月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

大地のつながり~岩井崎への校外学習~

高学年の総合的な学習で、岩井崎へ出掛けてきました。

八瀬と岩井崎をつないでいるのが「化石」です。

本当であれば、八瀬の森を見学してから岩井崎の予定でしたが、森の熊さんの活動が活発であったため、岩井崎での活動となりました。

今回は、階上の「シーサイドファーム波路上」の見学もしました。ネギを生産している佐藤さんから、震災後から本格的に始めたネギ生産の思いを聞くことができました。

子供たちからは、おいしいネギ作りのコツや、どこに出荷しているのかなどの質問もあり、佐藤さんからは、作っているネギの甘みを味わってもらいたいとの話がありました。

帰りには「黒潮の香り」という立派なネギをいただきました。

岩井崎へ移動して、岩場のウミユリの化石の話を聞き、八瀬も大昔は海であったことを知りました。

何万年という月日があっての大地の動きです。地球の歴史から比べれば、人類の歴史はまだまだと感じます。

校歌の3番に♪太平洋の波の色 文化を広くたずねつつ♪まさに、子供たちのこれからの可能性を楽しみになった学習となりました。

朝の教室と6年生の新城小交流会~

今朝の教室の風景は、低学年はさつまいも洗いと、焼きいも作りの後片付け、中学年は読書、高学年は新城小学校6年生との交流会の準備をしていました。

低学年の3人は、ブルーシートを雑巾で拭いて、たたむ作業をしていました。

焼きいも店の開店と売りが気持ちの頂上!!その後は気持ちが少しずつ下がり気味になるのは一般的です。しかしながら、3人の姿を見ると、その余韻があり、せっせと後片付けに励んでいました。気持ちの持続にはエネルギーが必要ですね。そのエネルギーは、閉店後からのご家庭での「ほめほめパワー」と思っています。

そして、担任の先生へのつなぎがうまくいっていたからこその姿に見えました。やはり、ご家庭と学校の力を合わせた取り組みは、子供たちの育ちにはとても良いことと改めて感じました。

中学年は、静かに本を読んでいました。

興味があるもの、立ち読みの様に流し読むのもよし、ひとつを深く、広くたくさん、どちらも自分の知識となって取り込まれていきます。学校での読書のよさは、担任の先生が何を読んでいたのかが分かる所です。その「何を読んでいたのか」が、これから一人一人のよさを伸ばすきっかけになります。

高学年の6年生は、新城小学校の6年生との交流に向けての分担ごとの打合せをしていました。

当たり前ですが「言葉」で伝えることから、担任の先生から主語、述語の関係についてアドバイスをもらいながらの準備です。学んだことを表現する場面として、もう一度確かめることで本当の力となります。土曜日の焼きいも店の場面と同じですね。

そして、1時間目の交流会です。

ゲストは新城小学校の6年生ですので、司会は月立小学校が務めました。あいさつから始まり、月立小学校の紹介の後に、いよいよ交流です。

月立小学校の5人が、小グループの司会を務め、自分の好きなゲームや食べ物、スポーツなど、それぞれが「お題」を設定しての交流です。

緊張気味で始まりましたが、時間が進むにつれて慣れてきたのか、笑顔になる時間も増えて、最後は和気あいあいの雰囲気で終わりました。

新城小学校のみなさんを見送り、その後の談話では、「なんか、いい感じで安心した」「楽しかった」などのつぶやきも聞かれました。

その言葉の通り「安心感」のある交流会になったと思います。

気持ちの交流が出来れば、所属がどこであろうと、人数が何人であろうと、あまり関係がないことを、新城小学校と月立小学校の子供たちから教えられたように思います。


「どちらも、とても良い中学生になるんだろうなぁ」と思わせてもらった45分間でした。

新城小学校の6年生のみなさん、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします✨

大盛況!月立小焼きいも店@にいつき軽トラ市

冬を感じさせる肌寒い朝です。

今回もお天気に恵まれて、にいつき軽トラ市の場所をお借りして、年1日限りの「月立小焼きいも店」の開店となります。

今日も朝早くからこだま隊のみなさんの力を借りて月立小からドラム缶焼きいも機と保温器を運び出し、保護者の方々のお手伝いを受けて特設販売テーブルを組み立てと子供たちが書いた看板を張って開店の準備をしました。

