鹿中 学校生活

今日の鹿折中

1ツ星 第1回委員会活動 今年の作戦会議

 
 新学期が始まって早速組織づくりがありました。本校では,生徒全員がどれかの委員会に所属するのです。もちろん自分の希望で所属するのが原則ですから,昨年に引き続き同じ委員会で活動する生徒もいます。昨年度の経験を生かしての活動は徐々に活動の質を高め,後輩も指導する力も身に付いています。これもいいです。しかし,希望しても人数枠の関係で所属できない場合もあります。「今年は◎◎委員会に入れなかった!」という声も聞かれていました。でも,新しい委員会で今までにない活動ができるのもいいことだと,前向きに考えてみてはどうでしょう。
 それにしても,活動の内容をより良くするには,「話合いの質を高めること」が大事です。先日,校長先生は委員会任命式で「話合いを上手にしよう」と提案していました。このことを今年は意識して委員会活動をしましょう。今年の委員会活動に期待します。
 

昼 新学期スタート 2週間

 
 新学期が始まって2週間が経ちました。慌ただしく時間が過ぎたのですが,生徒の皆さんのスタートはどうだったでしょうか。今回は保護者の皆様に2週間前の学校のスタート時の様子をご紹介します。
 左上の写真はスクールバスで生徒が学校に到着した時の様子です。小学生も乗ってきます。中学校で生徒が下車した後,小学校まで行くのです。浦島地区は災害で通学路が未整備のため,スクールバスが配車されています。今年はバスを利用する児童生徒が少し増えたと生徒は話していました。運転手さんとの仲もよいそうです。早く道路がよくなるといいですね。左上の写真,教室に行くと担任の先生からのメッセージや連絡事項が黒板に書かれています。直接話すだけでなく,こんなかたちでコミュニケーションしたり,指導したりすることもいいですね。
 左下の写真,朝の会が始まる前には,教室の前で生徒同士が談笑しています。どんな話をしているのでしょうか。それぞれのクラスの様子を話題にしたりしていると思います。右下の写真,授業の合間には写真撮影です。これは生徒名簿などに使うものですが,昨年度の卒業生を送る会では3年分の写真の変化をスライドで紹介されて生徒の歓声が上がっていました。新年度のスタートの様子でした。
 

晴れ 大島に自転車で行きたくなる?

 
 芥川龍之介の「トロッコ」のように,思わぬ展開となってしまい,家から遠く離れた所まで来て途方に暮れることは,子どもの頃にはよくあったものです。ところで,自転車で遠くまで行ってみたいと感じるのは,中学生なら無理のない衝動かもしれません。先日開通した「気仙沼大島大橋」(鶴亀橋)を渡って大島に自転車で行ってみたいと思う生徒がいるのではないでしょうか? 少年少女の自転車でのそんな冒険があるとしたら……? この道路は少し危険かもしれませんね。①の写真は大島大橋です。②の写真は大橋よりも鹿折側にあるトンネルです。
 
 ③道路はカーブをしているところもあり,比較的見通しはよいのですが,④のような風景も出てくるので,ドライバーも自転車の少年もよそ見をするかもしれません。また,あの堤防で釣りをしようなどと考えて,自転車でやってくることもあるかもしれませんね。
 
 ⑤⑥の写真は段々鹿折の町に近づいているのですが,時間帯によっては交通量が気になります。だいぶスピードも出そうな道路です。
 
 ⑦は,大きなクレーンが見えます。造船所があるところの写真です。ここはまだ新しい道路が開通していないので,ヘアピンカーブで従来の道に接続しなければなりません。そして,⑧の写真の向こうには浪板橋があります。橋の付け根には信号機があり,道路は上り坂です。自転車で通るときは結構危険ではないでしょうか。
 橋が架かって良かったのですが,新しく心配なことも出てきたようです。交通量も増えているようです。登下校だけでなく,お子様の休日の行動にもご注意ください。

