面瀬小学校ニュース(校長ブログ)

総合のまとめ

3月14日金曜日,6年生の3人が校長室に「相談があるのですが・・」とやってきました。話を聞いてみると,「総合で気仙沼市のまちづくりのことを探究し,みなと祭りや伝統的な料理について紹介するポスターを作った。それを海の市に掲示して,海の市に来た人にみなと祭りに参加してもらいたい。参加することで『また行きたい』『また来よう』と思ってもらい気仙沼市に来る観光客を増やしたい。」という内容でした。ポスターをラミネートすることと,海の市に電話でお願いしてから,ポスターを届けるといいのではないかとアドバイスをすると,3人は担任の先生に見守られる中で,早速,海の市に電話をかけました。そして,ありがたいことに海の市に掲示していただけることになりました。子供たちが考えそれを行動できたことは本当にすばらしいです!6年生は,このグループだけでなく,気仙沼や面瀬をよりよくするための行動に取り組んでくれています。小学校での学びがこれからの生活に生きていってほしいと思います!

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ワカメの刈り取り体験

3月7日金曜日,4年生は,地域でワカメの養殖を行っている「松岩尾崎マルセンワカメグループ」の皆様の御支援で,ワカメの刈り取り体験をさせていただきました。11月に種付けし,今回はその収穫です。数㎝だったワカメが今回は2~3メートルに!!子供たちは驚きの声を上げていました。大きく育ったワカメを包丁を使って丁寧に刈り取るなど,海から揚げたばかりの新鮮なワカメを手に取ることができる子供たちは本当に幸せですね!収穫したワカメはお土産に一人一人いただきました。おいしい食べ方も教わり,まさに五感を生かした学びとなりました。

海の環境の変化でワカメの養殖に様々な問題が聞かれる中,本校の子供たちのためにこのような機会をいただいた「松岩尾崎マルセンワカメグループ」の皆様に心から感謝したいと思います。面瀬川の学びが海での学びにつながるこの体験活動。改めて,本校の教育活動は地域の皆様に支えられていることを実感した活動となりました。

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6年生を送る会

3月4日火曜日,6年生を送る会が行われました。最初に委員会の引継ぎが行われ,その後5年生が作ったくす玉を割りました。きれいに割れて大喝采!!各学年からの出し物は,それぞれの思いがこもったものでした。歌やダンスをプレゼントしたり,6年生と対決したり・・。6年生と一緒に踊る学年もあり,笑顔いっぱいの本当に楽しい会となりました。6年生からは,ダンスや出し物の他に卒業式で歌う曲を聴かせてもらいました!

5年生が中心となって企画・運営した6年生を送る会。たくさんお世話になった6年生に感謝の気持ちを表すことができた時間となりました!!

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絵本「ぼくのたんじょうび」

2月13日木曜日,東日本大震災後から子供たちと一緒に絵を描くなど,支援活動を続けている神戸市の造形絵画教室「アトリエ太陽の子」を主宰する中嶋洋子先生が来校し,絵本を寄贈してくださいました。中嶋先生は,東日本大震災後に本校にも支援に訪れ,当時の子供たちと一緒に大きな桜の木を描いてくださいました。今回は絵本をとおして,命の大切さを伝えてくださった中嶋先生です。代表で受け取った図書委員の二人は,自分たちで文章を考え,早速,昼の放送で全校に紹介してくれました。

「図書委員会からのお知らせです。2月13日に面瀬小学校にいらした,神戸でアトリエをしている中嶋洋子さんが,アトリエで教えている子供たちと2年半もかけて作った,絵本「ぼくのたんじょうび」を図書室に置きました。この絵本は,神戸でおきた地震,「阪神淡路大震災」でライフラインがほとんどない中で生まれた子のお話が書かれています。ぜひ読んでみてください。」

様々な人とのつながりが,子供たちを支え,そして育ててくれています。

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文部科学大臣賞をいただきました。

この度,本校の令和5年度の面瀬川での学びが,河川教育助成事業「学校部門」において文部科学大臣賞を受賞しました!前回の国土交通大臣賞に続き,今回は最高賞です!本当に素晴らしいです!

2月15日土曜日,東京で開催された「河川・水教育研究交流会」で,口頭発表,パネルディスカッション,表彰式が行われました。その場で子供たちの生き生きと活動する姿を,全国の皆さんに紹介することができました。

2月21日金曜日には,4年生と5年生の代表児童が三陸新報と面瀬みらい新聞の取材を受けました。子供たちは,面瀬川の生き物のことや川の環境,海とのつながりなど,面瀬川での活動で学んだことを,自分の言葉で一生懸命記者の方に伝えることができました。その様子から,本当によい学びなのだなと実感しました。これからも面瀬川での河川教育を続けていきたいと思います!

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