お店の開店を知らす「のぼり」もあって、これは令和3年度の子供たちが書いたもので、伝統を後ろ支えにした「名店」であることが分かりますね。

今年の低学年の3人が画用紙いっぱいに書いた看板です。文字が「虹色」で、虹には「幸運の前触れ」や「あなたの夢が叶いますように」という心強い後押しにもなるとのこと。今日、このお店に来ていただいたすべての方々に幸せのきっかけを届けられる焼きいもになりそうですね。

少し風が強かったので、保護者の方の知恵で、看板の後ろに石を貼り、なびき防止ができあがりました。大人の知恵です。この知恵も子供たちに伝えたい伝承技術です。

開店が9時ということで、にいつきパーキングには早い人では8時半頃から車で待っている方々の姿もあり、本当に楽しみにしていただいていることを感じていました。

お店のバックヤードでは、昨日遅くまで焼いた「焼きいも」を入れた保温発泡と箱に入れた生さつまいもが並べられ、隣では、火入れしたドラム缶と保温器で焼きいもの温め直しが始まりました。

特設店には、販売の値札と生さつまいもが並べられ、まずは、子供たちのリハーサルが始まりました。2年生は昨年度の経験がありますので思い出しながらのイメージ作り、1年生は初めてということもあり、ひとつひとつを確認しながらの時間となりました。

にいつき軽トラ市には、他のお店もありますのでお隣のお店にご挨拶をさせていただきました。

この「あいさつ」も1つの学びです。欧米でのいわゆる挨拶は、知っている人へする事は当たり前で、それ以上に知らない人に向けてするのが挨拶であり、人と人とのつながりを広げるきっかけの手段です。文化を広げることが上手い人は「あいさつ」が上手い人なのかも知れませんね。

そうなると、この軽トラ市への出店も、子どもの育ちにとっては大きな意味がありますね。

9時開店の10分前からオープニングセレモニーがあり、伝統の「いもほり音頭」の披露となります。この音頭は本当に貴重でYouTubeを探しても出てこない”ここだけ”の音頭です。

伝統になりつつある月立小無形文化遺産「月小いもほり音頭」登録となりそうです。

いよいよオープニングです。低学年3人がお店の前に並び、あいさつをして始まりました。

沢山の来店者の皆様に囲まれての踊りです。


音頭といってもPOPな音楽となっていて、子供たちもノリノリで踊り始めます。途中、曲が切れてしまった場面もありましたが、そこはご愛嬌です。会場のみなさんの「大丈夫だよ」という温かい気持ちが会場を包み込み、再スタート!手拍子も始まり、純日本的な時間となりました。

お約束のアンコールもありオープニングが終わりました。

さぁ、いよいよ開店です。年に1日の開店で、長い行列になりました。

今年度は、最後尾を示す表示を作りました。先生方も大活躍です。

本当に毎年、子供たちの活動への熱い応援を「来店」という形で表してもらっていることから、昨年度も、お手元に届けられない状況もありました。そこで、今年から一世帯5本までの販売で、もっとお買い求めいただく際には、もう一度並んでいただくことにしました。

「みんなで幸せを分け合う」という気持ちになっていただき、それが、子供たちに見せられる大人の後ろ姿になれば…と思っています。

さてさて、約60分の販売時間には、温め直しの焼きいもが、子供たちの販売スピードに追いつかず、ご来店いただいた皆様には周りの景色を眺め、お隣の方との文化交流、他の軽トラ市での買い物等も一緒に満喫していただきました。スローフード宣言都市気仙沼ですね。

気仙沼市はスローシティ国際連盟に加盟し、国内では群馬県前橋市と気仙沼市が認証を受けています。このスローシティーの理念はスローフードにもつながり「地域で採れた食材の利用」「生産者と生活者の関係づくり」等も含まれ、目指すところは、その地域ごとの伝統や考え方、文化(芸能)、食、史跡などを残しつつ、より便利に人々が暮らせる世界を目指していくことで、本来の人の生き方と豊かさを見直しましょうとも考えられます。

