鹿中 学校生活

2019年12月の記事一覧

学習相談日 真剣な学習ぶりでした

 
 期末テスト前の11月18日(月)は「学習相談日」として放課後の勉強会が実施されました。この日から期末テスト前のため部活動がストップとなりました。放課後,生徒は自分が勉強したい教科の教室に行って自学自習します。そして,先生や友達に分からないところを質問して解決しています。短時間の学習ですが,互いによい刺激を受けています。テスト勉強は孤独な戦いとなりがちですが,同級生に相談したり,一緒にやったりすると何とか頑張れるような気持ちになるものです。テスト前だけでなく,普段からこのような学習会をもっと実施したいのですが,中学校は様々な行事が重なり,日程をなかなかとりづいらいのです。それにしても,鹿折中の生徒の学習ぶりは堅実です。取組の差はあるものの,みな真剣に学習し,よく取り組んでいるのは素晴しいです。生徒たちの授業の様子を見ても一生懸命です。ぜひテストで良い成績を収めさせたいと感じました。しっかり復習をし,テストでは満足する成績をとってほしいものです。
 

チャレンジしてみよう!  英検・漢検・数検

 
 教室に行くと英語検定の実施と申込みについてのチラシが掲示されていました。1次試験が1月25日に行われる検定への呼びかけです。また,生徒昇降口には英検だけでなく,漢検・数検の実施日を示すポスターも掲示されていました。
 これからも実施されますが,既に漢字検定は文化祭前の10月18日に実施しました。また,数検も先月の11月16日に行われ,生徒がそれぞれの希望する検定にチャレンジしています。前向きな姿勢でした。
 
 2階廊下の掲示板を見ると,先日の数検の問題が紹介されていました。5級の問題らしいのですが,生徒諸君は見ていたでしょうか。担当の先生は問題を紹介することで,検定の具体的な内容を知らせ,進んでチャレンジができるようになってほしいと考えているのでしょう。検定は授業の延長上にあるものです。そして,何より全国的な学力水準を踏まえた自分の能力の証明にもなるものです。学習のついでに楽しみにしながら検定が受検できるようになるといいですね。自分から進んでやったものはその人の力になるものです。これらの検定でも鹿中生のチャレンジを期待します。
 

研究授業実施② 2年道徳

 
 なんと2年生は,3時間目も引き続き研究授業です。今度は担任の先生による「道徳」の授業。教室で先生や黒板に向かって学ぶ授業になりました。2時間目の「音楽」のように学習のゴールが具体的に見えたり聞こえたりするものではなく,生徒の心や頭の中に何某かのまとまりを生み出さなくてはならない授業です。抽象的になるので指導の難しい内容です。教科等の多様性を感じさせられました。今回の授業のねらいは「勤労を通して社会に貢献しようとする態度を育てる」ことです。指導する道徳的な価値項目は「勤労」「思いやり」「感謝」などです。
 
 道徳の学習では読み物資料を使うことが多いのですが,今日は先生が生徒たちの学校で働いている様子を映像で紹介したようです。そして資料「震災の中で」を前半と後半に分けて範読し,生徒に考えをもたせるように進めました。作者が感じた「働くことの素晴らしさとはどのようなことだろうか」というのが,今日の中心となる問いかけでした。
 
 生徒は学習の流れにそって自分の考えをそれぞれがもち,グループでも考えを交流して,最終的に自分の意見をしっかりとワークシートにまとめていました。先生は板書でそれを確認をしながら,今日の目標を達成すべく授業を進めています。この日の生徒の意見は「誰かのために役立つことは素晴しいことだ」といったものが多く,先生のねらいに少しずつ近づいていく様子が確かに見られました。
 
 放課後には2時間目の「音楽」と合せて教師の検討会です。参観した先生たちの意見を集約・整理し,授業の捉えをみんなで確認して,今後の指導の指針を掴むことができました。教師の側もよりよい授業のための研鑽を集団思考で行っていました。道徳の授業が一層充実するきっかけになりそうです。