小泉小日記

小泉小日記

開校148周年記念式が行われました

8月30日は,小泉小学校の開校記念日です。
本校は,開校して今年で148年目を迎えました。
今年度は,先日,県の協働教育推進功績表彰を受賞された「小泉浜大漁打ばやし保存会」代表の鈴木幸志様をお招きして,本校の伝統行事の1つである浜太鼓の歴史についてお話をいただきました。
 
鈴木様からは,浜太鼓が1896年(明治29年)に起きた明治三陸地震の復旧作業の際に,岩手県の気仙地方から来ていた大工の方々から伝承されたことや,一時は存続の危機が訪れたものの,1977年(昭和52年)の三陸鉄道の開通式の時に披露したことをきっかけに復活したことなどを教えていただきました。
最近では,三陸自動車道のICが小泉地区にできた際や,震災を経て小泉海岸が復活した際など,小泉地区の節目の行事の際には披露されていたことなどもお話いただき,小泉小同様に地域と共に歴史を積み重ねてきたことが分かりました。
6年生児童のお礼の言葉にもありましたが,地域の伝統やそのよさを知り,次の学年や次の世代に受け継いでいくことの大切さを改めて感じました。

2学期も42名全員でスタートしました!

校庭に咲いているヒマワリが,児童の身長よりも大きく育っています。
児童は植物の生長だけではなく,友達の成長や自分の成長を感じることができたのではないかと思います。

楽しく充実した夏休みを過ごし,児童42名と職員14名全員が顔を会わせることができました。

 
始めに,校長先生から夏休み中に行われたオリンピックでの選手の活躍を通して,2学期も継続して取り組むことの大切さを御指導いただきました。児童の話を聞く姿勢は夏休み明けすぐとは思えないくらい立派だと思いました。御家庭でも規則正しい生活をしていたことがうかがえました。

 
始業式後には,2学期も新型コロナウイルスの感染を防ぐための取組として,「手洗い」「友達との距離」「場に応じた声の大きさ」「マスクの掛け方」について確認しました。
2学期も子供たちが主体的に感染症予防をしていけるように,働き掛けていきたいと思います。

1学期の終業式を迎えました

 学校だよりでも紹介があったとおり,昨年度に比べて20日以上長い70日の登校日でしたが,コロナ対策を講じながら様々な行事を行うことができ,充実した1学期を終えることができました。
 1学期の始業式に比べると,話を聞く姿勢が立派であったこと,先生方の問い掛けに対して反応が大きかったこと,そして終業式後に高学年児童が片付けや消毒等の作業を手伝ってくれたことなど,目に見える形での成長も見られました。
 
 校長先生からは挨拶や勉強など,1学期に頑張ってきたことを2学期も頑張れるように,夏休みを大切に過ごすこと,そして,生徒指導主任からは,小泉小伝統の「4つの用心(本校の児童は暗記して言えます!)」についてお話がありました。
 コロナに対しての緊張は緩めず,安全に気を付けながら,充実した楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。そして,夏休み後に「おがったねぇ(大きくなったね)」と言えるのを楽しみにしています!

「海の子,海を知る」野外活動がありました!

 7月7日~9日に,5年生11名が宮城県志津川自然の家で野外活動を行いました。
昨年度までは,別な施設で野外活動を行っていましたが,様々な事を考慮し,今年度は志津川自然の家で行いました。
 
火起こしから始めて,飯ごう炊飯や調理など,みんなで協力してつくったカレーライスは,今までで一番おいしかったそうです!

 
雨が降る中でしたが,津谷小学校の友達といかだをつくり,海に浮かべて漕ぎ進めました。
また,この後に乗ったバナナボートのスピード感は最高だったようです。

 
体育館でのキャンドルセレモニーは,火の温かさありがたさを感じるとともに,自分自身を見つめる時間になりました。
また,火を囲みながら踊った「ジンギスカン」のダンスでは,友達と過ごす時間を惜しむ気持ちから,何度もアンコールをしていました。

    
雨の中のウォークラリーは,これからの人生の中でも訪れるであろう「困難」を,友達と協力して乗り越えるための大切な学びになったと思います。

3日間とも雨模様でしたが,雨にも負けない小泉っ子達は,全ての活動を元気にこなすことができました。
6月に行われた海に親しむ集いに続き,海の良さを知り,楽しむことができたと思います。
トータルで25.000歩以上歩きましたが,この経験が,6年生での修学旅行にも生かされることと信じています!

星空に願いを

子供たちに季節を感じてもらおうと,本校では7月になると廊下に笹の葉を飾っています。近くに短冊を置くと,いつの間にか子供たちが願いを書いて飾っています。
 
     
 
6月16日の「観望会」で話を聞いていたので,今回はいつも以上に七夕のことをイメージしながら願い事を書くことができたと思います。
今年も織姫と彦星が会えるといいですね。

交流会に参加しました!

6月30日(水)は,本校の5年生と津谷小学校の5年生との交流会が行われました。
本校の全校児童数よりも多い5年生の数に,小泉小の児童は緊張している様子でした。
そのうちに,津谷小学校の先生が考えた「お絵かきゲーム」や「ジンギスカン」のダンスに取り組んだり,津谷小学校の児童に温かく迎えてもらったりしたことで,帰る頃には友達になった児童の名前を覚え,別れを惜しむくらいに気持ちを通い合わせることができました。
   
7月7日~9日は,両校で可能な限り活動を共にする野外活動が行われます。
コロナ禍こそ,心理的な距離を近くし,お互いを思い合える活度になればと思います。

海に親しむ集いが行われました!