今回の子供たちの焼きいも店は、それらの全てを包括している活動になっていて、生産から販売までを通じて、人と人との交流を広げる時間になったと考えています。ちっちゃい所から、少しづつの活動がつながりを持てば、小さなリスペクト(尊重)が重なりあう、大きなネットワーク(つながり)になる1つの例になりますね。

月立小学校のこれまでの活動の奥深さを見せられ、一歩進んだ未来に魅せられた時間です。

60分後には、全て販売が終わりました。


子供たちもやりきった充実感がありました。その姿の裏には、この60分間に来店いただいた全ての方々の子供たちを応援しようという気持ちと、子供たちの「頑張っているよ」という気持ちの交流が1つの「さつまいも」を通して行われたからと思っています。これが「温かさ=人のぬくもり」と思っています

報道機関のみなさんの取材も受けました。このときも、学習したことを表現する時間となります。沢山の学びがあった焼きいも店であったと思います。

子どもが「おがっていく姿=育っていく姿」の楽しみ方を知っている大人の方々ばかりで、この地域、この地方、この日本の文化の素晴らしさも感じさせられたひとときでありました。

たった1日の開店で、60分後には閉店という、儚さがあるお店ではありますが、その一瞬にかける思いには夢がありました。

また、1年後、子供たちが多くの方々に少しの幸せを届けられるように、地域の方々や保護者のみなさんの応援をいただき、にいつき軽トラ市に戻ってきたいと思います。

にいつき軽トラ市に関係しているみなさま、こだま隊のみなさま、保護者のみなさま、そして、市内外から足を運んでいただいたみなさまに感謝しております。

そして、この地域の人と人とをつなぎ、市内の学校の良さを伝えていただいている三陸新報社と気仙沼ケーブルネットワークの方々にも感謝しています。

様々な方々とのつながりの中で、ご協力とご支援をいただいています。
これからも月立小学校のフォロワーとして応援をお願いします。

ありがとうございました✨

 

いつも ↓↓ 子供たちへの応援「いいね」 ↓↓

ありがとうございます!

い~し♪焼~き♪いも~♪

こだま隊のみなさんのお力を借りて、石焼きいも作りをしました。

朝の7時から火入れが始まり、子供たちの活動が始まる8時頃からサツマイモを手作りドラム缶焼きいも機に入れ始まりました。

そんな中、低学年の子供たちが、こだま隊員にあいさつに来ました。朝のあいさつとおいしくお芋を焼いて下さいのお願いです。3人の子供たちの熱い思いも込めた焼きいもになりそうです。

ドラム缶で焼いている様子も学習の1つです。空気の取り入れ口から見える炎を見つけて、燃え方を観察したり、煙突から出ている揺らめく空気に不思議さを感じ、今日、五感で感じたすべてが、これからの理科や家庭科等の対流という知識に結び付く前提の体験として取り込まれ、じわりじわり本物の力として根付きます。そのための体験的な学習です。 

月立保育所のみなさんも見学に来ました。


保小連携も子どもの育ちを支える大切な交流です。保育所の子供たちにとっては、小学校生活に触れながら、慣れる=環境適応の機会であり、低学年の子供たちがモデルとなって、やり方を理解していく営みがあります。小学校の子供たちにとっては、保育所のみなさんに教えるという活動をしながら、学んで来たことを表現=活用していく学び直しが行われます。この関係はとても良い学習効果として現れますね。本当に良い時間です。

いつもながら、月立小学校を取り巻く地域の人、もの、出来事すべてが学習素材であって、幸せな子供たちと思っています。ありがたい限りです。

昨日、子供たちにきれいに洗ってもらった艶々のサツマイモが、熱を加えることで内側からの蜜があふれて、おいしさとなって手に取った人の笑顔に結びつき、ひとときのしあわせに繋がればと思います。

こだま隊の方々のお陰で、準備が整いました。夜遅くまでありがとうございました。

明日の軽トラ市が、出す側も、受け取る側も幸せに包まれればと願っています✨

やまびこ杯に向けて

今日から、フットサル大会に向けた放課後練習が始まりました。

今年は、小規模校の3校での対戦となります。
3校の交流会が目的ですが、子供たちにとっては「勝負ごと」という分かりやすい出来事としてが目的になりますね。

「勝負ごと」という舞台に上がるまでの自分との対話が大切であり、この1週間が子供たちの心の成長にどう結びつけられるかになります。

アスリートの大谷選手も、自分日記の中での目標と振り返りによって自分を成長させてきました。やはり王道ですね。

子供たちも練習後の先生との対話や自分日記等があれば、それが王道となります。

せっかくやるのであれば、みんなで新しい自分に変身できるような時間にしたいものですね。

来週の土曜日向けて、みんなで頑張りましょう!

