鹿中 学校生活

今日の鹿折中

会長杯バスケットボール大会 頑張りました

  
 大会の2週間ほど前から特別延長をして頑張ってきました。本校の男女バスケットボール部です。練習を見に行くと,男女ともに質の高い練習をしていました。以前に練習を見たときよりも,よいプレーができるようになっていることが分かりました。また,1年生が随分成長してきていることも分かりました。2年生と肩を並べて練習をしても見劣りのない練習ぶりだったと思います。学校での練習を終えて,午後6時過ぎに下校していくときは,とても充実した練習をしたことが分かる表情で帰宅していきます。「今日も頑張ったか?」と聞くと,「はい,楽しかったです!」と答えていくのです。本番の大会で実力を発揮してほしいと思って見送っていました。
 
 
 大会当日は,男女ともにいい試合ができたと思います。リードしたり,リードされたりの接戦でした。最後の最後まで勝敗が分からない展開でした。よく走って速攻をしかけて攻め入ったり,素早くディフェンスに切り替えて守りきったり,一生懸命のプレーでした。本人たちに聞かなければ分からないことですが,自分たちが練習してきたことを出し切ることができたでしょうか。勝敗の影にある自分たちの成長と課題に気付き,今後のチーム力向上のために役立てていきましょう。もうじき新1年生も入部します。部活動は生徒が主体となって行うべき活動です。仲間とよく話合いながら,各部の活動を充実させていってほしいと思います。今後も健闘を期待します。
 
 

募金活動をしました ご協力に感謝します

 
 ある朝,生徒たちはいつものように挨拶運動をしていました。この日の担当はボランティア委員会のようです。校門付近で一列に並んで挨拶をしています。挨拶を学校生活の中で大事にすることが,気持ちのよい学校生活にするにつながることだと生徒たちは知っています。先輩たちも取り組んできた鹿折中学校の大事な活動です。先日は校長先生からも生徒の挨拶についてお話がありました。そのことを受けて挨拶運動にも一層力が入っているようです。個人で行う,生徒同士の元気な挨拶,時と場に合わせた挨拶,目上の人に対する挨拶などをしっかりとやっていきましょう。
 さて,下の写真のように,この日は挨拶運動をしながら,募金活動もしていました。これは「気仙沼メッセージ鯉のぼり」に参加するための募金活動です。活動に理解をしてくれた生徒たちが募金をしてくれています。いい光景ですね。先日は,授業参観の折にも保護者の皆様に募金をお願いしたと聞いています。保護者の皆様にもご協力を頂き,大変ありがとうございました。生徒たちの企画に温かいご理解をいただき,感謝を申し上げます。
 

メディアコントロールデイ(メディコン)実施 保健委員会

 
 実は保健委員会では先月の委員会活動の時から話合いをしてきました。鹿3運動の「メディア利用」の問題は,ポスター等での呼びかけだけでは効果が上がらない,実際にメディアを利用する本人がセルフコントロールを体験してみることが大切ではないかといった話合いでした。このようなメディア利用を制御する体験を「メディアコントロールデイ」(メディコン)などと称して,結構多くの地域や学校が行っています。市内でも数年前から実施している中学校がありますし,石巻のある地区では「毎月5のつく日」(5日,15日,25日)にはメディコンをしているといいます。
 やり方は様々ですが,自分のメディア利用の実態に合わせて,自分に合った目標をもち,この日はメディア利用をできるだけ控えることを通して,セルフコントロール能力を身に付けることを目指しています。本校では,今回,18日(火)から20日(木)の3日間を取組期間としてみました。生徒各自の自発的な取組ですが,どうかご家庭の皆様にも知っていただき,励ましていただきたいと思います。目標達成できたかどうか,その日ごとに評価します。メディアをコントロールすることで今まで軽視されていた「家族との触れ合い」の大切さや「心の落ち着き」などに気付くといいなあと思います。将来的には鹿折小学校さんと一緒に取り組んでみたいと思っていますが,今回は中学校でまずやってみます。ご家庭の皆様,ご協力をよろしくお願いいたします。
 

合格だるま登場 3年生頑張れ!

