鹿中 学校生活

今日の鹿折中

大会近し! 部活動特別延長で練習

 
 寒さの中ですが,部活動は熱を帯びています。サッカー部は11日(月・祝日)に開催される三陸新報杯フットサルフェスタに出場するため,練習に力を入れています。通常の部活動は午後5時で終了になりますが,6時までの特別延長練習に取り組んできました。この日は体育館を全面に使い,必死に走り回り,アイディアある攻撃や的確な守備を繰り広げていました。攻守の切り替えが素早く,さすがだなと思わず感じてしまう練習ぶりでした。顧問の先生も一緒になって走り回っています。
 下の写真は男子バスケ部,女子バスケ部です。こちらも特別延長練習です。これは9日(土)・10日(日)に開催される会長杯バスケットボール大会に向けた練習です。練習を見てみるとその成長ぶりが明らかです。以前とは格段の動き,そして正確性。頼もしく感じました。先生と一緒に取り組み,よく指導を聞いて励んできたのだなと感じます。インフルエンザで練習できない部員もいるようです。健康維持に努め,大会では実力を出し切って頑張ってほしいものです。活躍を期待します。
 
 

学習相談日 毎週月曜日放課後

 
 これも放課後の活動,学習相談です。本校では毎週月曜日は「部活動をしない日」にしています。これは,部活動ガイドラインで,1週間のうち平日と休日の1日ずつ計2日は部活動休養日とすることを求めているからです。本校では月曜日に休養日を設けているので,多くはこの日が学習相談日となります。週の初めに自学自習して分からないところを先生に尋ねたり,生徒同士で教え合ったりすることで,家庭学習の実践につなげ,学習に主体的に取り組む態度を育成することを目指しています。もちろん,先生たちもフル対応です。先生も多忙です。本校のやり方は多様な集団を使うこと。例えば部活動単位だったり,この日は学習したい教科ごとに集まる方式。単位集団を変えたり,希望制で集団を作ったりというところがとても柔軟です。挨拶運動もこのやり方が自然に採られています。この取組が生徒の学習意欲や態度の向上,学力の向上につながれば先生たちの苦労が報われます。期待しましょう。
 

2年生活動中 行事の成功を願います

 
 2年生が頑張っています。現在,活動中,準備中です。上の2枚の写真,どちらも上手に書けましたね。放課後の教室を見ると,これが乾かされていました。もちろん,明日2月5日(火)に行う立志式の準備です。生徒が実行委員会をつくり,自分たちで準備をして式を運営するのです。各自の「志」発表はもちろんですが,自主的な式の運営の仕方も楽しみですね。明日は頑張りましょう!
 さて,下のホワイトボード,これは何だろうと思って見ると「修学旅行」の4文字が見えます。これも学習室に張り出されていました。これは話合い(会議)で活用したもののようです。2年生は立志式と同時進行で修学旅行の準備も進めているのでした。修学旅行のねらいやテーマなどを話し合ったものと思われます。班ごとにいろんな意見を出し合って,学年の目標を決め,自分たちの修学旅行を意義あるものにしていく取組です。立春を過ぎました。いよいよ中学校生活最後の春がもうじき訪れます。2年生の活躍と成長を期待します。
 

愛されているという自信

 
 
 中学生は大人でもなく,子どもでもない,微妙な年頃で難しいという方がいます。これは,もちろん個人差があることですが,中学生は大人の特徴と,子どもの特徴の両方を持ち合わせていると考えると分かりやすくなるのではないでしょうか。
 幼児や小学生のときとは違って,家庭内では物理的には手がかからなくなりました。親からの関与も嫌うことがある時期ですから,手のかけ方も単純でないかもしれません。しかし,中学生は心理的には親からの力を今こそ必要としています。なぜなら,中学生は今必死に「自分」を見つけようとしているのですから。もう中学生なったからと,下の弟妹に親の目がいきがちになってはいないでしょうか。そして中学生の子どもへの要求が大きくなってはいないでしょうか。また,もう大人だからと過信して目を離しがちになってはいないでしょうか? むしろ今こそ,人としてのあり方や考え方を,親の愛情とともにしっかりと伝えてほしいのですが…。
 下はある幼稚園のおたよりの中にあった文章です。なるほどと思って読みました。中学生にも当てはまると思い,ご紹介します。

学校評価① 生徒の評価から

 昨年末にお願いしたアンケート調査(学校評価)へのご協力,たいへんありがとうございました。生徒,保護者,教師の3者の意識を調べることができました。保護者の皆様に近々プリントで結果等をご報告し,来年度の構想等についてもお伝えする予定です。ここでは,シリーズでその一部「生徒の評価から」感じられることについてお知らせします。

