鹿中 学校生活

今日の鹿折中

アンサンブルコンテスト県大会 銅賞 よく頑張りました

 
 1週間前の1月12日(土)に吹奏楽部の3人は,打楽器3重奏「ケルベロス・ドラムス」を仙台市のイズミティーの大ホールで披露してきました。アンサンブルコンテストの県大会です。昨年,12月の地区大会で金賞をいただいた演奏に更に磨きを掛け,音楽性を高めて臨んだ県大会でした。結果は,銅賞ということでしたが,とてもいい演奏ができたようです。それが一番です。「ケルベロス」とはギリシャ神話に出てくる犬の怪物で,三つの頭をもつ猛犬のことです。この曲は,その名の通り3人が入り乱れて打楽器を演奏するもので,最初に聞いたときはとてもびっくりした難しい曲です。地区大会を経て,3人は先生の指導を受けて更に練習し,曲を自分たちのものにしてきた歩みは立派です。よく頑張りました。県大会に出場して演奏した大きな経験を今後の目標に生かしてほしいものです。期待します。また,県大会に出発する時には,学校に来ていた男子卓球部,女子ソフト部の生徒の皆さんが見送りをしてくれました。ありがとう。
 

授業研究会(保体)を行いました 普段の学習の積上げ

 
 
 1月15日(月)は寒い朝でした。2校時目の体育館は恐らく氷点下に近い気温だったと思います。この寒さの中,体育館では3年男子保健体育の授業研究会が実施されました。これは年間をとおして全職員が校内で研究授業をして互いに学び,各自の授業改善を果たし,学校全体としての授業の質を向上させる取組の一つです。この日の放課後には,全職員が授業検討会に参加して学びを深め合いました。
 それにしても,さすがは3年生の学習でした。以前にもお話しましたが,最近の授業は知識技能だけでなく,思考力・判断力・表現力を育てる視点を強く持っています。バスケットボールを楽しむときに,どんな戦略でで攻撃し,どう守るかなどをチームで検討し,練習し,反省し,表現して更なる進歩を果たしていました。生徒が自立して学習している様子は素晴らしいものです。また,友達のプレーをよく見て互いに評価していることも良かったと思います。それを導く,先生の言葉がけや関わり方,継続した指導もよくできていたと思います。やはり,普段からの積み上げはとても大事だなと思わされる学習の様子でした。
 
 

スマホ18の約束(ご紹介)

 先週,スクールカンセラーの國政先生からお便りが発行されましたが,その中に紹介されている「スマホ18の約束」はご存じだったでしょうか? お便りでは前半部分だけが紹介されていました。そこで,ネット上で調べてみると,アメリカ人の下の写真のお母さんが,下の写真の息子さんにスマホをプレゼントしたときに,期待と戒めを込めて契約書を作り,子どもにスマホを賢く利用することを願ったものだと分かります。このお母さんの人間に対する洞察力の深さ,親の責任や役割を果たそうとする姿勢が伝わってくる文章です。私たちの教育や子育ての参考になるものです。

 
  以下に18のうち,7番以降をご紹介します。

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 7 このテクノロジーを使って嘘をついたり,人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え,喧嘩に参加しないこと。
 8 人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。
 9 友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。
 10 ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。
 11 公共の場では電源を落とすなり,サイレントモードにすること。特にレストラン,映画館や他の人間と話す時はそうしてください。あなたは失礼なことをしない子です,iPhoneがそれを変えてはいけません。
 12 他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり,貰ったりしては行けません。笑わないで。あなたの高知能でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし,あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。よくない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし,風評を消すのもなおさら難しい。
 13 写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に収録されます。
 14 ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし,あなたの一部でもありません。携帯なしで生活することを覚えてください。流行に流されない,FOMO(自分だけが取り残されるていると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。
 15 新しい音楽,クラシック音楽,あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてください。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。
 16 ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。
 17 上を向いて歩いてください。あなたの周りの世界を良く見てください。窓から外を覗いてください。鳥の鳴き声を聞いてください。知らない人と会話をもってみてください。グーグル検索なしで考えてみてください。
 18 もしあなたが失敗したら,そのときはこの携帯をあなたから奪います。その失敗について私と話し合います。また一からスタートします。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。

