月立小ニュース
募金活動
能登半島地震への募金活動をしました。
東日本大震災を直接経験をした子供たちも大きくなり、次の世代への継承が行われる中、日々、命を守ることの大切さを子供たちと一緒に学んでいます。
今回の地震も大人にとっては人ごとでは無く、一気に記憶と気持ちが13年前に引き戻されてしまっていました。何かお手伝いがあれば…と思っていた所に、高学年の中から募金で応援しようという思いから、今日の活動となりました。
子供たちからの募金とご家庭からの募金も集まり、月立小学校で応援している気持ちを表す事ができ、みんなで能登の皆さんを応援しようということを体験的に学んだ活動にもなりました。
「困ったときは助け合おうよ」という気持ちがあれば、友達が困っていれば行動に移すことの出来る子供たちが育ちます。
本当に高学年の皆さんを尊敬し、おうちの皆さんに感謝した募金活動となりました。
ありがとうございました。
小正月
今日は小正月です。
月立小学校の大柱に添えられた繭玉飾りが柔らかな雰囲気を作り出して、少なくなりつつある昔から伝わる大切な習わしが継承されている学校であり、他にはない景色であると思います。
1年生は時計の学習をしていました。
担任の先生から「5とばしで、5、10、15…」と、時計の何分の扱いについて言葉に出しながら勉強していました。
今日は小正月で小豆粥を食べたりします。例えば、お正月の準備で小豆をより分ける時に、数え方で「に、し、ろ、や、と…」と生活の中に数の遊びがあって、その家庭の中の算数と教室の中の算数が混じり合って、身に付いて日常の中で活用出来る様になっていました。
小学校算数は家庭生活との関連が密着していますので、低学年はもちろん高学年であっても意図して「させてみる」ことも大切です。
中学校に行くと頭の中での作業が多くなりますので、小学校のゆとりの時間がある時に多くの体験的学習の積み重ねが考え方のもとになっていきます。
その体験的な学習をしていたのが3年生でした。
校舎内を歩きながら消火器や消火栓の場所となぜ、そこにあるのかなどを考えていました。ここでも、きまりや法則を見つけ出す学習が始まれば自主的な学習になっていきます。
月立小の子供たちと一緒に、学ぶことのおもしろさを感じる授業づくりをこれからも目指していきたいと思います。
新月地区新年交歓会
新月公民館で、新月地区の自治会、各種団体の皆様との新年交歓会に参加しました。
月立小学校も、新月公民館を中心とした様々な地域団体の皆様方にご協力をいただいており、日々のご支援への御礼も込めながらの時間となりました。
当日は、国・県の議員の皆様方も来賓として参加して、新月地域のよさを話していました。
座席周りの方々との話では「(来賓として呼ばれて)月立小学校の学芸会(こだまステージ)は最高でした。あんなに子供たちが目を輝かせている学芸会は初めてです!」とのお褒めの言葉をいただき、嬉しい気持ちの中でひとときを過ごしました。
それもこれも、伝統の中で子供たちと先生方、そして保護者の皆様の支えがあっての今年度のこだステとだったと思っています。
今年もみなさんと力を合わせて、子供たちの目が輝きと笑みがこぼれる月立小学校づくりにご協力下さい✨
新月公民館、そして新月地区の皆さま、
今年もよろしくお願いいたします。
1週間
冬休み後の1週間が終わりました。
少しずつの学校リズムで動き始めて、子供たちと先生方との良い雰囲気の流れの中での活動が始まっていました。
朝、早く登校している中学年の姿を見つけ教室に入ると、宿題の提出かごを用意し、登校してくる友達に「おはよう」と声を掛けて、一日をスタートしていました。進んで行う事って大切だなぁと思いました。
月立小学校が求める「心豊かで」につながる姿で、一人一人が成長していることを新年になって感じています。
教室の中でも下の学年に「じゃあ、私が教える?」と、必ず相手の気持ちを確かめて行動に移している姿がありました。
伝え~答えて~伝えるという伝え合いの繰り返しがあり、そこにも成長を感じていました。学年が上がれば、自分で学習に取り組む姿に移り、学校全体で成長していることを感じています。
一人一人の成長も大事ですが、休み時間は「大谷選手グローブ」でのボールコミュニケーションをしてる姿があり、高学年が相手になりながら、遊んでいました。
幸先のよい雰囲気です。
今後も、学校と保護者の皆様と地域の方々にもお手伝いいただきながら、子供たちの次へ進もうとする背中を支え、後押しをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします✨
避難訓練
毎月11日は防災を考える日です。
朝の会でショート訓練の予告を行い、心構えをした上での訓練です。
平時に適切な行動を覚えることで、いざという時の行動の精度が高まります。
緊急地震速報が聞こえた瞬間に、机の下に潜り込み、机の脚を押さえてジッと待ちます。
先生方は避難経路を確保した上で、次の避難に二次避難に向けての準備をします。
「指さし確認」というものがあります。どんなに確認しても見落としたり、勘違いなどのヒューマンエラーが必ずあります。それを防ぐためには確認行為である目と声と指さしという多重確認が有効で、命を預かる仕事では必ず使われます。
先生方も自然に行っている場面もあり、子供たちと一緒にいざに備えている避難訓練でした。
自然災害は必ず来るものとの考えの中で、かけがえのない命を守ることに全力を尽くす心構えを確認した時間でした。そして、これからも正しく怖がることを大切にしていきたいと思います。
おまけ
平時の子供たちは、いつも通りの表情と会話が聞こえ、いつもの時間が流れている幸せを感じていました。
安心できる場所が、安心して学べる時間につながっていることをつくづく感じました。
ふるさとに誇りをもち
夢と希望に満ちた
心豊かでたくましい 児童の育成
【き】 気持ちよくはたらく子
【だ】 だれにでもやさしい子
【て】 ていねいに学ぶ子
月立小学校 いじめ防止基本方針について掲載します。
気仙沼市 GIGAスクール構想.pdf
気仙沼市 タブレット端末貸与について.pdf