サツマイモ洗い

今日は土曜日の軽トラ市の準備のサツマイモ洗いがありました。
低学年の3人とおうちの方々の協力をいただき、1本1本サツマイモの土を丁寧に洗い流すと…秋色といった所でしょうか、きれいな艶のある紫色に変身!

沢山のサツマイモを洗いました。

明日、焼きいもにするのが楽しみです。

収穫の秋

枝豆の収穫です。

中学年が種をまいたものが大きく育って、今日が収穫吉日となりました。
いつもの通り、収穫の仕方を教えていただいてから作業開始です。

枝豆の収穫です。

 収穫したものをリヤカーに乗せて運んで、天日干し…これから次の「食」につなぐ活動を楽しみにしたいと思います。

 おまけ

今日、11月1日に受賞した蚕の学習について、三陸新報の取材を受けました。

 

朝の集会・サッカー教室

今朝は朝会がありました。
11月はみやぎ教育月間です。そこで、ポスターを活用して「自立」についての話をしました。

ポスターには「宮城県民ひとり一人が健全な自立的人間であるか否かを反省し、また自覚するとともに家庭・仲間・地域の人々等で子どもの教育の在り方、及び生涯学習について考え、話し合い、夢を語る機会であり、その機会を「みやぎ教育の日」と称する。」と書かれてあります。

子供たちには難しいので、少し簡単にして、「反省」を「振り返り」、「自覚」を「気付き」として話をしました。

「みやぎ教育月間」は、宮城県の条例で定められているものです。6年生は社会科の学習で条例についても勉強済みで、話を聞いた後、「あ~それかぁ」と納得していました。

子供たちに「自立」って聞いたことある?と質問すると、言葉自体は、何となく聞いたことがあるみたいでした。ただ、その意味は?

そこで、5つのことを話しました。
①「毎日の生活リズムが整っている」
②「自分の考えを決められる」
③「働いたお金を上手につかえる」
④「社会(集まり)での責任がもてる」
⑤「男女がそれぞれを大事にできる」

子供たちへの問いで、小学生でも5つのことが出来るようになってきているけど、6年生は1年生よりもできることが多いのはなぜか?すると6年生から「経験があるから」とのつぶやきがありました。さすがの6年生です。

続けて、その経験は小学生のみんなは、どこでしていますか?3年生からは「教室」、5年生からは「学校」、そこから、みんな「学校」という言葉が出てきました。

学校は子供たちの社会的自立に向けて、日々担任の先生や周りの友達、保護者のみなさんや地域の方々に力を貸してもらいながら、毎日「自立」に向けての生活をしていることに子どもたち自身も少し気付いた様でした。

この11月を楽しく勉強に気持ちを向けた1か月になればと思います。

さらに、今日はサッカー教室がありました。
昨年度も来ていただいた、元なでしこJAPANの中田麻衣子さんです。

中田さんとの話の中で「失敗をしながら、成長することが大事ですね」との話題になり、子供たちの育ちのためには、失敗をさせないよりも、失敗を通して成長を促すことの大事さを短い時間で共有できたように思いました。本当に子供たちにとっての失敗は大事な経験です。

そして、サッカー教室です。


保護者のみなさんにも参加していただき、体を動かす楽しさと心地よさ、そして、同じ時間を共有していることが、とても良い時間であると、中田さんとも話をしました。

本当に楽しい時間を過ごせました。
中田さん、ありがとうございました。

月立子どもフェスティバルに向けて

今朝は、縦割り班での子どもフェスの話し合いをしました。
上学年の子供たちが、1年生から3年生の子供たちが楽しめる催し物を考えます。自分が楽しむのではなく、下学年の笑顔が生まれる催し物を想像を膨らませながら相談していました。

