2023年9月の記事一覧
今日の話題~お蚕さんのおうち・読む活動・外国語~
今日もジリジリとした暑さを感じる日中でした。
そんな中で、赤とんぼが止まっている姿を見つけ、景色は秋、体感は夏で、大人も子どもも体調管理の難しさを感じていました。
これを読んでいる皆様、健康にはご留意下さいね。
さて、先日のお蚕さんの続きです。
繭になるための糸を吐き出したことから、お蚕さんのおうちを準備しました。マンションタイプで、繭を張るためには絶好のお部屋です(^_^)
これからせっせと繭になるための準備が始まります。
1年生は、読む活動をしていました。
詳しくは話せませんが、これからの学校生活の中でご披露することと思います。ご期待ください。
5・6年生は、ALTのショーン先生と英語を聞いて、ジェスチャーで答えを表現する活動をしていました。
ショーン先生が、ある動きを英語で話し、それを聞いた子供たちが、ジェスチャーで答える勉強をしました。
聞く力を鍛えるためには、英語の音に何度も触れることが大切ですね。そして、仲間同士で表現できることも大事です。素直に自分を表現できる雰囲気をいつも子供たちと担任の先生が一緒に地道に作っているからこそ成り立ちますね。日々って大事です。
今日は、読み聞かせで来校した皆さんともお話をさせていただきました。「おじゃっこ飲み」です。とてもよい話を聞かせていただきました。次回以降、紹介させていただきます。
今週の金曜日には、プール納会があります。今年の水泳学習の振り返りと来年に向けての意気込みを話す会です。子供たちがどんな感想を話してくるか楽しみです✨。
おまけ
昨日はクラブ活動がありました。
フットサルをみんなでしました。
さよなら夏の日~最終水泳学習~
子供たちの水しぶきが高く上がっていたプールでの水泳指導も、今日が最終日となりました。
いつものように、プールに渦を巻いて、その後、先週のお休みしていた友達の記録会の続きをしました。
みんなの応援もあって、先週と同じように「よかったよ」という拍手に包まれました。
本当に心優しい子供たちで、先生方の優しさ、おうちの方々の優しさ、地域の方々の優しさが、年月を積み重ねて子供たちの姿になっているのだと思います。
優しい心を芯にしながら、困難な時に役立つしなやかさ、その、しなやかさを育てる大人の関わりの丁寧さが、子供たちのたくましく生きていく力につながります。
そのたくましさを育てるためにも、最後に、特別な練習をしました。
今年の水泳学習が最終ということもあり、面かぶりクロールで泳げる子供たちに、来年につながるブレスプチトレーニングをしました。
短い時間ではありましたが、「コツ」をつかむことの大切さ伝えて締めくくりました。
この続きは、1年後です。
今年、頑張った子供たちの姿を目に焼き付けて
学年がひとつ上がった、来年の姿を楽しみにしています。
おうちの方々には、水泳学習期間中の子供たちの健康管理に心を配っていただき、 改めて感謝しております。
本当にありがとうございました。
おまけ
すいかをごちそうになりました。
月立地区敬老会
心配された台風も過ぎ去り、今日は気持ちの良い青空に恵まれました。
いつもながら、お天気に支えられている月立地区なのだと思います。
来週が「敬老の日」となっていますが、今日は月立地区の長寿のお祝い日で、月立小学校の体育館を会場に開催されました。尾形実行委員長様のあいさつの中で「3年ぶり」とのことで、本当に久しぶりのお祝い事とつくづく思いました。そして、年齢が上がるにつれ必要なのが「きょういく」と「きょうよう」という話もありました。よくよく聞くと、「今日、行く(きょういく)ところ」と「今日、用(きょうよう)事があること」が大事で、動くことを心掛けるという意味でした。隣に「おじゃっこ飲み」に出掛けること、つまり、子供たちと同じようにコミュニケーションと思いました。
昨日、9月9日が「重陽の節句」です。中国では奇数が喜ばしい数字ということで、奇数で一番大きな「9」がゾロ目で並ぶ9月9日が最高の数字として「重陽の節句」となっているとの事です。そして、別名が「菊の節句」で、菊は邪気を払うとのことで、菊を飾ったり、菊酒を飲んだりして長寿をお祝いしているいわれがあります。さらに、庶民では「栗の節句」といわれ、栗ご飯を食べて、秋の収穫をお祝いしました。物事には様々な理由があるのですね。
そう考えると、今日の月立地区の敬老会は最高の日に一番近い日に行われた、おめでたい敬老会だと思いました。
その敬老会に、月立小学校の「鹿踊り」と敬老作文の発表がありました。
アトラクションのオープニングは「鹿踊り」です。鹿頭の衣装をまとっていく子供たちの姿を見ていると、地域の大切な鹿踊りを引き継いでいる継承者になっていることを感じていました。
これまで、脈々と受け継がれてきたのは「一子相伝」のよさを生かしてきたからと感じています。「相伝」は、師弟の信頼関係があり、自分の子どものように可愛がっている相手に対して、文化を引き継いでいく営みです。それを思えば、これからもみんなで守って行かなければならない伝統文化と思います。
敬老作文発表もあり、6年生が代表で読みました。自分のおうちのおじいさん、おばあさんに対して感謝の思いを込めた、心に響く発表になりました。途中、「おひねり」もあり、聞き手の心に響いたからこその場面でありました。
