月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

八瀬の風起こしの会

4年ぶり開催の「八瀬の風起こしの会」に出席しました。

月立地域の自治会長の皆様方と地域の有志の方々、そして菅原市長もお越しいただいてのにぎやかな会となりました。

月立小学校からは、蚕の学習奨励賞、気仙沼市教育功績者表彰受賞の報告をしました。そして、いつも大変お世話になっている地域の皆様へ御礼をさせていただきました。

時間の許す限り、地域の皆様とお話させていただき、その言葉一つ一つから月立小学校に思いを寄せていただいていることを感じてきました。

本当にありがたい限りです。

菅原市長からも、子どもと高齢の皆様が一体となった土地柄で、モデル地域であるとのお話もありました。

タイトルの「風起こし」
風を起こすことって大変と思います。そして、どんな風を起こすかが大事なんだろうとも思いました。

「君子の徳は風なり」という言葉を見つけました。意味は、風が草をなびかせるように、君子はその徳によって人々をなびかせ、教化するとのことです。「徳」の風を起こせば、よい人々が育つことになるのでしょうね。

今、大河ドラマ「どうする家康」でも、徳について語っています。「徳」によって、本当の仁政を行うことを王道、「武力・権謀」によって、借り物の仁政を行うことを覇道と叫んでいました。

さらに、見つけたのが「凧が揚がるときは向かい風」との言葉にも出会いました。追い風よりも、向かい風の方が、場合によって子供たちの力が伸びることもありますね。

地域の方々との交流は、本当に勉強になることばかりでした。以前にも綴りましたが、地域の方々全員が子供たちにとって先生なのだと改めて感じた夜でした。

八瀬の風起こしの実行委員の皆様方、
ありがとうございました。

今月の歌♪ジングルベル♪

今日から12月です。
毎日、朝の放送で今月の歌が流れます。

♪走れそりよ♪風のように♪ ジングルベルです。

曲の中に流れてくるベルや鐘の軽やかな音色は「良いお知らせ!」という意味があり、子供たちの心の中のワクワク感も増してきますね。

そして今宵、夜の体育館ににぎやかな声が響き渡りました。


PTAレクリエーションです。

おうちの方々と一緒に子供たちも集まり、楽しいひとときを過ごしました。

サンタの帽子をかぶり、クリスマスカラーの衣装をまとい、雰囲気そのものにワクワク感がありますね。

レク種目の一つ目は「長縄跳び」です。


子供たちがいつも跳んでいる運動です。デモンストレーションで子供たちが披露し、大人も真似て跳びました。

さすが、大人チーム!上手です!

保育所ちびっ子チームもチャレンジしてみました。

そうしたら…2回!跳びました!!すごいですね。

レク種目二つ目は「ドッヂビー」です。


大人も子供たちも、投げて、逃げて、当たって…とあっという間に時間が過ぎました。

最後は、プレゼントを手にして、楽しいひとときが終わりました。

そして、無事に終えたことが何よりです。

健康こそが宝物で、大切なプレゼントです。

空を見上げると、きらきらと星が瞬き、いい夢が見られそうです。

みなさん、楽しい時間をありがとうございました✨

脱穀

中学年が収穫した大豆などの脱穀をしました。

こだま隊のkazuhiroさんに脱穀の仕方を教えていただいての活動です。

あいにくの小雨模様だったので、ブルーシートで簡易軒先での作業です。

収穫した大豆の束をブルーシートに打ち付けて、鞘から豆を取り出す作業を続けて、豆を拾い集めます。

この後は、食品にするための加工になります。

さて、どんなおいしい食べ物に変身するのか楽しみです✨

そして…

書写の学習をしていた低学年、子供たちの書く文字からも、成長を感じてしまいます。

ひらがながもつ柔らかさ、漢字を始筆~走筆~終筆で書き上げる子供たちの指先を見ただけで、子供たちの頑張りを感じて嬉しくなります。

給食時間は、中学年と一緒に食べました。
コロナ禍の黙食から、和やかな時間の中で子供たちの会話を聞くと、今日の出来事から、給食メニューの話題と、食事時間の大切さを感じました。歯磨きもしっかりしていました。

鹿踊りの練習会もありました。

11月も明日が晦日です。そして師走…1年の早さを感じます。
良い年を迎えるためにも子供たちと1年を振り返って、充実した師走にしたいと思います。

消防署見学&薬物乱用防止教室

中学年の校外学習で、気仙沼消防署に行ってきました。

今年度、少年消防クラブの会員となった中学年の胸にキラリと光るバッチを付けての見学です。

教科書での勉強と実際に見聞きした体験とを結びつけることで、本物の知識として積み上げられる時間です。

帰ってきた中学年の感想発表を聞きましたが、出発前にそれぞれが知りたいことに対して、見学や消防署の方々から聞いてきたことを発表していました。

とても実のある見学だったのだと感じました。

そして、

高学年は薬物乱用防止教室がありました。

気仙沼保健所の武川さんから、薬物の危険性について資料を使って説明を受けました。

最近のニュースで取り上げられている薬物が含まれている「グミ」の話もあり、体に及ぼす怖さを教えていただきました。

知人や友人から誘われて薬物に近付いてしまう事がほとんどで、その「気軽さ」が恐ろしさにつながっているとの話もありました。

最後に、薬物乱用防止が書かれたクリアファイル等をいただきました。

「絶対にやらない」と誓った学習でした。

朝の集会&あすなろコンサート


今朝の集会は、情報モラルについての話です。

キーワードは「信頼」でした。

タブレットの使い方を話題に、子どもたちに正しい扱い方を考えてもらいました。

様々な情報が溢れている社会の中にいる子供たちにとって大切な事は、適切な判断力になります。その判断力を支えるものが正しい知識と道徳観になります。

学校では学習に関係のあるコンテンツを知らせ、学習が進んだ発展的な部分については子供たち一人一人の判断によるコンテンツ選択となります。その判断力を学校と家庭とで養うことで、ネット社会やSNSのトラブルから身を守ることにつながります。

その一番の支えになるのが子供への「信頼」です。

子供を疑うことによる「あ~信じてもらっていないんだ…」よりも、子供を信頼して「信じてもらっていたんだ…」と見守ることが、本当の道徳観を育てるきっかけになります。

いつもながら、子供は大人のコピーではなく、子供の時間を使い、失敗をしながら育ちます。そして、大人になって行きます。

今日の集会の様子を見ていると、担当の先生の話にうなずき、心の中での相づちがあり、真剣に聞いていました。

読み書きそろばんと言われた時代から、タブレットが含まれる現代社会には必須の道具です。

上手に使いこなしていければと思います。

 

そして…

3校時目は、あすなろコンサートでした。

プロの音楽家がボランティアで学校を訪問し、子供たちに生演奏の音楽をプレゼントしていただきました。

今回は、フルート演奏者の芦澤曉男さんとマリンバ演奏者の熊谷昇子さんが来校しました。

フルートの音は小鳥のさえずりと表現されることが多く、柔らかく高いかわいらしい音を響かせ、マリンバの音は木の精がささやき歌っているかのような優しい音色で、自然に囲まれた月立小にお似合いの演奏会となりました。


子供たちも、一曲一曲に心を揺らし、お二人の演奏技術に目を奪われ、芸術の秋を締めくくる時間となりました。

心地よい音楽をありがとうございました✨