鹿中 学校生活

今日の鹿折中

この日は PTAの皆さんも話合い

 
 昨日ご紹介した先生たちの話合いがあった日の夜には,PTA役員会が開催されていました。役員の皆さんにお集まりいただいて,各部への所属をどうするかを話合いました。そして,3つの部ごとに分かれて話合いをしていただきました。そこでは,今年度の活動計画を決めていただき,早速その内容の実施に取りかかっていただいたようです。また,学年部の相談も行われました。3年生では夏休みに毎年行われる「はまらいや」への参加も相談されたようです。本校PTAでは今月末には市PTA連合会の「バレーボール大会」への参加も予定しています。(昨年は事務局を担当して大変ご尽力いただきました)このような活動をとおして,会員が親同士や先生たちとの連帯を深め,協力して子どもたちの指導や支援をする地盤がつくれるものと期待をしています。「鹿3運動」は学校先導で進めさせていただきましたが,今後はPTAのご協力も頂いて実効力を上げていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
 

生徒が帰った後 先生たちの話合い

 
 5月30日(木),生徒が下校した後,先生たちが熱心に話合っていました。生徒の学習スタイルと同様に,学年グループごとの話合いです。どんなことを話合っているかは秘密ですが,あるテーマについて,生徒の①良さや期待できる点は何だろう?,一方,②心配で改善しなければならないことはなんだろう?,それは,③どうすれば解決できるだろうか?と話合っています。また,別のグループでは,①学習面,②生活面のそれぞれから実態を考察して,問題点やよさを明確にしていました。熱心ないい話合いができていました。実はこの日の話合いで終わりではありません。この後は各自の宿題が出されています。今度は自分一人で考えるのです。今日の話合いを踏まえた自分の「解決策」や「アイディア」を考えてくることになっているのです。その宿題を持ち寄って第2弾の話合いをします。今度は全員での話合いです。やっぱり「みんなで話合う」「自分で考える」のバランスは大事ですね。生徒の学習と一緒です。このような話合いから学校の取組が進められています。そして,先生たちのチーム力も向上させているのです。
 

歯科検診・耳鼻科健診 どうだったかな?

 
 学校では毎年健康診断が行われます。学年によって検診内容は若干異なりますが,法律によって6月末までに全生徒が健康診断をしなければならないものと決まっています。ですから,5月・6月は検診ラッシュです。先日も眼科検診を終え,先生から生徒の受診態度がとても立派だったとお褒めの言葉をいただきました。
 さて,5月29日(水)は歯科検診でした。永年本校の学校歯科医をお務めいただいている熊谷利勝先生には,今年も生徒の口腔の様子を丁寧に診ていただきました。たいへんありがとうございました。よくできていると思うのは,先生が診断した後,すぐにその結果に基づいて,養護教諭の豊田先生が生徒に指導をしていることです。間髪を入れずに助言をするシステムは本校のやり方です。これはいい方法だと思います。それにしても,しっかり歯磨きができている生徒とそうではない生徒がいて,2極化する傾向があることがが少し心配でした。なんとかしなくてはいけません。
 
 また,6月4日(火)は耳鼻科検診でした。過密なスケジュールの中,先生にはとても優しく生徒に接していただいて検診をしていただきました。たいへんありがとうございました。
 保護者の皆様には,各検診の結果,治療勧告を文書でお知らせしています。健康な身体は一生の財産です。内容をご覧頂いて,状況が悪化しないうちにぜひ受診していただき,お子様が健康に成長できるようご配慮をお願いいたします。よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら,学校にお尋ねください。
 

さわやかな校庭 保健体育でハードルの授業

 
 日差しが強まり,緑の深さが増し,輝く季節となりました。ある日の午前中,光輝く校庭に2年生の生徒が出て保健体育の授業をしていました。とても清々しく,楽しそうなので,思わず写真をとったのです。以前にご紹介した,真冬の校庭でのサッカーの授業,あれは根性や気合いが必要な授業でしたが,あの時とは180度違う授業風景です。生徒の声や先生の声が校庭に響き渡っています。
 
 一生懸命に生徒が取り組む姿って,とってもいいですね。生徒自身はどう思っているのかは分かりませんが,この若者たちの様子から元気をもらい,未来に期待をしたくなるものです。指導をしている先生や支援員さんも気持ちがいいでしょう。教頭先生も職員室にいるときより楽しそうです。
 