防災新聞 防災学習から考えたことを発信する

 
 上の写真は2学期末の放課後の風景です。この日は美術室が1年生から3年生までの大勢の生徒が集まって大賑わいでした。なぜなら,1学期から課題となっていた防災新聞(壁新聞)の締め切りが間近になっているからです。まだ完成していないグループのみんなは必死に仕上げをしています。1学期から継続して勉強している防災についての勉強。この中の幾つかに焦点を当てたり,新たにアンケート調査をしたりして記事をつくり,新聞にまとめて発信するのです。鹿中生に防災学習が浸透していることを感じさせる風景でした。完成した新聞は,3学期に入って,校舎1階の廊下に全校生徒分が掲示されています。(下の写真,一部)なかなかよくできた新聞もあるようです。現在は先生方で審査中です。ご来校の際にはどうぞご覧になってください。
 

生徒数の変化 新しい現実・新しい学校づくり

 少子高齢社会です。上の表は本校の生徒数の変化を表しています。震災直後の平成23年度は全校の生徒数は218人でした。そして,7年を経た今年度は118人です。この間,本校の生徒数は100人も減少したのです。主たる原因は,人口の減少と出生数の減少です。このことは,他校も同様です。本校の来年度は102名になる予定で,以降は100名余りの生徒数で暫く安定する見通しです。
 このことから,生徒の学校生活や,学校の指導も変化することは当然です。学年が単学級になると,生徒の切磋琢磨や仲間作りも変わってくるでしょうし,昔と同じように部活動をすることも難しくなります。反面,一人一人を細やかに指導し助言することができるようになると思います。これからは新しい現実を踏まえた新しい学校づくりをしていくことが大切ですね。生徒諸君にも,一人一人が一層大きな存在感を発揮することで,学校全体の輝きを大きくしてほしいものです。同時に,PTA会員数や職員数も減るわけですから,私たち大人も考えなくてはなりません。新しい学校づくりにチャレンジしていきましょう。
 
 ※写真は今年度の入学式の風景です。

なぜリボンが? ナイスなアイディアです

  
 このリボンは何でしょう?…よくよく見ると,水洗トイレのレバーにピンクのリボン。校舎内すべてのトイレのレバーに,このリボンが取りつけられました。そのねらいは,使用後に足でレバーを踏みつけて水を流すのを防止するためです。足で踏みつけてレバーが汚れたり,壊れたりするのを防止するのです。このリボンがついていると,自然に手でレバーを操作する気持ちになるといいます。生徒の発想ですが,ナイスなアイディアです。いいと思います。ちょっとした工夫で,丁寧な気持ちで物に接するようになるのですね。この発想,他にも活用できるかもしれません。

インフルエンザ流行 今が大事なポイント

 インフルエンザ対策を!
 珍しく2学期末までに市内でのインフルエンザの発症がなく,安心していたのですが,新年になって一気に罹患者が急増しています。本校では先週末の段階で3名が罹患しました。小・中・高を問わず,市内の他校では罹患者が多数となったため,学級閉鎖や部活動中止等の措置をとるところが出ています。本校もピンチです。爆発的な感染が起きないようにしなければなりません。木曜日には早速アルコールで校舎内を除菌しましたし,金曜日は特に心配な学級は全員がマスク着用で過ごしました。この3連休の過ごし方が大事なポイントになります。今後に影響すると思います。生徒や職員は,ぜひ危機感をもって具体的な予防行動をお願いします。インフルエンザの流行で,3年生の受験が危ぶまれたり,大会等に参加できなくなることもあります。罹患防止に最善を尽くしましょう。下は先週の保健だよりからの抜粋です。もう一度ご確認ください。