 
 2月に入って,玄関には赤い「だるま」が登場しました。胸には金紙に「合格」と書いてあります。これは赤い風船に紙を貼ったり,マジックのようなもので書いただるまです。用務員さんのバルーンアートです。隣には南三陸町の「オクトパスくん」が合格祈願の幟を立てています。生徒用昇降口の正面にも,これと同じで少し小ぶりのだるまさんがあって,生徒たちの目を楽しませているのです。それにしても,いつもタイムリーな作品が登場してきますね。もうじき,公立高校への出願が始まります。最終的に志望校を決めて,その入学願書を高校に提出するのです。そして,3月の公立高校1次試験を迎えるのです。このだるまに込めた用務員さんの思いを受け取りながら,3年生の生徒たちは追い込みの勉強を頑張っています。
 下の写真は,先日の私立高校受験のための事前指導の様子です。この日の前には面接試験の練習を何度か各先生にしてもらい,準備をしてきました。生徒は少し緊張感のある中で,学年主任の先生の説明をしっかりと聞いていました。何でも同じですが,自分の実力を出し切ることが大切です。実力を出し切るための準備をしましょう。覚悟を決めて冷静になって,問題用紙に向かうしかないのです。3年生,頑張れ!
 

立志式 立派にできました!

 
  以前に準備の様子をお伝えしていた2年生の立式は,2月5日(水)の授業参観時に実施しました。2学年の保護者の皆様には,当日は大勢おいでいただき,たいへんありがとうございました。生徒たちはこの日のために丁寧に準備をして式を迎えました。当日は緊張した面持ちでしたが,みんなしっかりと自分の考えを述べることができました。
 上の写真のように,始めに2年生代表生徒が挨拶を述べました。そして,各自の発表です。色紙に書いた漢字一字を紹介しながら,自分のこれまでを振り返り,将来を考えて,目標や希望をはっきりと述べました。人生を自覚的に歩み出した第1歩となったのかもしれませんね。もちろん,これからのことを具体的に述べることができない場合もあります。そんなときは,はっきりと言えるようになるためにどうするかといった観点でお話をしていたようです。それでいいですね。
     
 各自の発表後,記念の合唱をし,校歌を斉唱して式を終了しました。終了後,ご来賓としておいでいただいた畠山PTA会長さんと,小松PTA学年委員長さんから温かいお励ましの言葉をいただきました。大変ありがとうございました。そして,記念撮影です。風邪などが流行する時季ですから,全員がそろって発表でき,記念撮影することができて本当に良かったと思います。
 どうか,これからたくさんの人の生き方を学んでみましょう。そして,父母などの身近な人々の生き方も参考にしてみましょう。他の人の生き方を知って自分はどうするか考えてみることです。そのことから,自分らしさを求めて歩んでほしいと思います。2年生の生徒の皆さんのこれからに,そして,中学生活の最後の1年に,心から期待をします。立派にできた立志式でした。
 

サザンカ本領発揮 夢を追い努力を続ける

 
 雪の朝の中庭,サザンカの本領発揮です。雪を被ったサザンカです。寒さに耐えて努力を続け,花を咲かせる…そんな姿がサザンカのイメージなのです。
 2年前の冬期オリンピックの応援ソングだった「サザンカ」という曲がそれを象徴しているように感じていました。……「…努力が報われず不安になって 珍しく僕に当たったりして ここで諦めたら今までの自分が可愛そうだと 君は泣いた 夢を追う君へ 思い出してつまづいたなら いつだって物語の主人公は笑われる方だ 人を笑う方じゃないと僕は思うんだよ…」(いい曲です)
 学校のサザンカも雪を被っても,寒さに耐えて,花を咲かそうと頑張っているように見えます。
 