3色の椿 満開の梅

 
 春めいて来ると,本校では椿が咲き出します。玄関に赤と白の椿が飾られていたので,あれ,変だなと思ってしまいました。なぜなら,本校の椿はピンクだと思っていたからです。職員室から毎日見る椿はピンクです。教室に飾るためでしょうか,先日は,ある先生がハサミを持ってきて,色々な角度から眺めながら,いいところを切り取っていました。あれはピンクでした。しかし,もしかして,赤も白もあるのかもしれないと思ってしまったのです。いや,きっとあるはずだという根拠のない確信となりました。そこで,カメラを持って玄関を出ると,やっぱりありました。保健室の前に,赤と白が。気づくのが遅いと言われたのですが,本校の椿は3色でした。そんな椿を眺めていると,体育館前の梅が満開になっていました。関東地方なら2月頃に咲く花ですが,東北地方では桜より少し早いぐらいに咲く花です。桜と梅が同時に咲いているのです。いよいよ,春も盛りとなりました。写真ではありますが,本校のきれいな椿をしばしご堪能ください。
 

NHKのど自慢で大活躍 元気をくれた生徒たち

 
 3月10日(日)のことでした。「NHKのど自慢」が気仙沼市で開催され,前日の予選を通過した本校男子生徒5人組が,会場やお茶の間を湧かせる大活躍をしました。この番組の様子は,本校生徒が明るく生き生きと学校生活をしていることを全国の皆様にお知らせして,これまでの全国からのご支援に報いる,とても大きな活躍だと思っていました。本当によくやってくれたと拍手をしたい出来事でした。
 残念ながら番組の画像の使用許可が得られないので,ホームページでは触れることができなかったのですが,4月1日付けの「広報けせんぬま」で表紙に当日の写真を使用していただきました。大変ありがとうございます。今回はその広報表紙を写真撮影して皆様にご紹介をしています。
 番組に出場した生徒に限らず,明るく,前向きで,誠実な学校生活をしている鹿折中学校の生徒たちの様子を,彼らが代表して発信してくれたと思います。学校の運動着を着てくれたので,胸の「鹿マーク」がかわいいという反響もあったようですね。特別賞の受賞,おめでとう。番組へ参加申込をしていただき,お世話いただいた,ご保護者の皆様にも御礼をいたします。

鹿峰会入会式

       
 
 少し前のことになりましたが,入学式の翌日,4月9日(火)には鹿峰会入会式がありました。「鹿峰会」(ろくほうかい)とは鹿折中学校生徒会の呼称です。生徒たちは3月の委員会活動のころから,新1年生を生徒会に迎える,この式の計画を立て,それぞれ準備をしてきました。部活動紹介のために,各部では春休み中にビデオ撮影をしたりと,地道に準備をしてきた大きな行事でした。
 総務の皆さんはリハーサルも行って準備をしてきたので,当日は各自の役割をしっかりと果たしてよい行事にすることができました。それぞれのあいさつが実にしっかりと述べられていたなと感じます。生徒会の歌の斉唱から始まり,入会の言葉があり,委員会活動,部活動が説明されました。生徒が学校の主役であるためには,生徒の活動が主体的でなければなりません。これまでの生徒がよく活動に取り組んできたことを引き継いで,今年度も生徒自身が更に楽しい,居心地の良い学校生活になるよう活動を工夫してほしいと思います。吹奏楽部の皆さんの生演奏もよかったですね。
 校長先生からは,新入生が入学したので,改めて「未来を夢見る人間」はどんな人間なのか,質問されました。生徒がこのような人間になることを意識して励んでほしいと話されました。
 
 

