鹿中 学校生活

今日の鹿折中

研究授業をやりました(2年音楽)

 
 7月3日(水)には研究授業がありました。2年生の音楽の授業では,学習課題「『サンタルチア』の表現を工夫して歌おう!」の達成を目指して,先生も生徒も一生懸命に頑張りました。授業の成果は「先生の指導力」×「生徒の学習力」×「教材の力」の3項の掛け算です。この日,先生が狙っていたのは,音楽を形作っている要素の中でも「強弱・リズム・旋律」について生徒の認識を深め,これを活用してよい歌唱へと導くことでした。生徒は級友と共に考え,話合い,自己評価をしながら表現を工夫していきました。楽曲のよさや特徴を押さえながら,先生と生徒が共に力を出し合って,よい学習へと頑張っている様子が見られました。
 
 やはり学校の魅力は同級生同士が刺激し合い,協力し合って勉強できる点です。生徒同士のグループワークの質が高いかどうかはとても大事です。しかし,2年生はいつものしっかりとした活動ぶりでした。とても頼もしく感じられた学習力でした。
 
 練習後には,その成果を問うための録音です。(左上)そして,みんなでそれを真剣に聞いています。(右上)先生の自前の録音機材が大活躍でした。
 つぎに,聞いてみてどうだったかを話合って確かめます。しっかり意見が述べられていました。(左下)先生からの意見も聴いて,もう一度グループワークです。
 この授業は録音と自己評価を上手く使って質の高い授業になっていました。やはり,先生が3つの要素を設定したことは有効でしたね。
 

老人介護施設「リーバーサイド春圃」様訪問 1年生

 
 6月28日(金)には,1年生は市内館山の老人介護施設「リバーサード春圃」様を訪問し,校外学習をさせていただきました。(総合的な学習の時間)この学習はリバーサード春圃様にご協力をいただいて毎年行っているものですが,1年生は「社会の課題を学ぶ」学習の一環として,この訪問学習を実施しました。またこれは,気仙沼市の地域包括ケアにおける介護人材育成事業としても実施しているものです。ですから,移動は気仙沼市のバスをお借りしています。
 
 当日は,施設を見学させていただいた後,介護の仕事について講義をお聞きし,介護体験(おむつ)をするといった内容で学習を行いました。リバーサイド春圃の職員の皆様には熱心にご指導をいただき,大変ありがとうございました。心より御礼を申し上げます。生徒は少子高齢社会の現状や課題はもちろん,介護の仕事の意義深さや「やりがい」を十分に感じ取ることができたと思います。
 今後はお礼状を作成する中で,それぞれの学習を内面化していきます。1年生は前回は防災の必要性を学習しました。これ以外にも社会にはたくさんの課題があります。どんな課題があるのかを広く見聞きし,ぜひ調べてほしいものです。このことが今後の学習出発点になるはずです。
 

修学旅行のまとめ 3年生

 
 夏休みが近づいてきていますが,3階の3年生教室の廊下には最近になって修学旅行の写真が貼り出されています。これは震災による被災地支援の一環で生徒一人当たり1,000円分の写真がプレゼントされるため,希望する写真を決めてもらうために貼り出されたものです。毎年,このような支援をしていただき,心から感謝します。この写真を見ながら3年生は5月の修学旅行の思い出を振り返っていることでしょう。写真の向かい側の壁には,修学旅行をテーマにした俳句の創作(国語科学習)や,修学旅行新聞でのまとめ(総合的な学習)が掲示されています。2年生の準備期間から様々な体験をし,自分たちの掲げたテーマの下,規律をもってみんなで楽しむことができた修学旅行でした。せっかくのこの経験をぜひ今後に生かしてほしものですね。そして,思い出を大事にしてほしいものです。
 以下に生徒の俳句を五句ご紹介しましょう。
  浅草を汗かき歩く自主研修(Kさん) 
  春の夜や眠らぬ町と眠れぬ僕(Hくん)
  ディズニーで夜の七時にサングラス(Mさん)
  東京は見るもの全てが虹模様(Hくん)
  颯爽と変わる炎帝はやぶさの窓(Fさん)
 

朝の挨拶運動 今年も頑張っています

 
 朝の挨拶運動,今年も生徒たちは頑張っています。本校の挨拶運動は多様な集団活動で進めているのが特徴です。学級ごとに,委員会ごとに,部活動ごとになどと,様々な集団がこの活動をします。この日の担当は吹奏楽部の皆さんです。朝日のまぶしい,とても清々しい朝,校門付近で挨拶運動のリーダーを務めてくれました。顧問の先生たちも一緒に活動しています。やはり8時少し前くらいが登校のピークの時間帯でしょうか。互いに挨拶を交わしながら,今日一日が気持ちよくスタートしているのです。当番の皆さん,ご苦労様です。
 しかし,もし,このような挨拶運動がなかったらどうなのでしょう。考えてみれば,挨拶運動をしなくても挨拶が爽やかに交わされる学校だったら,もっといいですね。私たちの目指すところはそこかもしれません。挨拶運動は「手段」。目的は自然と明るく挨拶の交わされる学校です。そのようになることをぜひ目指していきましょう。震災直後,鹿折中学校は「笑顔と挨拶」を,自分たちのためにも,社会のためにも大事にしました。その魂を今も求めていきたいものですね。
 

今年も駅伝の時が来ました 積極的に参加を

 
 中学校には駅伝大会があります。そして,今年も駅伝の時が来ました。写真は昨年度の駅伝練習の様子ですが,大勢の生徒が駅伝にチャレンジしました。練習の様子をを見ていると,生徒たちの必死な表情や,大きな声で互いに励まし合う姿など,感動する場面が多くありました。先生たちも教科や学年所属にかかわらず,全員が協力をして校庭に出て指導をしています。
 
 部活動単位で参加するケースもあるのですが,基本的には個人個人の判断で参加するものです。参加申込書を提出していただきますが,自分の意志で参加をお願いします。暑さの中での厳しい活動ですから,心身が健康で,何よりも自分自身のやる気がなければこの活動はできません。練習への参加を希望をするなら,自分の生活習慣や健康管理をしっかりとして体調を万全に整え,覚悟を持って取り組むことが必要です。そんな活動ですから,選手になる,ならないはあまり大きな問題ではなく,これを自分の意志でやり通すこと自体にとても大きな価値があるのです。参加申込は7月12日(金)まで担任に届けてください。保護者のみなさんからも,お子様にぜひ勧めてほしいと思います。夏休みの勲章になると思います。今年も大勢の生徒に皆さんに参加してほしいと思います。
 
 さて,今年の練習は7月22日(月)から始まります。朝7時30分から8時30までの1時間です。練習終了後,各部の部活動が始まることになっています。駅伝大会は9月5日(木)です。心と体が今以上にたくましくなり,主体的な心が育つといいですね。生徒のみなさんの頑張りを期待します。