小泉小日記

小泉小日記

ハロウィンを楽しみました

26日(水)はALTのローラ先生が来校する日です。今日は「ハロウィン」について学習しました。ローラ先生からハロウィンがどんな行事なのか説明していただきました。ローマ字で書かれた指示書をもとに,英語で「トリック・オア・トリート」と話すとシールがもらえました。近年ハロウィンの楽しみ方の一つとして仮装することが定着してきましたが,子供たちは好きなキャラクターに仮装して,外国の文化について楽しく学びました。ちなみに,ローラ先生はなんと「ホヤぼーや」に変身しました。保護者の皆様には,衣装等でご協力をいただきありがとうございました。

ふるさとの山に登る 全校田束山遠足

21日(金)に全校田束山遠足が行われました。田束山は気仙沼市と南三陸町にまたがる標高512mの山で,古くから霊峰として知られ,また校歌にも登場するふるさとの山です。本校では,隔年で徒歩による全校遠足を実施しています。学校から頂上まで6km程ですが,木々が色づき始めた登山道を,みんなで声を掛け合い,励ましあいながら登りました(1・2年生は往路の一部で貸切バスを利用)。頂上からは三陸復興国立公園の気仙沼大島や岩井崎,南は歌津泊崎や志津川湾椿島などのリアス式の海岸線が眺望でき,子供たちはその自然美にふるさとのよさを実感していました。縦割り班ごとに,お弁当やおやつを食べたり,ゲームなどをしたりしながら,深まりゆく秋の一日を楽しむことができました(平成27年度の全校室根山遠足はこちら)。


音楽で交流 市立小・中学校音楽祭開催

20日(水)に気仙沼市民会館で第10回気仙沼市立小・中学校音楽祭が開催されました。本校は,「午前の部」に3~6年41名が参加しました。発表ではまず合唱団が9月のTBC音楽コンクールで歌った同声2部合唱「空高く」を,次に全員で同声2部合唱「世界が一つになるまで」を披露しました。これまでコンクールや学芸会で歌ってきましたが,ちょっと緊張しながらも元気に歌うことができました。来春に統合するため最後の出場となった小泉中学校と馬籠小学校の思い出に残る演奏も聞くことができました。
 
小泉小学校の発表

小泉中学校(左)と馬籠小学校の発表

文化の秋 学芸会開催

15日(土)に体育館で学芸会が開催されました。13日の児童公開に続いての開催です。会場には多くのご来賓,保護者,地域の皆様にご来場いただき,最後まで温かい拍手をいただきました。児童は,児童公開での経験をいかし,より張り切って演技を行いました。6年生は今回で小学校生活最後の舞台となりましたが,劇「もう一人のピノキオ」を熱演しました。1年生も初めての学芸会にちょっぴり緊張しながらも,劇「おばけじぞう」をにこにこ笑顔でがんばりました。
 
左から 1年劇「おばけじぞう」2年劇「泣いた赤おに」3年劇「にんじゃへの道」4年表現「心を一つに~We are heroes~」

左から 5年劇「注文の多い料理店」6年劇「もう一人のピノキオ」全校合唱「世界が一つになるまで」「まっかな秋」

校外学習にいってきました(2・3年)

2年生が10月7日(金)に3年生が10月4日(火)に校外学習にいってきました。2年生は生活科の「町たんけん」でJR気仙沼線のBRTに乗って本吉町津谷の町にいきました。お菓子屋さん(富月様)では,お店の方にインタビューして地域にちなんだお菓子などが販売されていることなどに気付きました。また,本吉図書館では,仕事の様子や普段は入れられない書庫なども見学させていただきました。

3年生も,BRTに乗ってスーパー(スーパー片浜や様)で社会科の調べ学習を行いました。店にある品物の種類やお客さんが買いやすくする工夫などについて質問をしました。また,店のバックヤードも見学させていただき,品物が搬入されやすいようになっていることなどを学びました。また,「自動精算機」での支払いも体験しました。

学芸会総練習(児童公開)

13日(木)に学芸会の総練習(児童公開)が行われました。1年生の「開会のことば」から6年生の「閉会のことば」まで,全部で12の演技が行われました。4年生は表現,他の学年は劇を発表しました。児童公開の日のため,児童は会場で衣装の準備等を行いました。「台詞ちゃんといえるかな?」「大きな声で歌えるかな?」など,ちょっぴり心配な気分の子も,舞台にたつと堂々とした演技をしていました。4~6年は放送や準備,照明などの係の仕事にも取り組みました。また,小泉幼稚園の園児達も来場し,小学生の演技を楽しんでいました。今日の経験と反省をいかして,15日(土)の本番ではよりすばらしい演技を披露することができると思います。

