鹿中 学校生活

今日の鹿折中

中間テスト 頑張りました!

 
 1日だけ予定日を変更して,10月2日(水)には中間テストがありました。ソフト部や吹奏楽部の大会等への参加を考慮して,1日(火)の実施予定を2日(水)に少しだけずらして実施したものです。ソフト部や吹奏楽部の皆さんは試験勉強はできたでしょうか?
 試験時間の教室を見回ってみると,どの教室でも真剣に問題に向き合っている様子が見られました。普段の学習の成果が試されるテストです。さて,今回はどうだったでしょうか。努力に応じた自信がつくことを願っています。また,勉強の面白さが少しずつ分かっていくことできればいいですね。
 
 テストがあることは可愛そうなのか? …どうでしょうか。テストがなくても人は頑張れるのか? …さてどうでしょう。テストには功罪があるかもしれませんが,ぜひ前向きに捉えてほしいですし,この機会を生かしてほしいものです。学ぶことは,自分の可能性を拓くことですし,学びの道を歩むことは自分の人間性を鍛える道でもあります。テストに取り組む生徒の背中は真剣そのものでした。前向きに! これからも前向きに頑張りましょう。
 

生徒会選挙 立会演説会・投票

 
 9月30日(月)の6校時には生徒会選挙立会演説会・投票が行われました。9月の中盤から選挙期間となって,これまで学級訪問や放送による演説,ポスターでの呼びかけなどを継続してきた最後のステップです。
 当日は,立候補者や責任者が少し緊張をした面持ちで支持を呼びかけていました。責任ある態度で,堂々とした演説ぶりだったと思います。どの候補者が当選をしても鹿折中生徒会「鹿峰会」(ろくほうかい)は活性化するなと感じた内容でした。
 
 演説会の後には投票が行われました。選挙管理委員の皆さんの説明や活動によって厳正な投票をすることができていました。3年生の斎藤委員長さんをはじめ,選挙管理委員の皆さんの誠実な活動に感謝します。選挙結果は即日に発表されましたが,これを機に生徒の皆さんの団結を一層図り,一丸となって生徒による学校づくりに取り組んでほしいと思います。
 

鹿折地区土地区画整備事業 竣工式

 
 9月28日(土)には鹿折地区土地区画整備事業「竣工式」が,新しくできた「東みなと町公園」で行われました。これは,被災した鹿折地区中心街の嵩上げと区画整備,関連施設の復旧等を宣言し,お祝いする式典です。大勢のご来賓の皆様がいらっしゃるところで,本校吹奏楽部がファンファーレを演奏し,お祝いの曲目を演奏いたしました。テープカットにはホヤぼーやも参加していたようです。中間テスト前のため,本来は部活動を実施しない期間でしたが,吹奏楽部は鹿折地区の記念行事ということで特例で参加をしたものです。部員の皆さんや顧問の先生の好意に感謝したいと思います。
 
 会場となったのは「東みなと町公園」です。この公園を計画するに当たっては,当時の中学生から意見を聴いて頂き,中学生は提案をしたそうです。その中学生たちは,現在の高校3年生になっているということでした。新しい鹿折地区で人々や子どもたちが集う公園となったことを喜び合いたいと思います。近くには新しい橋が架けられています。この橋が開通すれば,学校まで大型バスが入ってこれるようになると聞いています。もうじきです。来年の修学旅行は学校集合・出発とすることができるようになるかもしれません。鹿折地区の皆さん,おめでとうございました。
 

保健講話「メディアにひそむ危険を知ろう」 田澤雄作先生

 
 本校の生徒のゲームやスマホ等の利用の仕方を調査してみると,全校生徒の3割に依存リスクがあることが分かりました。また,全校生徒の1割はその依存傾向が強く,リスクが高い状態にあることが分かっています。(健康課題④で以前にお知らせしました)そのような現状から,今年の保健講話はメディアとの付き合い方を考える内容を取り上げたのです。
 
 校長先生からは,頑張ろうと思っても頑張り切れない人がいる一方で,しっかりと頑張り続けることができる人がいる,その差は一体何だろうと話されました。校長先生は,これはその人の「生活習慣」が適切なもになっているかどうかの差ではないかという予想が述べられました。その生活習慣の一つが「ゲームやネット」などのメディア利用の習慣です。
 
 講師の田澤雄作先生からはたくさんの実例を挙げてお話をいただきました。先生はゲームはドーパミンのシャワーであり,脳がそれに染められ,マインドコントロール状態になること。そのため,スマホは立派な寄生物であることなど,分かりやすく話されました。また,ゲームやスマホに費やす時間の増大によって,年齢は大人なのに精神が子どものままの人間が出現していることが述べられました。
 
 メディアを適切にコントロールして,人と人との直接的なかかわりを大事にすることが如何に大切か,その根源が家族との会話にあり,食卓は家族の重要な場面であることがお話をされたのです。テレビに気を取られながら,または,スマホを見ながらの食事風景があるのも事実です。ですから,しっかりと受け止めて,気を付けたい内容でした。生徒からは田澤先生にいくつかの質問がされましたが,とても真剣な表情で質問をしていました。生徒の皆さんが自分のメディア利用の問題点に気付き始めたことが伺われる表情でした。
 ぜひ親子でご家庭でのメディア利用の実態を話し合い,健康で頑張れる生活習慣を大事にする生活の仕方を実現してほしいと思います。ゲーム機やスマホに大事な子供たちの精神を奪われないよう,大人は気を付けていきたいものです。
 

車いす体験・高齢者体験 1年生

 
 1年生の総合は「社会にはどのような課題があるのか」を探究します。その学習の一つとして,1学期には防災を学びました。また,高齢者施設を訪問して,少子高齢社会について学びました。2学期にはそのことを更に深めるために,今回は車いす体験と高齢者体験を行いました。今回もリバーサイド春圃様のご協力をいただいての学習です。ご協力,たいへんありがとうございました。
 
 当日はたくさんの車いすと高齢者体験キットをお持ちいただきました。車いすに人を乗せるときの注意事項や車いすでの移動方法などを丁寧にご指導いただきました。段差の乗り越え方,坂の下り方や上り方,止まっているときなど,どの人も知っておきたい内容です。
 
 次に高齢者体験です。目がよく見えない,体を真っすぐに伸ばせない,耳がよく聞こえない,体が重いなどの体験をするために,装具をまず付けました。なぜか生徒はとても楽し気なのですが,実際の高齢者の方々は毎日の生活がこのような状態で行われていることが分かったようでした。交代をしながら,互いにお年寄りの生活感覚を体で理解をしていました。このことを知って,1年生の諸君は今後更に豊かに成長することができるのではないかと思います。楽しく経験させていただいた今回の学習から今後の生き方を考えてほしいと思いました。