 サザンカのある中庭の側にある生徒用昇降口には,いつも長机があります。登校してきた生徒が教室に行く前に自学ノート(ステップノート)を机に置いていくのです。本校ではほとんどの生徒が自学ノートを毎朝提出します。つまり,家庭学習をしてきます。ノートだけでなく,ワークを提出する生徒もいます。開いて見ていみると,その生徒ごとに自分なりの工夫をしながら勉強をしてきた様子が分かります。アンダーラン,キーワード,赤ペン,丸印,矢印,吹き出し,囲み線,図解,表,グラフなどを駆使し,見ただけで頭の中に内容が再構成されるように書いたものがあります。こんなふうに書きながら,生徒は自分の頭の中にもう一度知識を再構築しているのです。ワークの時も自分のための書き込みをしながら学習の「自己化」を図っているようです。いいですね。サザンカと同じ努力のように思われます。
 そして,先生も毎日ノートを見ます。アドバイスを短く書いています。結構な時間を毎日これに使って頑張っています。生徒と一緒に努力しています。この積み重ねが実を結ぶことを夢見ているのです。先生は更に,読書する習慣も願っています。右下の写真は教室にある図書コーナー。学習の延長に読書があるのが理想。自分の課題を求めて読書もできたらなと思います。きっとフカセさんは読書をしていると思います。
 

地域でも 「鹿3運動」を取り上げていただきました 

  
 ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが,先日の1月25日(土)付け河北新報の21面「女性のページ」で小中学生の「ネット依存の危機感」について特集記事が掲載されました。その中で,中学生の実態調査をし,ネットやゲームなどのメディア利用の健全化の取組をしている鹿折小・中の「鹿3運動」を紹介していただきました。(左上)鹿折中生徒の3割に依存傾向があること,そのことの弊害が危惧されるので小中で取り組んで呼びかけていることなどが説明されています。
 また,2月1日(土)付け「鹿折まちづくり通信vol.39」でも鹿3運動を紹介していただきました。(右上)小・中の関係者や保護者,生徒は何度も話題としてきていますので十分に認知されてきました。しかし,まちづくり通信で「地区民の方々」にもご理解をいただくことができて本当に良かったと思います。これが鹿折地区の子育てスタンダードになって実際に効果が上がることを期待します。
 学校関係者だけでなく,地域の皆さんと共に,子どもたちの未来のために「あいさつ」「起床・睡眠」「ネット・ゲームなどのメディア」を健全化していきたいと思います。鹿折小・中の子どもたちを輝かせる秘訣はここにあるはずです。ご協力ください。
 

良さに気付く 感謝を述べる ありがとうBOX

 
 1年生の教室前の廊下の壁に写真のような掲示物が貼り出されました。何だろうと思ってみたのです。76枚の小さな紙片には文字が書いてあります。相手の名前を書き,感謝の言葉を書き,自分の名前を記しています。これは1年1組で以前から教室に設置している「ありがとうBOX」の中身を公開したもののようです。
 中学生であれ,大人であれ,人間関係の中では,様々な人と出会い,色々なことを経験します。人によっては,そんな関係の中で嫌な出来事も経験するかもしれません。人間関係とは難しいものです。しかし,物事には見方や感じ方があります。同じことでも,嫌なことと感じる場合と,良いことと感じる場合があるようです。そして,人はどうしても相手の良さよりも,嫌なところに目が行きがちなのかもしれませんね。そんなことを踏まえてなのかどうかは分かりませんが,1年1組には以前からこの「ありがとうBOX」が置かれているのです。
 感謝の言葉が70枚以上並ぶとさすがに壮観です。それぞれの良さに気付くことの大事さ,その気付きから感謝の言葉を積極的に使うことの大事さが分かるような気がします。そんなに大したことでなくとも,その人のもつ良さが伝わるものです。互いの良さに気付いて,感謝を言葉にして参考にしたいものですね。生徒のみんなの言葉が貴重なものだと思われました。
 

1年国語 グループディスカッション

 
 ある日のこと,1年生の国語で「グループディスカッション」の単元に入ったときに授業を見る機会がありました。今日は1時間目です。学習のねらいは「相手の話を受け止めて,話を広げたり,深めたりしよう」というものでした。話を広げたり,深めたりといっても簡単にできることではありません。この授業の中では,①うなずく,②相づちを打つ,③感想を述べる,④質問する,⑤ほかの人に振るといったことが,広げたり深めたりするのに役立つことを体験させていました。
 