毎月の「防災標語」 防災委員会

  
 生徒の防災委員会では,毎月,防災標語を考えて決定し,校舎内に掲示して呼びかけています。各学年から意見を出し,その中で良いものを選んで決めている様子です。
 震災の発生した3月は「忘れるな八年前の大震災」,年度が変わった4・5月は「いつでも防災意識を持とう」,避難訓練を校内で行う6月は「避難訓練で防災意識を高めよう」というものでした。校舎内の階段踊り場などにこの標語か貼り出されて防災を呼びかけています。防災委員の皆さん,毎月の標語の掲示,大変ありがとう。お陰でいつも防災を意識できています。
 でも,気になるデータもあるのです。先月の安全だより「みんなでANZEN5月号」でご紹介したことですが……①「災害時にどのような行動をとればよいか知っているか」という質問に「あまり知らない」と答えた生徒は27%もいました。②「家庭で災害について話し合っているか」という質問に「あまり話し合っていない」と答えた生徒が31%だったのです。次第に防災意識が低下してきているのかもしれません③「家庭でどのような対策をとっているのか分からない」と答えた生徒は44名でした。今日は11日,防災学習の日です。親子で災害を予想して,改めて話し合ってみてはどうでしょう。

鹿折地区ソフトボール大会 鹿中ソフト部健闘!

 
 6月9日(日)は鹿折地区ソフトボール大会(鹿折公民館主催)でした。前日の雨模様とは打って変わった晴天の下,大勢の地区民の皆さんが学校に集まってきました。そして,本校ソフト部も全員集合です。
 
 この大会は本校ソフト部にとっては大事な大会となりました。とても残念なことでしたが,部員が6名なので地区中総体に参加できない生徒たちの,中総体に替わる大会としてこの大会を位置づけているからです。この日は6名全員が揃って大会参加できました。そして,保護者や先生の協力をもらって大会に参加することがでしました。
 
 相手は強敵です。地区自治会のチームなのに野球経験者が大勢いて,女子中学生には考えられないプレーをしてきます。しかし,これも仕方の無いこと,大人の男性を中心としたチームとの,手加減なしのガチンコ対決となりました。
 
 試合は相手にリードを許す展開となりましたが,終盤で遂に追いつきました。延長は宮城方式で進められました。本校チームは先攻でしたが,2アウト満塁からの対戦で得点できず,逆に相手には点を入れられて敗戦となりました。本当にあと一歩という試合です。とても悔しい敗戦でした。もう一試合させたいと思いましたが,叶いませんでした。
 
 でも,生徒たちは皆さんに協力してもらって試合に出れたたこと,大勢の保護者や家族,先生に試合を見てみてもらって頑張れたことは幸せでした。3年生は最後の試合となりましたが,これまでの自分たちの歩みに自信をもってほしいです。そして,ここから大きく踏み出してほしいものです。頑張れ,3人の3年生! ご協力,応援いただいた皆様に厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 

昼休み 外で運動あそび!

 
 5月に入って昼休みの校庭や昇降口付近が少し賑やかになっているのです。竹馬にのって遊んでいる生徒,縄跳びをしている生徒,ボール遊びをする生徒など,思い思いに運動を楽しんでいます。
 これは以前に行っていた「朝の縄跳び」の発展形の取組です。ある先生が生徒にアンケート調査したところ,運動をもっとしたいが,なかなかできていないと感じている生徒が大勢いることが分かりました。では,もし運動するとして,どの時間帯が適切かを尋ねてみると,昼休みと答える生徒が多かったのです。そこで,生徒たちに昼休みに外で運動したり,遊んだりしようと先生が提案し,生徒の一部が外に出てくるようになったのです。気候がよくなったことも一因かもしれません。何か適当な運動はないものかと先生が探したところ,新品の竹馬が倉庫にあることを見つけたらしく,5月からは昇降口に置くようにしています。
 広い校庭が生徒に戻ってきたのに,保健体育や部活動でしか使っていません。もったないように思います。そして,運動部活動の生徒だけではありませんし,登下校を保護者の送迎でしている生徒も多数いることから,もっと日常的に運動することを勧めたいと思っていたのです。このような運動遊びが広がって,健康を増進し,体力を高めるようになったらいいなと思います。これは自分から進んで取り組むことが大事です。昼や朝に校庭を使ってジョギングや散歩をするのも勧めたいものです。どうでしょう。
 

鹿ゴール!