そこでも、やはり6年生の司会が上手で、最高学年の成長を感じました。
もちろん、先生方のアドバイスもあり、ワクワクいっぱいの子どもフェスになりそうな予感をしています。当日は、おうちの方々も足を運んでいただき、子供たちを励まし、支えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

上学年が子どもフェスの話し合いをしている時に、2年生が給食センター見学の準備をしていました。

新城小学校の2年生と合同での見学会で、そこで月立小学校の紹介があり、その練習をしていました。1年生と3年生に向けてのリハーサルで、タブレットを使って上手に発表をしていました。3年生からも、良かったことと、もっと良くなるために…の提案があり、1年生から3年生も学び合う姿が見られ、これが月立小学校の良いところ!と心でつぶやきました。

2年生の見学の様子も、担任の先生から様子を聞くと、とても落ち着いて見学して、学校紹介も、臆せず堂々と発表していたとのことでした。

給食センターの方々への質問も、見て、聞いて、感じたことを質問して、2年生のお手本となるような時間になったと喜んでいました。本当に3年生に向かって育ちを感じる2人です。

6時間目は委員会活動があり、2つの委員会ごとに活動をしていました。

今週は、週末に焼きいも軽トラ市があります。保護者の方々のお力を借りての活動です。どうぞよろしくお願いいたします。

おかえりなさい

6年生のみなさんが帰ってきました。

表彰を受けた会場の舞台を見ると、その豪華さを感じられずにはいられません。


本当に貴重な体験をしてきたものと思っています。

その6年生が報告に来ました。
表彰状と記念盾を授与され、6年生から感想を聞きました。

感想の多くは、会場の豪華さに驚き、東京という八瀬とは違う景色やそこで生活を営んでいる人がもっている価値観の違いなど、学校では学ぶことのできない体験をしてきたものと感じています。

学校での学びは頭でっかちになりがちです。そこを現実(リアルさ)に足をつけながら、バランス良く深みのある知識に練り上げるのが体験活動です。その体験活動を脈々と受け継いで来たのが蚕の学習であり、月立小学校の様々な体験活動です。

そして、様々な人とのふれ合いがその原点であることも忘れてはならないと思います。

今回の6年生が感じた、これまで感じてきた価値観と、ひとつ外の世界に触れた価値観の違いを、1年生から5年生まで伝えて欲しいと思います。

そして、これからも月立小学校が受け継いで来た体験活動と人とのつながりの中で、子供たちを育てていきたいと思いました。

12月の参観日は、今回の報告会を予定しています。6年生のみなさんの発表を楽しみにしたいと思います。

 

おまけ

低学年に行くと、釣り堀がありました。

遊ばせてもらいました。

 

みやぎ教育月間~蚕の学習の表彰~

2学期に入り、早いもので1か月が経ちました。

宮城県は11月を、明日のみやぎを担う子どもたちを育むため、家庭、地域、学校が連携して教育の充実を図ることをめざして「みやぎ教育月間」としています。そして、11月1日を「みやぎ教育の日」としています。

今日、11月1日に6年生は、これまでの蚕を活用した学習が評価され、東京で表彰を受けています。月立小のこれまでの取り組みの素晴らしさが評価され、喜びいっぱいの11月がスタートしました。

6年生の姿が無く、少し寂しさがありました。
1日の始まりは鹿踊りの練習です。いつもなら6年生が声を掛けて始まりますが、今日は5年生が練習を引っ張っていました。ほんの少し、来年が見えた感じもしました。

ただ、6年生という先輩の姿は頼りになっていたのが、今日はよく分かりました。
何でもそうですが、先輩がいるうちは何となく安心感がありますが、いざ、自分となる緊張感が5年生の姿からも感じ「6年生ってすごいなぁ」と改めて思いました。

6年生が帰ってきたら、旅の話を全校に聞かせてほしいと思います。

花壇の植え替え準備

業間に花壇の植え替え準備をしました。

夏から秋を彩っていたマリーゴールドやサルビア等の花々に感謝しながらの活動です。

縦割り班ごとに分担された場所を整理していきます。

みんなで次のお花を植えるのを楽しみにしたいと思います。

ようこそ先輩~ありがとうございました~

2日目の職場体験が始まりました。

だいぶ慣れてきた様子で、今日は一緒に縦割り活動に参加してもらいました。

給食も一緒に食べました。

慣れることの大切さは、言うまででも無く緊張が続くと、それ自体がストレスになります。ただ、業務を正確に進める、安全に進める等にはストレスが良い刺激となることもあり、そのバランスの取り方を経験的に学ぶ機会が職場体験にも含まれていますね。

