鹿中 学校生活

河北新報報道 「勉強中スマホ年々増」 

 
 7月28日(日)の河北新報報道にとてもびっくりさせられました。「勉強中スマホ年々増」「中3は6割超」「学力の低下懸念」と見出しの付けられた記事は,仙台市の児童生徒の調査結果を示しながら,このような内容を説明していました。左上の表はその記事の中に示されているものです。仙台市の中学3年生の「60.7%はスマホで音楽を聴きながら勉強している」「44.8%はスマホで動画を見ながら勉強している」「40.5%はスマホで通信アプリを使いながら勉強している」「25.1%はスマホでゲームをしながら勉強している」ということを表しています。仙台市は東北大学と協力して以前からスマホ使用と学力の関係を調査しており,「1時間以上使用すると学習効果を打ち消す」と説明していました。そんな関心から,今回の調査を行ったものと思われます。
 スマホを使いながらの「ながら勉強」が広がっていることに驚きと恐れを感じました。「スマホが子どもたちを飲み込んでいくのではないか」という恐れです。右上のイラストはネット上で紹介されているものですが,うまくこのことを表現しています。私たちに警鐘を鳴らすものです。
 「勉強をするなら,スマホをいじらず,集中して取り組むこと」…こんなことは言われなくとも分かっていることですが,どうでしょう。メディアを賢く利用すること,セルフコントロールすることがとても大切ですね。他人ごとではない問題です。左下のグラフは先の新聞記事に示されているものです。右下は関連する仙台市の調査結果です。参考にしてください。