 
 5月26日(日),中総体2日目を終えて生徒や先生たちが学校に戻ってきた頃,久しぶりに校庭に鹿が現れました。今回は1頭のニホンジカです。随分体が大きい鹿のようでした。「鹿がサッカーゴールの中に入っている!」「かわいいーッ!」などと職員室では盛り上がりました。気温が高い日でしたが,夕方になって幾分落ち着いてきたからなのか,悠々と校庭を東側から西側にかけて進んでいきました。歩いては立ち止まり,職員室のほうを見ています。職員室を警戒するかのようです。そして,また歩いては立ち止まるといった感じです。食べ物を探しているといった様子ではないようです。今回の登場で,鹿の「おしりは白い」ことがよく分かりました。それにしても毎回思うのですが,こんなに大きな野生生物,普段はどこを寝ぐらとしているのでしょうか。三陸道建設や大島架橋取付け道路工事のため,山は環境が変わっているのかもしれませんね。鹿さんにも頑張ってほしいですね。
 

陸上大会練習への参加者50名超

 
 50人が一斉に走り出すと校庭には,土煙が上がります。圧巻な場面です。
 
 地区中総体陸上競技大会が近づいてきました。今年は6月13日(木)に一関陸上競技場で開催されることになっています。本校では毎年参加希望者を募り,自発的に生徒がこの大会に参加しています。今年も大勢の生徒が参加の名乗りを上げてくれました。なんと全校101名の生徒のうち53名もの生徒が希望をしてくれました。みんなでこの大会を頑張るぞといった気持ちが代々生徒に受け継がれているようです。競技力の問題ではありません。その前向きな気持ちが嬉しいですね。そして,サポートメンバーとしての活躍もありがたいです。
 
 昨年のことを思い出します。昨年の今頃も校庭は復旧工事の真っ最中でした。ですから,東中才の仮設グランウンドにバスで移動して練習をしていました。今年は写真のとおり,広い校庭をみんなで使って楽しく練習ができています。幸いよい天気も続いているようです。普段の各部活動の垣根を越えて,みんなが一緒になって取り組めるのも魅力なのでしょう。とても前向きな練習風景です。期間が短いですから,疲れをためず,怪我をしないように練習に励んでほしいと思います。また,みんなで声を掛け合ってアドバイスをしながら練習したいものですね。
 
 8日(土)には,一関市で開かれる「中体連陸上教室」に大勢の生徒が参加することになっています。参加予定の生徒のご家庭には既にプリントでお知らせしていますが,ご協力をどうかよろしくお願いいたします。→「陸上教室」は天候悪化のため中止となりました(6/7・13:30)
 

生徒たちによる学級づくり

 
 昨日ご紹介した学級には,また別の目を惹くものがありました。上の写真です。どやら学級目標が決定したのですね。「極限的結戦 ~自分たちの極限の力を出し友達と団結してカベに向かって戦え~」というものらしいのです。「なんと斬新な学級目標!」と思いましたが,これが生徒にとっては,イマドキの表現なのかもと思ったのです。そして,これを教室に清書して掲示するためにどのように書くかも検討され,提案されているのです。工夫のある表現が企画されているように思います。これが完成して掲示されるのが楽しみです。表現力や企画力のある学級ですね。
 さて,下は別の学級の壁に貼ってあったものです。生徒たちは学級内でレク的な行事を行ったようですね。担任の先生に聞くと,ストップウオッチを使ったお楽しみ的な行事だったのだそうです。名付けて「第1回ギネス大会」です。上位の成績の生徒にメダルが渡され,写真をとり,その結果が掲示されていたのでした。みんなで楽しむ活動だったのですね。
 生徒たちの学校生活は,やはり生徒たちが作り出すものです。試行錯誤や工夫があり,時には個性がぶつかって対立や反目があり,それを乗り越えてよりよい集団になっていくもののようです。各学級の歩みを楽しみに見ていきましょう。生徒会のテーマも決まりました。こちらも楽しみです。
 

