鹿中 学校生活

今日の鹿折中

3学期始業式 そして早速,学力診断テスト

 
 昨日1月8日(火)は3学期のスタートでした。氷点下5℃まで冷え込んだ朝でしたが,風もなく穏やかな日差しが降り注いでいました。気持ちのよい新学期のスタートです。始業式では校長先生の式辞の後,3年生を代表して矢作賢人くんが,2年生を代表して新野楓成くんが,それぞれ抱負を述べました。これまでの成長や反省等をもとに,新学期や新年度を見据えた抱負を立派に発表しました。
 校長先生の式辞では,「未来を夢見る人間」は,未来を汚したくないので,できごとの結果を他人のせいにはせず,嘘はつかず,いつも堂々としていることを話し,君たちもそんな人間になってほしいとの願いが述べらました。
 その後には,学活がありました。そして次に,1・2年生は学力診断テストです。冬休みに勉強を頑張った成果を示そうと,生徒たちは真剣に問題に向かい格闘していました。1年のまとめに相応しい,中身のある,いい3学期になるといいですね。頑張れ,勉強!
 

やっぱり来ていた! 校舎裏で足跡発見

  
 年末年始の閉庁の後に校地内の点検をしていたところ,やっぱり来ていたようです。体育館や特別教室棟の裏側に動物の足跡を発見。しかも,どうやら2頭のように思われます。これは年末に訪問してきたあの親子の足跡ではないでしょうか。雪が降ったおかげで,足跡を確認することができました。校舎の裏手を西側の土手のほうから横切り,東側の職員駐車場まで歩いたようです。その後は雪が消えてしまっていたので分からなくなってしまうのですが,これはあの2頭に違いありません。学校と鹿の共存!…今年のテーマとなるのでしょうか?

受験が始まります 将来の自立を考えて

 
 明日から新学期です。3学期には入学試験があります。3年生諸君の健闘を期待します。左の写真は2学期の放課後の「面接試験」の練習風景です。生徒は背筋がぴんと伸びて,しっかりとした態度と言葉で質問に一生懸命答えていました。写真には写っていませんが,その様子を数名の同級生が見学しており,自分の面接に役立てようと真剣に質問や応答を聞いていました。
 ところでなぜ進学するのでしょうか。将来の自立した姿をどう描き,どう社会に参画して生きようとしているのでしょうか。ぜひ将来の生き方をしっかりと捉えて受験にチャレンジしてください。右の写真は,廊下に貼ってある今年の2年生の職場体験学習の様子をまとめた写真です。3年生もこの体験学習をしましたが,職業の経験から君たちが感じたことを今大切にしているでしょうか。あのときの経験は君たちの人生のヒントになるものです。そして,生きる喜びを知らせてくれた貴重な経験だったと思います。体験を踏まえて進路の追求をしていきましょう。

今シーズン最初の雪景色

 
 昨年末には本格的な寒波が来ました。12月28日(金)の朝は雪景色が広がりました。厳しい寒さの朝ではありましたが,今シーズン初の雪景色は美しくもありました。学校は1年の最後の日に雪化粧をさせてもらいました。でも,寒いのはやはり辛いですね。3学期,インフルエンザなどが流行らなければいいのですが。もうすぐ冬休みも終わりになります。生徒たちの宿題は終わったでしょうか…。
 

青雲の志

 
 校舎3階の学習室を放課後に覗いてみると,既に書き初めを練習した作品が行儀良く並べられて,乾かされていました。力作ぞろいです。3年生は今年も「青雲」です。
 ところで,校門付近には「青雲の志」と刻まれた大きな石碑があることはご存じでしょうか。現在の「大峠山」の地に校舎が移転してもう40年近くになるのですが,その際に同窓会の皆さんがこれを寄贈してくださいました。実に堂々とした立派な石碑です。文字には黄色の塗料が入れられ,文字がしっかり見えるようになっています。
 辞書によれば,「『青雲』は雲の上の青い空を意味し、高位・高官、立身出世のことをいう」とあります。また,そのことから「徳を磨いて、立派な人物になろうとする心。また、功名を立て立身出世をしようとする心」と解説されています。
 雲でさえ高い目標ですが,その向こうの青空は更に高く,しかもいつも澄みわたっている場所です。そこは絶対的な輝きをもつ場所。この言葉は生徒に,単に名誉を希求するのでなく,その上の絶対的な理想(青空)を目指せと言っているようです。生徒が「青雲」と書く度に,雲上の青空の輝きに憧れる心を宿してほしいと思います。

迎春 未来を夢見る人間になろう!


