鹿中 学校生活

今日の鹿折中

校舎内で見つけたもの ①

  
 校舎内にはよく見ると色々なものがあります。生徒や先生を自然と和ませてくれるもの,励ましてくれるもの,考えさせるものなど……。今回は「和ませてくれるもの」をご紹介します。左は,正面玄関の公衆電話機の脇にあるサボテンです。最近,登場しました。真ん中は,生徒昇降口の正面にかなり前からいるもの。名前は「デンバクン」です。放送委員会の生徒が作成し,リクエストなどを受け付けるキャラクターボックスとして活躍しています。右は,ある教室のホワイトボードに書いてある似顔絵。なかなか上手く描けているようです。こんな先生が確かにいますね。

通信機器所有の実態 …ご家庭でもご指導ください

 上の表は生徒が,スマートフォン,携帯電話,タブレット,通信機能付きゲーム機,個人PCなどをどのくらい所持しているかを表しています。この結果から次のように言うことができると思います。
※1 全校生徒の4割はスマホを所持している,携帯と合わせると5割となる
※2 1年生のスマホ所持率は1割程度だが,2・3年生は4~5割である
※3 タブレット3割,ゲーム機8割,PC1割弱であり,通信機能はほとんどの生徒が持っている
※4 LINE等のSNSの利用実態は不明だが,ほとんどの生徒はそれが利用可能な状況にある

 学校では生徒がLINE等でどのようなやりとりをしているのかを把握することが難しい状態です。(基本的に家庭で行っている,プライバシーの問題)ですから,ぜひ保護者にお子様の実態を見ていただきたいと思います。しかし,保護者は我が子のことであっても指導しにくいというのが現実だとお聞きします。(そんなときは買い与えないでください)本校でもLINE等のやりとりで,生徒同士が誹謗中傷されたり,誤解されたり,人間関係が悪化したりする事例が見られ,大変心配な状況です。また,画像の送付や個人情報の流出なども心配です。学校では「携帯・スマホ安全教室」などを実施して指導していますが,保護者の御協力をぜひいただきたい内容です。いじめなどに発展する可能性のある機器ですので,よろしくお願いいたします。賢く,正しい使い方,健康的な使い方をさせましょう。

現代の課題  いじめ・SNS・自死


 とても残念な事件です。誰も幸せにはなれません。先週金曜日,11月9日の朝の職員打合せで,この新聞記事を職員全員で確認しました。この記事を他人事としてとらえずに,想像力を巡らせてイメージ豊かに読み取りたい。そして,私たちの学校で同様なことが起きないために,必要な手立てを実際に打たねばならないと確認しました。
 この不幸なできごとを踏まえ,いじめ,SNS,自死等について,学校と家庭が,それぞれ取り組まなければならないことを,着実に実行していきたいものです。また,生徒会の力を引き出していきたいものです。

生活意識調査


 学校では,全校生徒に対して,毎月,生活意識調査を行っています。個々の生徒が学校生活を,今,どのように感じているか,困りごとはないかなどを把握し,一人一人の理解と改善に努めるものです。
 上は11月7日(水)に実施したアンケート用紙の一部です。いつも,学校生活が楽しいと答える生徒は圧倒的に多いのですが,その理由の1番は「友達」との関わりが楽しいというものです。2番目は「勉強」が分かる,「部活」が楽しい。3番目は「先生」がやさしい,楽しいとなります。結果を待つまでもなく,生徒にとって「友達」の存在は学校生活の明暗を決める大きなポイントだと分かります。そして「勉強」が分かることも,中学校では実に大きなポイントです。逆に考えれば,友達付き合いや,勉強がうまくいかないと,中学校生活は大変な苦痛になるということです。ですから,「いじめ」や「学習不振」などは無視できない,重大な問題です。この問題に学校と家庭で協力して取り組みたいものです。今月は教育相談が予定されていますが,有意義な話し合いをしたいと思います。どうかご協力をお願いします。

学校の紅葉

 朝晩の寒さが一段と強く感じられるようになりました。あの暑い夏のことが,この頃は懐かしく思われます。2学期の教育活動に追われて取り組んでいるうちに,もう後半に入っていることに気付きます。どんな成果が2学期にあがっているのか,これから確かめることになります。11月は教育相談を実施したり,期末テストを実施したりする月です。また,3年生は教育相談で進路希望の決定をします。どの学年の生徒も,勉強面や生活面での自分の進歩を感じれるようになりたいものです。
 校舎中庭の様子をご紹介します。だいぶ色づいてきましたね。3階から見下ろすと,美しい赤が目に飛び込んできます。