 ジャンケンでカードを引いて,各自が①~⑤の役割をもち,他の人にはその役割を知らせないで話合いを行います。そして,話合いの後に誰がどの役割をしていたのかを当てるといったことをしていました。このように意図的に役割を実体験すること,それを観察することで技能を身に付けさせようとしているのです。楽しく話合いの学習ができていたようです。ある生徒は,学習の前に,話合いで「自分がされていやなこと」は…①否定される,②話が遮られる,③笑われるとメモをしていました。学習の後では,④共感すること,⑤話の場を盛り上げること,⑥うなづくことが大事だと分かったとメモをしています。大人の私たちも大事にしなければならないことです。
 さて,翌々日,単元の3時間目に行ってみると,「相手の考えを受けて,話合いを深めよう」という目的で,集団発想法(kJ法)が学習されていました。自分考えを付箋紙に書き出し,みんなの付箋紙を集めてグルーピングして,そのグループ同士の関係性を捕まえて,自分では到達できなかった考えをもつ方法です。
 
 ホワイトボードの上にたくさんの付箋を並べながら,関係性や気付いたことを出し合うことで「新しい知見」を得られることを学習しています。そういった課題解決の場面では,1時間目のように,より良く話合うことが重要だと生徒は理解したはずです。このような技法は今や一般的なものです。今後の学習や仕事でも活用される技能でしょう。話合いが上手にできる,そしてそれを大事にする人に育ってほしいものです。話合いは「幸福」と「平和」と創る最強の手法だからです。
 

三陸新報社様取材 青春は走り出したくなるもの?

 
 昨日の三陸新報,シリーズ「拓け希望のみち」に,本校2学年生徒の将来の「夢」が紹介されましたが,ご覧になった方も多かったのではないでしょうか。新聞に掲載された写真は実は1月30日(木)の昼休みに撮影されました。当日は体調不良による欠席者がいたので全員が揃わなかったのが残念でしたが,2年生の生徒たちを「めんこく」撮っていただき,たいへんありがとうございました。撮影前に生徒一人一人のコメントを読みましたが,短い文章の中にしっかりとした自分の希望が書かれていて感心しました。その文字には,それぞれの「気合い」が入っています。本気で書いていると分かる原稿でした。
 撮影場所では,右上の写真のように,記者さんが生徒にいくつかの注文や提案をしながら和やかに撮っていただきました。ありがとうござました。
 撮影が終了して全員が教室に引き上げ出したとき,後ろをみると3名の男子生徒が校庭のトラックを走り出したのです。なぜ,あの3人が走り出したのか,理由は分かりません。途中で気付いた同級生が歓声を上げて応援をしました。彼らは本気で200Mを走りきり,見事ゴールをしました。なぜ走ったのか,その理由は聞いていないので分かりませんが,3人とも楽しそうでした。青春とは走り出したくなるものなのかもしれません。
 

宮城の郷土食 おいしかったです!

 
 どうですか? 美味しそうですね。先月末に行われていた「全国学校給食週間」で提供された料理をご紹介します。初日の1月24日には「カツオの胡麻和え」が出ましたが,1月27日(月)は左上の「仙台あおば餃子」と「ひじきサラダ」(写真なし)でした。また,1月28日(火)は右上の「油麩丼の具」です。そして,左下の「カニばっとう」でした。カニの風味がよく出ていました。
 
 1月29日(水)は右上の「ブリの照り焼き」と左下の「宮城風芋煮」(味噌仕立てで豚肉)です。そして,最終日の1月30日(木)は「伊豆沼レンコンサラダ」でした。学校給食は,家庭と違って落ち付いた食事の時間とはならないのですが,友達や先生と昼食を取りながら気持ちをリフレッシュさせる楽しくほっとする時間です。今回は給食週間ということでご紹介しましたが,給食週間でなくともいつも工夫した給食を提供していただいているのです。また,アレルギーへの対応も細やかです。
 
 下の写真は,最終日の職員室の配膳風景です。三浦用務員さんや養護教諭の豊田先生がいつもお世話をしてくれています。毎日,ありがとうございます。この日はイチゴが付いていました。何か春めいていていい感じですね。2月も半ばに差し掛かります。そろそろ春の足音が聞こえるころです。イチゴはそんな季節食材ですね。
 

