月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

プール開放 最終日

夏休みのプール開放の最終日となりました。

今シーズンは6回の開放でありましたが、プールに入って涼んでいるものの、暑い夏でもあり、熱中症にも気を付けながらの開放でありました。

「6回…」と聞くとコロナ前に比べたら少ないと思いますが、昨日の子供たちが水に親しんでいる姿を見ると、量より質ということを感じました。

ひとりひとりを見れば、水に親しむ姿に余裕が出てきている姿があったり、なんか泳げてきた…という気持ちの中で水泳の楽しさに触れている姿があったり、泳いでいる姿をみて「おっ、進んでいる」という伸びに出会ったり、子供は日々、成長しているのだなぁ…と感じずにはいられませんでした。
   

そのウラには、やはり良いエピソードが隠れていて「家で世界水泳を見せていました。イメージトレーニングかな?」「お風呂でちょっとやらせていました。」「大丈夫だから、顔をつけて、プールでやってみたら?」などなど、おうちの方々の何気ない励ましがあったことを聞き、ご家庭でできる事をしていただき、学校でできる事をやっていく、そのかみ合いの良い状態が、最後のプールでの子供たちの姿だったと思っていました。 

そして、プール監視を快く引き受けていただいたおうちの方々も、毎日、太陽の照り返しの中、40℃越えのプールサイドで子供たちの安全を守っていただいた事に、本当に感謝していた所です。
ありがとうございました。

明日は、二十四節気の「立秋」です。
月立小学校の校庭にも8月に入りトンボが飛んでいて「秋だなぁ」と感じていたところでした。

夏休みも残り2週間となり、夏バテも心配な所です。
やはり、健康が第一です。子供たちの笑顔も、おうちの皆様の笑顔も、地域の皆様の笑顔も、健康があっての笑顔です。
みんなつながり合って、学校を支えていただいていると感じています。

みんなで健康のありがたさを大切にしながら、
これからも月立小学校の子供たちの支えに協力していただければと思います。

7月最終日

今日は7月最終日となります。

夏休みも10日過ぎましたが、泳ぎに来ている子供たちは元気いっぱいで、健康のありがたさを感じていました。

水に潜って「碁石拾い」は、水泳学習の定番です。遊びを通じて、潜れる様になったり、浮き・沈みの体感ができます。
     
子供たち(人間)の怖さは「不安定さ」です。特に頭の位置の揺れに不安を持ちます。マット運動の逆さ運動、鉄棒の回転運動、水泳の足がつかない不安定…本当に経験が大切であると思います。ただ、慣れてしまえば、そこからは上手になっていく姿があります。うまく怖さとつき合いながら、自信を持たせることが大切です。

プールの開放も残り1日です。

お天気になることを祈りながら、子供たちが元気にやって来ることを楽しみにしています。

みんな、待ってるよ!(^^)!

八雲神社 前夜祭

八雲神社の神事・前夜祭にお招きいただきました。
今年は、これまでの前夜祭に加えて、塚沢神楽、婦人部の皆さんによる踊り、関根地区の青年部の夜店等が再開され、1時間ほど、地域の皆様方と楽しい時間を過ごすことができました。
   

高学年が舞う「塚沢神楽」も初めて見ることができました。今回は、伝承している大人の方の「鳥舞」を見ました。
  

そもそも神楽のいきさつを知らないと、舞っている装束・仕草等の意味も分からず、踊ることになります。幼児期や低学年であれば、踊ることを目的にしながら、伝承文化に触れる楽しさを味わえますが、高学年は、その伝承文化の本質に触れる楽しさを味わってほしいものです。

気仙沼地域の小学校であれば、旧水梨小学校の鳥舞をよく耳にしましたが、同じように月立小の塚沢地区にもあり、とても大切な教育教材であると思いました。

そして、婦人会の方々の奉納踊り、青年会の皆さんの夜店がありました。
奉納踊りは、花笠音頭、炭坑節、気仙沼音頭もあり、踊っている婦人会の皆さんの笑顔が印象に残りました。
  

