月立小BLOG
1・2年 寄磯小とのオンライン交流5 など
1・2年の国語学習で寄磯小とのオンライン交流を行っています。
今日は、より具体的にオンライン交流の様子を紹介しましょう。
教室はこのように配置します。
1年生、2年生ペアが、それぞれ背中を向けて、教室の遠い位置に座ります。複式授業で互いの声が干渉することを極力避けるためです。
1年生の席の前後には、会議アプリを起動したタブレットを2台、向かい合わせに設置します。
これは、本時の1年生のT1(主となる指導者)が月立小だからです。T1が板書をすると、、、
黒板とT1の姿は寄磯小の1年生にも映し出されます。月立小のT1が、月立小・寄磯小の「合計4人の1年生」を指導している状態になります。
画面は2分割され、黒板とともに相手校の友達も映し出されます。子供たちは、隣に座る友達だけでなく、相手校の友達の様子も伺うことができます。
一方、2年生は、今日は寄磯小の先生がT1(主となる指導者)でした。タブレット画面に、T1の姿と黒板、そして相手校の友達が分割されて映し出されます。
2年生は、寄磯小の先生の話を聞いて、教科書を読んだりノートをとったりしていました。
1年生は、物語文の一番のお気に入りの場面について、理由やどんな風に音読を工夫するかを説明したあと、それぞれ順番に音読発表をしました。
上の写真は、相手校の友達の音読発表を聞いているところです。相手の声を聞き取って、指で自分も黙読しています。
2年生は、主語・述語について確かめたあと、「だれが」「どこで」「何をした」について、互いに役割分担をして短作文に取り組みました。
「学校のみんなが、木の上で、机にのぼった。」などと、偶然に可笑しな文ができてしまい、声を上げて笑っています。
音読発表の自分の番がやってきました。
一生懸命に教科書を見ながら音読しています。子供の顔が教科書で隠れてしまったので、教師が懸命にタブレットを移動して顔を写そうとしています。
2年生は、たくさん短作文に取り組んだあと、最後に感想の共有も行っていました。
学習におけるICT活用が進み、オンライン交流も苦労せずにできるのではないかと思われますが、音声がハウリング(音が循環してノイズが出る)を起こしたり、複式のため別活動の声が妨げになったりと、うまくいかないことが発生します。
しかし、共に学び合う仲間が増えることのメリットは、学習意欲の面でも学習の深まりの面でも大きいものがあります。
引き続きオンライン交流に取り組みながら、よりよい学習環境づくりを進めていきます。
話は変わって、今日も上学年がこどもフェスティバルの準備に取り組みました。
体育館でなにやら様々なブースを仮設置しています。
どんな出店になるのか、今から楽しみです。
空を見上げると、白い筋がいくつも流れ、雪のようなものが舞い始めていました。立冬を過ぎ、本当に冬の訪れを感じます。
皆様、どうか御自愛ください。
防災について学ぶ
この日は、市の津波総合防災訓練日に合わせて登校日とし、全児童で防災について学びました。
「地震について学ぼう」
地震の原理や震度・マグニチュードなどの用語、過去の宮城の地震被害や、揺れの長さと津波の関係性について学びました。
自ら命を守る態度の育成のためには、必要な知識をもち、災害時に自分で情報をもとに判断する力が求められます。
マグニチュード等については、学年が上がれば理科等で学びますが、防災に力を入れる気仙沼の子として、早めにふれさせておこうと考え、指導しました。
揺れの長さ(=マグニチュードの規模によって長くなる)が、到来する津波の高さと相関関係があることを伝えました。
将来必ず来るであろう大地震が起きたとき、適切に状況を判断し、自ら命を守る行動がとれるよう、今後も指導を続けていきます。
「ロープワークの実習」
ひもをしっかり結べることも、非常時だけでなく、日常の中での事故防止につながるスキルです。
自然に年長者が下級生に教え出す姿が見られることが、月立小の日常であり宝です。
「先生、もう一回見せてください!」「教えてください!」
貪欲に学ぼうとする姿勢が見られ、予定時間を全部使って、最後まで夢中になって様々な結び方を練習しました。
令和4年に国の学校安全計画が更新され、子どもたちが「自ら判断し、主体的に行動できる安全能力」を身につけることが新たな目標となりました。
本校ではこの目標に基づき、危険を予測し、命を守る行動を選択できるよう、今後も実践的な安全教育を進めてまいります。
1・2年 寄磯小とオンライン交流4
先日に引き続き、1・2年生では寄磯小とのオンライン交流学習を行いました。
1・2年の複式による国語の学習です。
2年生は、「ありがとうをつたえよう」の単元で、よりよい手紙の書き方の学習です。
1年生は、「おとうとねずみチロ」の単元で、4場面の学習をしました。
2年生は、よりよい手紙の書き方を確かめて、寄磯小の友達に手紙を書く活動をしました。
1年生は、4場面の音読をしながら人物の気持ちについて考え、気持ちが伝わるように音読の仕方を工夫しました。
オンライン交流では、普段会えない友達と意見交換ができ、互いの考えを広げる良い機会となりました。
今後も、この貴重な交流を継続していきたいと考えます。
多目的ホール階段踊り場に、造形作品展と市内図工展の入賞作品を掲示しました。
学校にお立ち寄りの際に、是非ご覧ください。
マジックショーに大興奮
文化庁の「芸術飛行船」事業として、マジックショー鑑賞がありました。マジシャンのけんけんさんの登場です!
カラフルなリボンが、一瞬で真っ直ぐなステッキに!
よろこんで歓声を挙げる子。
口をあんぐりと開けておどろく子。
「どうなってる?」と真剣に見つめる子。
様々です。
トランプの絵柄当てゲームは、何回やっても当たりません。
どうしても絵柄が魔法のように変わってしまうからです。
友達の体から、つぎつぎとコインが出てきます。
いったいどうなっているの!?
見ている子供たちも大興奮です。
袋の中にいれたフルーツが入れ替わったり、友達が破いた紙がつながって帽子になったり‥ 目の前で、不思議なことをいっぱい見せられます。
紙コップに入れた水を、友達の頭にかけてしまうよ。
1、2、3! あれ!? 水が消えてしまった!
たくさんの魔法を楽しませていただき、あっという間の1時間でした。
けんけんさん、ぜひまた月立小に来て、マジックショーを開いてくださいね。
こどもフェスティバル話合い など
朝の活動に上学年が話合いを行いました。
11月29日に開催する「月立こどもフェスティバル」の出店内容についてです。
「○○がいいんじゃないかな‥」
「おもしろそう」
「みんな聞いて。○○だと○○だよね。」
みんな真剣に意見を交換しています。
どんな出店になるか楽しみです。
こだまフェステバルは、児童会主催のお祭りです。
教員は、子供たちの主体的な取組をサポートしていきます。
話は変わって、1・2年生では寄磯小1・2年生とのオンライン交流を継続しています。
国語の授業でオンラインの意見交換を行いましたが、もっと仲良くなろうということで、給食の時間も交流しました。
画面の向こうの仲間と一緒に「いただきます」。
機会があれば、実際に合って交流することも考えています。
ふるさとに誇りをもち
夢と希望に満ちた
心豊かでたくましい 児童の育成
【き】 気持ちよくはたらく子
【だ】 だれにでもやさしい子
【て】 ていねいに学ぶ子
月立小学校 いじめ防止基本方針について掲載します。
気仙沼市 GIGAスクール構想.pdf
気仙沼市 タブレット端末貸与について.pdf