鹿中 学校生活

今日の鹿折中

陸上大会練習への参加者50名超

 
 50人が一斉に走り出すと校庭には,土煙が上がります。圧巻な場面です。
 
 地区中総体陸上競技大会が近づいてきました。今年は6月13日(木)に一関陸上競技場で開催されることになっています。本校では毎年参加希望者を募り,自発的に生徒がこの大会に参加しています。今年も大勢の生徒が参加の名乗りを上げてくれました。なんと全校101名の生徒のうち53名もの生徒が希望をしてくれました。みんなでこの大会を頑張るぞといった気持ちが代々生徒に受け継がれているようです。競技力の問題ではありません。その前向きな気持ちが嬉しいですね。そして,サポートメンバーとしての活躍もありがたいです。
 
 昨年のことを思い出します。昨年の今頃も校庭は復旧工事の真っ最中でした。ですから,東中才の仮設グランウンドにバスで移動して練習をしていました。今年は写真のとおり,広い校庭をみんなで使って楽しく練習ができています。幸いよい天気も続いているようです。普段の各部活動の垣根を越えて,みんなが一緒になって取り組めるのも魅力なのでしょう。とても前向きな練習風景です。期間が短いですから,疲れをためず,怪我をしないように練習に励んでほしいと思います。また,みんなで声を掛け合ってアドバイスをしながら練習したいものですね。
 
 8日(土)には,一関市で開かれる「中体連陸上教室」に大勢の生徒が参加することになっています。参加予定の生徒のご家庭には既にプリントでお知らせしていますが,ご協力をどうかよろしくお願いいたします。→「陸上教室」は天候悪化のため中止となりました(6/7・13:30)
 

生徒たちによる学級づくり

 
 昨日ご紹介した学級には,また別の目を惹くものがありました。上の写真です。どやら学級目標が決定したのですね。「極限的結戦 ~自分たちの極限の力を出し友達と団結してカベに向かって戦え~」というものらしいのです。「なんと斬新な学級目標!」と思いましたが,これが生徒にとっては,イマドキの表現なのかもと思ったのです。そして,これを教室に清書して掲示するためにどのように書くかも検討され,提案されているのです。工夫のある表現が企画されているように思います。これが完成して掲示されるのが楽しみです。表現力や企画力のある学級ですね。
 さて,下は別の学級の壁に貼ってあったものです。生徒たちは学級内でレク的な行事を行ったようですね。担任の先生に聞くと,ストップウオッチを使ったお楽しみ的な行事だったのだそうです。名付けて「第1回ギネス大会」です。上位の成績の生徒にメダルが渡され,写真をとり,その結果が掲示されていたのでした。みんなで楽しむ活動だったのですね。
 生徒たちの学校生活は,やはり生徒たちが作り出すものです。試行錯誤や工夫があり,時には個性がぶつかって対立や反目があり,それを乗り越えてよりよい集団になっていくもののようです。各学級の歩みを楽しみに見ていきましょう。生徒会のテーマも決まりました。こちらも楽しみです。
 

班活動・係活動 学級生活の基本です

 
 どの教室にも,生徒の班活動や係活動の所属や役割分担が掲示されているものです。保護者の皆さんの中学校時代も同様だったのではないでしょうか?小学校にはありましたが,高校の頃はどうだったかと考えると,あまり記憶がありませんね。中学校では,この班活動や係活動が学級生活の基本です。この活動から,自分の役割や責任を果たすこと,みんなで助け合うこと,協力して問題解決をすること,そのためにしっかり話合うことなどを学びます。これによって,一人一人に居場所のある集団が徐々にできていきます。
 ある学級の側面の壁には,左上のような掲示物がありました。一番上の段には,係や班所属,2段目には各種の通信,3段目には話合いで使った付箋紙,4段目には話合いのテーマが書かれていました。とてもよくできています。
 この学級では,一つの班が一つの係を担当する方式です。驚いたのは,班の役割の中に,班長,清掃長,特殊任務長,学習長,清掃長といった個別の役割分担があることでした。これは昔はなかったなと思いながら見ていると,各班の「◎◎長」同士が集まって話合いをしているのです。(右下の写真)例えば清掃長は「各班の掃除の取組」について,班長は「クラス全体をみたとき,よいこと,わるいこと」について,それぞれ現状→課題→解決策を話合っているのでした。1年生ながら,うーん,なかなかやるなと思って見ました。このような活動をとおして中学生は少しずつ成長していきます。ご家庭でも,お子様にどんな活動・仕事をしているのか尋ねてみてください。きっとお子様のやる気につながると思います。
 

雨の日も 「あいさつ運動」

 
 本校の登校坂にこの立派な看板があることはご存じだと思います。あいさつを代々生徒会が大事にしてきたことを表すものです。この看板に恥じないあいさつを学校生活のなかでやっていきたいものです。
 さて,現在の本校では年間を通じてあいさつ運動をしています。毎日ではないのですが,色々なグループであいさつ運動の当番となって,朝の校内にあいさつを響かせています。これも特色です。学級別,部活動別,委員会別,部活動別などの当番があります。晴れているときは,冬でも校門付近にこの集団が現れるのですが,雨が降ったときは昇降口です。この日は生憎の雨模様でしたが,1年1組の男子生徒が当番を務めてくれました。あいさつで生徒同士がつながり合い,気持ちのいい学校生活ができるといいですね。そして,校内だけでなく,家庭でも,地域でもこれを実践してほしいです。生徒の皆さん,中学生の「かっこいい」あいさつをしましょうね。食事の時も「いただきます」をしっかりとね。
 

大きなホワイトボードがありました! 家庭学習

 
 1年生の教室に行ってみると,なんだか大きなホワートボード(WB)が後の出入口のところにあったのです。こんなに大きいWBがあったかなあと思って,その中身を見てみると,3人の生徒のチャレンジノート(家庭学習ノート)のコピーが貼ってあり,コメントが書いてありました。これで家庭学習を生徒に工夫させ,効果的な学習の仕方を身に付けさせようとしているのでした。3人の生徒の良さが説明されています。先生が書いたものでしょうか?生徒たちが書いたものでしょうか?それぞれの良さが紹介されています。
 時折「勉強の仕方が分からない」といって自分で勉強をしようとしない生徒がいます。そして,保護者もそのことを鵜呑みにして勉強の仕方を教えてくださいということがあります。しかし,勉強の仕方というのは「勉強するから分かるようになる」ものではないでしょうか?このことをを絶対に身に付けよう,覚えようと思って自分で工夫をするから,自分の勉強方法が身に付いてくるものだと考えてはどうでしょう。もちろん,級友の勉強の仕方はとても参考になります。まず,自分のやり方でやってみることです。そこがスタートラインです。そこから工夫が生まれてくるのです。