鹿中 学校生活

今日の鹿折中

バルーン・アート 玄関でお出迎え

 
 あまり大きくないのですが,生徒昇降口の隣に本校の玄関があります。玄関中央にはこれまで生徒が各種大会でいただいたトロフィーやカップ,盾,写真などが小ケースに入れられて飾られています。そして季節のお花も…。
 その玄関にしばらく前から可愛らしい「きのこ」が出現していたのです。これは用務員の三浦さんの作品。そして,これはバルーン・アートなのです。(風船で作られている作品)三浦さんにお聞きすると,風船を膨らませて形をつくり,マジックで顔を書いて,シールなどを貼って作ったのだそうです。最初はどこかで販売しているものかと思ったのですが,実はお手製の作品なのでした。
 そして,文化祭には新作が登場。下の写真がそれです。ハロウィンバージョンの作品が登場しました。思わず玄関に入ると目を奪われ,楽しませてくれるオブジェです。黒板に書いてある「ようこそ鹿折中学校へ」の言葉のとおり,皆さんを温かくお迎えしています。学校が何か楽しくなるようですね。
 

最後の市内音楽祭 吹奏楽部演奏

 
 少し前のことですが,10月17日(木)には市内小中学校音楽祭が開催されました。以前にお知らせしたように,この音楽祭は今年度で終了となります。今回が最後の音楽祭です。そのためか,各校の演奏はとても素晴らしく,音楽の魅力がいっぱいでした。正しく有終の美です。
 本校は,午後の部に吹奏楽部が出演しました。午後の部は,大谷小・中学校のリードで,会場の皆さまと一緒に歌う「もみじ」の合唱から始まります。
 本校吹奏楽部は午後の3番目の演奏。曲目は「優しいあの子」と「ドラえもん」の2曲でした。音響の整ったホールでの演奏でしたので,いつも以上によく音が響き,わずか10人での演奏とは思えない迫力がありました。今回も素晴らしい演奏をしてくれたと思います。先日は文化祭での演奏も素晴らしいものでしたが,今年度は「いきいき学園文化祭」や「土地区画整備事業竣工式」などにも積極的に出演し,地域に貢献しくれました。協力ありがとう。
 今度は12月のアンサンブルコンテストですね。吹奏楽部のみんなが,これまでの経験の踏まえて更なる成長を果たしていくことを心から期待します。頑張りましょう。
 

台風19号と通学路

 
 台風19号の通過に際しては,日本各地で大きな被害が出てしまいました。被害にあわれた皆様には,心よりお見舞いを申し上げます。
 さて,気仙沼市も非常に危険な状態になったことは皆さんもご存じだと思います。報道でお分かりのように,東中才地区の鹿折川では濁流が護岸を削ってしまい,道路破壊されて片側交互通行になりました。上の写真は本校職員が翌々日に撮影した写真です。川が増水し,非常に強い流れが護岸を削ってしまったようです。鹿折川が氾濫しなくてよかったと思います。
 また,下の写真は学校付近の浪板地区の道路の様子です。ここは1学期にも冠水をした場所でしたが,今回も同様の状態となりました。歩いての登下校は難しい状態です。これ以外にも,学校の近くでは万行沢川が増水してしまい,近隣の商店等は大きな被害を受けたようです。そして,浪板橋から学校側は車の通行ができなくなり,本校の近くは増水の恐れのある場所であることが再度確認される結果となりました。
 ですから,生徒の登下校の際には,このことを踏まえた指導を学校でもご家庭でも行う必要があると思います。また,川の増水・氾濫や土砂崩れなどの危険をよく教えておき,危険を予知した適切な行動がとれるようにさせなければならないと思います。ご家庭でもこのような災害の場合の対処について,ぜひお子様との話題としていただき,日頃からの備えをお願いしたいと思います。
 

文化祭を実施⑤ 当日祭と学級の様子

 
 文化祭の閉会式を終了した後には,後片付けがあります。その片付けが終了すると午後3時からは「当日祭」と言われる生徒会行事があります。昔は後夜祭と言っていたものでしょう。今年度も「逆ミスコン」が行われ,素敵な男女が登場しました。優勝者は1年:小野寺さんと,3年:吉田くんです。吉田君は駅伝のときとは大違いで,どこからこの声が出るのかと思うような素敵な女性でした。
 右側の写真は〇✕ゲームです。勝ち残り者全員が間違って最初からやり直しとなり,大歓声でした。昨年に続き2年:伊藤くんが優勝かと思われましたが,なんと最後には2年:及川君が優勝者となりました。おめでとうござます。
 
 最後はスタンツです。今年は4団体が出場し,ダンスや歌を披露しました。いつ練習をしていたのでしょうか,素晴らしい踊りや歌声でした。楽しませ,盛り上げてくれてありがとう。
 
 閉会に当たって,生徒会長:佐藤君が全校生徒に向かって呼びかけました。ラグビー日本代表が「One Team」を合言葉に一つになって戦い,感動を与えてくれたように,私たち鹿折中もOne Teamになろうというものでした。今回の文化祭でそのことを十分に感じていた生徒たちは佐藤君の言葉をしっかりと受け止めていたようです。
 
 当日祭の終了後は学級ごとの時間です。写真のとおり,生徒の背中が何かを物語っています。学級ごとに美しい円形となっています。生徒は互いに顔を見合いながら,拍手をしていました。先生とともに各学級のこれまでの歩みを確かめて,その価値を見つめていたようです。この文化祭の意味を深めていくのはこれからの学校生活です。そして個人としても再スタートですね。期待します。
 先生たちも生徒と一緒に歩んできました。先生たちにとってもよい文化祭になったと思います。これからの鹿折中学校に期待です。ご来場いただき,拍手をしていただいた皆様,文化祭のためにご支援いただいた保護者(PTA)の皆さま大変ありがとうございました。
 

文化祭を実施④ 合唱コンクール・全校合唱

 
 文化祭ステージ発表の最後には合唱コンクールがありました。各学級ごとに合唱を披露し,その素晴らしさを競うものです。実は,夏休みの前に歌う曲を決め,指揮者や伴奏者を決めて準備をしてきたのです。なぜなら,指揮者が曲を理解し,伴奏者が曲を弾けるようにしないと,2学期に入って練習ができないからです。そんなスタートラインから,様々な過程を経て文化祭当日の合唱がありました。
 
 かつては「学級がまとまらなくて…」といったようなことが嘆かれたりすることもあったのですが,本校の生徒たちはそんなこともなく,どの学級もしっかりと目標をもって練習に取り組み,着実に上達してきたと思います。1年生も,2年生も,3年生もよい練習をしてきました。しかし,それにしても直前の進歩というものは目を見張るものがあります。2~3日前の合唱と文化祭当日の合唱は比べものにならないほど違いました。どの学級も最もよい合唱を当時は披露することができたと思います。賞としては3年生と2年生が共に金賞を受賞しました。どちらも良さがあり,甲乙つけがたいといった感想が聞かれました。
 
 さて,全校合唱です。以前にご紹介しましたが,左下の運動着を着て歌っている写真は前日の最終練習の様子です。この日は互いの声を聴き合いながら,調和のある美しい表現ができるようになることを目指して練習していました。生徒は向かい合って歌い,最終調整をしていました。いよいよ,明日です。そして,下の右の写真は当日の様子です。3年生:石川さんの指揮のもと,全校生徒がこれまでの集大成となる合唱を披露することができました。表現には2年目の成長がありましたね。このような時間を共に過ごせたことも「大切なもの」でした。会場の皆さんからはアンコールの拍手をたくさんいただきました。大変ありがとうございました。