今回は、小学生の姿はありませんでしたが、地域の輪の中に入りながら地域の行事に触れる事が大事であると感じました。学校は地域の一部であり、地域の中で大切に育てられていることを改めて思いました。
 

今宵の月は本当にきれいで、田んぼを渡ってくる涼しい風が吹き抜け、心が潤される時間になりました。


地域の皆様、ありがとうございました✨

市内水泳大会~My Revolution~

今日、市内水泳大会がありました。
市内小学校の代表選手が集まり、自己記録更新=ベストタイムを目指して、泳いでいました。月立小学校も6年生が出場し、見事、ベストタイムを出して泳ぎ切りました。
  

ひとことで言えば、子供たちの頑張りに心動かされました。夏休みに入り担任の先生と練習している場面を思い起こし、ゴーグル越しに見える真剣なまなざしと、その瞳の奥の上達しようという向上心があったからこそ、昨日の自分を乗り越えて、今日のベストタイムにつながったものと感じていました。まさに、My Revolution=自分自身の革命が起きた瞬間です。これからの成長の中で「何とか乗り越えられる…」という自身の支えになる大切な1日になったと思います。

そして、その選手の革命の裏には仲間の存在があり、今の自分にできる事=仲間を応援するという献身的な姿にも心を動かされました。

成長には自己の革命が必要です。子供たちの日々の生活の中で、ちっちゃな革命の積み重ねが成長を生み出し、大会や発表会といステージは大きな成長を生み出す場面にもなります。ただ、革命は成功ばかりではなく、もちろん失敗というリスクを背負うこともあります。その失敗も含めて、次の革命につながる環境作りをするのが、私たち大人の役目だと思っています。学校とご家庭、地域の方々の励ましや応援になりますね。

出場した選手の大切な1日をともに過ごせたことに感謝していました。そして、何よりご家族のお子さんの挑む姿を見守りつつ、でも、気持ちを離さない、寄り添っている姿に触れ、育むことの大切さを改めて感じていました。

何でもひたむきに打ち込んで、努力している姿はやっぱりいいものです。
本当に素敵な場面に感謝しています。
ありがとうございました✨

夏休み前全校集会

早いもので、明日から夏休みとなります。

全校集会では、4月始業式で子供たちに伝えた4つのことの振り返りをしました。
その中でも大切な振り返りが「失敗してもいい」という所です。この振り返りは、全員が手を挙げていました。同じことを先生方にも聞いた所、先生方も全員、手を挙げていました。それを見ていた子供たちは、少し頬をゆるめて「安堵」という気持ちになっていたように思います。
 
ただ、1つだけ失敗しては行けないのが「命」に関わることも伝えました。子供たちはもちろん、ご家族、すべてのみなさんの命が大切です。

そして、夏休みの過ごし方についての話をしました。
今回は、童話「うさぎとかめ」の話と「さぼろう」君、「がんばろう」君の話をしました。子供たちの自立に必要なのは「自分との対話」です。「サボりたい・やりたくない」といった気持ちと上手につき合いながら、「頑張ろう・やってみよう」といった気持ちも大事に、二つの気持ちの行き来をしながら、少しずつひとり立ちができるようになって行きます。ただ、最初はうまく行きませんので、励ましたり、ほっといたりが必要です。
 

家庭での過ごし方についても、大切な命を守ることにつながる「3つの色」についての話をしました。
 
子供たちの「直感」に結びつくお話で、子供たちから「つぶやき」も出ていました。
この「つぶやき」こそが、子供たちの心を揺らしている瞬間です。担当した先生の工夫が、子供たちの心を揺らし、子供たちを「主役」にしていました。

明日から夏休みです。ご家庭と地域の中での体験が子供たちを大きく育てます。
8月24日(木)に、子供たちの沢山の夏休みの思い出話と笑顔に会えることを楽しみにしています。

おかげさまで、無事、夏休みまでたどり着くことが出来たのも、ご家庭・ご家族の皆様の支えがあったこと、そして、地域の皆様方のご協力があってと思っております。

教職員一同、本当に感謝しております。
ありがとうございました。