年度初めは防災マニュアルの確認 11日は防災学習の日

 
 毎月11日は,本校の「防災学習の日」です。朝の短学活で防災について学習します。年度の初めなので,今回は「防災マニュアル」の確認,読み合わせでした。様々なケースについて,このようにしますと整理された資料を読んで,いざという時の行動の仕方を確認しました。「いざ」という時が,いつ来るのか分かりません。ですから,折に触れて,決めごとを定期的に確認していくことが重要です。今回,生徒はマニュアルの確認をしました。一方,ご家庭にいるときはどうでしょうか。また,家庭と学校の間,つまり,登下校時の避難行動や安全管理はどうでしょうか。ぜひ,有事を具体的に想定して,家庭での対応の仕方や,連絡の取り方,登下校時の危険や避難について,親子で話合っていただきたいと思います。命を守る行動を的確にとれるよう,ご家庭でぜひご指導ください。
 

複数担任制!

  
 新年度になり,新学期が始まりました。2・3年生の教室でも学級開きが行われ,新たな1年のスタートを切りました。上の写真のように,新しい担任の先生から学級便りを配布されて1年への期待と自覚を深めたり,新しい教科書を手にして今年の勉強への意欲を高めたりしています。
 ところで,下の写真を見るとお分かりのように,教室には複数の先生が入っています。本校では意図的に複数の先生が出入りする方式をとっているのです。名付けて「複数担任制」と校内では言っています。つまり,先生たちのチームによる指導をやろうとしているのです。生徒が多様であることは言うまでもありません。先生だって様々な個性や能力があります。得意・不得意もありますし,男女や年齢の問題があります。また,出張等で在・不在の時があります。ですから,学級担任だけでなく,学年主任や副担任などが常に教室で生徒に関わっていて,先生たちがチームで指導をし,生徒を見守り,励ます体制のほうがよりよい指導ができると考えたのです。本校では,昨年度からこんな指導体制を目指してきました。今年度は更にこのやり方を充実させたいと考えています。養護教諭も,教務主任も,主幹教諭も教室に行って生徒と関わります。教師にとっても,生徒をよく知ること,よく関わることは有効です。私たちは,この複数担任制を成功させたいと考えています。
 
 

入学式の裏方として 2・3年生の活躍

 
 1週間前の入学式,当然,新1年生が主役の行事ではあったのですが,いつものように在校生が裏方として活躍していました。当日の清掃活動はもちろん,1年生を迎える教室の装飾,1年生に手渡す新しい中学校の教科書の運搬,写真を見るとその様子が分かります。ありがとうございました。
 また,式場の準備の様子は下の写真をご覧ください。今回も丁寧な作業をしてくれました。椅子を並べてきれいに拭いたり,個数を確認して真っ直ぐにしてくれました。また,鉢花をステージに飾ってくれたり,ステージのセッティングをしたり,式次第を高い場所に貼ってくれたり,様々な仕事を2・3年生はやってくれました。自分たちの後輩となる人たちを温かく迎えようと一生懸命だったのです。先生たちと2・3年生の裏方としての堅実な仕事があってこその入学式だったのです。ご苦労様でした。
 
 

鹿折中の桜 もうじきです

 
 もう桜が開花したのではないのです。上の写真は去年の春の桜です。本校の登校坂の左右には桜があります。だいぶ成長した桜です。枝が市道に覆い被さっているので,桜のトンネルになっています。しかも,右側と左側の桜は品種が違うのでしょう,まるで紅白のトンネルのように色合いの違う桜が咲くのです。生徒はこの桜の下を毎日登下校します。今年ももうじき咲くのではないかと思って,私たちは楽しみに見上げているのです。開花が楽しみです。
 さて,登校坂を登り切った校庭の周囲にも桜の木がたくさんあります。やはり色々な品種の桜だと思うのですが,生徒たちは校庭や教室の窓から,この桜の風景を楽しんでいます。それにしても,去年の今頃はまだ校庭は工事中だったのだなと改めて思わされました。
 鹿折中学校にとっては「桜」は特別な樹木です。総合的な学習の時間を,本校では「さくら学習」と名付けていることからもお分かりでしょう。桜のように,花の中の花となり,愛される中学校になりたいものです。