小泉小日記

小泉小日記

子供たちに元気と希望を!~イルミネーション~

12月18日(日)から国道45号線小泉大橋に面した学校の北側斜面で『小泉の子供たちに「光」で元気と希望を!』のイルミネーションが開始されました。本校PTA(森谷裕一会長)とPTA会長OB有志会(加納保代表)が発起人となり,小泉地区の子供たちに元気と希望をもってもらおうとして企画されたものです。17日(土)には,保護者と子供たちが参加して取り付け作業が行われました。草刈り機で土手の草をかったり,フェンスに電球を丁寧に取り付たりと時間のかかる作業でした。地域の復興工事関係の「五洋・みらい・徳倉特定建設工事企業体」「戸田・淺沼・三浦建設工事合同企業体」と「サンフレッシュ小泉農園」の方々にも,取り付け作業のほか発電機なども提供していただきました。昼間は小泉大橋や防潮堤の復興工事の槌音が鳴り響いていますが,夜になると真っ暗で人気も無くひっそりとします。夜の静寂(しじま)にうかぶイルミネーションは,子供たちの元気な成長と小泉地区の豊かな未来を願うように光り輝いています(2016年12月30日で終了しました)。

オイカワデニム工場を見学しました

  12月9日(金)に3年生が社会科で学区内にある「オイカワデニム」工場を見学しました。有限会社「オイカワデニム」さんは国内外大手ジーンズメーカーやブランドのOEM,「STUDIO ZERO」などの自社ブランドを手がけるジーンズメーカーです。蔵内にある工場までは,スーパーの見学と同様にJR気仙沼線(BRT)を利用しました。工場では,前社長の及川秀子さんに,工場の様子などを説明していただきました。児童らは布地の裁断や専用のミシンによる縫合などの作業の様子に興味津々でした。ミシンで縫合する作業の体験もさせていただきました。また,布地の仕入れや製品の販売などのしくみや,工場で働く皆さんの工夫や願いや努力などについても学ぶことができました。

海の恵みについて調べました

12月9日(金)の3・4校時に5年生の総合「気仙沼の恵みを調べよう」で「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」の皆様をゲストに招いて,食育教室が行われました。この食育教室は今年で3回目となります。3時間目は,同会長の臼井壮太朗さんから遠洋漁業やマグロに関する話を,また歌津町泊浜の漁師髙直哉橋さんからワカメやホタテなどの養殖漁業について説明していただきました。

また,4時間目は,タブレット末端を使って気仙沼の漁業について学びました。先月は蔵内浜でワカメの「種はさみ体験」を行ったり,面瀬小学校で行われた「こども海洋サミットIN東北」で学校代表として発表したりと,海について学ぶことに関心が高い5年生ですが,今回も進んで質問などを行いながら地元のよさを実感していました。

今学期もあと2週間

「知らぬ間に 歩幅広がる 師走かな」  渡辺伝三
昨夜降った雪で,校庭の木々が「プチ雪化粧」となりましたが,午前中にはすっかり溶けてしまいました。昇降口にあるクリスマスツリーのほのかな灯り,書きぞめの墨のにおい,そして学習のまとめなどに励む子供たちの姿に,何かしら心せわしく感じる師走となりました。

さて,市内の学校でインフルエンザに罹患する児童生徒の数が増えてきています。また,感染性胃腸炎についてもまだまだ警戒が必要です。本校ではインフルエンザの罹患者はありませんが,児童には手洗いうがいなどを励行するとともに,外での運動や十分な栄養と睡眠の取得などの指導を行っています。マスクをする児童(予防も含めて)も増えてきました。今学期も残すところ2週間ですが,58名全員が健康で明るく冬休みを迎えてほしいと思います。

