月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

蚕の学習発表会

今回の学習参観日は、月立小学校で取り組んでいる蚕の学習発表会でした。

総合的な学習の時間の入り口の学年が3年生で、中学年が蚕の学習に触れ、その学習の学び方を生かして高学年につながって行きます。

そして、今回はこれまでの蚕の学習を月立小学校として受け継ぎ、学校代表として6年生が表彰に行ってきてもらいました。

さらには、5年生が会全体の進行役を務め、低学年が発表を聞いて感想を表現するなど、限られた時間の中で、それぞれが何を伝えようとしたのか、それが伝わったのかを、子供たち一人一人も考える時間になりました。

保護者の皆様からは、八瀬地区で養蚕が盛んであったこと、着物を大事に受け継ぐ方法や、そこには大きな意味があった事なども教えてもらい、大人の皆さんの貴重な経験や思いにも触れることができました。これは学校にとって良い学びの時間であったと思います。

その後の、質問の時間は、答えられたかよりもその質問に何とか答えようとしている子供たちの姿にこそ意味がありました。正解が見えているもの、分からないものもありましたが、今もっている情報と仲間の判断も借りながらの協働活動で、推測と推論の中で答えていた姿が、求めている子供の姿でありました。

あのような子供たちの姿は、昨日、今日で出来るものではありません。
これまでの保護者の皆様と先生方との、子供たちへのaiがあってこそだと感じました。


安心感がある場所だからこそ、子供たちがわいわい相談して、何とかなる!との発表につながったのだと思います。

最後まで、温かい拍手で子供たちの背中を押していただき、ありがとうございました。

そして、蚕の学習を数十年と支えていただいている西城道夫さんと菅原妙子さんには、まだまだ教えていただきたい事も沢山あります。

これからも月立小学校の大切な社会の中の先生としてお願いいたします。

本当にありがとうございました✨

親子ふれあい給食

親子ふれあい給食は、3年ぶりに行われた行事です。

今回は、内科校医の三条雅英先生と歯科校医の菅原恭先生にも、お越しいただいてのふれあい給食になりました。

校医先生には、各種検診で子供たちの様子を診ていただいていますが、今回、ご一緒にいかがですか…とお願いしたところ、コロナ禍明けの子供たちの様子を見ることができる機会に快くお引き受けいただきました。

保護者の皆様も、初めて食べる方も、久しぶりに食べる方も、給食がおいしいとの感想をもらいました。子供たちも、おうちの方と一緒に食べる姿がいつもより楽しそうに見えました。

いつも通り、委員会の担当から給食の献立紹介がありました。今日はサメ肉を使った料理です。

終わりに、校医先生からお話がありました。友達との関わりを大切にして欲しいこと、食事のときに楽しく食べて欲しいこと、このような取り組みも先進的で良いことなど、子供たちへの願いや学校の取り組みへの労いのメッセージもありました。

これからも、健康を大事にできる子供たちを育てて参りたいと思います。

校医の三条先生、菅原先生 ありがとうございました✨

先生方の学びの時間

今日は指導主事訪問の日でした。

月立小学校の子供たちの力を伸ばすためには、先生の授業が子供たちにとって楽しく、面白く、分かることが大切です。そこで、先生も勉強する時間が指導主事訪問です。

中学年の授業を、他の先生方も一緒になって考えて、実践と振り返りをします。

教科は算数です。

今、分数の勉強の真っ最中で、図や数直線等を使って計算ができる意味付けや、それの説明を繰り返して覚えて行きます。

今回、指導主事訪問での振り返りが、これからの1年生から6年生までの授業に生かすことができるように、先生方と一緒に子供たちにとって楽しく、面白く、分かる授業に変化させて行きたいと思います。

鹿踊親子教室閉講式

鹿踊親子教室の閉講式がありました。

高学年の装束を身につけての鹿踊を見る度に「かっこいいなぁ」と思うばかりの1年間でした。

最初の頃の練習を見ていると、大丈夫だろうか…と思う事もありました。ただ、夏が過ぎる頃になると、全体のまとまり感が漂い、芸としての姿が見えてくる嬉しさも感じていました。

日々の積み重ねの大切さを感じます。

一流になるための1万時間の法則がありますが、それには「時間(量)×質」が必要です。質が悪ければ、何をしても上達しないことを語っています。

鹿踊の質を上げているのが「親子教室」と保存会の方が学校に来て教えている場面だと思います。学校での時間×保存会の方との時間=子供たちの格好いい姿(伝統の継承)ですね。

それらの継承活動を支えているのがおうちの方々と思います。

前にも綴りましたが、自分の育った場所の文化を言えることが、ふるさとを愛する気持ちとなってこれから膨らんで行きます。今は、まだ膨らみが小さいですが、何年、何十年と時間と共に大きく膨らみ、いつしか誇りをもって自分の生まれ育ったことを語れる大人になるのだと思います。

本当にうらやましい限りです。

鹿踊保存会の皆様には、本当に感謝しています。
ありがとうございました✨

なんとなくクリスマス

12月に入り、冬休み前の学習のまとめを感じる毎日になってきました。

年が明けると、新しい学年への準備期間の色が濃くなってきます。そう考えると、今、12月から冬休みの振り返りが大切になってきますね。

低学年は、文集作りをしていました。これも1年を振り返っての作文となりますね。どんなことが心に残って書いたのか楽しみです。

中学年は図工をしていました。自分の顔を描いている3年生の描写力のすごさ!いい感じでした。

4年生の心に映っている今を表す作品も、季節感があったり、流行感があったりと面白さを感じました。自由な想像はいいなぁと思いました。

委員会活動では、お掃除をしている姿もありました。


放送室は毎日使っているので、きれいになれば、気持ちよくアナウンスできそうです。

子供たちには、鈴の音が近付いてきているのでしょうか?
楽しみです✨