鹿中 学校生活

今日の鹿折中

期末テストが終わりました 1・2年生

  
 今週の11月26日(月)・27(火)は1・2年生の期末テストでした。きっと,その前の3連休はテスト勉強を頑張っていたものと思われます。さて,テストの結果はどうだったでしょうか。頑張った分だけの成果が出ているとよいのですが……。1年生の教室を覗くと,黒板には先生からの注意事項や激励の言葉がありました。中学校に入学した後に,もう何回かテストを受験したので,受験態度もだいぶ板についてきたように思います。そういえば先々週は,始業前の学習室で担任の先生と数学を勉強していた人たちもいましたね。大丈夫,やればやるほど勉強が分かるようになるはず。そうなるまで意地を張って勉強し続けることです。やはり日頃のステップ・ノートでの家庭学習が大事だとも気付いたでしょう。この経験をいかして,これからもしっかりと,楽しく勉強しましょう。1・2年生の今後に期待します。

マインツ大学(ドイツ)齋藤武彦教授の科学講話をお聞きしました

 
 
 11月28日(水)の6校時に科学講話を実施しました。2・3年生を対象として,マインツ大学(ドイツ)の齋藤武彦教授にご来校いただき,宇宙を中心とした科学のお話をしていただきました。また,先生のこれまでの人生のお話や,気仙沼の子どもたちへの希望などのお話もしていただきました。ユーモアと知性に溢れる,先生の熱いお話に生徒はみんな引き込まれてしまいました。楽しく,刺激的な時間を過ごしたようです。コーディネーターを務めていただいた木村絵里奈先生(理科担当)にも感謝したいと思います。
 講話の中でこんなお話がありました。…「地球人は宇宙に住んでいるから,みんな宇宙人。そして,みんなクオーク(最小の粒子)でできている。違いはない。それなのに,文化や宗教の違う国の人々同士が争っている。戦争をしたり,迫害を受けたりしている。本当は地球上のどこにも国境は見えない。あると思っているだけだ。君たちは世界をもっと知ることが大事だ。いろんな人たちを知り,いろんな考え方を知ることが大切だ。世界に出てはばたこう。」…こんな内容です。科学の世界のお話から,哲学にまで発展したお話,そのお話を聞く生徒の横顔は真剣で素敵でした。

「心の授業」(ストレス対処講座)を行いました 

 
 先週の11月19日(月)と20日(火)にはスクールカウンセラーの國政友子先生による「心の授業」を各学級ごとに行いました。これは毎年実施しているものです。
 始めに先生からは以下の説明がありました。ストレスへの対処法には,①親や先生に相談する,聞いてもらう,②友だちに話をする,聞いてもらう,③自分へのおまじないの言葉を使う,④リラクゼーションをする(深呼吸やストレッチ),⑤歌う,好きな曲を聴く,スポーツをする,思いっきり泣く…などがあること。また,やってはいけないことは「人を傷つける」「自分を傷つける」「物を壊す」ことです…とも説明されました。その後,畳に寝転んで「漸進性弛緩法」(体を緩めることで心が元気になるリラックス法)を実際に試しました。
 人生にはストレスはつきものです。その発散のために,誰かの悪口を言ったり,誰かを攻撃したりしてはいけませんね。ストレスを自らコントロールすることが大切です。自分流のストレス対処法をぜひ身につけてほしいと思います。

ペア・スピーチに取り組んでいます 朝の学級活動

 
 
 案外,生徒同士の人間関係ができていないのではないか…担任の先生のそんな反省から,ある学級では朝の活動でペア・スピーチに取り組み始めました。そのついでに,話すスキル・聞くスキルを身に付けさせたいという先生の企みでした。そして,他の学級でも同じような取組が行われています。(ルール)①30秒で最近の出来事を話そう。②スピーチの中で必ず接続詞を使おう。(ポイント)①会話の一文を短く話そう。②論理的に話そう。(今週の接続詞)「そして」…こんな内容の張紙が教室に見られます。楽しく話し,楽しく聞いて,互いの人間関係を育むだけでなく,言葉の力をつけようとしているのです。これは,特に指示を受けて始まった取組ではありません。担任の先生の思いとアイディアが生かされています。生徒は楽しそうです。いい結果が表れることを期待します。

地域でも活躍しています 浪板虎舞 

  
 生徒たちは地域でも活動し活躍しています。一例をご紹介します。上の写真は宮城県指定無形民族文化財に登録されている「浪板虎舞」の様子です。これは,先日,鹿折小学校で「海洋教育こどもサミット」が開かれた折に,アトラクションとして虎舞を披露したときの写真です。浪板虎舞は航海の安全を祈願するものです。この日は,本校3年生と2年生がこの公演の実施に協力しました。素晴らしい笛の音を奏でて会場を盛り上げました。学校だけでなく,生徒たちは地域でも貴重な人材として活動しています。また,地域の大人と一緒に活動することで,様々な勉強をさせてもらい,地域の一員としての自覚をはぐくんでいます。地域の皆様,どうか今後も生徒たちを温かくご指導ください。よろしくお願いいたします。