鹿中 学校生活

今日の鹿折中

絆募金 尼崎市立園田東中学校から届きました

 
 3月11日(月)に兵庫県尼崎市立園田東中学校からお二人の先生にご来校いただきました。当日はあいにく振替休業日であり,「みやぎ鎮魂の日」でもあったので,鹿折中生の学校生活の様子を見ていただくことはできませんでした。しかし,本校生徒の学校生活の様子などをお伝えして,生徒が頑張っていることをご説明しました。
 今回,お二人の先生は,園田東中学校の生徒会で3.11被災地を応援するためにおこなった「絆募金」の収益金をわざわざ届けにきてくださったのでした。学校の最寄り駅である,阪急神戸線の園田駅で,生徒会の皆さんが,被災地を励ますために募金活動をしたのだそうです。募金の御礼にチューリップの球根も差し上げたそうです。お陰で市民の皆様から温かいお志をたくさん頂戴したということでした。また,義援金とともに生徒会の皆さんからは色紙も頂戴しました。色紙では「今回の絆募金で私たちは被災地と一つになれたと思います。これからも共に頑張っていきましょう」と伝えていただきました。
 遠路おいでいただき,このようなお励ましをいただき,厚く御礼を申し上げます。園田東中学校の皆様,大変ありがとうございました。(園田東中学校の皆様からは以前にも義援金を頂戴しています。また,交流などもさせていただき,お励ましいただいてきました。)

美しいフォーム! 特別清掃

 
 
 少し不謹慎な表現なのですが,正しく「美しいフォーム」の清掃光景です。特別清掃の日は時間が普段より延長されるので,清掃時にかける音楽が異なります。今日はいつもと違うなと思って清掃の様子を見てみると,本気で頑張っている清掃活動をあちこちで見ることができました。みんなが一心に取り組む清掃活動,とても素晴らしい光景だったのです。やる気はフォーム(形)に出るものですね。手を伸ばして拭き掃除をしていたり,後ろ姿が何かを語っていたりと素晴らしい生徒たちでした。この日は古くなった清掃用具も廃棄することになっていました。また,清掃後には用具の清掃も丁寧に行っていました。一生懸命に働いて校舎を美しくしてくれてありがとう。
 

鹿メモ? それって何?

 
 本校には「鹿メモ」というメモ帳があります。いったいこれは何かなと思われるでしょう。実はこれは,生徒が各自で明日の授業予定などをメモする小さなノートのことなのです。「鹿メモ」…不思議なネーミングですね。「初代鹿メモ」は上の写真です。A6サイズの小さなノートに,「鹿メモ」「鹿マーク」「絆」と書かれたシールが貼られています。これは震災時に千葉県の勝田台中,兵庫県の園田東中,園田中,武庫中からいただいた義援金を使って,全校生徒にノートを配布したのがきっかけだったそうです。今の2年生が入学したときまではこれを使っていました。現在は在庫がなくなったので,各自が自分で小さなノートを用意して使っています。(下の写真)基本的に明日の授業予定をメモするものですが,自由に色々なことを書き込んでスケジュール管理しているのです。自分で予定を管理するためにメモすることは重要な能力です。中学生にはこれを工夫をさせることが大切だと思います。なかには付箋紙を使って教科を並びを変えて使っている生徒もいます。「いちいち書かなくても,並び替えるだけなので,このほうが便利です」と,その生徒は話していました。どう使うか楽しみです。
 

ボトルキャップ集め ご協力に感謝します

 
 
 3月8日(金)の朝,今年度の締めくくりとなるボトルキャップ集めの集計作業がありました。どうやって重さを量っているのだろうと以前から疑問に思っていましたが,生徒に聞くと保健室の体重計で簡単に量れるということで,あっさりと納得してしました。しかし,集計結果を見ると,前回まではダントツで2年生が多かったのですが,何と今回の計量では1年生が一気に2年生を上回る結果となりました。競争ではないのですが,組織票(?)というか,ご家庭でのご協力があってのことだと思います。なぜなら,生徒が下校していったなと思って見ていると,その生徒がまた校舎に戻ってくることがあるのです。しかも,ボトルキャップがたくさん入った袋をもって。きっとご家庭の皆さんに生徒がお声がけをして,ご協力をお願いしているのだと思います。もしかしたら,生徒以上に保護者の皆様が熱心にキャップを集めてくださっているのかもしれませんね。生徒の活動にお力添えをいただき,大変ありがとうございます。お陰様で,微力ですが,社会に役立つ活動ができました。生徒たちも頑張っています。今後ともよろしくお願いします。
 

感謝の気持ちをオリジナル合唱曲で

 
 卒業に際して感謝の気持ちを合唱曲で伝えよう。その曲は,自分たちが歌詞を作り,音楽担当の佐藤先生に曲をつけてもらい,卒業式で歌おう。そんな企画が3学期になって聞こえてきました。オリジナルの合唱曲なんて,そう簡単に作れるものではありません。歌詞だって,曲だって。作れたとしても,人に感動を与えられるレベルの曲になるのかどうか? そして,だいたい,いつその曲を歌えるようにする練習をするのか? 最初はこんな難しいことが実現できるのかどうか疑問でした。
 しかし,国語科の学習の一環で生徒が歌詞を考え,担当の先生の協力でなんとか完成させました。そして,音楽担当の先生が歌詞を見ながら曲のイメージをふくらませて,短期間に曲を創ってしまいました。その後,生徒は練習を一生懸命に行い,この曲が卒業式に間に合いました。
 最初は下級生にこの曲を感謝の言葉とともに披露しました。(卒業式前日,上の左の写真)そして,卒業式当日は,保護者の皆様に対して披露しました。(上の右の写真)どうやらこれで生徒の思いは完結できたようです。曲名は「ひかり」です。校歌の一節に「光り輝く中学校」とあるのがヒントになっているのだそうです。その他にも歌詞に込められた思いがあるということでした。いつまでも歌ってほしい合唱曲になりました。  録音をお聞きください→ ひかり(32kbps).mp3