そして、校長のあいさつの場面で、今年、1年生に入学したお子さんの紹介をしました。大人が大勢いる中での体験を積むことも、敬老会に参加している子供たちにとっては経験のひとつとなります。学校だけではなく地域の場面もあって、子供たちの大きな育ちにつながります。本当にあたたかい拍手に包まれた1年生でした。ありがとうございました。
アトラクションでは、それぞれの地区の婦人部の方々の工夫を凝らした出し物で盛り上がりました。
上八瀬下の「コーラス」がありました。面白おかしい流れの中でも、旧月立小学校の校歌と、現在の校歌の披露がありました。突然、「校長先生も…」と言われ、ステージで一緒に歌わせていただきました。
その他にも、塚沢の「花笠音頭」、台の「炭坑節」、関根の「見上げてごらん夜の星を」、上八瀬上の「北国の春」の出し物がありました。以前も紹介した八雲神社の前夜祭での発表も素晴らしかったのですが、今日の発表も、以前にも増して、地域の皆さんの力強さを感じました。
その中でも、上八瀬上のフレイルの予防のための運動が、子供たちの日常運動にもつながる動きがあり、3世代をつなぐ活動や、福祉教育のきっかけになるヒントをもらった時間となりました。
月立小学校は、地域に支えられ、地域に沢山の先生となる方々が存在している、子供たちの育ちをより良くする素材が沢山あります。
これからも、地域の大切な子供たちを、人生の大先輩のみなさまの力をお借りしながら、みんなの笑顔につながる教育活動に取り組んで参ります。
今日は、敬老会にお招きいただき、ありがとうございました。
今後も、どうぞよろしくお願い致します。
今日の話題~お蚕さん・英語でスピーチ~
中学年の総合の学習に、蚕を育てて、繭(まゆ)から生糸をとり、シルククラフト作りができることを学んでいきます。
なかなか蚕を素材にした学習をしている子供たちは少なく、貴重な体験だと思っていました。
歴史をたどれば「シルクロード」と言われるように、絹(シルク)は中国から伝来したもので、江戸時代は中国から輸入していました。それが、明治になると最大に輸出国になるまで、産業として育て上げたのが日本人です。コツコツと技術を積み上げた結果です。あの世界遺産となった「富岡製糸場」も明治5年に操業開始ですから、時代が合いますよね。「お蚕さん」と呼ぶのも納得がいきます。
そのお蚕さんを育てて、日本の産業の技術力の高さにも触れながら学習を進められることは、子供たちにとって知識という大きな財産になります。
月立小の子供たちは、鹿踊りという伝統を身に付け、さらに、蚕を通じた歴史と文化、日本の産業の生い立ちに触れて、日本人のよさを学んでいるのだと思います。
高学年は、英語でスピーチの勉強をしていました。
言葉の発達(覚える)は「聞く」ことから始まります。まねっこです。英語も聞くことから始まり、次に自分の話している音(言葉)を聞くことで、自分の発音や音量、速度を理解します。その学習に効果的なのが「タブレット」ですね。
今回は、友達に自分の話している姿を録画してもらい、自分の姿を見て、友達からの感想を交えての振り返りをしていました。
子供たちにとって、自分の姿って最初は見えにくいものです。それを様々な「もの」と「人」との対話を通じて、自身を見つめる力を育ちます。そして、いつしか「自分の中の自分」を見つめられるように、育てていければと思います。
今日のどちらの話題も「世界」につながる学習で、教室は世界につながっていることを改めて感じました。
これからの勉強が楽しみです。
今日の話題~鹿踊り・低学年の勉強~
今朝は、鹿踊りの練習が体育館でありました。
6年生は練習が始まる前の、下級生への声がけ、練習めあての声がけ、練習が終わってからの片付けをしている姿に、いつもながら感心していました。
そんな中で、6年生に「6年生にどうやってなるんだろうね」問いかけました。明確な答えにはなりませんでしたが「普通になります」との事でした。
その答えは、練習が終わった後の教室にありました。高学年教室では、練習の振り返りと次回の目標を話し合っていました。つまり、事前の段取りがあったのです。そこには、担任の先生のこれまでの働きかけがあって、6年生の姿として見えていたのです。
何でも、今見えている姿の裏を見ないと、本当の姿が見えにくいものなのだと思いました。
3校時目は、低学年の教室で先生方の勉強会です。
算数の授業研究会で、1年生は「わかりやすくせいりしよう」、2年生は「計算のしかたをくふうしよう」に取り組みました。
担任の先生との対話の中で、子供の気付きがあり、先生の問いかけに対する答えがあり、そのやりとりを見ているだけで、学び合っている姿が伝わってきました。
中学年は、国語の学習で机を円にしての話し合いをしていました。
一生懸命な子供たちの姿に出会うと、応援したくなります。
これからも、そんな一生懸命な子供たち探しを楽しみたいです。
ふるさとに誇りをもち
夢と希望に満ちた
心豊かでたくましい 児童の育成
【き】 気持ちよくはたらく子
【だ】 だれにでもやさしい子
【て】 ていねいに学ぶ子
月立小学校 いじめ防止基本方針について掲載します。
気仙沼市 GIGAスクール構想.pdf
気仙沼市 タブレット端末貸与について.pdf