月立小学校の子供たちも、いろいろな経験をしています。どこの学校よりも発表する機会も沢山あり、物事に触れる時間も多くなります。そのよさを生かしながら、これからも保護者の皆さんや地域の方々とのつながりの中で、子供たちの活動の中での子供たちの強さ、つきだての「つ」の強さを育てて行きたいと思います。

職場体験の最後は、中学年からの手作り感謝状を贈りました。

小学生にとってもとても良い2日間になりました。

新月中学校の頼もしい先輩方!ありがとうございました。

先輩方のこれからを応援しています。

職場体験~新月中の2人を迎えて~

25日~26日の2日間、月立小学校を卒業した2人が職場体験にやってきました。

朝の全校集会で、ひと言あいさつをもらいました。
2人とも、一緒に活動する事を大事にしたい思いを発表していました。

1時間目から、それぞれの学級に入り、担任の先生のお手伝いをしてくれました。


勉強のアドバイスもしてもらいました。

とても丁寧に対応している姿に「やっぱり中学生だな~」と思いました。小学生は「○○先生」と呼んで、親しみをもって話をしていました。

5校時目は、6年生の教室で「ようこそ先輩」の授業をしていました。
中学生2人からは、中学校の勉強の大変さの話もあり、一生懸命に試験勉強をするようにとのアドバイスもありました。

リアルな話です。

そして、1日目が終わりました。

今日は、緊張感の中での体験で、疲れたことと思います。
ゆっくり休んで、また、明日、元気に小学校での職場体験を楽しんでほしいと思います。

中学生の2人の先輩、ありがとうございました✨

読み聞かせタイム

こだまステージ発表会が終わり、1日の休みを過ごしての登校となりました。

子供たちに、発表会での頑張りを伝え、その感想を聞きながらの1日に始まりでした。

ご家庭で録画した動画を見たことや、褒められたこと、出掛けたことなど、よい時間を過ごしたのだと思いました。ありがとございました。

そして、今朝は読み聞かせでした。

低学年では、紙芝居を読んでいました。


今回は、読み聞かせにプラスして、手遊びをしました。
「権兵衛さんの赤ちゃん」です。子供たちの中には「やったことある」「なつかしい」と言った感想もあり、その当時の事を思い浮かべながら遊んでいました。


中学年は、本の読み聞かせにプラスして、チャレンジ!新聞クチャをしていました。


新聞紙を片手のみで、丸くするチャレンジです。コツをつかんでしまえば、何でもない動きですが、利き手ではないほうが難しいです。

高学年は、物語の読み聞かせでした。

読み聞かせは聞く活動ですので、子供たちに言葉が入って行く時間です。
入った言葉は同じでも、受け止めた側はそれぞれです。同じ感想を持ったかも知れませんし、違うかもしれません。その同じ、違いを感じながら、自分のこれからに役立てて行くことが読み聞かせの時間の大切な所です。

もう一つが、読み聞かせで来ていただいた3人の先生からの様々なメッセージです。世代も違えば、思いも違います。その違いの中から、優しさという温かさを感じ取ることで、子供たちのこれからを支える標のひとつになります。

世代間がつながっている月立地域のよさを生かした活動を、これからも大切に守って行ければと思います。

読み聞かせボランティアの先生方、ありがとうございました。

こだまステージ発表会

今朝の気温は3℃


ひんやりとした体育館で始まった発表会でしたが、終わりには温かい拍手に包まれ、子供たちは、地域の方々や保護者の皆様方に、本当に大切にされていることを感じていました。

開演前の準備の時間です。

衣装を身につけ、気持ちが少しずつ高まりますね。

開会のことばから始まり、月立こども神楽、目黒のさんま、月立保育所のみなさんのスーパーマリオブラザーズ、ミュージックワールド、ガヤガヤッセの国、閉会のことば…と子供たちの頑張りがはっきりと見えた時間でした。