校舎のワックス掛け ご苦労さまでした

 
  これは2学期末の風景です。新学期を清々しく迎えるため,生徒たちは校舎のワックス掛けに励みました。まず,クレンザーを使って床の汚れをきれいに落とします。それを拭き取って乾かしたら,モップを使ってワックスを掛けます。しかし,ワックスを掛けると乾くまでは歩けないので困ります。そこで,廊下などは半分ずつワックスを掛けなければなりません。写真の中にスリッパが見えますが,これが目印となっています。ワックス掛けは大変な作業なのです。生徒の皆さん,最後まで頑張った保健委員の皆さん,ありがとうございました。
 さて,下の写真は体育館のワックス掛けの風景です。12月27日(木)の部活動終了後,男女バスケ部,男女卓球部の皆さんが作業をしてくれました。下の真ん中の写真をみると,ワックスの有無の差が歴然とお分かりだと思います。体育館はその広いので,また大変な作業でした。お陰で3学期の始業式は,このピカピカしたフロアの上で,気持ち良く行うことができました。お疲れ様でした。
  

毎月11日は防災学習の日 「海とともに」

 
 今日は防災学習の日です。朝の始業前の時間を利用して継続的に学習が進められています。8回目の3.11みやぎ鎮魂の日も近づいてきました。上の写真は鹿折川に新しく架けられた「浪板橋」から魚市場方面を撮影したものです。今は立派な堤防ができて,周囲の水産加工場も再建されて稼働しています。少しずつこの町が災害から立ち上がっていることが分かる写真です。鹿折は,そして気仙沼は,これからどんな町になっていくのでしょうか。震災の記憶をいつまでも忘れずに,その教訓を活かした町づくり,人づくりをしていきたいものです。本校の防災教育が将来の町づくりに役立つことを願います。
 ところで,本校3年生の鈴木友彩さんが書いた「海とともに」という文章があります。これは,文集「うみ」に出品した作品ですが,本校の生徒の多くは友彩さんと同じような思いでいるのではないかと想像します。よい文章ですので下にご紹介します。
 作文原稿 文集「うみ」30(鈴木友彩).pdf

楽しげな4人 その1分後は

 
 これは昨年12月に撮影した写真です。
 左の写真…何やら楽しげな4人の生徒たち。雪の降る中,どんな会話をしていたのでしょうか。仲良く活動しているようです。いいですね。朝の校門,午前8時1分の様子です。
 右の写真…それから1分後の午前8時2分の撮影。先の4人組は挨拶運動をしていたのでした。でも,さっきとは違って,とても寒そうにしているように見えますね。冬場の挨拶運動は大変です。寒さに負けず,全校生徒がみんなで当番を決めて挨拶運動を継続しています。大変立派です。ご苦労様。1月・2月もこの活動は続きます。この運動から気持ちの良い学校生活が生まれるといいですね。

3学期始業式 そして早速,学力診断テスト

 
 昨日1月8日(火)は3学期のスタートでした。氷点下5℃まで冷え込んだ朝でしたが,風もなく穏やかな日差しが降り注いでいました。気持ちのよい新学期のスタートです。始業式では校長先生の式辞の後,3年生を代表して矢作賢人くんが,2年生を代表して新野楓成くんが,それぞれ抱負を述べました。これまでの成長や反省等をもとに,新学期や新年度を見据えた抱負を立派に発表しました。
 校長先生の式辞では,「未来を夢見る人間」は,未来を汚したくないので,できごとの結果を他人のせいにはせず,嘘はつかず,いつも堂々としていることを話し,君たちもそんな人間になってほしいとの願いが述べらました。
 その後には,学活がありました。そして次に,1・2年生は学力診断テストです。冬休みに勉強を頑張った成果を示そうと,生徒たちは真剣に問題に向かい格闘していました。1年のまとめに相応しい,中身のある,いい3学期になるといいですね。頑張れ,勉強!
 

やっぱり来ていた! 校舎裏で足跡発見

  
 年末年始の閉庁の後に校地内の点検をしていたところ,やっぱり来ていたようです。体育館や特別教室棟の裏側に動物の足跡を発見。しかも,どうやら2頭のように思われます。これは年末に訪問してきたあの親子の足跡ではないでしょうか。雪が降ったおかげで,足跡を確認することができました。校舎の裏手を西側の土手のほうから横切り,東側の職員駐車場まで歩いたようです。その後は雪が消えてしまっていたので分からなくなってしまうのですが,これはあの2頭に違いありません。学校と鹿の共存!…今年のテーマとなるのでしょうか?