班活動・係活動 学級生活の基本です

 
 どの教室にも,生徒の班活動や係活動の所属や役割分担が掲示されているものです。保護者の皆さんの中学校時代も同様だったのではないでしょうか?小学校にはありましたが,高校の頃はどうだったかと考えると,あまり記憶がありませんね。中学校では,この班活動や係活動が学級生活の基本です。この活動から,自分の役割や責任を果たすこと,みんなで助け合うこと,協力して問題解決をすること,そのためにしっかり話合うことなどを学びます。これによって,一人一人に居場所のある集団が徐々にできていきます。
 ある学級の側面の壁には,左上のような掲示物がありました。一番上の段には,係や班所属,2段目には各種の通信,3段目には話合いで使った付箋紙,4段目には話合いのテーマが書かれていました。とてもよくできています。
 この学級では,一つの班が一つの係を担当する方式です。驚いたのは,班の役割の中に,班長,清掃長,特殊任務長,学習長,清掃長といった個別の役割分担があることでした。これは昔はなかったなと思いながら見ていると,各班の「◎◎長」同士が集まって話合いをしているのです。(右下の写真)例えば清掃長は「各班の掃除の取組」について,班長は「クラス全体をみたとき,よいこと,わるいこと」について,それぞれ現状→課題→解決策を話合っているのでした。1年生ながら,うーん,なかなかやるなと思って見ました。このような活動をとおして中学生は少しずつ成長していきます。ご家庭でも,お子様にどんな活動・仕事をしているのか尋ねてみてください。きっとお子様のやる気につながると思います。
 

雨の日も 「あいさつ運動」

 
 本校の登校坂にこの立派な看板があることはご存じだと思います。あいさつを代々生徒会が大事にしてきたことを表すものです。この看板に恥じないあいさつを学校生活のなかでやっていきたいものです。
 さて,現在の本校では年間を通じてあいさつ運動をしています。毎日ではないのですが,色々なグループであいさつ運動の当番となって,朝の校内にあいさつを響かせています。これも特色です。学級別,部活動別,委員会別,部活動別などの当番があります。晴れているときは,冬でも校門付近にこの集団が現れるのですが,雨が降ったときは昇降口です。この日は生憎の雨模様でしたが,1年1組の男子生徒が当番を務めてくれました。あいさつで生徒同士がつながり合い,気持ちのいい学校生活ができるといいですね。そして,校内だけでなく,家庭でも,地域でもこれを実践してほしいです。生徒の皆さん,中学生の「かっこいい」あいさつをしましょうね。食事の時も「いただきます」をしっかりとね。
 

大きなホワイトボードがありました! 家庭学習

 
 1年生の教室に行ってみると,なんだか大きなホワートボード(WB)が後の出入口のところにあったのです。こんなに大きいWBがあったかなあと思って,その中身を見てみると,3人の生徒のチャレンジノート(家庭学習ノート)のコピーが貼ってあり,コメントが書いてありました。これで家庭学習を生徒に工夫させ,効果的な学習の仕方を身に付けさせようとしているのでした。3人の生徒の良さが説明されています。先生が書いたものでしょうか?生徒たちが書いたものでしょうか?それぞれの良さが紹介されています。
 時折「勉強の仕方が分からない」といって自分で勉強をしようとしない生徒がいます。そして,保護者もそのことを鵜呑みにして勉強の仕方を教えてくださいということがあります。しかし,勉強の仕方というのは「勉強するから分かるようになる」ものではないでしょうか?このことをを絶対に身に付けよう,覚えようと思って自分で工夫をするから,自分の勉強方法が身に付いてくるものだと考えてはどうでしょう。もちろん,級友の勉強の仕方はとても参考になります。まず,自分のやり方でやってみることです。そこがスタートラインです。そこから工夫が生まれてくるのです。
  

生徒総会 今年度の生徒会テーマ決まる

 
 5月20日(月)の午後,今年度の生徒総会が行われ,生徒たちは年間活動テーマなどを決定しました。いよいよ鹿折中学校72回目の生徒会の歩みが始まります。開会に当たり,生徒会の歌を全員で斉唱しました。そして,「学校の主人公は生徒なのだから,生徒が自分たちの学校生活に主体的に取り組み,責任を持つことは当然です」と校長先生からお話をされ,その活動例として,昨年の夏の甲子園大会を湧かせた秋田県立金足農業高校の「全力校歌」を動画で視聴しました。
 
