鹿中 学校生活

班活動・係活動 学級生活の基本です

 
 どの教室にも,生徒の班活動や係活動の所属や役割分担が掲示されているものです。保護者の皆さんの中学校時代も同様だったのではないでしょうか?小学校にはありましたが,高校の頃はどうだったかと考えると,あまり記憶がありませんね。中学校では,この班活動や係活動が学級生活の基本です。この活動から,自分の役割や責任を果たすこと,みんなで助け合うこと,協力して問題解決をすること,そのためにしっかり話合うことなどを学びます。これによって,一人一人に居場所のある集団が徐々にできていきます。
 ある学級の側面の壁には,左上のような掲示物がありました。一番上の段には,係や班所属,2段目には各種の通信,3段目には話合いで使った付箋紙,4段目には話合いのテーマが書かれていました。とてもよくできています。
 この学級では,一つの班が一つの係を担当する方式です。驚いたのは,班の役割の中に,班長,清掃長,特殊任務長,学習長,清掃長といった個別の役割分担があることでした。これは昔はなかったなと思いながら見ていると,各班の「◎◎長」同士が集まって話合いをしているのです。(右下の写真)例えば清掃長は「各班の掃除の取組」について,班長は「クラス全体をみたとき,よいこと,わるいこと」について,それぞれ現状→課題→解決策を話合っているのでした。1年生ながら,うーん,なかなかやるなと思って見ました。このような活動をとおして中学生は少しずつ成長していきます。ご家庭でも,お子様にどんな活動・仕事をしているのか尋ねてみてください。きっとお子様のやる気につながると思います。