月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

神楽指導1・いも洗い

こだまステージ発表会では、5・6年生が「塚沢神楽」演舞に挑戦します。今日は1回目の練習日です。

 

ゲストティーチャーの保護者様にお越しいただき、御指導をいただきました。
初めて取り組む5年生もいるので、最初に座学で塚沢神楽の歴史を確かめました。
気仙沼市の無形民俗文化財であるこの神楽が、140年前から地域の方々により伝承されてきたことを改めて学びました。

 

ゲストティーチャーの保護者様も、自分が小学生のときに神楽を教えてもらい、以後演舞が好きだったから続けてきたとのこと。
月立小の子供たちも、ゲストティーチャーに「踊りたいです」と自分たちの気持ちを伝えていました。

 

早稲谷鹿踊りもそうですが、こうした地域の伝統芸能は、やらされるものでなく地域愛から来る自発的な思いによって伝承されてきてきたことに、改めて尊さを感じました。

 

一方、理科室では、1・2年生が18日の軽トラ市・焼きいも販売体験に向けて、いも洗いに取り組みました。
保護者の皆様に来校していただき、親子でいもを一つ一つ丁寧に洗っていきます。

 

サツマイモの栽培・収穫をする小学校は多いですが、いもの仕分けや洗いを行い、焼いたいもを販売体験までできる学校は、そうそうありません。
これも、地域の皆様と保護者の皆様の手厚いサポートのおかげです。

 

洗ったいもを美しく並べます。
いもを入れている多数の黒カゴは、早稲谷菅原苗木店様から御提供いただきました。ありがとうございます。

 

明日17日は、地域の学校農園のゲストティーチャーにお越しいただき、一日掛けてこれらのいもを石焼きしてくださる予定です。

 

 

2学期始業式

短い秋休みが終わり、今日から2学期が始まります。

朝からホールに子供たちのさわやかな歌声が響きます。

今度は歩きながら歌ってみよう!

 

みんな笑顔いっぱいになって、2学期がスタートしました。

 

始業式の校長講話では、「令和7年度・3つのめあて」の復習をしました。
また、、2学期は様々な行事がたくさんあるね、みんながいっぱい活躍できるように、力を合わせて取り組んでいこう。秋は実りの秋だね、みんなの頭と心もいっぱい成長するよ、「て:ていねいに学ぶ子」のめあてを目指して、しっかり学習に取り組んでいこう、、、という話をしました。

 

3年生、2年生の代表児童が、2学期の抱負を発表しました。臆せず落ち着いて発表する姿に感心しました。
11/1のこだまステージ発表会でも、きっと音読劇や音楽を堂々と発表してくれることでしょう。

 

教務主任から、生活指導の話をしました。
2学期開始に合わせて、生活をアップデートしましょう。
・~してください、と強く言わず、~しましょう、と優しく言いましょう。
・友達の名前は呼び捨てず、「さん」「くん」をつけましょう。
・学校の大人は、みんな「~先生」と呼びましょう。

高学年がリーダーシップをとって、全校外遊びをしました。

 

今日は「こおりおに」で遊びます。

 

ついこの前までの厳しい暑さがうそのように感じられるほど、涼しく過ごしやすい季節になりました。

2学期も引き続き、「子供を真ん中に置いた教育」をスローガンに、地域の中で子供たちを育てて参ります。変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

1学期終業式

今日は1学期の終業式です。

終業式の前に、敬老作文入賞児童の表彰を行いました。
二人の心温まる作文は、新聞、地元テレビ、団体会報誌等で紹介されますので、是非ご覧ください。

 

校長からは、令和7年度の3つのめあて「つきだて」の合い言葉、「元気なあいさつ」「命を大切に」を守って、月立小の子供一人ひとりが成長できたことを褒めました。
また、通信票を受け取ったら、担任の先生が褒めてくれた自分の頑張りや良さが何なのか、自分でちゃんと読むように話しました。
月立小の子供たちは、いつもしっかり話を聞ける子たちですが、この日はみんな背筋を伸ばし、とても立派な態度で話を聞いていました。

 

校長講話の後に、1学期の振り返りについて、子供たちが一人ずつ発表しました。
まず3・4年生が、1学期に頑張ったことや2学期への抱負について、ノー原稿で話しました。どの子も、落ち着いてしっかりと話すことができ、1・2年生への手本となりました。