書きぞめ練習会はじまる


12月7日(水)から図工室で,放課後の「書きぞめ練習会」がはじまりました。練習会への参加は任意ですが,今回も3~6年生までの30名以上が毛筆と硬筆の練習に励むことになりました。毛筆の課題は「山川」(3年),「日光」(4年),「大成」(5年),「信念」(6年)です。「はらい」「とめ」「おれ」などの基本を大事にしながら,伸び伸びと書けるように上達してほしいと思います。また,硬筆も鉛筆で文字を正しく整えながら,ていねいに書いてほしいと思います。練習会は12月は5回,1月は3回の計8回行う予定です。

サケをとるしごと~2年生活科~

12月5日(月)に2年生の生活科で小泉川サケふ化場の見学を行い,サケの採卵作業などを体験しました。小泉川のサケ漁は古くから地域を代表する産業で,毎年2年生がサケ漁の学習を行っています。今回は小泉川でのサケ網の見学,ふ化場での採卵作業体験,そしてサケ漁で働く人たちに質問などを行いました。採卵作業体験では,サケ増殖組合の方々にサケの卵を取り出し方を教えていただきました。3月には,卵からかえった稚魚の飼育や川への放流を行う予定です。


授業参観日・学校保健委員会開催

12月2日(金)に今年度3回目の授業参観日が行われ,大勢の保護者の皆様にご出席をいただきました。各学級での授業参観後に,集会ホールで学校保健委員会も開催され,「ゲームをやり過ぎるとどうなるの~小児科医からのメッセージ~」の演題で,国立病院機構仙台医療センター小児科医で医学博士の田澤雄作先生よりご講演をいただきました。講演には3年生から6年生の児童も参加し,日頃楽しんでいるゲームムとのつきあい方について学習しました。また,1年と3年は午前中に学年PTA行事も行われ,ゲームなどで楽しみました。

ようこそ!小泉小へ~国際交流会開催~

11月30日(水)に国際交流会が行われました。気仙沼市国際交流会を通じて,ラトビア,イエメン,ロシア,インドネシア,フィリピン,イタリア出身の6名の方々に訪問をいただきました。集会ホールでの開会行事の後,各学級で外国の様子や生活などの話を聞いたり,あいさつのしかたや子どもの遊びなどを体験したりしました。給食も一緒にいただきましたが,宗教によって食べられないものがあることなども教わりました。

伝統を引き継ぐ~鼓笛隊引継式~

 11月29日(火)の1校時に体育館で鼓笛隊引継式が行われました。本校の鼓笛隊は昭和37年(1962年)に設立され今年度で54年目を迎えましたが,これまで運動会や地域の行事等で演奏を続けてきました。式では,初めに正指揮児童(6年)の挨拶の後,今年度最後の演奏が行われました。その後,正指揮,フラッグ隊,打楽器隊の役割を担っていた6年生から,5年生の新担当者に楽器等の引き継ぎを行い,新編成で初めての演奏が行われました。1年生のダンスも最後となり,来年4月より鍵盤ハーモニカへとランクアップします。
 体育館には,運動会での鼓笛隊演奏が描かれた昭和51年(1976年)の卒業制作(版画)が掲示してあります。地域に愛され,学校の自慢である鼓笛隊が末長く続くようにとの願いがこめられている作品です。先輩方の熱い思いと50年以上の伝統を,これからも大切にしていきたいと思います。

海の学習を発表しました~海洋教育「こどもサミットIN東北」~

11月25日(金)に面瀬小学校で海洋教育「こどもサミットIN東北」が開催され,本校代表の5年生児童4名が,学校で行っている海の学習について発表しました。このサミットは,市の海洋教育実践校に指定されている階上小学校や唐桑小学校など市内の幼稚園や小・中・高等学校と,岩手県洋野町の小・中・高等学校の児童生徒が一堂に会し,海洋教育の実践発表を行いながら意見交換し,交流を深めることを目的に開催されました。ポスターセッションでの発表では,全校活動の海に親しむつどいや,各学年で行っている鮭やワカメの学習などで作成したポスターなどを掲示しながら,学校の取組を元気よく発表することができました。また,他の学校の取組などを参観し,海のよさや海とのかかわりの大切さなどを学びながら交流を深めていました。