受験が始まります 将来の自立を考えて

 
 明日から新学期です。3学期には入学試験があります。3年生諸君の健闘を期待します。左の写真は2学期の放課後の「面接試験」の練習風景です。生徒は背筋がぴんと伸びて,しっかりとした態度と言葉で質問に一生懸命答えていました。写真には写っていませんが,その様子を数名の同級生が見学しており,自分の面接に役立てようと真剣に質問や応答を聞いていました。
 ところでなぜ進学するのでしょうか。将来の自立した姿をどう描き,どう社会に参画して生きようとしているのでしょうか。ぜひ将来の生き方をしっかりと捉えて受験にチャレンジしてください。右の写真は,廊下に貼ってある今年の2年生の職場体験学習の様子をまとめた写真です。3年生もこの体験学習をしましたが,職業の経験から君たちが感じたことを今大切にしているでしょうか。あのときの経験は君たちの人生のヒントになるものです。そして,生きる喜びを知らせてくれた貴重な経験だったと思います。体験を踏まえて進路の追求をしていきましょう。

今シーズン最初の雪景色

 
 昨年末には本格的な寒波が来ました。12月28日(金)の朝は雪景色が広がりました。厳しい寒さの朝ではありましたが,今シーズン初の雪景色は美しくもありました。学校は1年の最後の日に雪化粧をさせてもらいました。でも,寒いのはやはり辛いですね。3学期,インフルエンザなどが流行らなければいいのですが。もうすぐ冬休みも終わりになります。生徒たちの宿題は終わったでしょうか…。
 

青雲の志

 
 校舎3階の学習室を放課後に覗いてみると,既に書き初めを練習した作品が行儀良く並べられて,乾かされていました。力作ぞろいです。3年生は今年も「青雲」です。
 ところで,校門付近には「青雲の志」と刻まれた大きな石碑があることはご存じでしょうか。現在の「大峠山」の地に校舎が移転してもう40年近くになるのですが,その際に同窓会の皆さんがこれを寄贈してくださいました。実に堂々とした立派な石碑です。文字には黄色の塗料が入れられ,文字がしっかり見えるようになっています。
 辞書によれば,「『青雲』は雲の上の青い空を意味し、高位・高官、立身出世のことをいう」とあります。また,そのことから「徳を磨いて、立派な人物になろうとする心。また、功名を立て立身出世をしようとする心」と解説されています。
 雲でさえ高い目標ですが,その向こうの青空は更に高く,しかもいつも澄みわたっている場所です。そこは絶対的な輝きをもつ場所。この言葉は生徒に,単に名誉を希求するのでなく,その上の絶対的な理想(青空)を目指せと言っているようです。生徒が「青雲」と書く度に,雲上の青空の輝きに憧れる心を宿してほしいと思います。

迎春 未来を夢見る人間になろう!


 なぜ学ぶのか。…それは,幸せになるためです。そう答えたいと思います。自分はもちろん,自分以外のみんなと一緒に幸せになるために学ぶのです。…そう考えると,学ぶことの意義がよく分かでしょう。みんなが幸せになるためには,世界や身近な地域の課題を解決していかなければなりません。どんな課題があるのでしょうか。どう解決したらいいのでしょうか。その答えを見つけるために,学び,実践するのです。
 鹿折中学校は「未来を夢見る人間」の育成を目指しています。今年もその目標に向かって頑張ります。生徒諸君が,将来にわたって自分とみんなの幸せを求め,人々と協力して実践し,明るい未来の担い手となって逞しく生きることを願います。
 ふるさとや世界をより良くするのは,私たちです。本物の学びを実現しましょう。
 

