月立小学校の日常を紹介します

小正月

今日は小正月です。

月立小学校の大柱に添えられた繭玉飾りが柔らかな雰囲気を作り出して、少なくなりつつある昔から伝わる大切な習わしが継承されている学校であり、他にはない景色であると思います。

 

1年生は時計の学習をしていました。


担任の先生から「5とばしで、5、10、15…」と、時計の何分の扱いについて言葉に出しながら勉強していました。

今日は小正月で小豆粥を食べたりします。例えば、お正月の準備で小豆をより分ける時に、数え方で「に、し、ろ、や、と…」と生活の中に数の遊びがあって、その家庭の中の算数と教室の中の算数が混じり合って、身に付いて日常の中で活用出来る様になっていました。

小学校算数は家庭生活との関連が密着していますので、低学年はもちろん高学年であっても意図して「させてみる」ことも大切です。
中学校に行くと頭の中での作業が多くなりますので、小学校のゆとりの時間がある時に多くの体験的学習の積み重ねが考え方のもとになっていきます。

その体験的な学習をしていたのが3年生でした。

校舎内を歩きながら消火器や消火栓の場所となぜ、そこにあるのかなどを考えていました。ここでも、きまりや法則を見つけ出す学習が始まれば自主的な学習になっていきます。

月立小の子供たちと一緒に、学ぶことのおもしろさを感じる授業づくりをこれからも目指していきたいと思います。