放送での生徒集会 気仙沼メッセージ鯉のぼり参加へ

 
 1月の生徒集会は放送で実施しました。書き初め展や部活動の大会での賞状伝達を行った後,各委員会の委員長が1月の反省を述べ,2月の活動予定を生徒の皆さんに伝えていました。いつもの活動ですが,この中身が徐々に充実してきました。頼もしい限りです。
 
 最後に生徒会総務からの連絡がありました。今回は全校生徒への呼びかけが行われていました。それは「気仙沼メッセージ鯉のぼり」への参加です。この活動は震災を機に全国や海外からのメッセージを鯉のぼりに書いていただき,市内に掲揚してきたものだそうですが,今年が最後となるそうです。最後の今年は,これまでの支援に感謝をするメッセージを鯉のぼりに書いて掲揚する企画に変更するのだそうです。台紙となる鯉のぼりの購入金が災害を受けた他の地域への支援金になるのだそうです。生徒会長が「気仙沼から他の被災地へメッセージを送る時だと考え,鹿折中学校生徒会がワンチームとなって取り組んでみてはどうか」と放送で提案したのです。これまでの支援に感謝する活動をかねてより考えていたらしく,今回の参加となったのです。どうやら,生徒会による募金活動と鯉のぼり制作が始まりそうです。
 

受験と奨学制度

 
 3階の3年生教室脇の廊下には,写真のようなコーナーがあります。生徒の皆さんはもう何度も目にしてきたものです。内容は高等学校や専門学校等に関する情報です。3年生はこれまでの進路学習や教育相談をもとに,自分の卒業後の進路や将来の職業等を考えてきました。そして,私立高校の受験を先日終えました。次は,いよいよ公立高校の出願を控えています。人生で初めての大きな決断ですから,さぞかし不安や戸惑いがあったと思います。各生徒の決断が正しく,やっぱりこれで良かったと思えるようにしていきましょう。
 先日の3年生の教室では数学を学習していました。入試が目前ということもあって,これまでの学習の復習のため,実際の入試問題を使った学習でした。自分でこつこつと解答する生徒もあり,席の前後で質問し合って取り組む生徒もあり,様子は様々ですが,皆真剣に取り組んでいることは間違いありませんでした。
 進学するにしても,授業料等の経費の面を考えなければならないことはもちろんです。ですから,簡単な判断ではないのです。しかし,覚えておきたいことは様々な奨学制度があるということ。また,世帯の収入によって授業料等の減免制度があるということです。以前と比べて高校教育が義務教育並みに支援される時代になりました。私立高校に進んでも授業料が実質無料ということになる場合もあります。(公立高校でも)これからも担任の先生や進路指導の先生から,適切に助言を得て進んでほしいと思います。それぞれの夢を実現させましょう。
 

体力づくりに楽しく取り組んでいます 合同部活動

 
 これは今年度の新企画である冬場の体力づくりです。11月にスタートした週1回の長縄跳びによる体力づくり。寒さの増した1月にもこの取組が続けられています。今年から1月の最終下校時刻は4時40分となり,昨年度より10分ほど時間が長くなっています。でも,日没の関係からどうしても活動時間が短く,部活動の充実が難しい時期になっています。中体連大会からも遠ざかるので,やや意欲も減退しがちになるかもしれません。そんな時期に「長縄跳び」を取り入れた体力づくりを部活動全部が集まって取り組むことになったのです。ゲーム的な要素も取り入れて,楽しく記録にチャレンジしながら生徒たちは頑張っています。結構な運動量です。
 
 卓球部,バスケ部,サッカー部などは1月,2月に諸大会があり,こちらは決してオフシーズンではありません。この日はそんな部活動も混じっての体力づくりでした。各チームごとに練習をしてからの本番チャレンジ,なかなか記録が伸び悩んでいたようですが,サッカー部・女子卓球部チームの皆さんが優勝したようです。終わる頃には日没も近づき,スタート時よりもだいぶ暗くなってきました。みんなが校庭に集まって校歌を歌って締めるところもいいなと思うのですが,生徒の皆さんはどう思っているのでしょうか。校歌以外でも締め方に工夫があるといいかもしれませんね。折角の新企画です,よい形で発展・定着させたいものです。
 

検定試験 頑張って!