 6月25日(金)に,小泉海岸(地元の方々は「赤崎海岸」と呼んでいます)で,2年ぶりに「海に親しむ集い」が行われました。
今年度は,小泉幼稚園の園児とK.U.B.U(小泉ユニバーサルビーチユニット)の皆さんと一緒に,海浜清掃と砂の造形活動を行いました。
 

最初に,10分間で海浜清掃を行いました。
海岸に着いたときには,きれいな砂浜だと思っていましたが,いざ清掃を始めると思ったよりもゴミが落ちていることが分かりました。
   
ゴミを拾いながら,児童はプラスチックゴミが多いことや,昨年度学習したマイクロプラスチックゴミの有無について関心をもっているようでした。

次に,砂の造形活動を行いました。
縦割り班を4つに分けた中に,幼稚園児を加えた班編成で,タコ,メバル,船,エイを制作しました。
海の砂で形を整えた後に,流木や貝殻を使っで装飾をしながら,作品を完成させました。
   
活動の終わりに,K.U.B.Uの方から「遠洋漁業で海に出たときに,冷蔵庫が浮かんでいたことがあった」ことや,「震災後は,津波で流されたものが海に浮かんでいて,それを亀が食べていた」などのお話をいただきました。
マイクロプラスチックなどのゴミのことは学習していましたが,海には大きなゴミがたくさん浮かんでいることを知り,児童は驚いていました。

「海に親しむ集い」は,「海に親しむ」「海を知る」「海を利用する」「海を守る」という本校の海洋教育の目標を全て網羅する大切な活動です。今回の活動を基に,更に地元の海について理解を深めていければと思います。
  

プール開きが行われました!

6月17日(木)の業前に,プール開きを行いました。
昨年度はコロナウイルス感染症予防のため,水泳学習が行われませんでした。そのため,1年生のみならず2年生にとっても小学校で初めての水泳学習となります。
児童は,プールに入ることに対して楽しい気持ちがある反面,少し不安な気持ちも入り交じっている様子が見られました。少しずつ,水に対する抵抗を下げていきながら,水泳学習に取り組ませていきます。
 
校長先生や水泳担当からプール使用の心構えや諸注意を聞いた後,児童代表として6年生の児童が決意を発表しました。
本校では「6年間で全員が25mを泳ぎ切る」という伝統があるようです。短い期間での学習となりますが,水泳学習をとおして,水に慣れることの楽しさや挑戦する気持ちを高めていきたいと思います。

パントマイム&観望会の事前授業がありました。

月9日(水)に,文化庁主催の文化芸術による子供育成総合事業の一環として,「劇団汎マイム工房」によるワークショップが行われました。
10月25日(月)が公演日ですが,当日,本校の高学年児童も補助をすることから,今回のワークショップが行われる運びとなりました。
 
工房代表のあらい汎様による生のパントマイムを目の当たりにした子供たちは,コミカルな動きを楽しみながらも,どのようなことを伝えようとしているのかを一生懸命想像しているようでした。「無言劇(黙劇)」とも呼ばれるパントマイムをとおして,お話や喜怒哀楽を表情や動きだけで伝えるためには,一つの側面だけではなく,多面的に捉え,伝えることが大切であることを教わりました。
 
動きのコツや,ジャグリングのやり方などを教わった児童は,公演本番に向けて,更に腕を磨くことでしょう!

月16日(水)には,本校を卒業して「アストロコミュニケーター」として,全国で活躍されている三浦飛未来さんをお招きして,8月13日(金)に行われる「観望会(星や星座を見る会)」の事前授業が行われました。

実は2016年の9月にも本校で行われた「宇宙旅行」の出前講座の際に,国立天文台の教授と一緒に来校されていた飛未来さんです。今回は飛未来さんが中心となって,大学生の方々と一緒に,発達段階に合わせてお話をしていただきました。

1~3年生には空を見上げて星や星座を見付けることの楽しさや,御自身がどうして星に関心をもったのかをお話しいただきました。
 
また,4~6年生には,Zoomを使って東京大学の方々と一緒に,宇宙の神秘や宇宙探査の魅力をお話しいただきました。
  
今回,本校の先輩の活躍ぶりを見て,児童の中にも「自分もこうなってみたい」や「夢を追い続ければ叶う」という気持ちがきっと芽生えたことと思います。
生活科や理科の学習だけではなく,子供たちに夢を与えるキャリア教育の面からも意義深い学習になったと思います。
8月に小泉公民館で行われる観望会が楽しみです。

体育祭 大健闘!!

本日,第14回市立小学校体育祭が気仙沼小学校の校庭を会場にして行われました。
感染症予防対策のため,出場できる人数を制限したり,保護者等の観覧ができなかったりと,例年とは異なる状況下ではありましたが,2年ぶりの体育祭に掛ける思いは,明け方に降っていた雨雲を吹き飛ばす程でした。

帰校後の児童の感想文を見ると,「今でも忘れられないくらいの緊張感だった」や,「走る直前の緊張感は,肺がつぶれるかと思うくらいだった」など,どの児童も特別な経験をしたことが伝わってきました。
また,別な行事で一緒の体験をした子に再会できたことを書いた児童もいて,体育祭が交流の場であったことが伝わってきました。

入賞や自己記録の更新など,嬉しい思いをした児童や,思うような結果が出ず,悔しい思いをしたことも作文には書かれていました。
今回の経験を普段の学習に関連付けながら,児童の更なる成長につなげたいと思います。
改めて,応援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。