小泉小日記

小泉小日記

集大成

1年間の学びの集大成として,「生活科・総合的な学習の時間発表会」を行いました。
主に総合的な学習の時間にお世話になった,リアスアーク美術館学芸員の方や小泉公民館の皆様をお招きして,よい子たちの発表をご覧いただきました。

1年生は生活科,「アサガオの観察」や「がっこうたんけん」で気付いたこと。
説明に使う絵を手際よく交換しながら発表していました。


2年生も生活科,「まちたんけん」や「サケふ化場の見学」でわかったこと。
BRTの料金,バターどら焼きの中身,サケの卵の数など,聞き手がほしい情報を伝えることができました。


3年生からは総合的な学習の時間で学んだことについて。
「オイカワデニムの見学」(12/14の小泉小日記をご覧ください)や「防災マップ作り」をとおして考えたことは,「デニムと海・環境をつなげることができるんだ!!」


4年生からは一人一人テーマを設定しての学習です。
テーマは多岐にわたり,環境,バリアフリー,防災について。
エビデンス(根拠)を示して,外尾川のきれいさをアピールしました。また,小泉小学校のバリアフリーについて課題を示していただきました。


5年生はワカメ養殖の体験,防災,認知症と,こちらもバラエティーに富んだテーマ。
「東日本大震災を100年後の人々に伝える」という気持ちが印象的でした。


6年生は4会場に分かれて,ポスターセッション型の発表をしました。
何よりすばらしいのは,「調べて」「まとめた」その先に「行動」があったこと。
公民館や地域の方のご協力をいただき,小泉の未来のために自分ができることを実際に行ってみたことです。


自分でやってみて,はじめて気付くことがあります。それを「学び」といいます。

最高の贅沢

4,5年生が,わかめの刈り取り体験をしました。今回も「蔵内之芽組」様,小泉公民館様の全面協力で実現しました。
ひみつどうぐ「スパイキー」で種はさみをしたのが11月8日(11/8の小泉小日記をご覧ください)のこと。あれから3か月あまりたって,わかめは2mまで成長していました。

まずは,船で沖まで行って刈り取りです。「めかぶ」のさらに根元側で刈ります。
とれたての生わかめをそのまま食べると…三陸の潮味はついているものの,苦みと,渋柿を食べたときのような後味が残り,おいしくはないんです。体験してみて初めて知りました。


港に戻ってくると一仕事。「わかめ」と「めかぶ」を切り離します。


わかめの部分を,その場で湯通しします。95℃の熱湯風呂につかり,あっという間にあの緑色になります。
こうなるともう,おなじみの最高級三陸わかめです。


最後はお楽しみ,めかぶのしゃぶしゃぶをごちそうになりました。とれたてのものを,その場で調理して,いただく。最高の贅沢です。


やっぱり,海サイコー!!

何人おぼえた?

4,5年生がお隣の津谷小学校を訪問して,4年生のよい子たちと交流をしました。

到着すると,まずは専属のアテンダントさんたちによる校舎案内でおもてなししていただきました。


その後は,広い体育館で「けいどろ」です。寒い中でしたが,汗ばむくらい楽しんで駆けまわってきました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが,津谷小のよい子の中から「もう1時間やりたい!!」という声が上がりました。それは今日はかないませんでしたが,近いうちにきっとまた遊びましょうね。


5年生になったら一緒に野外活動(志津川自然の家)をする仲間です。また,津谷中学校では同じクラスになる同級生です。帰りのバスでは,「名前,何人おぼえた?」っていう会話が交わされていました。

今までも,これからも

児童会総会を行いました。
学校には,委員会活動,クラブ活動,代表委員会,縦割り活動など,よい子たちが自分たちで考え,自分たちで話し合い,自分たちで決めて,自分たちで行う活動も多くあります。
その中で,特に委員会活動について,今年度の活動報告と反省,全校へのお願いについて話し合われました。


今まで委員会活動の中心になっていた6年生はこれで引退です。ありがとうございました。
これから中心となる5年生のみなさん,よろしくお願いします。

ブラッシュアップ

業前長なわを主催し,運営・進行を担っているのは健康委員会。
毎回,終わるたびに委員会のメンバーが集まり,「今回うまくできたこと」「次回への課題」を確認し合います。次回への課題は,次に行うときの「目標」になります。


このようにして,回を重ねるたびに,企画も,よい子たちも成長していきます。