 話合いに入る前に出席者の確認をして,総会が成立したことを報告し,議事に入ります。委員会活動,部活動などでの活動報告,決算報告がありました。大人と同じ総会風景です。その後,活動計画や予算案の審議に入り,丁寧な説明としっかりとした説明が繰り返され,中身のある議事が進行していきました。
 
 総務方針をすべてご紹介はできませんが,昨年度までの方針に今年の内容が加えられて説明されていました。今年度のキーワードは「みんなで創る」です。「中央委員会」というのも,その一つかもしれません。昨年の3年生が「鹿中きれいの日」を創って活動したことを参考にして取り組んでほしいと思います。
 
 ところで,生徒会テーマは,投票の結果「Be a Dreamer ~未来へ羽ばたけ~」となりました。最後に教頭先生から話合いを褒めていただき,期待を述べていただいて,総会を終了することができました。
 
 中学校では,生徒会活動の一つとして「総会」や「選挙」を生徒に指導してきました。この活動から,将来の「市民」としての資質を育て,民主的な社会の形成者としての素地を養っています。ESD(持続発展教育)と言わなくても,将来のためにずっと以前から取り組んできたのです。先人の偉大な業績であり,今も大事な教育活動だと思っています。

教育実習生 齋藤先生ありがとう

 
 5月7日(火)~24日(木)までの間,教育実習の齋藤先生が来校していました。教科は国語,学級は2年生,部活動はソフトテニス部を担当をしてもらい,それぞれの先生たちの指導を受け,教職について実際に学びました。齋藤先生は本校の卒業生です。震災直後の平成23年度に中学3年生だったということでした。災害の影響が色濃く,校庭に仮設校舎が建ったときの3年生でしょうか。あの時の鹿折中学校はそんな時だからこそ,「あいさつ」と「笑顔」を大切にしたと言います。今回は久しぶりに母校を訪れ,後輩を相手にした教育実習となりました。何と,放送室にある定番のアナウンス原稿は齋藤先生が中学生の頃に書いて貼ったものだそうです。そのまま現在も使われていることが分かりました。すごい伝統(?)ですね。実習では,教室での学習指導や生活指導に加えて,放課後はテニス部の指導を経験してもらいました。生徒には,齋藤先生と接する中で自分自身の将来を考えてほしいと話していましたが,3週間のお付き合いから,生徒が感じ,学んだものも多かったと思います。夜遅くまで実習に取り組みました。お疲れさまでした。残りの学生生活の充実を期待します。
 

家庭科学習 あなたの名前の由来は?

 
 昨日ご紹介した2年生,実は前日の5月16日(木)には,こんな学習もしていたのです。家庭科での学習で,自分の名前の由来を保護者に取材して級友に紹介するといった内容の学習です。こんな発表会があるよと噂を聞きつけていたので,ぜひ見てみたいとは思っていたのですが,「今からはじまります」と言われ,教室に押しかけてみました。
 生徒たちは自分の名前がどうしてこのように付けられたのかを取材し,そのことから自分が考えたことを堂々と発表していました。ある生徒に尋ねると,以前にも親から聞いたことはあるのだそうです。でも,思春期を迎えたこの時期に,名前に込められた親の願いや期待を改めて確かめることで,また以前とは違った考えを持つことにもつながり,意味のある活動になるのではないでしょうか。生徒はみんなしっかりと発表し,その発表に対しての級友の拍手が温かいと感じた学習の様子でした。保護者の皆様,子どもたちには親の思いが伝わってると思いますよ。2年生の生徒の今後が楽しみですね。当日は,家庭科の先生のご指名で,担任の先生も飛び入りし,名前の由来を話してくださいました。
 

2年生 「スポーツ笑顔の教室」を行いました

 
 2年生は,先日5月17日(金)にスポーツ笑顔の教室を実施しました。これは,「スポーツこころの教室プロジェクト」様からの講師派遣による教育プログラムです。本校では昨年に引き続き,2回目の実施です。「夢先生」との交流や体験談を通して,夢を持つことの素晴らしさや努力することの意義などを勉強するものです。
 当日は「夢先生」として,梅原玲奈さんに来校していただきました。梅原さんは,フリースタイル・スキークロスの日本代表として,2018年韓国・平昌オリンピックに出場した方です。
 