鹿中の「鹿マーク」 幹線道路の歩道にタイル設置

 
 本校で使用している通称「鹿マーク」が鹿折地区の景観をよくするための歩道タイルに使用されることになりました。(左の写真)鹿折地区の被災市街地復興土地区画整理事業を行っているUR都市機構さんと気仙沼市が企画したものです。「鹿マーク」はいくつかパターンがありますが,これはかつて生徒がラフスケッチしたものを,当時の教員がデザイン化して校内で使っているものです。鹿中指定の運動着(Tシャツ)の胸にこの鹿マークがあしらわれています。かわいらしく,インパクトがあって好印象だと評判です。このマークを使って景観タイルを作り,歩道に埋め込むのだそうです。鹿マーク以外にも3種類あるそうですが,新しい町並みを彩るものに本校の鹿マークが活用されることは嬉しいことです。右の地図の赤く色づけされた所の歩道に利用されます。完成にはもう暫くかかるとのことですが,今年の春には皆さんのお目にとまることになります。楽しみにしましょう。

私たちはどこにいるのでしょうか ESD

 
 私たちはどこにいるのでしょうか。日常生活の中では意識しない問いかもしれないのですが,この答えを持ちながら,私たちは学び,生活をしていきたいものです。
 左の写真は暗黒の宇宙に浮かぶ地球の写真です。自分がどこにいるか分かるでしょうか。昔,理科の先生がこう言ったのを覚えています。「私たちは地球の表面にへばりついて生きている,目に見えないくらい小さな塵(ちり)のような存在なのです」…そうかもしれません。そんな塵のような存在が,あれがどうの,これがどうのと争い,対立し合っている世界は不思議です。右の写真は,唐桑半島の漁火パークから岩手県側の空と海を撮ったものです。大気が地表を覆っているのが分かりますね。美しい空と海です。大気は地球をあまねく覆い,この空の下,私たちは同じ空気を吸って生きています。
 宮澤賢治は「自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する。(中略)新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある(後略)」と書いています。(農民芸術概論綱要,1926)本当にそうなればいいですね。学校で取り組むESD(持続可能な社会のための担い手づくり)はこんな認識から進めていきたいと思うのです。

放課後の教室 未来への準備

 
 放課後の教室は未来を見据えた取組がいつも行われています。中学校生活は部活動だけではありません。多様な教育活動があり,そのために先生と準備をしなければならないものも多いのです。上の写真(左)は,面接試験の練習風景です。人生で初めて臨む高校入試。学力テストだけでなく,面接も行われます。宮城公立高校の前期入試や私立高校等でも面接があります。なかには集団面接をする高校も…。ですから,先生と共に練習をして,しっかり自分を表現できるように準備をしているのです。教室には,「1分間面接対策質問一覧」などといったプリントが張り出されていています。学級での練習もあるのですね。よい準備ができているように見えます。
 下の写真は,先日の漢字検定の様子。2学期10月にも行いましたが,3学期にも実施しました。目標の級に合格するために粘り強く頑張っています。そういえば,1月26日(土)には英語検定もありました。そして,下の右側の色紙,さてこれは何でしょう。漢字1文字がそれぞれ書かれています。どうか2年生の保護者の皆様,2月5日にはぜひ学校においでいただいて,この漢字の意味をお聞きください。生徒の発表をお聞きいただき,お励ましをお願いいたします。
 

鹿折中の今後の部活動 説明資料をご覧ください

 1月28日(月)の生徒集会で,本校の今後の部活動について,生徒の皆さんに説明をしました。以前にも触れましたが,生徒数や教員数の減少等の背景から,部活動の充実について検討するときが来ているようです。昨日は生徒に説明をし,むしろこれをチャンスにして,鹿折中の部活動を生徒がより主体的に盛り上げていこうと呼びかけました。ご家庭の皆様にもどうかご理解をいただきたいと思います。昨日,お届けしましたプリントをぜひご覧ください。ホームページの「お知らせ」欄にもリンクを貼って全文を掲載しています。以下には資料の1/5を抜粋したものをお示しします。

たくさんの図書を頂戴しました ありがとうございます

  
 1月23日(水)に,たくさんの生徒用図書をご寄贈していただきました。上の写真はその一部です。創価学会様からのご寄贈です。市教育委員会からのご紹介をいただき,2年前には300冊の図書を本校生徒たちの学習のためにお送りいただきました。引き続き,今回は40冊を図書分類ラベルを付けた状態でご寄贈いただいたのです。同団体では,45年前から小中学校に図書の寄贈を行っているそうです。震災後は,特に被災3県の小中学校に注力して,この活動を続けていらっしゃるということでした。広い分野から司書の方がセレクトした良書です。本校の図書室に置かせていただきます。生徒の皆さん,楽しみにしていてください。わざわざ重い図書をたくさん届けていただきました,同団体東北事務総局の吉峰様,中川様に感謝いたします。ありがとうございました。