 

続いて1・2年生の発表です。
みんな、1学期の思い出と2学期に頑張りたいことを発表することができました。小規模校だからこそ、全員に低学年の頃から人の前で話す機会をたくさんとれることが本校の強みです。

 

5・6年生になると、話す内容もぐっと大人びてきます。1学期を振り返りながら、自身の反省や人の役に立つことなども交えて、それぞれが自分の言葉でしっかりと話していました。

 

みんなで歌う校歌がホールに気持ちよく響きます。

 

この後、それぞれの教室では、担任の先生から子供たちへ通信票が配付されました。通信票だけでは伝わらない一人ひとりへの思いや期待について、丁寧に説明しながら手渡している姿が見られました。

令和7年度も、大きな事故なく無事に1学期を終えることができました。保護者の皆様、地域の皆様の多大なる御支援に感謝いたします。

すぐに様々な行事が目白押しの2学期が始まりますが、引き続き、変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

芸術鑑賞 ひとりオペラ

みやぎ文化育成支援事業として、ひとりオペラ「ベロ出しチョンマ」鑑賞会を開催しました。
本物の音楽や演劇などに触れることを通して、心を動かす体験をさせることねらいとしています。

 

本日お越しのアーティストは、バリトン歌手と二十絃箏奏者のお二方です。お二人は30年以上もコンビを組まれており、旧校舎時代の月立小にも訪問してくださったことがあるとのことです。

 

「浜辺の歌」「あわて床屋」など唱歌・童謡から、「サンタルチア」「オーソレミオ」などイタリアの民謡まで、和洋の名曲を歌ってくださいました。

 

こんな間近で一流の歌と演奏を鑑賞できるのは、月立小ならではの贅沢な体験です。

 

一曲一曲、歌詞の意味や文化的背景などを詳しく説明してくださり、子供たちも興味深く聞き入っていました。

 

「オーソレミオ」はイタリア男性が歌う恋の歌。
決して女性以外には歌わないのだそうです。

 

みんなで歌おう!ということで、「大きなのっぽの古時計」の歌唱指導もしてくださいました。
背筋を伸ばして姿勢をつくること、笑顔で歌うことの2点が大事だと教えてくださいました。

 

箏のつくりや歴史、演奏で使用する箏爪の種類などについても教えていただきました。

 

後半は、ひとりオペラ「ベロだしチョンマ」を鑑賞しました。
箏は歌の伴奏だけでなく、劇中の様々な効果音を奏でる中、歌い手さんの迫真の演技と歌声によって、その場にいる全員が物語の世界に引き込まれました。

 

今日も6年生の代表児童が、自分の言葉でしっかりと、自分の感動や感謝の気持ちを伝えることができました。

 

「ベロだしチョンマ」は悲しいストーリーですが、登場する全ての人物の「優しさ」が詰まっている物語です。
人の優しさを大切にできる人に成長してほしい、というアーティストのお二人の思いは、子供たちにもきっと伝わったと思います。

 

1・2年 サツマイモの仕分け

先日収穫したサツマイモ。
10/18(土)に予定しているトラック市での販売に向けて、1・2年生が仕分け作業を行います。

 

たくさんあるぞ、、、

 

イモの大きさや、傷の有無を確かめて分別していきます。
みんな黙々と作業をしますが、思った以上に量が多く、なかなか作業が完了しません。

 

「まだまだたくさんある。」「おなかが空き過ぎておなかが痛くなってきた。」などとつぶやきながらも、最後まで作業を続けました。
よく頑張りました!

 

トラック市での販売前に踊る「やきいも音頭」の練習にも取り組みます。

 

トラック市におけるやきいも音頭の演舞も、コロナ禍前から続けてきた取組です。月立小の数ある伝統の一つになりつつあります。

 

来週10/16(木)には、いも洗い作業に取り組みます。
10/17(金)は終日、地域講師の方と保護者の皆様のサポートの下、焼きいも作りに取り組みます。
そして10/18(土)はいよいよトラック市です。8:55にオープニングセレモニー(やきいも音頭)、9:00開店・焼きいも・サツマイモ販売の予定です!