「開会のことば」

「月立こども神楽」

「群読落語 目黒のさんま」

「これからもよろしくね☆」月立保育所

「ミュージック Worlds」

「世界でいちばんやかましい音~ガヤガヤッセバージョン」

ここに来るまでには、それぞれの学級での子供たち同士の話し合いがあり、アイデアがあり、挑戦があり、それを支えていた先生方、おうちの方々がいました。そのひとつひとつの積み重ねが、今日の姿になったのだと思います。みんなの力です。 

そして、多くの皆様にお集まりいただいたことも、子供たちの励みになっていたのは間違いありません。みなさんに見てもらっていることそれだけで、子供たちを勇気づけていただきました。

また、月立保育所の3人のお友達も、大きな舞台を経て、ひと回り成長したように見えました。

保育所の所長さんからも「小学校の子供たちも、この前と違ってより良くなりましたね」とのお話がありました。

この地域のつながりという「絆」が、子供たちの育ちをよりよくさせているものと考えています。そして、人と人とのふれ愛(合い)があって成り立つものと思います。

これからも、月立小学校の子供たち16人だけではなく、月立保育所、新月中学生も含めて、地域の子供たちを応援していただければと思います。

さらに、発表会終了後の後片付けまで、保護者の皆様、地域の皆様にお手伝いいただき、教職員全員、ありがたく、感謝しております。

今日のこだまステージ発表会、本当にありがとうございました。

子供たちの笑顔が、何よりの宝物でした✨

芸術の秋~本番まで12時間~

今日の体育館は、いつもよりグッと寒さを肌で感じています。

そんな中でも、明日の本番を楽しみにしている子供たちの姿がありました。
ステージでの練習を見ると表現することの楽しさを味わっている姿があり、この姿の原点は、小学校入学前の保育所などの幼児教育にあるんだろうなぁ…と感じていました。

そして、練習の中には先生方の姿があり、より良くするための道筋を見せながら、上手くいったところを褒めて、笑顔で返してくる子供たちの表情から先生方も力をもらって、その繰り返しで、表現力も、豊かな心もお互いに響き合って高まっているものと思っています。これが「師弟同行」ですね。

本当に明日が楽しみになります。

 

今朝の高学年の朝の会では、担任の先生から明日に備えての心構えと今日一日の過ごし方の話がありました。今週は、ずっと学校の生活が続いていることから「疲れ」が心配であることですね。やはり、健康があっての発表です。特に6生は最後のこだまステージ発表会ですから、小学校生活の思い出のひとつにして欲しいと思っています。

ほかの学年も、それぞれの時間の過ごし方で、ゆっくりとした時を過ごしていました。

5校時は、4年生以上の子供たちで会場準備をしました。

整った会場を見ると、明日が待ち遠しくなります。

マチコミでもお知らせしましたが、会場は寒いと予想されます。暖かい服装と膝掛け等をお持ちいただければと思います。

では、12時間後の開演となります。
月立小学校の体育館で、お待ちしております✨

高みを目指して

日曜日のこだまステージ発表会の公開に向けての最後の仕上げの練習が始まりました。

児童公開が終わった後に、全校で感想の伝え愛♡(合い)をしました。
自分の学級以外に向けての感想発表で、それぞれが自分の感じたことを話していました。

今回の発表は「○○年生から…」ではなく、順番を決めないフリーで行いました。

子供たちの中には、友達の発表を聞いて、それをモデルにしながら発表する事も多々あります。そこには一人一人の心構えの作り方があり、そのタイミングを自分が知ることも、これからの自分の学びの中では大切です。

子供たちの感想からは「本当にサンマを食べたくなった」「踊りが良かった」「表現がさすがだと思った」など、お互いのよさを認め合って、素直に伝えられる言葉をもっている子供たちであること感じました。

先生方も伝え愛♡です。

小学校の先生から保育所のみなさんへのメッセージを送り

保育所の先生から小学校の子供たちへメッセージをいただきました。

そして、保育所の子供たちからは、お礼のプレゼントをいただきました。

  