 
 上の写真は3階の国語科教室に貼ってある漢字検定のポスターです。4コマ漫画風に女子高生と男子高生の恋愛が紹介されています。そのコマごとに【恋々】【裏腹】【不意】【歓喜】といった二字熟語が紹介され,ストーリー仕立てになっているのです。言葉に対する興味をそそる,いいポスターだなあと思っていたものなのでご紹介します。創る人も大したものだなあと感心します。これは漢字検定があることを知らせるポスターです。
 ポスターに示されている日付のとおり,先日の放課後には校内で漢字検定が実施されました。今回も自発的に受験を希望した生徒の皆さんが集まりました。それぞれの目標の級の合格を目指してのチャレンジです。担当の先生からの受験上の注意をお聞きして,そしてスタート。始まる前から緊張感の漂う教室でした。教室に集まって来たときには既に受験準備のために努力をしてきたことが伝わりました。よい結果が出て【歓喜】となればいいですね。
 1月には他に英検も行われました。今月(2月)は数検があります。生徒の皆さんの健闘を期待します。頑張ってください。
 

1月も各委員会で作戦会議

 
 いつもご紹介していますが,1月下旬には,各委員会ごとに集まって,生徒たちの話合いがありました。今月も生徒と先生の作戦会議が行われていたようです。どんな活動が出てくるのか楽しみです。
 ボランティア委員会は,学年ごとのホワイトボードを使って反省をしたことを全体で発表していました。広報委員会は2つのグループに分かれて作戦会議のように見えます。一つのグループはどうやら「特集新聞づくり」です。何やらアンケートもとるらしい。もう一つのグループは「ポスターづくり」。ここで分かったのは,先日の制作者不明のポスターは,実は広報委員会の生徒が作っていたものだということ。ラクビー日本代表やエジソンの言葉を引用していたのは,先生ではなく生徒なのでした。今回は担当の先生と新しいポスターづくりの相談でした。どんなものができるのか楽しみです。
 
 防災委員会は,例の防災標語を決めた後,それぞれが校舎内の安全点検をしていました。下の写真の,壁に向かって何かを書いている生徒は,安全点検の結果を用紙に書き込んでいるのです。また,右下は生徒会室でやっていた総務の生徒の様子です。再度,中央委員会を開催するようですね。今回は「いじめのない学校」「行きたくなる学校」にするにはどうしたらいいいか,取組案をみんなで相談しようとしています。少し大きなプロジェクトになりそうです。一方では,震災に関わって本校に支援をしていただいたことに対して感謝の気持ちを表そうと話合ったとも聞いています。どの委員会もよい活動になるといいですね。
 

全国学校給食週間 1月24日~

 
 1月24日(金)からは全国給食週間が始まっていました。以前には,給食当番の身支度や運搬の様子をご紹介していました。今回は教室の給食準備の様子をご紹介しましょう。
 この日の給食は左上のようなメニューでした。宮城の郷土食を取り入れています。教室に行ってみると,生徒たちが座席をグループににつくり,配膳台の前から列をつくって配食をしている様子です。昔も今もこの風景は一緒ですね。午前中の4時間の授業を終えて,何かほっとした雰囲気が教室にも漂っているようです。
 しかし,担任の先生は気を抜いてはいません。アルコール消毒液の入ったボトルを手に持ってにっこり。生徒の手にこれを次々と配って消毒を促していました。また,生徒たちは自分の手だけでなく,みんなの机の上もアルコールで拭いてきれいにしています。このあたりは昔とは随分違っているかもしれません。インフルエンザなどの感染を防止する作戦です。
 
 準備が整うと,日直の生徒か,係の生徒か,代表の生徒が前に出て「いただきます」の号令です。いよいよ,お腹がすいたことろで,美味しく頂くことができます。グループごとに先生も混じって会話をしながらの給食です。この時間帯には放送委員会の生徒たちが「昼の放送」を行います。学校生活の中ででほっとした瞬間をつくる給食の一コマでした。みんなで食事をするということには,とても意味がありそうです。
 

