月立小学校の日常を紹介します

2023年5月の記事一覧

総練習が終わって…

今日は真夏を思わせるような暑い1日でした。

今日は総練習でした。
これまで部分練習してきたことを、子供たちと先生方が一緒になって流れを確認する時間でもあり、月立小という学び舎で過ごしているみんなの心を一つにする時間にもなります。そう考えると、総練習がもっている意味は、今年度1年の気持ちを結びつける場所になりますね。
 
 
やはり、練習して上手になっていくの子供たちの姿には自信があり、先生方の丁寧な導きと保護者の方々のご家庭での支えがあっての子供たちの姿であると感じていました。

いよいよ、土曜日がこれまでの練習成果を披露する舞台です。
日曜日に保護者の方々、地域の方々、こだま隊の皆様に整えてもらった校庭、総練習で子供たちと先生方の気持ちを結び、そして、本番で保護者の方々を含めて、月立小を応援して下さる皆様の声援があって、子供たちが主役となった楽しい学校が生み出され、絆が結ばれる運動会になると思います。
本番も楽しみにしたいと思います。

租税教室

気仙沼税務署の方を招いて、5・6年の子供たちが税金の事を知る学習をしました。
社会科には「税金の働き」という学習があります。公共施設の建設と運営等の学習を通して、税金の役割やその使われ方を学んでいきます。その学習を深めるために税務署の方から直接、話を聞く時間になりました。
  
税務署の方の話を聞いての感想は…
「税金の無い世界と無い世界だと、生活がかなり違うので、税金は大切なものだと思いました」
「自分も、みんなも、税金で助け合う社会を作れればと思いました」
という思いをもったようでした。

毎日の買い物の中の税金である「消費税」の使われ方も知った子供たちは、税金の大切さをそれぞれ感じていた様子でした。
身近な公共物にも視野が広がった学習でありました。

負けることも…

昨日は雨模様で、何となく1日どんよりした気分になっていました。
一転、今日はおてんとさまの気分も上々になりつつあり、午後には青空が戻ってきました。
気持ちがいいものです。

それでも午前中は、校庭の状態もユルユルのぬかるみがあったため、体育館での運動会練習となりました。
リレーの走順をそれぞれのチームで決めて、並び方の練習もしました。
 

 

その中で「負けることもある」とのお話がありました。
運動会は紅白に分かれての勝負事ですから「勝つ」こともあれば「負ける」こともあります。子供たちは、その中で「喜び」と「悔しさ」を味わいます。
日曜日の某大河ドラマの中で「大敗は家康に大きな教訓を残す」とのナレーションがありました。
まさに、大敗が家康を強くしたのです。でも、なぜ家康は強くなったのか?そのヒントは「将棋」の世界にありそうです。
将棋には「三つの礼」があります。「①始まりの礼②負けの宣言の礼③終わりの礼」があり、「②負けの宣言の礼」が「参りました」と負けを受け入れて、そこから次の一歩につなげる儀式となります。自分を見つめ直す(内省)=受け入れることから、次の自分づくりが始まるわけですね。
そう思うと、負けて涙ぐむ悔しさをにじみ出している子供たちの気持ちを、大人も一緒に受け入れて、その悔しい気持ちの表し方は間違っていないメッセージはしっかりと伝えたいものです。

運動会は、特別活動と呼ばれる中に含まれています。
その目標に「~自己の生き方についての考えを深め~」とあります。
「勝ち」と「負け」から悩みながら自分の生き方を見つけ出す営みをしているのです。

ただ、一番は大人からの大声援です。応援を受けた子供たちの「よし!いける…」との心の動きが姿に出てくれば、大成功です。
でも…当日までは、さりげない応援をお願いします。大きすぎると「重荷」になりますから…ね。

いつもながら、後片付けも…子供たちに感謝です。
 

PTA早朝草刈り

雨模様が心配されましたが、PTAのみなさんの思いがおてんとうさまに通じたのか、無事に草刈り作業を終える事ができました。

草刈りには、現PTAの保護者の皆様とそのご家族のおじいちゃん、おばあちゃんに加えて、地区会長様や月立小PTAのOBの皆さん、そして、諸行事・活動で、いつも月立小を力強く支えていただいている「こだま隊」の皆さんにもご協力をいただきました。
 
 
校庭トラック内からその周辺まで、たった1時間足らずで子供たちの環境を整えてしまう、その力強さに圧倒された60分でもありました。少人数ながら学校を支えるPTAの皆様は精鋭さを持ち備えた方々で、ここに集まっているのだと強く感じた所でした。そう考えると、少人数である月立小の子供たちも、常に自分事として考える事が多い学校生活から、精鋭さを身につけた大人になっていくのだろうと想像していました。

朝早い時間にもかかわらず、おうちの方と一緒に来ていた子供たちと卒業生もいました。
本当に心強く、誇れる地域に生きる子供たちです。
 
今週末には、運動会があります。
子供たちが楽しく、力強く、輝くことができる環境を整えていただきました。この1週間を大切にして、はじける笑顔で歓声がこだまする運動会になるよう、さらにご協力をいただければと思います。
 

本当にありがとうございました。

運動会に向けて

お天気のよさに後押しされて、子供たちの運動会練習に向かう気持ちも熱くなっています。

今日は開会式入場と綱引きの練習をしました。
入場の様子を見ると、さすがに6年生は威風堂々という言葉があてはまる姿があり、その姿を見ている中学年、低学年も一生懸命に一歩一歩踏み込んでいました。
 
綱引き練習の時には、先生の「お手伝い」をしている中・高学年の姿があり、月立小学校の、人との関わりのよさが現れていた姿であったように思います。
  
子供の、社会性の育ちの始まりは「まねっこ」です。小さい頃、おままごと遊び等の「○○ごっこ遊び」は、子供ひとりで大人の動作や会話を模倣したり、見たものを別なものに見立てて遊んだりして楽しみます。もともと、子供たちは人の動きや言葉のコピーが上手であり、日々の成長の中で「まねび」から「まなび」に変換されていく姿ですね。

月立小学校は下学年と上学年、先生方と子供たちとの関係の距離がほどよく近く、今回の「お手伝い」という場面は、よい行動、行為がコミュニケーションの中で子供たちを感化させ、人間性を良い方向へ導くきっかけになっています。これは、ご家庭でも同じですね。

そして、高学年は担任の先生と打合せをして、運動会を陰で支えています。

子供たちの成長を、日々の学校生活の中で見ることができる幸せを感じた1日でした。

運動会まで1週間となります。子供たちの楽しみに向かっている気持ちを、学校・ご家庭・地域のみなさんで支えていければと思います。