 なぜ学ぶのか。…それは,幸せになるためです。そう答えたいと思います。自分はもちろん,自分以外のみんなと一緒に幸せになるために学ぶのです。…そう考えると,学ぶことの意義がよく分かでしょう。みんなが幸せになるためには,世界や身近な地域の課題を解決していかなければなりません。どんな課題があるのでしょうか。どう解決したらいいのでしょうか。その答えを見つけるために,学び,実践するのです。
 鹿折中学校は「未来を夢見る人間」の育成を目指しています。今年もその目標に向かって頑張ります。生徒諸君が,将来にわたって自分とみんなの幸せを求め,人々と協力して実践し,明るい未来の担い手となって逞しく生きることを願います。
 ふるさとや世界をより良くするのは,私たちです。本物の学びを実現しましょう。
 

教室から海が見える! 幸多き新年に


 先日気付いたのですが,校庭南側の土手にある桜がすっかりと落葉し,教室から海が見えるようになっていました。残念ですが,校舎1階から海は見えないので,このことに気付くのが遅くなりました。生徒の教室がある2階や3階からは,上の写真のように海が見えています。気仙沼の人々には,海が見えることは「吉祥の兆」と感じられるのではないでしょうか。ひどい災害には遭いましたが,海は「素晴らしいもの」という感覚がすり込まれているのでしょう。そう言えば,校歌の1番は「東にひらく良港の 鼎浦の朝ぼらけ」で始まります。そして,終わりは「光輝く中学校」です。今後もそんな中学校になることを目指しましょう。
 いよいよ今年もおしまいです。これまでの学校へのご理解とご協力に心より感謝いたします。来年の「幸」はこの海の方角からやってくると信じて年の瀬を迎えることとします。皆様,幸多き1年になりますよう,よい新年をお迎えください。(このホームページの「鹿中リポート」は暫くお休みし,1月4日より再開します)

2学期の通信票を手渡す 評価を生かす

 
 12月21日(金)の終業式の後には学級活動がありました。生徒は担任の先生から一人ずつ通信票を手渡され,2学期の頑張りを評価してもらいました。また,冬休みや3学期の過ごし方への助言,これからの活躍への期待などが伝えられたようです。自分自身でも頑張ったことを自覚し,自信をもつとともに,反省や後悔を踏まえて向上や改善への意欲をもってほしいものです。
 下の写真は,先にご紹介した1年生の「ありがとうBOX」を活用した,生徒同士の相互評価の様子です。友達の行動の中にある「良さ」への気付きをみんなに促し,感謝や賞賛の表現を積極的にさせています。帰りの会でBOXを空けて,投稿文章を紹介し,みんなで認めて拍手することで,肯定的な仲間意識も育てているようです。生徒は先生や親から褒められるより,友達から認められることのほうが嬉しいのです。友達からのプラスの評価は偉大な力となります。私たちも,たくさん褒めるところを見つけてやりたいものです。褒める種を撒き,育ててやりましょう。その上で,子どもの間違いや未熟さを指摘し考えさせることで,今後の飛躍を導くことができるのではないでしょうか。お子様の良さを把握し,まずは積極的に褒めていただくことをお願いいたします。
 

年末大掃除 生徒が大活躍しました ご苦労様

 
 
 先週は「鹿中きれいの日」に始まり,年末の「大掃除期間」としていつもより長めの清掃時間をとり,生徒たちは校内の美化に取り組みました。以前にご紹介したように「鹿中きれいの日」は今年度から生徒会が始めた清掃企画です。これまで数回実施していましたが,今回はちょうど年末清掃の時期と重なりました。生徒は一生懸命に取り組んでくれました。物を動かしたりして普段はしない場所を清掃したり,ワックス掛けのためにクレンザーで汚れを落としたり,窓ガラスを清掃したり,廃棄するゴミを出したり,大活躍でした。各自が責任をもち,工夫をしながらの活動でした。もちろんサボったり,お話に夢中になったりして活動をしない生徒は一人もいませんでした。誇らしくなる生徒たちです。お陰で学校がすっきりとしました。ご苦労様でした。

 
 

親子の姿 鹿の訪問

 12月21日(金)2学期終業式を終えた後,生徒が先生から通信票を受け取っている頃,校庭の南側の土手に鹿が現れました。(写真左下)鹿も通信票をもらいに来たのでしょうか。どうやらカモシカのようです。

 すると,なんどもう一頭が……。体格が小さいので,きっと子鹿ではないでしょうか。親鹿はしばらくその場をゆっくりと進み,子鹿が追いつくのを待っていたように見えました。
 子鹿はついに親に追いつき,二頭は少しの間その場にいましたが,そろって西側の林に消えていきました。この様子は何かを表しているのでしょうか。
 鹿折中学校は本当に「鹿おり」中学校なのです。久しぶりの訪問でしたが,よく鹿を校庭で見かけます。今回はカモシカでしたが,ニホンジカの親子も以前には訪問してきました。親鹿は子別れをするのでしょうか? 鹿たちは冬眠をするのでしょうか…?