日誌

2025年9月の記事一覧

「海と生きる」を胸に

 5年生が校外学習に出掛け、魚市場と海の市の見学を行いました。今日は朝から天気もよく、市場には私たちが実地踏査に出かけた日よりもかなり多くの魚が水揚げされていました。市場で働く皆さんの大きな声も飛び交い、活気に満ちた気仙沼の姿を目にすることができました。

 子供たちは担任の先生が用意したワークシートを手に取り、夢中になって見学をしました。ワークシートには「岡本製氷のトラックを探そう」「水揚げされた魚の中からタチウオを見付けよう」「市場で働く方にインタビューしてみよう」といった16のミッションがビンゴカードのように並んでいます。ビンゴを楽しみながら気仙沼の水産業にしっかりと目を向ける子供たちの姿が印象的でした。

 東日本大震災が発生したのが3月。壊滅的な被害を受けたのにもかかわらず、気仙沼魚市場がカツオの水揚げを再開したのが6月。わずか3か月半で気仙沼の水産業は再び歩み出しました。復興スローガン「海と生きる」を掲げ、地域が一体となって復旧・復興を実現したことを、これからを生きる子供たちにしっかりと覚えておいてもらいたいです。大変充実した校外学習でした☆

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