月立小学校の日常を紹介します

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養蚕を学ぶ(3)

3・4年生の総合的な学習で養蚕体験をしています。
今日は講師先生を招いて3回目の学習です。

 

子供たちが育ててきた蚕の何頭かは、無事に繭を作り始めています。

 

講師先生がもってきてくださった繭を、触らせていただきました。

 

その繭を切ってみると、中で蚕の幼虫はどうなっているのでしょう?

 

さなぎになっていました。このさなぎが羽化すると成虫になって繭を破って出てきます。
もう一方の小さい塊は、幼虫の頭だった部分がいらなくなり、取れたものなのだそうです。

 

この繭一つからこれだけの糸が取れます。
その長さは、800mから1kmにもなるのだそうです!

 

繭一つ分の糸を手に取って確かめます。
優しい手触りでとても軽いです。

 

さて、自分たちが育てた蚕の繭も調べてみます。
さわってみると、まだ繭ができたてなので、とても柔らかいです。

 

完成していない繭ですが、学習のために一つだけ切って中を見てみましょう。

 

なんと、中の蚕はまださなぎになっておらず、幼虫のままでした。

 

子供たちは引き続き蚕の世話をしていき、順次、繭の数を増やしていく予定です。