 前半は体育館でウオーミングアップゲームやチームワークゲームを行い,みんなで協力をして課題を解決することをゲームを通して学びました。
 
 後半は教室でのお話です。夢先生のこれまでの歩みや経験・考えをお聞きして,自分の夢を考え,育む時間です。この時の生徒の眼差しは真剣そのものであり,しっかりお話を聞いて考えていることがよく分かるものでした。
 この教室でのお話から各自が自分の夢に気付き,深め,今まで以上に理想を求めて歩めるようになるといいですね。これからの2年生の成長が楽しみです。わざわざ東京からおいでいただいた,梅原さんを始めスタッフの皆様に心から感謝を申し上げます。
 
 

月ごとに考えて活動! 生徒の委員会活動

 
   先日,5月の委員会活動の話合いの様子を見に行きました。防災委員会は,6月の防災標語を決めた後,校舎の安全点検を学年ごとに生徒が行っていました。放送委員会は,例の企画番組の話合いです。側に近づいても気にしないほど,話合いに熱が籠もっていたのが印象的です。一年生もすっかり戦力となって,自主的で工夫のある番組づくりがなされています。また,ボランティア委員会は,今年も金曜日の朝の活動を続けています。この日はいつもより早く生徒が登校してきます。そして,早速,火ばさみをもって校庭や登校坂へと散っていきます。昨年の真冬の雪の舞う中での活動を思い出します。後輩たちには,この活動がしっかりと受け継がれていることが分かります。この他の委員会でも日常的に活動が行われています。後日,他の委員会をご紹介しましょう。生徒の皆さん,頑張ってくださいね。
 

地区中総体 ご協力ありがとうございます

 
 5月25日(土)26日(日)の2日間,地区中学校総合体育大会が開催されました。大会参加のために,保護者の皆様には朝早くからお見送りいただき,また,各競技を応援いただき,たいへんありがとうございました。各競技において,生徒たちは持てる力を精一杯に出し切りました。勝負事ですから,敗戦の苦い思いもありますが,3年生たちは,これまでの3年間,各部において一生懸命に励んできたことを称えたいと思います。
  
 部活動は教科学習とは異なる貴重な教育活動です。異年齢集団での自主活動を通して,①個人として成長する,そして,②集団として成長することを目的としています。もちろん,勝敗も大事なのですが……。この3年間の部活動での経験を生かすことで,より充実した自分自身になっていくことができるはずです。競技をとおして学んだことを「宝物」にしてほしいと思います。
  
 今後も生徒たちには,目標を高く持ち,「一生懸命に生きる」ということを通して,まだ秘められている自分の良さを見つけてほしいと思っています。3年間の部活動で貴重な「種」が蒔かれたと思います。それを芽吹かせるのは生徒たちです。芽吹かせ,育てて豊かな人格の人間になってほしいものです。生徒たちが,今後も未来を夢見て精一杯に励むことを期待しています。
  
 どの競技もご紹介したいのですが,今回は卓球競技をご紹介します。本吉総体を会場にして行われた卓球競技には,本校の男女卓球部が参加しました。外部コーチにも2日間ご指導いただきました。ありがとうございました。生徒はこれまでの集大成として気迫あるプレーをしたと思います。よく頑張りました。 
  
 新人大会よりも格段に上達していることが伝わりました。惜しくも,男女ともに県大会出場を逃しましたが,よい試合ができたと思います。今後の健闘を期待します。そして,敗戦の悔しさは次回に晴らしていきましょう。
  

英語検定 「奨励賞」をいただきました

 
 3月29日付けで日本英語検定協会から「奨励賞」を頂きました。年間3回の英語検定を本校で実施し,生徒の英語力の向上に貢献したことで表彰をされたものです。特別素晴らしい賞をいただいたというものではありません。しかし,英語検定だけでなく,漢字検定や数学検定も,本校では積極的に実施しています。そして,生徒たちも検定を励みにして自分のペースで受験をし,少しずつですが実力を高めてきています。教師も受験をする生徒に放課後等の機会を利用して,アドバイスをしたり指導をしたりしているのです。地域での活躍とともに,「世界とつながる豊かなローカル」を目指す気仙沼市の人材として,多言語の能力,数学的な思考力をしっかりと身に付けたいものです。自分のレベルを知り,着実に力を高めるためにも,これらの各種検定を生かしていきましょう。生徒諸君の自発的なチャレンジを期待しています。英語検定は今年度も3回実施する予定です。頑張りましょう。