教室から海が見える! 幸多き新年に


 先日気付いたのですが,校庭南側の土手にある桜がすっかりと落葉し,教室から海が見えるようになっていました。残念ですが,校舎1階から海は見えないので,このことに気付くのが遅くなりました。生徒の教室がある2階や3階からは,上の写真のように海が見えています。気仙沼の人々には,海が見えることは「吉祥の兆」と感じられるのではないでしょうか。ひどい災害には遭いましたが,海は「素晴らしいもの」という感覚がすり込まれているのでしょう。そう言えば,校歌の1番は「東にひらく良港の 鼎浦の朝ぼらけ」で始まります。そして,終わりは「光輝く中学校」です。今後もそんな中学校になることを目指しましょう。
 いよいよ今年もおしまいです。これまでの学校へのご理解とご協力に心より感謝いたします。来年の「幸」はこの海の方角からやってくると信じて年の瀬を迎えることとします。皆様,幸多き1年になりますよう,よい新年をお迎えください。(このホームページの「鹿中リポート」は暫くお休みし,1月4日より再開します)

2学期の通信票を手渡す 評価を生かす

 
 12月21日(金)の終業式の後には学級活動がありました。生徒は担任の先生から一人ずつ通信票を手渡され,2学期の頑張りを評価してもらいました。また,冬休みや3学期の過ごし方への助言,これからの活躍への期待などが伝えられたようです。自分自身でも頑張ったことを自覚し,自信をもつとともに,反省や後悔を踏まえて向上や改善への意欲をもってほしいものです。
 下の写真は,先にご紹介した1年生の「ありがとうBOX」を活用した,生徒同士の相互評価の様子です。友達の行動の中にある「良さ」への気付きをみんなに促し,感謝や賞賛の表現を積極的にさせています。帰りの会でBOXを空けて,投稿文章を紹介し,みんなで認めて拍手することで,肯定的な仲間意識も育てているようです。生徒は先生や親から褒められるより,友達から認められることのほうが嬉しいのです。友達からのプラスの評価は偉大な力となります。私たちも,たくさん褒めるところを見つけてやりたいものです。褒める種を撒き,育ててやりましょう。その上で,子どもの間違いや未熟さを指摘し考えさせることで,今後の飛躍を導くことができるのではないでしょうか。お子様の良さを把握し,まずは積極的に褒めていただくことをお願いいたします。
 

年末大掃除 生徒が大活躍しました ご苦労様

 
 
 先週は「鹿中きれいの日」に始まり,年末の「大掃除期間」としていつもより長めの清掃時間をとり,生徒たちは校内の美化に取り組みました。以前にご紹介したように「鹿中きれいの日」は今年度から生徒会が始めた清掃企画です。これまで数回実施していましたが,今回はちょうど年末清掃の時期と重なりました。生徒は一生懸命に取り組んでくれました。物を動かしたりして普段はしない場所を清掃したり,ワックス掛けのためにクレンザーで汚れを落としたり,窓ガラスを清掃したり,廃棄するゴミを出したり,大活躍でした。各自が責任をもち,工夫をしながらの活動でした。もちろんサボったり,お話に夢中になったりして活動をしない生徒は一人もいませんでした。誇らしくなる生徒たちです。お陰で学校がすっきりとしました。ご苦労様でした。

 
 

親子の姿 鹿の訪問

 12月21日(金)2学期終業式を終えた後,生徒が先生から通信票を受け取っている頃,校庭の南側の土手に鹿が現れました。(写真左下)鹿も通信票をもらいに来たのでしょうか。どうやらカモシカのようです。

 すると,なんどもう一頭が……。体格が小さいので,きっと子鹿ではないでしょうか。親鹿はしばらくその場をゆっくりと進み,子鹿が追いつくのを待っていたように見えました。
 子鹿はついに親に追いつき,二頭は少しの間その場にいましたが,そろって西側の林に消えていきました。この様子は何かを表しているのでしょうか。
 鹿折中学校は本当に「鹿おり」中学校なのです。久しぶりの訪問でしたが,よく鹿を校庭で見かけます。今回はカモシカでしたが,ニホンジカの親子も以前には訪問してきました。親鹿は子別れをするのでしょうか? 鹿たちは冬眠をするのでしょうか…?