小泉小日記

小泉小日記

交流会に参加しました!

6月30日(水)は,本校の5年生と津谷小学校の5年生との交流会が行われました。
本校の全校児童数よりも多い5年生の数に,小泉小の児童は緊張している様子でした。
そのうちに,津谷小学校の先生が考えた「お絵かきゲーム」や「ジンギスカン」のダンスに取り組んだり,津谷小学校の児童に温かく迎えてもらったりしたことで,帰る頃には友達になった児童の名前を覚え,別れを惜しむくらいに気持ちを通い合わせることができました。
   
7月7日~9日は,両校で可能な限り活動を共にする野外活動が行われます。
コロナ禍こそ,心理的な距離を近くし,お互いを思い合える活度になればと思います。

海に親しむ集いが行われました!

 6月25日(金)に,小泉海岸(地元の方々は「赤崎海岸」と呼んでいます)で,2年ぶりに「海に親しむ集い」が行われました。
今年度は,小泉幼稚園の園児とK.U.B.U(小泉ユニバーサルビーチユニット)の皆さんと一緒に,海浜清掃と砂の造形活動を行いました。
 

最初に,10分間で海浜清掃を行いました。
海岸に着いたときには,きれいな砂浜だと思っていましたが,いざ清掃を始めると思ったよりもゴミが落ちていることが分かりました。
   
ゴミを拾いながら,児童はプラスチックゴミが多いことや,昨年度学習したマイクロプラスチックゴミの有無について関心をもっているようでした。

次に,砂の造形活動を行いました。
縦割り班を4つに分けた中に,幼稚園児を加えた班編成で,タコ,メバル,船,エイを制作しました。
海の砂で形を整えた後に,流木や貝殻を使っで装飾をしながら,作品を完成させました。
   
活動の終わりに,K.U.B.Uの方から「遠洋漁業で海に出たときに,冷蔵庫が浮かんでいたことがあった」ことや,「震災後は,津波で流されたものが海に浮かんでいて,それを亀が食べていた」などのお話をいただきました。
マイクロプラスチックなどのゴミのことは学習していましたが,海には大きなゴミがたくさん浮かんでいることを知り,児童は驚いていました。

「海に親しむ集い」は,「海に親しむ」「海を知る」「海を利用する」「海を守る」という本校の海洋教育の目標を全て網羅する大切な活動です。今回の活動を基に,更に地元の海について理解を深めていければと思います。
  

プール開きが行われました!

6月17日(木)の業前に,プール開きを行いました。
昨年度はコロナウイルス感染症予防のため,水泳学習が行われませんでした。そのため,1年生のみならず2年生にとっても小学校で初めての水泳学習となります。
児童は,プールに入ることに対して楽しい気持ちがある反面,少し不安な気持ちも入り交じっている様子が見られました。少しずつ,水に対する抵抗を下げていきながら,水泳学習に取り組ませていきます。
 
校長先生や水泳担当からプール使用の心構えや諸注意を聞いた後,児童代表として6年生の児童が決意を発表しました。
本校では「6年間で全員が25mを泳ぎ切る」という伝統があるようです。短い期間での学習となりますが,水泳学習をとおして,水に慣れることの楽しさや挑戦する気持ちを高めていきたいと思います。

パントマイム&観望会の事前授業がありました。

月9日(水)に,文化庁主催の文化芸術による子供育成総合事業の一環として,「劇団汎マイム工房」によるワークショップが行われました。
10月25日(月)が公演日ですが,当日,本校の高学年児童も補助をすることから,今回のワークショップが行われる運びとなりました。
 
工房代表のあらい汎様による生のパントマイムを目の当たりにした子供たちは,コミカルな動きを楽しみながらも,どのようなことを伝えようとしているのかを一生懸命想像しているようでした。「無言劇(黙劇)」とも呼ばれるパントマイムをとおして,お話や喜怒哀楽を表情や動きだけで伝えるためには,一つの側面だけではなく,多面的に捉え,伝えることが大切であることを教わりました。
 
動きのコツや,ジャグリングのやり方などを教わった児童は,公演本番に向けて,更に腕を磨くことでしょう!

月16日(水)には,本校を卒業して「アストロコミュニケーター」として,全国で活躍されている三浦飛未来さんをお招きして,8月13日(金)に行われる「観望会(星や星座を見る会)」の事前授業が行われました。

実は2016年の9月にも本校で行われた「宇宙旅行」の出前講座の際に,国立天文台の教授と一緒に来校されていた飛未来さんです。今回は飛未来さんが中心となって,大学生の方々と一緒に,発達段階に合わせてお話をしていただきました。

1~3年生には空を見上げて星や星座を見付けることの楽しさや,御自身がどうして星に関心をもったのかをお話しいただきました。
 
また,4~6年生には,Zoomを使って東京大学の方々と一緒に,宇宙の神秘や宇宙探査の魅力をお話しいただきました。
  
今回,本校の先輩の活躍ぶりを見て,児童の中にも「自分もこうなってみたい」や「夢を追い続ければ叶う」という気持ちがきっと芽生えたことと思います。
生活科や理科の学習だけではなく,子供たちに夢を与えるキャリア教育の面からも意義深い学習になったと思います。
8月に小泉公民館で行われる観望会が楽しみです。

体育祭 大健闘!!

本日,第14回市立小学校体育祭が気仙沼小学校の校庭を会場にして行われました。
感染症予防対策のため,出場できる人数を制限したり,保護者等の観覧ができなかったりと,例年とは異なる状況下ではありましたが,2年ぶりの体育祭に掛ける思いは,明け方に降っていた雨雲を吹き飛ばす程でした。

帰校後の児童の感想文を見ると,「今でも忘れられないくらいの緊張感だった」や,「走る直前の緊張感は,肺がつぶれるかと思うくらいだった」など,どの児童も特別な経験をしたことが伝わってきました。
また,別な行事で一緒の体験をした子に再会できたことを書いた児童もいて,体育祭が交流の場であったことが伝わってきました。

入賞や自己記録の更新など,嬉しい思いをした児童や,思うような結果が出ず,悔しい思いをしたことも作文には書かれていました。
今回の経験を普段の学習に関連付けながら,児童の更なる成長につなげたいと思います。
改めて,応援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。