立志式準備 2年生

 
 立春が近づいて来ました。学校の正面玄関には新作のバルーンアートが暫く前から登場しています。そして,季節の移り変わりを伝え,生徒を励まし,お客様を迎えています。この「赤鬼青鬼は」今回も用務員さんの作品です。
 そして,例の円卓があった教室に行ってみると,何かを制作中の様子。模造紙に毛筆で「次第」と書かれ,これから他の文字が並んでいくようです。作業の途中でしょう。隣の用紙の文字を見て理解しました。2年生の生徒たちが「立志式」の準備をしているのです。それにしても,毛筆でしっかりとした文字を書き,本気で準備をしていることが分かります。たくさんの色紙もありました。みな漢字一字が大書されています。これを使って自分の「志」を発表するのでしょう。そう言えば,先日の放課後の教室では,自分の原稿を一生懸命に仕上げている生徒がいました。中学3年生の最後の1年を迎える前に,これまでの学習を生かして自分自身の志をしっかりと持つ。それを皆さんの前で発表して,充実した学校生活をし,人生のスタートラインに踏み込む…そんなことを目指す学年行事(学習)です。
 
 1月31日(金)の5時間目,歌声が聞こえるほうへ言ってみると,そんな2年生が合唱をしていました。これは立志式当日に披露する合唱の練習のようでした。恐らく総練習的な内容だったのではないでしょうか,司会の生徒もしっかりと活動し,生徒のみんなは少し緊張感のある顔つきをしていました。当日に向けて準備が着々と進められています。
 立志式は2月5日(水)の授業参観の際に実施します。保護者の皆様,どうかご期待いただき,大勢ご来場くださいますようお願いいたします。
 

足跡の主 学校訪問

 
 以前に鹿の足跡をご紹介していました。先日の日中に,遂に本人が職員室に挨拶をしにきました。予想外だったのは「ニホンジカ」でなく「カモシカ」だったこと。本校に現れるのはどちらもありなのですが,どちらかと言えばニホンジカが多いように思います。先日ご紹介した足跡,あれは2頭の足跡でした。恐らくニホンジカだと思っていたのです。この日は,4時間目がそろそろ終わって給食になるあたり。職員室の前に立ち止まって,中を覗いている彼(彼女?)がいました。結構大きな個体でしたから,発見した先生はびっくりです。大勢の先生がその姿を確認しました。そして,本人はゆっくり職員室前を進み,花壇のほうに向かいました。今日も,花壇の上を歩いて何かを食べるのかと思いましたが,そうはしませんでした。今回は用務員さんのつくった赤いスズランテープの柵が風で音を立てていていました。中に入れないので彼はスルーして移動。
 そして,なぜか同窓会の石碑「青雲の志」の前でしばらく彼は思索。まるで考えがまとまったかのように,今度はゆっくり石碑を左に回って登校坂へ。しかも,歩道を歩いてゆっくり堂々とと下っていきました。もし,歩道を下から上ってくる人がいたら,さぞびっくりしたでしょうね。用務員さんが工夫した「鹿よけ柵」はひとまず効果があったようです。
 

賞状を頂きました 応募作文

 
 先日,本校生徒が作文コンクールで入賞し,賞状を頂くことができました。
 一つは人権作文コンテストで3年生の及川さんが奨励賞を頂戴しました。人権作文は社会科の学習の一環として夏休みの応募課題としています。一口に人権といっても様々な人権の課題があります。それらについて,テーマを絞って自分の考えをまとめて書いた作文です。及川さんには,仙台法務局気仙沼支所長様や人権養護委員連絡協議会長様に学校へおいでいただき,校長室で賞状や記念品が手渡されました。おめでとうございます。なお,この作文コンテストへの永年の協力に学校に対しても感謝状をいただきました。ありがとうございました。
 もう,一つは「社会を明るくする運動」作文コンテストで1年生の三浦さんが特別賞を頂きました。1月10日(金)の表彰式は仙台市のホテルで行われました。会場では,皆さんの前で賞状をいただき,作文の朗読発表も行われました。犯罪の発生と社会の在り方,地域の支えの大切さと感謝,中学生としての自立に向けた努力などについて,中学生らしい意見がまとめられた作文でした。当日は,少し緊張した面持ちでしたが,しっかりとした朗読ができました。入賞おめでとうございます。