みんなが主役 学芸会

来週15日(土)は学芸会です。各学年では劇の練習に熱が入ってきました。台詞をしっかりと覚え,自分の役や場面の様子を考えた動きも少しずつできるようになってきました。各学年の劇の他に,1年生の「開会のことば」と6年生の「閉会のことば」,そして合唱団と全校児童の合唱も披露されます。13日(木)には児童公開も行われます。今年のいずみ児童会のテーマは「みんなが主役 学芸会」。一人一人が輝いてみえる学芸会になることでしょう。

新通学バスはじまる

これまで今朝磯方面からの通学(一部)は,「ミヤコーバス」を利用していましたが,今月から「気仙沼市民バス(本吉三陸線)」に変更となりました。市民バスの車両は,「本吉タクシー」の乗合ジャンボタクシーで,「小泉小学校前」のバス停も新設されました。今朝は,初めての利用ということもあって,学校職員が同乗し車内の様子や,乗り降り等の安全を確認しました。また,隣接する小泉幼稚園児も今月から利用することになりました。これまで同様に児童が安全に快適に通学できるように気を配っていきたいと思います。

トマトピザづくりとロープワークの学習

1~3年生が,生活科などで収穫したトマトを使って,トマトピザをつくりました。餃子の皮を生地にして,トマトにチーズやピーマンをトッピングしてホットプレートで焼きました。今年の夏も暑かったので,元気のよいトマト(「凛々子」トマト)を収穫できました。やっぱり手作りはおいしいね!!

また,6年生が小泉中学校の中学生と一緒にロープワークの学習を行いました。3つのグループに分かれ,中学生に「泥棒結び」や「ひと結び」などの結び方を教えてもらいました。ロープの様々な結び方を知っているといざというときに役立つことなども学びました。

花山野外活動日記⑥

野外活動も最後の日を迎えました。部屋をきれいに掃除し荷物を整え,ラストミッション「野外炊飯」の開始です。かまど係は薪が湿っていて苦戦しました。また炊事係は涙を流しながら玉葱をむきました。みんなの力が結集し,見事カレーライスが完成しました。やったー!!

花山野外活動日記⑤

2日目の午後は焼き板づくりです。板を火に入れて焦がし,水で流してぼろきれなどで磨きあげ,その後思い思いにペイントをしました。夜は待ちに待ったキャンプファイヤーです。小雨でしたが,たき火を囲んでスタンツを披露し盛り上がりました。翌3日目の朝,「朝のつどい」を終え,食堂での最後の食事を楽しみました。今日は野外炊飯でカレーをつくります。


花山野外活動日記④

野活の最重要ミッションである沢登りでは,各自ヘルメットやライフジャケットなどを身につけ,秋の気配がただよう渓流を遡上しました。大きな瀧があるところでは,滝壺にはまって水中ウオーキングをしました。川の水はけっこう冷たいですが,小泉っこたちの熱気が勝りました。お昼はおにぎり弁当を口いっぱいほおばりました。

花山野外活動日記③

活動2日目の朝になりました。全員元気に起床し洗面を済ませ,「朝のつどい」に参加しました。づどいは雨のため体育館で行われました。本校が司会の当番になっているので,代表の児童が務めました。ラジオ体操をすると,寝起きが今一の児童も自然に目が覚めてきていました。朝食もがっつり済ませて,いよいよ「沢登り」に出発です。

花山野外活動日記②

待ちに待った昼食です。花山での初食はうどんセットとカレーセットのどちらか好きな方です。どちらもみんなの好物です。活動よりもご飯が楽しみって言ってたのは誰かな?午後の活動は「ココどこオリエンテーリング」と「グリーンウオッチング」。天気も回復し,ボランティアの学生さんと一緒に,所の内外をぐるぐる歩きながら施設内を確認したり,自然の様子などを観察したりしました。

花山野外活動日記①

5年生14名が,今日から3日間,栗原市にある国立花山青少年自然の家での野外活動の出発しました。午前7時半過ぎに学校から貸切バスで出発し,10時過ぎに全員元気で自然の家に到着しました。すぐオリエンテーション室で「入所のづどい」を行い,これからお世話になる所員の皆さんに挨拶をしました。小雨の天候ですが,山の自然などを意欲的に学ぶ3日間にしたいと思います。

TBCこども音楽コンクール出場&鼓笛隊パレード

9月17日(土)に大和町まほろばホールで「TBCこども音楽コンクール・宮城地区大会」が行われ,本校合唱団25名が出場しました。「小学校合唱の部」には,県内の小学校9校がエントリーしていました。これまで練習を重ねてきた成果を発揮して,心一つに「空高く」を合唱しました。美しいハーモニーに会場から多くの拍手をいただきました。また,仙台市の南材木小学校や上杉山通小学校などの伝統校ある学校の美しい歌声も聞いてとても勉強になりました。