今日の練習は、いろいろな振り返りをした後の姿でした。

担任の先生方にも褒められ、お互いの称え愛♡(合い)があり、その肯定された思いが、より良い姿をさらに求める気持ち「高みを目指して」となります。

日曜日のこだまステージ発表会では、子供たちの生き生きとした姿が見せられるように、残り1日を大切にしたいと思います。

おうちの方々には、子供たちの頑張りや活躍を称える大きな拍手や声援の準備をお願いします✨

ランチタイム

児童公開の後、月立保育所の皆さんと1・2年生の皆さんとのランチタイムです。

あと半年後には、1年生としてお迎えする大事な保育所のお友達です。
1・2年生も、小さい保育所の3人が来たことで、立ち位置の変化に意気揚々と給食時間を過ごしていました。

立場が子供たちを成長させる姿を垣間見た時間になりました。
小さい子供たちの面倒を見ようとする気持ち、上級生として頑張らなければと思う気持ち、その気持ちの変化が、言葉遣いや行動を自分から変化させている姿となり、来年度が楽しみな子供たちです。

保育所の所長さんとも「お互いに子供たちに良い影響を与え合っていますね」との話題にもなり、幼保小の連携の大切さを改めて思いました。

小規模のよさは、小回りが効く所と考えています。平均化された学校や地域の姿も知りつつ、その地域やそこに住んでいる皆さんの知恵と力を最大限に生かしながら、子供たちの可能性を広げたり、高めたりしていきたいと思いました。

これからも保育所の皆さんと力を合わせた、協働的な活動を楽しんで参りたいですね✨ 

おまけ

児童公開の集合写真です✨

とても良い笑顔ですね(^_^)

 

→→→ 10/16記事「さおり織り」 Upしました。

こだまステージ発表会~児童公開~

こだまステージ発表会が近付いてきました。
今日は、その児童公開の日です。

今年は月立保育所のちびっ子のみなさんの参加もあり、にぎやかさを感じる発表会になる予感をしています。

演目は、全部で7つです。


オープニングを飾るのは、低・中学年です。これから始まる楽しい時間を迎えるのではなく、迎えに来てもらった感じを受けました。

次は、伝統ある塚沢神楽です。


短い時間の練習ではありましたが、予想していた完成度を超える演舞を見て、舞台に立つことの大切さを、改めて子供たちから教えてもらいました。本番も楽しみです。

校長挨拶では、月立保育所の3人のおともだちの名前を聞いてみました。
ドキドキすると思い、最初は低学年の3人にモデルとなって話してもらい、その後に、保育所のおともだち3人に話してもらいました。

緊張しながらも自分の名前を発表し、月立小学校のみんなの拍手に包まれました。

そして、低学年の群読落語「目黒のさんま」です。話を聞いているだけで、サンマを焼いている光景が目に浮かび、匂いが漂い、見応え、聞き応えがありました。

次は、かわいらしい月立保育所のみなさんの登場です。
あのスーパーマリオブラザーズの世界観の中での表現活動でした。PTA会長さんはクッパ大王、私もエキストラでワリオで参加しました。

保育所の先生方の手作り大道具・小道具があり、幼児教育の環境構成の大切さを感じていました。環境によって育ちが小さくもなり、大きくもなるのは小学校も幼児教育も同じだと思っています。保育所の先生方の子供たちの心を揺らしながら、自分で歩む力を育てていただいた子供たちを、小学校でその育ちの続きをさせていただく喜びも感じました。

次の中学年は、ノリノリの子供たちの動きに目を奪われました。見ているだけで心ウキウキでした。

やはりトリを務めるのは高学年の朗読劇です。国語の教科書の物語を高学年の創作をいれた作品にしました。

安心して見られる所が、高学年らしさなのだと感じました。そして、担任の先生と一緒に創り上げているからこそ、安定感が見える劇になっているのだと思います。そして、閉会の言葉があり、自分の感じたことや思ったことを素直に伝える姿を下級生に見せられることも児童公開の役目のひとつなのだと思いました。

おうちの方々に披露するまでの、残された少しの時間を大切にして、子供たちの満足感とおうちの方々や地域のみなさんの、「あ~月立小の学芸会(こだステ)、本当によがったね✨」と感じられるように仕上げて行ければと思います。

仕上がりまで、あと3日、お待ちください。