく活動し、認め合う活動です。
特に、招かれた保護者の皆様が本気になって参加し、楽しんでくれた姿を目の前にした子供たちは、「自分たちの考えたことが価値をもって届いた」と大きな達成感を味わえました。
子供たちのあの満足げな表情は、家庭と学校が日頃から築いてきた温か関わりの成果だと思います。ありがとうございました。

初雪!

初雪です!

 

1・2年生は生活科の学習として、さっそく1時間目から校庭で遊びました。雪の日に雪で存分に遊ぶ、子供にとってこれ以上大切な学習はありません。

 

雪に絵を描いてみよう!
子供たちは思い思いに文字や好きなキャラクターなどを雪面に描いていました。

 

業間と昼休みには、中・上学年の子供たちも校庭に出てきて、みんなで遊びました。
雪合戦、追いかけっこ、そり遊び、雪だるまつくり・・・
様々な遊びを楽しんでいました。

 

そり遊びは、お尻がびっしょりと濡れてしまうほど、夢中になって遊びました。

 

ALTと一緒につくった雪だるま。3段仕様です。

 

いよいよ本格的な冬が到来しました。
子供たちが安全に学校生活を送れるよう、今後もしっかりと見守ってまいります。
保護者の皆様には、子供たちが毎日元気に登校できるよう、防寒着の準備や体調管理への引き続きの御協力をお願いいたします。

 

熊出没・ショート避難訓練

今年の熊の出没状況は、たいへん心配されるところです。

現時点では、学校周辺での出没情報はありませんが、万が一に備えることが大切であると考え、熊が校地内に現れた場合を想定したショート避難訓練を実施しました。

 

「校地内に熊が出た」という緊急放送を受けて、学習中の子供たちが校舎中央の安全帯に避難しました。

月立小の子供たちは、各種避難訓練において、いつも落ち着いて迅速に避難することができています。

 

避難訓練に併せて、万が一熊に出逢ってしまった場合の身の守り方についても指導しました。
・熊に背中を向けず、目を離さないようにしながらゆっくりと後ずさりして離れること。
・逃げられない状況になった場合は、「防御の姿勢」をとり、両腕で顔や首を守ること。

 

引き続き、地域や関係機関と連携しながら、安全確保に努めていきます。
御家庭におかれましても、登下校時の周囲の様子に気を配っていただくとともに、放課後や休日の外出時にもお子さんと一緒に行動するなど、子供たちの安全確保への御協力をよろしくお願いいたします。

鹿踊親子教室・閉講式

有志の上学年児童が、これまで放課の時間に「早稲谷鹿踊親子教室」に参加し、鹿踊保存会の皆様から御指導をいただいてきました。
今日は、その活動を締めくくる今年度の閉講式です。

 

公民館祭り以来の凜々しい雄志!

 

もちろん、児童がここまで衣装をまとい、演じられるようになるまでには、保存会の皆様と保護者の皆様による手厚いサポートがありました。
地域と家庭の親身のバックアップがあって初めて成り立つ活動であり、その御尽力に心から敬意を表します。

 

今年度の親子教室を締めくくる子供たちの演舞でした。春と比べると、太鼓の音はしっかりそろい、声も自信をもって響かせています。
その成長ぶりは本当にすばらしいです。

 

演舞を終えた子供たちが、汗で真っ赤になった顔をのぞかせました。
「ふーっ。涼しくて気持ちいい…」と漏らす声からも、全力で演舞に取り組んでいたことがよく伝わってきます。

 

 

6年生による感想発表では、
「まずは、今までずっと御指導いただいた保存会の皆さん、本当にありがとうございました」
「送迎してくれたお母さん、ありがとうございました」
と、これまで支えてくださった大人の方々への感謝の言葉がまっすぐに述べられました。

また「練習を通して自信をもって声が出せるようになった」「成長できた」と、自分自身の変化をしっかり振り返る発表もありました。

どの児童も、自分の言葉で思いを丁寧に表現しており、その姿に、これが小学生なのかと思うほどの頼もしさを感じました。

 

4年生も、上級生の言葉に耳を傾けながら、伝統を受け継ぐ喜びや使命感、そして自分たちを支えてくれる方々への感謝の思いを高め、その気持ちを自分の言葉でしっかりと表しました。

その姿から、伝承とはこうして世代を超えて思いが受け継がれていくことなのだと、改めて考えさせられました。

 

御指導いただいた鹿踊保存会の皆様に、深く御礼申し上げます。
鹿踊りの活動を通して、子供たちを大きく成長させていただきました。

地域・家庭・学校が手をたずさえ、子供たちの成長を支えている八瀬のすばらしさを、あらためて実感しています。
この温かなつながりを、今後も大切にしていきたいと思います。

3・4年 防災センター見学

3・4年生が、社会科の学習として気仙沼・本吉広域防災センターを見学しました。

 

気仙沼・本吉広域防災センターは、本吉地方の災害対策活動の拠点となっている施設です。

 

通信指令室は、119番の電話を受けて、最初に情報を集める場所です。消防車や救急車に「ここへ急いで!」と指示を出します。

 

救急車の中も見学し、救命活動に使う道具がたくさんあることを教えてもらいました。
「救急車に乗るのは今日で最後になるよう、健康に気をつけてね」と励ましのお言葉をいただきました。

 

消防車も見学させていただきました。
使用するホースを持たせてもらいましたが、とても大きく重たくて驚きました。

 

ウォータータンカー。消火のために大量の水を運ぶタンクを載せており、全長がとても長い車両でした。

 

地震体験では、東日本大震災の揺れを体験しました。地震のおそろしさと,地震発生時の行動を学びました。

 

今年2回目の煙体験。煙が充満した室内から避難する体験により,煙の怖さと,火災時の避難方法を学びました。

 

ファイヤーコントロールボックスの見学では、火災初期に空気の通り道を遮断することの大切さを学びました。

 

防災センター見学をとおして、施設・車両の役割と、そこで働く人々の工夫や苦労、災害時の具体的な行動を学ぶことができました。

この体験を単元のまとめ学習に生かすとともに、普段の学校生活での安全・防災意識の定着を図っていきます。