 また,翌日18日(日)には地区のお祭りで本校鼓笛隊の演奏を行いました。あいにくの雨で体育館で演奏でしたが,5月の運動会以来の演奏にみんな一生懸命取り組みました。鼓笛隊設立54年の伝統をしっかりと守ってきた6年生は,小学校生活最後の晴れ舞台で堂々と演奏を行いました。会場に詰めかけた保護者や地域に皆さんにたくさんの拍手をいただきました。

「TBCこども音楽コンクール」壮行会

15日(木)の業前に集会ホールで17日(土)に大和町まほろばホールで開催される「TBCこども音楽コンクール」壮行会が行われました。今年の小泉小学校合唱団は3~6年生の希望者25名で,発表する曲は同声二部合唱「空高く」(詞・曲 山崎朋子)です。これまで,業間時間の練習の他に,夏休みに強化練習会を行ったり,また小泉中学校の渡辺仁教頭先生にご指導をいただいたりしながら,歌づくりに努めてきました。壮行会では,他の児童に励ましのエールをもらった後,合唱を初披露しました。本番では心を一つにして,美しいハーモニーを奏でてほしいと思います。

「宇宙旅行」体験をしました~天文出前講座開催~

9月1日(木)にパソコン室で,理科の「出前講座」が行われ,4~6年生が天文学習を行いました。この講座は国立天文台などが行う「理科の教室と宇宙を結ぶプロジェクト」の一環で,講師として国立天文台名誉教授の桜井隆先生とプロジェクトに参加している本校卒業生の三浦飛未来さん(大学2年生)が来校しました。学習では,バルーンを使って太陽表面の爆発を再現したり,パソコンのCGで宇宙の構造などについて学んだりしました。児童は,宇宙旅行の疑似体験を楽しみながら,宇宙の神秘さに関心を高めていました。(活動の様子は,9月2日(金)付け「三陸新報」に掲載されています)

開校143周年記念式

9月7日(水)の業前に開校143周年記念式が集会ホールで行われました。今年度の記念式は,本校の開校記念日である8月30日に予定していましたが,台風接近による臨時休業のため延期となっていました。はじめに校長が式の意義や学校の歴史などについて講話を行い,その後全員で校歌を斉唱しました。また,玄関ホールには,初代校長先生(佐藤信敬先生)の写真や現存する最古の「学校日誌」(明治25年,1892年)や戦時中のもの(昭和19年,1944年),「校歌の額」(昭和14年,1939年製),30年ほど前の「学校アルバム」などが展示され,児童も興味深そうにみていました。アルバムの中には,小泉川での水泳大会?(昭和35年,1960年頃,白黒写真)や赤崎海岸での活動の写真もあり,2日前に行われた海と親しむ活動が伝統的に行われていることにも気付いていたようです。

海っていいね!「海に親しむつどい」開催

5日(月)に二十一浜漁港で「海に親しむつどい」が行われました。本校では震災前まで学校の近くにあった小泉海水浴場で「砂の造形大会」を行い,全校で海に親しむ活動を進めてきました。しかし,津波で海水浴場が跡形もなく流されたため,しばらくの間活動を見合わせていました。震災から5年が経過した今年になって二十一浜漁港の港湾工事が終わり,水遊びができる砂浜が利用可能となったため,気仙沼市本吉総合支所等からも許可をいただき,今回の活動を行いました。「海に親しむつどい」では震災前と同じように縦割り班ごとに「砂の造形大会」を行いました。
 今年の造形のテーマは「海」。先週業前の時間を利用して縦割り班ごとに話合いを進め「マグロ」「カメ」「クラゲ」「船」「サメ」「クジラ」をつくることになりました。二十一浜漁港は,学校から歩いて25分ほどです。浜に着くと,はじめに緊急時の避難経路と場所等を確認したあと,砂浜のゴミ拾いをしながら,活動場所の安全確認を行いました。その後,縦割り班に分かれて砂の造形に取り組みました。砂を掘る係や海水をくむ係などに分かれ力を合わせてがんばりました。昆布や流木,石,貝殻なども使って工夫しました。大賞は1班の「サメ」に決定しました。いつもは復興工事の音だけが鳴り響く静かな浜ですが,今日だけは子供たちの明るい元気な声がいつまでも響き渡っていました。
 本校では気仙沼市のテーマ「海と生きる」を実現する海洋教育を積極的に進めていますが,その一つとして地域の海のよさ,楽しさを体いっぱいに感じられる伝統ある砂の造形活動を再開できたことは大きな喜びです。入学してからこの活動をまだ体験していなかった6年生の卒業まで間に合ったこともうれしいことです。これからも子供たちが「海って,いいね!」「海はとだもち!」などと思えるような活動を進めていきたいと考えています。